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英語表現1の範囲と論理・表現1の学習内容・定期テスト対策

英語表現1の範囲と論理・表現1の学習内容・定期テスト対策

高校の「英語表現1」は、新学習指導要領において「論理・表現1」へと移行しており、学習する文法単元は5文型・時制・助動詞・準動詞・関係詞・比較・仮定法まで高校英文法の基幹全域を含みます。

話す・書くといった発信活動を主軸に据えつつ、定期考査では教科書の基本例文と付属ワークの文法規則・整序問題・英作文から大半が出題されます。

英語表現1と論理・表現1の範囲の違いと位置づけ

高校英語のカリキュラムにおいて、旧課程の「英語表現Ⅰ」は2022年度入学者より順次施行された新学習指導要領で「論理・表現Ⅰ」へと改編されました。

名称は変更されましたが、授業や定期テストで扱われる基礎文法項目の範囲は実質的に同一であり、学校現場や学習指導の場でも「英語表現1の範囲」と「論理・表現1の範囲」は同じ学習領域を指しています。

新課程における高校英語は、大きく2つの柱で構成されています。まとまった英文の読解や聞き取りを中心に据えた「英語コミュニケーション(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)」と、自分の意見や論理的な思考を英語で発信する「論理・表現(Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ)」です。

英語コミュニケーションがインプット中心であるのに対し、論理・表現1はアウトプット(話す・書く)と、それを支える文法体系の習得を専門的に扱います。

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科目名主な学習目標授業・考査の主軸高校1年次の単位数目安
Logic and Expression I(論理・表現Ⅰ)論理的な構成で意見を話す・書く力の育成文法構造の理解、整序問題、例文暗記、パラグラフ英作文2単位
English Communication I(英語コミュニケーションⅠ)多様な話題の英文を正確に読み取り聞き取る力の育成長文読解、本文内容把握、語彙、リスニング3単位

したがって、「英語表現1の範囲を調べたい」という状況は、「論理・表現1の教科書や付属文法ワークで扱われる学習範囲」を把握することで過不足なく対応できます。

具体的な科目の特徴や学習手順は高校「論理・表現」の勉強法と定期テスト対策で詳しく解説しています。

次の疑問新課程での科目の位置づけやコミュニケーション英語との違いを整理したいときは、高校英語の論理・表現の内容と対策を参考にしてみてください。

英語表現1(論理・表現1)の年間文法単元一覧

高校1年次に履修する英語表現1(論理・表現1)の年間学習範囲は、中学校で習った文法項目の総整理から始まり、英語の文構造を把握するための主要な文法単元をほぼ網羅します。教科書によって配列の順序に若干の差はありますが、文型から仮定法に至る標準的な学習項目は共通しています。

学習単元主要な文法項目学習の到達目標とポイント
文の構造・5文型SV, SVC, SVO, SVOO, SVOC動詞の語法と補語(C)・目的語(O)の判別
時制現在形、過去形、進行形、完了形(現在・過去・未来完了)完了形の3用法(完了・結果・継続・経験)の使い分け
助動詞can, may, must, should, 助動詞 + have + 過去分詞確信度の違いや過去の推測・後悔の表現
受動態基本形、第4文型・第5文型の受動態、群動詞の受動態能動態からの書き換えと前置詞の選択
不定詞名詞的用法、形容詞的用法、副詞的用法、SVO + to 不定詞意味上の主語、原形不定詞、完了不定詞
動名詞動名詞の基本用法、動名詞と不定詞の意味の違い目的語に動名詞のみを取る動詞、慣用表現
分詞・分詞構文限定用法・叙述用法、現在分詞と過去分詞の使い分け、分詞構文修飾される名詞との能動・受動関係、接続詞の省略
関係詞関係代名詞、関係副詞、非制限用法、複合関係詞先行詞の種類、主格・所有格・目的格の識別、what の用法
比較原級比較、比較級、最上級、比較を用いた慣用構文比較対象の並列、the + 比較級, the + 比較級
仮定法仮定法過去、仮定法過去完了、I wish, as if, without事実と反する仮定、直説法との時制のズレの理解

これらの文法単元は、単に空所補充ができるだけでなく、指定された文法構造を用いて正しい英作文が作れるレベルまで習得することが求められます。

文法学習と並行して基礎語彙を固めたいときは高1 英単語一覧が役立ちます。

時期別定期テスト出題範囲目安チェックリスト

高校の年間カリキュラムにおける標準的な定期テストの出題範囲モデルです。2期制(前期・後期)の場合は、中間考査と期末考査の範囲を統合した進度になります。

1学期中間考査(5月中旬〜下旬)

1学期期末考査(6月下旬〜7月上旬)

2学期中間考査(10月中旬)

2学期期末考査(11月下旬〜12月上旬)

学年末考査(2月下旬〜3月上旬)

定期テスト出題範囲の年間推移
1学期中間基本5文型、時制(現在・過去・進行・現在完了)
1学期期末過去完了・未来完了、助動詞、受動態
2学期中間不定詞(3用法・構文)、動名詞(意味上の主語等)
2学期期末分詞・分詞構文、関係代名詞(what含む)
学年末考査関係副詞、関係詞非制限用法、比較、1年総復習

高1の定期テストごとに扱われる標準的な文法単元の流れです。

範囲表を紛失したときの進度予測と頻出大問パターン

テスト直前に学校配布の範囲表を紛失してしまった場合は、授業で扱った教科書の最新ページと、付属問題集の指定該当ページを照らし合わせることで出題範囲を正確に推測できます。高校の定期テストは、試験初日の約1週間前までに授業で解説を終えた単元までが出題対象となるのが原則です。

教科書と問題集の対応関係の確認

多くの学校では、教科書1章(1レッスン)につき、副教材の文法問題集・準拠ワークが2〜4ページ割り当てられています。授業ノートで最後に板書を取った文法項目が「関係代名詞」であれば、前回の定期テスト終了直後の単元から「関係代名詞」の章末問題までが今回の試験範囲となります。

定期テストで出題される頻出大問パターン

問題形式配点目安出題の意図と解法のコツ
空所補充・記号選択15〜20点時制の一致、助動詞の選択、前置詞の正しい語法
語句整序(並び替え)25〜30点文型と修飾関係の把握。文の動詞を最初に特定する
誤文訂正・下線部訂正10〜15点三人称単数の s、分詞の能動・受動、関係詞の格の誤り発見
条件付き和文英訳20〜25点指定語句を用いた教科書基本例文の変形英作文
自由英作文・表現記述15〜20点与えられたテーマに対する30〜50語程度の意見論述

得点の半分以上は「語句整序」と「条件付き和文英訳」が占めます。この2つの形式は、教科書に載っている太字の基本例文をそのまま、あるいは主語や時制を少し変えて出題されるケースが極めて多いため、例文暗記が最も有効な対策となります。

高校「英語表現I」の学習範囲のイメージ

定期考査で高得点を取る勉強手順4ステップ

限られた試験勉強時間の中で英語表現1の点数を最大化するための標準的な学習手順です。文法理屈の理解から演習への移行を段階的に進めます。

ステップ1:教科書の基本例文(ターゲット例文)の構造把握

まずは各レッスンの導入部に掲載されているターゲット例文のSVOC構造を分析します。修飾語句(M)を括弧でくくり、どの単語が主語でどれが本動詞かを明確にします。文法構造を理解していない英文を丸暗記しようとしても、単語の並び替え問題でミスを誘発します。

ステップ2:基本例文の和文英訳トレーニング

英語を見て日本語訳が言える状態になったら、次は日本語訳だけを見て、自力で英文をノートに書き出す練習を行います。冠詞(a / an / the)の抜け、名詞の単数・複数、動詞の過去形・三人称単数現在形の -s など、細部まで正確に書けるかセルフチェックを行います。

ステップ3:付属ワーク・準拠問題集の2周反復

学校で配布されている準拠ワークや文法問題集を解きます。1周目で間違えた問題には必ずチェックを付け、解答解説を読んだ後、翌日以降に間違えた問題だけを再度解き直します。定期テストの文法小問や整序問題の7割以上は、この付属教材の数値や単語を一部変えた類題から出題されます。

ステップ4:論述・自由英作文の型を用意する

大問の最後に配置される自由英作文では、減点されない英文を書くことが最優先です。難しい単語や慣れない複雑な構文を使おうとせず、自分が確実に綴りと語法を把握している基礎単語を用いて、簡潔な2〜3文で構成します。

定期考査対策の4ステップ
1例文の構造把握

ターゲット例文のSVOC構造を分析し修飾語句を括る

2和文英訳練習

日本語訳から英文を書き出し冠詞や語尾のミスを確認

3問題集の2周反復

付属ワークを解き翌日以降に間違えた問題だけ解き直す

4自由英作文の準備

減点されないよう確実に知る基礎単語で2〜3文を用意

基本構造の把握から問題演習、英作文の準備へと段階的に進めます。

次の疑問英語表現だけでなく高校英語全体のテスト対策手順を整理したいときは、高校生の定期テスト英語の勉強法が役立ちます。

英作文・スピーチで使える論理表現テンプレート

論理・表現1の大きな特徴は、自分の意見を筋道立てて述べるパラグラフライティングやスピーチ課題の評価が含まれる点です。英語の論理展開には一定の型(フォーマット)が存在し、これに当てはめて書くことで文法的な破綻を防ぎ、高得点を獲得できます。

意見提示の基本構成:OREO型

英語のエッセイやスピーチでは、「主張(Opinion)→ 理由(Reason)→ 具体例(Example)→ 再主張(Opinion)」の流れを守ることが基本ルールです。

役割定型表現(テンプレート)例文と日本語訳
意見(Opinion)I agree with the idea that ...
In my opinion, ...
In my opinion, school uniforms are necessary.
(私の意見では、制服は必要です。)
理由(Reason)First of all, ...
The main reason is that ...
The main reason is that they save time every morning.
(主な理由は、毎朝の時間を節約できるからです。)
具体例(Example)For example, ...
For instance, ...
For example, students do not need to choose clothes.
(例えば、生徒は服を選ぶ必要がありません。)
再主張(Opinion)Therefore, I believe that ...
For these reasons, ...
Therefore, I believe that uniforms are beneficial.
(それゆえ、制服は有益であると私は信じます。)

定期テストの自由英作文で「制服の是非」「朝読書の利点」「スマートフォンの使用規則」などのテーマが出題された場合でも、上記の定型表現に教科書で習った文法(関係詞や比較構文など)を1文組み込むことで、採点基準を満たす文章を素早く完成させることができます。

発表や意見提示で使える実践的な言い回しはスピーチ・プレゼンの英会話フレーズにまとまっています。

大学入試への直結性と直前の赤点回避対策

高校1年次の英語表現1で履修する文法項目は、高校英文法全体の約70〜80%を占めています。高校2年・3年の「論理・表現Ⅱ・Ⅲ」では、1年次で学んだ文法を基礎として、より長大なディベートやプレゼンテーション、複数学術文の要約へと発展します。

共通テスト・個別入試・英検との関連

大学入学共通テストでは直接的な文法独立問題は出題されませんが、長文読解の正読スピードを支えるのは論理・表現1で学ぶ文構造の正確な把握力です。

また、国公立大学の二次試験や私立大学の個別入試で出題される和文英訳・整序問題・自由英作文は、まさにこの科目で習得する文法規則がそのまま問われます。

英検(準2級・2級)のライティング試験においても、論理・表現1の授業で扱う論理構成テンプレートが直結します。

試験前夜・時間がないときの赤点回避チェックリスト

試験直前で全範囲の復習が間に合わない場合は、以下の2点だけに勉強範囲を絞り込みます。

難問や長文英作文を白紙にしたとしても、基本例文とA問題の文法小問を確実に拾うことで、平均点付近〜赤点(30点未満)の回避ラインには確実に届きます。

直前の赤点回避チェックリスト

試験直前に時間がないときは2点に絞って確実に得点を拾います。

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理解度チェック

Q1. 新課程における「論理・表現1」の主な学習目標は何ですか?

  1. 長文読解とリスニングの力のみを伸ばす
  2. 多様な話題の英文を正確に読み取り聞き取る
  3. 論理的な構成で意見を話す・書く力の育成
  4. 高校3年間で学ぶすべての英文法の完全暗記
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正解: C. 論理的な構成で意見を話す・書く力の育成
本文の表によると、論理・表現1の主な学習目標は「論理的な構成で意見を話す・書く力の育成」とされています。

Q2. 「OREO型」で具体例(Example)を述べる表現は?

  1. The main reason is that ...
  2. In my opinion, ...
  3. Therefore, I believe that ...
  4. For example, ...
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正解: D. For example, ...
本文の論理表現テンプレートにおいて、具体例(Example)の定型表現として「For example, ...」が挙げられています。

Q3. テスト範囲表を紛失した場合の出題範囲の推測基準は何ですか?

  1. 試験当日の朝までに授業で板書した単元まで
  2. 試験初日の約1週間前までに解説を終えた単元まで
  3. 付属問題集の発展問題まで解き終えた単元まで
  4. 前学期の期末考査で出題された最後の単元まで
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正解: B. 試験初日の約1週間前までに解説を終えた単元まで
高校の定期テストは、試験初日の約1週間前までに授業で解説を終えた単元までが出題対象となるのが原則と書かれています。

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よくある質問

Q. 英語表現1と論理・表現1は同じ科目ですか?
はい、実質的に同一の学習領域です。2022年度からの新学習指導要領で旧課程の「英語表現Ⅰ」が「論理・表現Ⅰ」へ改編されました。文法範囲やテスト対策の内容はそのまま引き継がれています。
Q. テスト範囲表を紛失したらどこを勉強すべきですか?
前回のテスト終了直後の単元から、直前の授業で扱った教科書・ノートの最新単元までが範囲です。特に教科書の基本例文と付属ワークの基本問題(A問題)を最優先で解き進めてください。
Q. 英語コミュニケーションとどちらを優先して勉強すべき?
短時間で点数が伸びやすいのは英語表現(論理・表現)です。文法規則と教科書例文の暗記が直接点数に反映されるため、直前対策の費用対効果が高い科目といえます。
Q. 高校1年の英語表現で最もつまずきやすい単元は?
2学期以降に学習する「関係詞」「分詞構文」「仮定法」の3単元です。中学生までの英語と異なり修飾関係が複雑になるため、文の骨格(SVOC)を分析する練習が必要です。
Q. 自由英作文でスペルに自信がない単語はどうすべき?
無理に使わず、知っている簡単な単語で別の表現に言い換えてください。減点方式の採点が多いため、難解な表現よりも文法的にミスのない簡潔な短文を書くことが鉄則です。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部