モチタン辞典 › 読みもの › 英検 › 英検スピーキングテストアプリ

英検スピーキングテストアプリの選び方と受検手順
英検スピーキングテストアプリは、4級・5級の公式本番受検用アプリと、3級〜準1級の二次試験(面接)練習用アプリの2種類に明確に分かれます。4級・5級は一次試験のIDを使って自宅のスマートフォンから受験期間1年以内に実施し、合否には影響しません。
一方、3級以上はAI採点や模擬面接機能を備えた対策アプリを用いて、対面面接やコンピューター受検の応答力を一人で鍛える学習用途となります。
目的別クイック診断チャート
検索語「英検スピーキングテストアプリ」を探している場合、目的によって選ぶべきツールが大きく異なります。まずはご自身の状況が次のどちらに該当するか確認してください。
A:4級・5級の「公式テスト」をこれから受ける方
- 英検4級または5級の一次試験をすでに申し込んでいる、または受験した
- 検定料に含まれているスピーキングテストを自宅のスマートフォンで受検したい
- ログイン方法や録音のトラブルを事前に解消したい
この場合は、日本英語検定協会が配信している公式受検専用アプリを導入してください。練習用ではなく、本番の解答を録音して送信するためのシステムです。
B:3級〜準1級の「二次試験(面接)」の対策をしたい方
- 一次試験に合格した、または合格を見越してスピーキング練習を始めたい
- 対面やオンラインでの練習は緊張するため、一人で面接シミュレーションを行いたい
- 発音や文法を機械判定で採点してもらい、解答の型を身につけたい
- 英検S-CBTのスピーキングテスト対策としてPCやスマホで話す練習をしたい
この場合は、民間の学習用スピーキング対策アプリを選択します。公式テスト受検アプリには3級以上の機能は備わっていません。
A: 4級・5級公式テスト
- 一次試験申込済みで受検料込み
- 自宅スマホで解答録音・送信
- 公式受検専用アプリを導入
B: 3級〜準1級二次対策
- 面接やS-CBTのスピーキング対策
- 機械判定採点や型を身につける
- 民間の学習用アプリを選択
受検目的や対象級に応じて導入すべきアプリの種類を比較できます。
公式4級5級アプリの受検手順
英検4級および5級の公式スピーキングテストは、一次試験の申込者全員が追加料金なしで受検できます。実施の流れと基本規則は以下の通りです。
基本仕様と合格判定の仕組み
| 項目 | 公式仕様 | 留意点 |
|---|---|---|
| 対応級 | 4級・5級 | 3級以上の受検機能はありません |
| 受検期限 | 一次試験受検から1年間 | 期限を過ぎると受検権利が失効します |
| 対応OS | iOS・Android | 各アプリストアから無料で導入可能 |
| 合否判定 | CSEスコアで個別判定 | 一次試験自体の合否には影響しません |
テスト結果は級認定とは別に判定され、仮にスピーキングテストを受けなかったり基準に届かなかったりしても、一次試験の合格資格が取り消されることはありません。
アプリ受検の操作手順
- 端末のアプリストアで公式の受検アプリを検索してインストールします。
- 一次試験の受検票または個人成績表に記載された英検IDとパスワードを入力してログインします。
- 画面の指示に従い、マイクの接続確認と音声テストを実施します。
- サンプル問題で録音と再生の流れを確認し、本番テストを開始します。
- 全問の回答音声が終了したら、送信完了画面が表示されるまでアプリを閉じずに待ちます。
ストアで公式受検アプリを検索し導入
英検IDとパスワードを入力
指示に従いマイク接続と音声をテスト
サンプルで録音確認し本番テストへ
送信完了画面が出るまでアプリを維持
アプリのインストールから解答送信完了までの5つの手順です。
受験する級に迷っている場合は、英検4級と5級の違いと難易度を確認しておくと安心です。
次の疑問本番前に出題形式や具体的な解答の流れを把握したい方は、英検4級スピーキングテストの対策手順を確認しておくと安心です。
4級5級アプリのトラブル対処法
アプリストアのレビューでは、ログインや録音時の不具合に関する問い合わせが多く見られます。自宅で受検する前に、以下のチェックリストを確認してください。
ログインができないときの確認項目
- 英検ID(数字)とパスワードの英数字が大文字・小文字を含めて正確に入力されているか
- 一次試験申し込み時の電話番号や生年月日などの認証情報と一致しているか
- 一次試験の受検日から1年の有効期間を過ぎていないか
マイクが反応しない・録音できないときの確認項目
- 端末本体の「設定」メニューで、アプリに対するマイクアクセスの許可が「オン」になっているか
- スマートフォンのケースや保護フィルムがマイク穴を塞いでいないか
- 有線または無線のイヤホンマイクを使用している場合、接続が途切れていないか(本体内蔵マイクの直接使用が推奨されます)
途中で通信が切れると再ログインが必要になる場合があるため、家庭内の安定したWi-Fi環境下で、バッテリー残量が十分にある状態で開始してください。
- 英検ID・PWの英数字大文字小文字正確に入力されているか確認
- 生年月日等の認証情報一次試験申込時の情報と一致
- 受検日から1年の有効期間内か期限を過ぎると失効
- 本体設定のマイク許可がオンかアプリへのアクセスを確認
- ケース等がマイク穴を塞いでないか本体内蔵マイクの使用推奨
- 安定したWi-Fiとバッテリー残量通信切断による再ログインを防ぐ
受検前にログイン情報やマイク設定、通信環境を確認できます。
3級以上向け対策アプリの比較
3級以上の二次試験は対面面接、または英検S-CBTでの吹き込み式テストとなります。面接特有の流れや即答力を鍛えるための代表的な機能構成を比較します。
表は横にスクロールできます →
| アプリタイプ | 主な機能 | 向いている受験者 | 無料枠の範囲 |
|---|---|---|---|
| 総合演習型 | 面接シミュレーション・AI発音採点 | 3級〜準1級の全般演習 | 一部ステージのみ無料 |
| 単機能・問題集型 | 過去問読み上げ・発音録音機能 | 問題形式の確認と音読練習 | 基礎機能は原則無料 |
| 会話学習型 | キーフレーズ反復・自由発話判定 | 日常表現と即答力の底上げ | 1日あたりの回数制限あり |
二次試験対策では、イラストの状況説明や、社会的な話題に対する自身の意見陳述が求められます。自分の受検級の形式に対応した出題が収録されているか確認することが大切です。

受検級別のアプリ選び方チャート
級によって面接で問われる課題形式が異なります。目標級に応じた着眼点をもとにアプリを選びましょう。
3級・準2級を受験する場合
音読問題、イラスト描写問題、個人的な質問への回答が中心となります。質問を聞き取って主語と動詞を正しく揃えて答える反復練習ができるアプリが適しています。
- 質問文の音声が明瞭に再生されること
- 過去形の疑問文に対し because などの接続詞を使って答えるドリルがあること
- 対面面接の入退室マナーをアニメーションや動画で確認できること
2級・準1級を受験する場合
社会性の高いトピックについて、3コマのイラスト展開説明や、2つの理由を添えた意見陳述が求められます。長めの発話を論理的に組み立てる練習が必要です。
- 準備時間(20秒〜1分)のタイマーカウント機能が付いていること
- 発話内容の語彙・文法の誤りを自動判定・文字起こししてくれること
- 多様な社会問題(環境、テクノロジー、教育など)のトピックを多数収録していること
3級・準2級向け
- 質問音声が明瞭に再生される
- becauseなど接続詞を使うドリル
- 入退室マナーの動画やアニメ解説
2級・準1級向け
- 20秒〜1分のタイマー機能
- 語彙や文法の自動判定・文字起こし
- 多様な社会問題トピックを多数収録
出題形式に合わせて選ぶべきアプリの機能ポイントを整理できます。
4級の形式に特化した練習を行いたい場合は、英検4級スピーキングテスト対策が役立ちます。
無料プランと有料課金の違い
スピーキングアプリの多くは無料ダウンロードが可能ですが、利用できる機能の範囲に違いがあります。
| 利用形態 | 利用可能な主な範囲 | 費用感 |
|---|---|---|
| 完全無料型 | 定型フレーズの音読、基礎的な模擬問題数回分 | 0円 |
| 無料体験・制限枠 | 1日1レッスン、または初期の診断テストのみ | 0円(期間・回数制限) |
| 月額課金型 | 無制限の模擬面接、AIによる発音・文法添削 | 月額数千円程度 |
一次試験終了から二次試験本番までの準備期間は約2〜4週間です。短期間のみ集中して対策する場合は、有料プランの無料体験期間を活用するか、1ヶ月のみ課金して本番直前のシミュレーション回数を確保する方法が合理的です。
面接の型を身につける反復練習法
面接試験で高得点を取るためには、質問に対して場当たり的に答えるのではなく、論理的な回答パターンを型として身につける必要があります。アプリの録音機能や反復練習機能を活用して、以下の型を口頭で瞬時に組み立てる練習を行ってください。
基本の意見表明テンプレート(3級・準2級)
I agree with this idea because it is very convenient for students.
(学生にとって非常に便利であるため、私はこの考えに賛成です。)
I do not think so. It costs too much money to do that.
(そうは思いません。それをするにはお金がかかりすぎます。)
理由を2点述べるテンプレート(2級・準1級)
2級以上では、自身の見解に加えて2つの独立した視点から理由を展開します。
I believe that more people will work remotely in the future.
(将来、より多くの人々がリモートで働くようになると私は考えています。)
First, it saves a lot of time on commuting.
(第1に、通勤にかかる多くの時間を節約できます。)
Second, companies can reduce their office costs significantly.
(第2に、企業はオフィスコストを大幅に削減できます。)
アプリで練習する際は、回答を頭の中で作文するだけでなく、実際に声に出してタイマー内に収める練習を最低3回は繰り返してください。
英検S-CBT受検へのアプリ活用
コンピューターを使って1日で4技能を測定する英検S-CBTでは、スピーキングテストは面接官との対面ではなく、ヘッドセットを装着して画面に向かって音声を吹き込む形式で行われます。
S-CBTとアプリ学習の親和性
- 画面に向かって話す慣れ:対面と異なり面接官の相づちがないため、画面のメーターやタイマーを見ながら話し続ける練習が必須です。アプリの録音演習はこの環境の再現に適しています。
- 周囲の雑音への適応:S-CBT会場では他の受験者の声が聞こえます。アプリ学習時も無音の部屋だけでなく、一定の生活音がある環境で明瞭に発話する練習をしておくと動揺を防げます。
- 明瞭な発音とマイク入力:機械による音声認識採点に対応するため、小さすぎる声や不明瞭な発音を避け、マイクに対して適切な音量で吹き込む感覚をアプリの自動判定で養うことができます。
相づちがない画面のタイマーを見ながら話す
生活音がある環境で動揺せず明瞭に発話する
機械認識に対応する適切な音量と発音を養う
吹き込み式テスト特有の環境にアプリ学習で適応できる理由です。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 公式4級・5級スピーキングテストの受検期限はいつまでですか。
- 一次試験の受検から1年間
- 一次試験の結果発表から半年間
- アプリを導入してから30日間
- 一次試験の申し込みから2年間
答えを見る
正解: A. 一次試験の受検から1年間
本文の表に、公式4級・5級アプリの受検期限は「一次試験受検から1年間」と記載されています。
Q2. 公式4級・5級アプリで録音できない場合の確認事項はどれですか。
- 外付けスピーカーを接続しているか
- 端末設定でマイクアクセスが許可されているか
- 画面の明るさが最大になっているか
- Bluetoothが常にオンになっているか
答えを見る
正解: B. 端末設定でマイクアクセスが許可されているか
端末本体の設定メニューで、アプリに対するマイクアクセスの許可がオンになっているかを確認するよう記載されています。
Q3. 2級・準1級向けとして紹介されている意見表明の表現はどれですか。
- I agree because it is convenient.
- I do not think so.
- I believe that more people will work...
- It costs too much money to do that.
答えを見る
正解: C. I believe that more people will work...
2級・準1級のテンプレートとして「I believe that more people will work remotely...」が紹介されています。
英語を話す練習なら、会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
よくある質問
- Q. 4級5級のテストは必須ですか
- 必須ではありません。受検しなくても一次試験の合格資格が消えることはありませんが、追加料金なしで受検できるためスピーキング力の確認として受けることが推奨されます。
- Q. 無料アプリだけで合格できますか
- 3級や準2級であれば、無料アプリでの音読練習と出題形式の確認で十分対応可能です。2級以上で自由発話の添削を多く行いたい場合は有料機能の活用も検討してください。
- Q. 面接練習中に詰まったらどうする
- 黙り込まずに Well... や Let me see. などのつなぎ言葉を使って考える時間を確保し、その間にシンプルな主語と動詞で文を組み立て直す練習をアプリで行ってください。
- Q. 子どもの受検で親が手伝ってもよいですか
- ログイン操作やマイク確認、画面の進行補助は保護者が行えますが、解答の発話自体は本人が一人で行う必要があります。周囲からの助言音声が入らないよう配慮してください。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
interview
score
feedback
question
answer
practice