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英検S-CBTの流れと当日のタイムスケジュール
英検S-CBTは1日でスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能をこの順番で受ける試験です。全体の拘束時間は受付から解散まで約2時間半から3時間程度であり、集合時間は試験開始の約30分前に設定されています。
早く解き終わった場合はリーディング・ライティングの終了後に指示に従って途中退出が認められます。

当日のタイムテーブルと所要時間の目安
英検S-CBTの試験時間は技能別合計の目安で、受付や案内を含む拘束時間とは異なります。一次免除はスピーキングのみ実施されます。集合・受付・終了時刻は受験票や各月の実施案内をご確認ください。
| 級 | 試験時間(目安) |
|---|---|
| 準1級 | 135分 |
| 2級 | 125分 |
| 準2級プラス | 125分 |
| 準2級 | 120分 |
| 3級 | 105分 |
英検S-CBTは、従来の紙の試験(本会場・準会場)と異なり、1回の来場でスピーキングテストから筆記試験まで完了します。試験全体の所要時間やタイムテーブルの目安を把握しておくと、当日の行動予定が立てやすくなります。
集合から退出までの総所要時間は、受験する級によって異なりますが、約2時間15分から3時間程度です。午前・午後など複数の時間帯枠(グループ)が設定されており、個人の受験票に記載された集合時間に合わせて行動します。
| 工程・試験区分 | 所要時間の目安 | 主な内容 |
|---|---|---|
| 受付・手荷物預け | 約15分〜20分 | 本人確認書類の提示、ヘルスチェック、ロッカー施錠 |
| 入室・着席・ガイダンス | 約15分 | 座席確認、PCログイン、受験規約への同意 |
| 音量・マイクテスト | 約5分 | ヘッドセットの音声調整・マイク入力テスト |
| スピーキングテスト | 約15分 | 画面の指示に従いマイクへ音声録音 |
| リスニングテスト | 約25分〜30分 | ヘッドフォンで音声聴取、画面クリック解答 |
| 筆記(R&W)テスト | 約65分〜90分 | リーディング画面解答、ライティング入力または記述 |
| 終了・退室 | 約5分〜10分 | 備品返却、荷物取り出し、解散 |
級ごとのリーディングとライティングの制限時間差により、準1級や1級は総所要時間が長くなり、3級や準2級は短くなります。試験の合間に全体一斉の休憩時間は設けられておらず、画面遷移に沿って連続して進行します。
3級を受験予定の方は英検3級S-CBTの試験時間で詳しい内訳を確認できます。
次の疑問2級を受験予定でより具体的な時間割を確認したい場合は、英検2級SCBTの試験時間と時間割で各パートの配分も把握できます。
受付開始時間と会場到着は何分前が適切か
英検S-CBTでは、受験票に記載されている「集合時刻」が厳格に管理されています。遅刻すると原則として入室できなくなるため、余裕を持った到着が求められます。
受付は何分前から始まるか
会場の受付は、通常、受験票に指定された集合時刻の約15分前から20分前に開始されます。早く到着しすぎた場合でも、会場外のエレベーターホールやロビーで待機列ができることがあるため、集合時刻の10分〜15分前に受付フロアへ到着するのが最もスムーズです。
集合時刻を過ぎた場合の扱い
集合時刻を過ぎると、本人確認やガイダンスの進行に支障が出るため、試験室への入室を断られる規定になっています。公共交通機関の遅延など予期せぬトラブルを考慮し、最寄り駅には集合時刻の30分前には到着しておくスケジュールを組んでください。
受付から入室までの3ステップ
- 受付での本人確認:受付カウンターで受験票と顔写真付き本人確認書類を提示します。マスクを着用している場合は、本人照合のために一時的に外すよう指示されます。
- 荷物のロッカー預け入れ:スマートフォンなどの通信機器は電源を完全に切り、筆記用具や本人確認書類、指定された持ち物以外の荷物をすべて指定ロッカーに預けて鍵をかけます。ポケットの中身も空にします。
- 金属探知機・手荷物確認を経て入室:不正防止のチェックを受けた後、指定された受験番号のPCブースへ案内されます。
受験票と顔写真付き本人確認書類を提示
通信機器の電源を切り全荷物をロッカーへ
金属探知機・手荷物確認後ブースへ案内
会場到着後からPCブースへ着席するまでの入場手順です。
直前の空席確認や申込み手順は英検SCBT日程・申込期間と空き状況で確認できます。
4技能の試験順序と各パートの進み方
英検S-CBTの最大の特徴は、従来の紙試験と試験順序が逆転している点です。従来の英検では「リーディング・ライティング」➜「リスニング」➜「別日の面接(スピーキング)」ですが、S-CBTでは以下の順序でノンストップで実施されます。
- スピーキング(最初に実施)
- リスニング(スピーキング終了後、自動遷移)
- リーディング&ライティング(筆記試験としてまとめて実施)
1. スピーキングテストの進み方
ログイン後、画面上のマイク音量チェックと音声入力の確認を行います。マイクテストが正常に完了すると、受験者全員ほぼ一斉にスピーキングテストが始まります。
画面に面接官の映像や設問が表示され、指示音(ビープ音)のあとにヘッドセットのマイクに向かって英語を話します。準備時間と解答時間は画面上のバーやタイマーでカウントダウンされます。
例えば、音読問題では次のような指示が表示されます。
"Please read the passage silently for 20 seconds."
(20秒間でパッセージを黙読してください。)
その後、発声指示に従ってマイクへ明瞭に吹き込みます。
2. リスニングテストの進み方
スピーキングが終了すると、画面上でリスニングテストの案内が表示され、数分以内に開始されます。ヘッドフォンから問題音声が流れ、問題用紙の代わりにパソコン画面に設問と選択肢が表示されます。
解答はマウスを使って該当する選択肢(ラジオボタン)をクリックします。前の問題に戻って解答を変更することは基本的にできないため、1問ずつ確実にマークして次へ進むリズムが重要です。音声が流れる前に画面上の設問や選択肢を先読みすることが可能です。
3. リーディング&ライティングの進み方
リスニング終了後、筆記試験に切り替わります。リーディングとライティングには合計制限時間が割り当てられており、どちらから解くか、どのように時間を使うかは受験者の自由です。
画面上にはリーディングの問題文と設問が表示され、スクロールしながら解答します。選択肢をクリックして選ぶ形式で、後から見直したい問題には画面上の「見直しチェック(フラグ)」を付ける機能が備わっています。
マイクテスト後に音声録音で解答
音声聴取後に画面の選択肢をクリック
リーディングとライティングをまとめて実施
紙試験とは異なりスピーキングから開始され自動遷移します。
次の疑問最初に行われるスピーキングの録音手順や解答のコツは、英検SCBTスピーキングの流れとコツで詳しく確認しておくと安心です。
ライティングの形式選択と操作ルール
ライティングテストは、出願時に「タイピング型」または「筆記型」のどちらかを選択しています。当日に方式を変更することはできません。
| 方式 | 解答方法 | メリット・特徴 |
|---|---|---|
| タイピング型 | PCのキーボードで英文を入力 | 文字数が画面に自動カウントされる、推敲や単語の挿入・削除が容易 |
| 筆記型 | 配布される紙の解答用紙に鉛筆で手書き | PC操作に不安がある場合でも従来通りの感覚で記述できる |
タイピング型の入力環境と注意点
タイピング型を選んだ場合、画面上に設問が表示され、その下のテキストエリアにキーボードで英作文を直接入力します。画面の隅に現在の単語数(word count)がリアルタイムで表示されるため、単語数を自分で数える必要がありません。
スペルチェック機能や自動修正機能は無効化されています。大文字・小文字の切り替えやピリオド後のスペース入力など、正確なタイピングが求められます。
例えば、意見論述では次のような表現をスムーズに入力できるように練習しておくと有利です。
"I agree with this opinion for two reasons."
(私は2つの理由からこの意見に賛成です。)
筆記型の進行ルール
筆記型を選んだ場合は、机上に置かれた紙のライティング解答用紙にシャープペンシルまたは鉛筆で記入します。設問自体はパソコン画面上に表示されるため、画面を見ながら手元の用紙に手書きで記述します。書き終わった解答用紙は試験終了時に回収されます。

早く終わったらどうなる?途中退出のルール
試験が予定時間より早く終わった場合、退出できるかどうかは受験する技能フェーズによって異なります。
スピーキング・リスニング中の途中退出は不可
スピーキングテストとリスニングテストは、音声の再生タイミングや録音時間がシステム全体で厳密に管理されているため、早く解き終わっても途中で終了させたり退室したりすることはできません。所定の制限時間が経過するまで画面の前で待機します。
リーディング&ライティング終了時の退出ルール
最後のリーディング&ライティング試験では、すべての問題を解き終えて見直しも完了した場合、画面上の「試験終了」ボタンをクリックして自分で試験を終了させることができます。
終了ボタンを押すと画面に終了確認が表示され、確定すると操作がロックされます。その後、以下の手順で退室します。
- 画面が終了状態になったら、静かに手を挙げて試験監督者を呼びます。
- 監督者が座席に来て、画面の終了状態と配布物(メモ用紙・筆記型の場合は解答用紙)を確認します。
- 監督者の指示に従って座席を立ち、音を立てずに静かに退室します。
- ロッカーから荷物を取り出し、鍵を受付に返却して解散となります。
終了時間ぎりぎりまで見直しを続けることも可能ですが、早く終わった受験者は制限時間を待たずに会場を後にできる仕組みになっています。
全問解答後に画面上で終了を確定
静かに手を挙げて試験監督者を呼ぶ
監督者が画面状態やメモ・解答用紙を確認
指示に従い退室しロッカーの荷物を取り出す
見直し完了後に画面をロックしてから監督者を呼びます。
試験中のトイレ対応と離席の注意点
英検S-CBTでは、試験開始から終了まで一斉のトイレ休憩時間は設けられていません。約2時間以上にわたり連続して集中するため、事前の対策が必須です。
試験中にトイレへ行くことは可能か
試験中にどうしても体調不良や尿意でトイレへ行きたくなった場合、手を挙げて監督者に申し出ればトイレに行くこと自体は許可されます。ただし、以下の厳しい制限があるため注意してください。
- 試験タイマーは停止しない:トイレ離席中も画面上の試験制限時間は進行し続けます。失った時間を後から延長してもらうことはできません。
- スピーキング・リスニング中の離席は実質的に致命的:音声が一方通行で流れるため、離席した箇所の問題は聞き逃しとなり、録音もスキップされます。離席するならリーディング時間中が現実的ですが、解答時間が削られます。
- 再入室時のセキュリティチェック:トイレから戻る際、不正持ち込みがないか再度の確認が行われるため、席に戻るまでに数分を要します。
受付を済ませたあと、入室締め切りまでの間に必ず会場内のトイレを済ませておくことが鉄則です。利尿作用のあるカフェイン飲料の摂取は当日の朝から控えることをおすすめします。
離席中も試験制限時間は進み延長不可
前半の離席は問題聞き逃しや録音スキップに
戻る際に確認があるため席復帰まで数分消費
一斉休憩がないため事前のトイレ対策が不可欠です。
初めてでも安心!会場の雰囲気と雑音対策
初めて英検S-CBTを受験する方の多くが「周囲の話し声で集中できるか」「パソコン操作で失敗しないか」という不安を抱えています。実際の会場環境と有効な対策をまとめました。
パーテーションと周囲の音のリアルな体感
会場内は一般的なPCテストセンターと同様に、1人ひとりの席がパーテーションで仕切られています。完全防音の個室ではないため、以下のような環境音が発生します。
- スピーキング時の一斉発声:全員がほぼ同時にマイクへ話しかけるため、周囲の英語を話す声が重なって聞こえます。「他の人の声に釣られて何を言おうとしたか忘れる」という現象が起きやすいため、自分のヘッドセットのイヤーパッドを耳に密着させ、手元のメモや画面に集中する意識が必要です。
- タイピング時の打鍵音:筆記試験中にタイピング型を選択した受験者のキーボード打鍵音がカタカタと響きます。周りの入力スピードに焦る必要は全くありません。
ヘッドセット・ヘッドフォンの活用法
配布・設置されているヘッドセットは、リスニング時だけでなく、リーディングやライティング中も耳栓代わりとして装着したままで構いません。周囲のタイピング音や足音が気になる場合は、試験中ずっとヘッドセットを外さずに装着しておくことで雑音を軽減できます。
PC操作トラブル時の対処法
「マウスが反応しない」「画面が固まった」「ヘッドセットから音声が聞こえない」といった機器トラブルが生じた場合は、自力で何とかしようとせず、即座に手を挙げて監督者を呼んでください。機器の不具合が認められた場合、座席の移動やタイムの補正などの対応が行われます。
ヘッドセットを耳に密着させ手元と画面に集中
筆記試験中もヘッドセットを装着し遮音に活用
不具合時は自力で解決せず即座に挙手し呼出
周囲の音や機器トラブルに対する実践的な対策法です。
次の疑問当日の環境を具体的にイメージしておきたい方は、英検S-CBTの試験会場一覧と選び方で行きやすい会場の様子をチェックできます。
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理解度チェック
Q1. 英検S-CBTにおける4技能の実施順序はどれですか?
- リーディング・ライティング➜リスニング➜スピーキング
- スピーキング➜リスニング➜リーディング&ライティング
- リスニング➜スピーキング➜リーディング&ライティング
- スピーキング➜リーディング&ライティング➜リスニング
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正解: B. スピーキング➜リスニング➜リーディング&ライティング
英検S-CBTでは最初にスピーキング、次にリスニング、最後にリーディング&ライティングの順で連続して実施されます。
Q2. 意見論述でスムーズに入力できるよう推奨されている英文は?
- "I agree with this opinion for two reasons."
- "I have two opinions about this problem."
- "I disagree with this reason for two opinions."
- "I will write two reasons why this is right."
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正解: A. "I agree with this opinion for two reasons."
タイピング型の練習例として「私は2つの理由からこの意見に賛成です」を意味する英文が本文で挙げられています。
Q3. 試験中の途中退出や離席に関する説明として正しいものはどれ?
- スピーキングテスト中も終了ボタンを押せば退出可能
- 試験の合間に全員一斉のトイレ休憩が10分間ある
- トイレで離席している間も画面の制限時間は停止しない
- タイピング型を選んだ場合のみ途中で退室が禁止される
答えを見る
正解: C. トイレで離席している間も画面の制限時間は停止しない
試験中にトイレで離席することは可能ですが、試験タイマーは停止せず進行し続け、時間の延長もありません。
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よくある質問
- Q. 受付開始時間は何時ですか?
- 会場受付は指定された集合時刻の約15分〜20分前から始まります。遅刻すると受験できないため、集合時刻の10分前には受付フロアへ到着しておきましょう。
- Q. 全体の所要時間は何時間ですか?
- 受付から解散までの総所要時間は約2時間15分から3時間です。級によって筆記試験の制限時間が異なるため、上位級ほど拘束時間が長くなります。
- Q. 早く終わったら途中退出できますか?
- リーディング&ライティング終了時のみ、画面上の終了ボタンを押して監督者に申し出ることで途中退出が可能です。スピーキングやリスニング中の退出はできません。
- Q. 試験中にトイレへ行けますか?
- 手を挙げて申し出れば離席できますが、試験のカウントダウンタイマーは止まりません。解答時間が削られるため、入室前に必ず済ませておく必要があります。
- Q. 初めてでパソコン操作が不安です。
- 基本操作はクリックと文字入力のみです。本番前に公式サイトで公開されている体験版(デモ画面)を操作しておくと、当日の画面構成や流れが分かり安心です。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部