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英検2級S-CBTの試験時間と会場拘束時間は何時間?配分も解説
英検2級S-CBTの純粋な試験時間は合計約125分(2時間5分)です。受付、本人確認、機器チェック、事前説明などを含めた会場の総拘束時間は約2時間30分〜2時間45分となります。試験はスピーキング(約15分)、リスニング(約25分)、リーディング・ライティング(85分)の順で連続して実施されます。
英検2級S-CBTは何時間かかる?試験時間と拘束時間の一覧
英検2級S-CBTを受ける際、スケジュール調整で把握すべき時間は「実際の試験時間」と「会場に滞在する拘束時間」の2種類があります。S-CBTはコンピュータ端末を使用して1日で4技能すべてを受験するため、紙の従来型試験と比べて拘束時間や当日の進行手順が異なります。
| 項目 | 時間 | 詳細 |
|---|---|---|
| 実際の試験時間 | 約125分(2時間5分) | スピーキング(約15分)+リスニング(約25分)+R/W(85分) |
| 当日の総拘束時間 | 約150分〜165分(約2時間30分〜2時間45分) | 受付、本人確認、荷物預け、機材テスト、事前ガイダンスを含む |
| 途中退出 | 原則不可 | 体調不良などの緊急時を除き、早く解き終わっても退室できません |
試験自体は125分で終了しますが、入室手続きやヘッドセットの音量確認、マイクの録音テストに20分〜30分程度を要します。また、全問解き終わった後もデータの送信処理や本人確認書類の返却などがあるため、試験終了後すぐに退出できるわけではありません。
送迎の待ち合わせや前後の予定を組む際は、集合時刻から2時間45分から3時間程度の余裕を確保しておく必要があります。
試験125分に加え、本人確認や機材テストで20〜30分を要します。
早く解き終わっても途中で退室できず、時間終了まで待機します。
データ送信や確認書類返却もあるため、余裕を持った予定を組みます。
試験時間と拘束時間の差や、途中退出不可のルールを把握しましょう。
次の疑問拘束時間だけでなく問題形式の違いも確認したい方は、英検2級SCBTと従来型の違いと特徴で比較できます。
英検2級S-CBTの時間帯別タイムテーブル(午前・昼・午後・夜)
英検2級S-CBTは全国のテストセンターで複数の時間帯(グループ)に分かれて実施されています。申し込んだ時間帯によって集合時刻、試験開始時刻、終了予定時刻が固定されています。一般的な実施枠のタイムテーブルの目安は以下の通りです。
表は横にスクロールできます →
| 実施枠 | 集合時刻 | 試験開始目安 | 終了・解散目安 |
|---|---|---|---|
| 午前枠(第1グループ) | 09:00 | 09:35〜09:40 | 11:45〜11:55 |
| 昼枠(第2グループ) | 12:00 | 12:35〜12:40 | 14:45〜14:55 |
| 午後枠(第3グループ) | 15:00 | 15:35〜15:40 | 17:45〜17:55 |
| 夜枠(第4グループ) | 18:00 | 18:35〜18:40 | 20:45〜20:55 |
集合時刻に遅刻した場合は受験資格を失い、別日程への振替や返金は行われません。会場ビルのエレベーター混雑や本人確認窓口の待機列を考慮し、集合時刻の15分前には現地のテストセンター入口に到着しておくことが望ましいです。
なお、実際の試験開始時刻は、受験者全員の受付手続きや端末ログインが完了したタイミングによって5分〜10分程度前後することがあります。そのため、終了時刻もタイムテーブルの記載より後ろ倒しになる傾向があります。
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英検2級S-CBTの4技能の順序と各試験時間内訳
英検2級S-CBTでは、従来の筆記試験とは大きく異なる順番で4技能を受験します。具体的には、話す力(スピーキング)から始まり、聞く力(リスニング)、最後に読む・書く力(リーディング・ライティング)の順で進みます。
表は横にスクロールできます →
| 順序 | 科目 | 試験時間 | 出題内容・形式 |
|---|---|---|---|
| 第1部 | スピーキング | 約15分 | PC画面に表示される問題・動画に対し、ヘッドセットマイクへ録音(全4問+音読) |
| 第2部 | リスニング | 約25分 | PC画面を見ながらヘッドセットで音声を聞き、マウスで選択肢をクリック(全30問) |
| 第3部 | リーディング&ライティング | 85分(共通枠) | リーディング全31問(クリック選択)+ライティング2問(要約・意見論述) |
従来の筆記試験ではリーディング・ライティング・リスニングを同日に行い、スピーキング(二次面接)は別日程で行われますが、S-CBTではこれらを1回の着席で連続して受験します。第1部のスピーキングが終了すると、自動的に画面が切り替わり第2部のリスニングへと移行します。
特に注意すべき点は、第3部のリーディングとライティングに与えられた「85分」という制限時間です。この枠内では、受験者が自分の判断でリーディングから解くか、ライティングから解くかを自由に切り替えることができます。
画面上の操作で問題を行き来できるため、事前に対策した時間配分通りに行動することがスコアを伸ばす鍵となります。
スピーキングの設問別秒数ガイドと時間切れ防止策
S-CBTのスピーキングテストは対面面接と異なり、画面上に表示されるカウントダウンタイマーに従って厳格に進行します。試験官による相槌や配慮はないため、各設問の「準備時間」と「解答時間」の秒数を体感的に覚えておく必要があります。
スピーキング各問の秒数内訳
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| 設問番号 | 内容 | 準備時間 | 解答時間(録音) |
|---|---|---|---|
| 準備 | マイク音量テスト・導入 | — | 約1分 |
| 音読 | パッセージ(約60語)の音読 | 20秒 | 30秒 |
| No.1 | パッセージについての質問 | なし | 20秒 |
| No.2 | 3コマのイラストを描写(ストーリー説明) | 20秒 | 60秒 |
| No.3 | 受験者自身の意見を問う質問(カード関連) | なし | 20秒 |
| No.4 | 受験者自身の意見を問う質問(日常生活等) | なし | 20秒 |
設問別・時間感覚の掴み方と解答テンプレート
音読問題では、20秒の準備時間で意味の区切りにスラッシュを引くイメージを持ち、未知の単語があっても止まらずに読み進める準備をします。解答時間の30秒は比較的余裕があるため、早口にならず落ち着いて明瞭に発音します。
No.1の質問では準備時間がなく、音声が流れた直後に20秒のカウントダウンが始まります。パッセージ内の by doing so(そうすることによって)や in this way(このようにして)の直前・直後にある解答箇所を素早く特定し、According to the passage, ... の形で答えます。
No.2の3コマイラスト描写は、準備時間20秒で3コマそれぞれの主語と動詞を決定します。解答時間の60秒は、1コマあたり約18〜20秒のペースで話す必要があります。
One day, Mr. Tanaka was planning to...(ある日、田中さんは〜することを計画していました。)という導入から始め、2コマ目は Ten minutes later, ...(10分後、〜)、3コマ目は An hour later, he was pleased because...(1時間後、彼は〜なので喜んでいました)のように時の経過を表すフレーズを使ってテンポよく描写します。
沈黙が長引くと3コマ目に到達する前に60秒が経過してしまうため、多少の文法ミスは気にせず言葉を繋ぎ続けることが大切です。
No.3およびNo.4の意見陳述問題は、質問を聞いた直後に20秒の録音が始まります。最初の5秒で立場を決め、残りの15秒で理由を2点または1点+補足を述べます。
I think so. First, it is convenient for people to use the Internet. Also, it helps save a lot of time.(そう思います。
まず、人々にとってインターネットを使うのは便利です。また、多くの時間を節約するのに役立ちます。)
このように、短く簡潔な英文を2文組み立てる構成を持っておけば、20秒の制限時間内に収まりやすく、時間切れによる減点を避けられます。
3コマのイラストは時の経過を表すフレーズを使って順序立てて描写します。

リーディング・ライティング85分の最適時間配分モデル
英検2級の一次試験筆記にあたる第3部は、リーディング全31問とライティング2問(要約問題・意見論述問題)を85分で解きます。現在の出題形式では従来の意見論述に加えて「要約問題」が加わっているため、時間配分の計画が合否を直結して左右します。
推奨される85分の時間配分チャート
表は横にスクロールできます →
| 大問 | 問題内容 | 目標所要時間 | 残り時間表示の目安 |
|---|---|---|---|
| ライティング1 | 要約問題(英文を45〜55語で要約) | 18分 | 残り85分 → 67分 |
| ライティング2 | 意見論述問題(指定トピックに80〜100語で解答) | 22分 | 残り67分 → 45分 |
| リーディング大問1 | 短文語句・熟語・文法空所補充(17問) | 15分 | 残り45分 → 30分 |
| リーディング大問2 | 長文語句空所補充(2長文・計6問) | 10分 | 残り30分 → 20分 |
| リーディング大問3 | 長文内容一致選択(計8問) | 17分 | 残り20分 → 3分 |
| 見直し | マークミス確認・ライティングの語数・スペル確認 | 3分 | 残り3分 → 0分 |
配点比率を考慮した解く順番
試験開始直後は、リーディングの大問1ではなく、配点ウェイトの高いライティングから着手することを推奨します。英検は各技能(Reading、Listening、Writing、Speaking)に均等な尺度スコア(CSEスコア各650点)が割り振られています。
ライティングはわずか2問で650点分の重みを持つため、1問あたりの得点効率がリーディングの約10倍に達します。
頭が最も冴えている最初の40分間で、要約問題(約18分)と意見論述問題(約22分)を確実に書き上げてください。ライティングを完了させた段階で画面上の残り時間タイマーが「45分」程度残っていれば、精神的に大きなゆとりを持ってリーディングに入ることができます。
要約問題では、本文の具体例や装飾語句を削ぎ落とし、各段落のトピックセンテンスを言い換える作業に時間を使いすぎないよう意識します。意見論述では、I have two reasons to support my opinion.(私の意見を支持する理由は2つあります。
)という定型表現を用い、構成を考える時間を最小限に抑えます。
リーディング大問1の17問は、1問あたり約40〜45秒のペースでテンポよく進めます。分からない単語に2分以上悩むことは避け、直感で選択肢を選んで次に進む決断力が求められます。
タイピング型と筆記型の時間比較とどちらを選ぶべきか
英検2級S-CBTの出願時には、ライティングの解答方式として「タイピング型」または「筆記型(解答用紙に鉛筆で手書き)」のいずれかを選択します。この選択は試験時間の使い方や疲労度に大きな影響を与えます。
タイピング型と筆記型のメリット・デメリット比較
| 項目 | タイピング型 | 筆記型 |
|---|---|---|
| 入力にかかる時間 | タイピングが得意なら約10〜15分短縮可能 | 手書きのため文字数相応の時間が必ずかかる |
| 修正の手間 | 範囲選択や Backspace キーで一瞬で修正可能 | 消しゴムで消す時間・消しカスを払う時間が発生 |
| 語数カウント | 画面上に現在の語数がリアルタイムで自動表示 | 自分で1語ずつ数え直す必要がある(1〜2分のロス) |
| 誤作動・スペルミス | キーの押し間違いやタイプミスに注意が必要 | スペルミスは手書きのほうが自覚しやすい場合がある |
| 推奨される対象者 | 1分間に英字100文字以上を正確に打てる人 | パソコン操作に不安がある人・手書きに慣れた中高生 |
判断の基準:タイピング速度の目安
タイピング型の最大の利点は、単語数の自動カウント機能と文章の修正の容易さです。意見論述(80〜100語)や要約(45〜55語)を書く際、手書きの場合は語数を数えるだけで1〜2分を消費します。また、構成を変更したいときに手書きでは消しゴムで全文を消す作業に追われ、致命的なタイムロスにつながります。
タイピング型を選ぶかどうかの客観的な判断基準は、「英字のタイピング速度が1分間に100文字(約20単語)以上打てるかどうか」です。この速度に満たない場合、キーボードのキーを探す作業に時間を取られ、筆記型よりも時間がかかってしまいます。
パソコンのキーボード操作に慣れている高校生や大学生、社会人であればタイピング型を選ぶことで、ライティング全体で5分〜10分程度の時間を節約し、リーディングの見直しに充てることができます。
全体の出題形式や合格基準を把握したい方は、英検2級の試験内容や勉強法を参考にしてください。
当日の入退室フローと終了時間が遅れるリスクへの対策
S-CBT当日は、ただテストを受けるだけでなく、厳格なセキュリティ確認や機材チェックが行われます。想定外の遅延に焦らないよう、会場に入ってから解散するまでの流れを把握しておきましょう。
会場到着から解散までの進行フロー
- 受付・本人確認(集合時刻〜集合後15分): 受験票、身分証明書を提示し、顔写真の撮影または確認を受けます。私物(スマートフォン、時計、参考書等)はすべて指定のロッカーや袋に収納します。
- 入室・着席(集合後15分〜25分): 指定されたブースへ案内され、PC端末の前に着席します。持ち込めるのは筆記用具(筆記型の場合)や本人確認票など指定された物品のみです。
- 機器・音声チェック(集合後25分〜35分): 画面の指示に従ってログインし、ヘッドセットの音量調節およびマイクの録音テストを実施します。
- 試験実施(集合後35分〜160分): スピーキング(約15分)→ リスニング(約25分)→ リーディング・ライティング(85分)が順次行われます。
- データ送信・退室確認(試験終了後約5〜10分): 解答データのアップロード完了画面を確認し、試験監督者の指示に従って荷物を受け取り解散します。
終了時間が遅れる主な原因と注意点
テストセンターでは、端末のトラブルやネットワークの通信遅延、前の時間帯の受験者の退出遅れなどにより、スケジュールが10分〜20分程度後ろ倒しになるケースがあります。
また、音声テストで自分の声がうまく録音できない機器トラブルが発生した場合は端末の交換や再起動が行われるため、さらに時間が延びる可能性があります。
また、S-CBTでは「早く解き終わったからといって途中で席を立って帰宅すること」は認められていません。リーディング・ライティングの85分間は、終了タイマーが0になるまでブース内で待機する必要があります。
試験後の交通機関の手配や家族の送迎を依頼する場合は、規定の終了時刻よりも最低30分以上は余裕を持った時刻を指定してください。
受験票と身分証を提示し、私物をロッカーに収納します。
指定のブースへ案内され、指定の持ち物のみで着席します。
端末にログインし、音量調節とマイク録音テストを行います。
スピーキング、リスニング、R/Wの順で連続受験します。
解答データのアップロードを確認し、荷物を受け取り解散します。
集合から退室完了まで、トラブルや遅延に備えて各ステップを確認します。
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理解度チェック
Q1. 英検2級S-CBTで実施される4技能の順番はどれですか?
- リーディング→リスニング→ライティング→スピーキング
- スピーキング→リスニング→リーディング&ライティング
- リスニング→リーディング&ライティング→スピーキング
- スピーキング→リーディング&ライティング→リスニング
答えを見る
正解: B. スピーキング→リスニング→リーディング&ライティング
本文では、第1部スピーキング、第2部リスニング、第3部リーディング&ライティングの順で実施されると説明されています。
Q2. 意見論述で構成を考える時間を省く定型表現はどれですか?
- According to the passage, ...
- One day, Mr. Tanaka was...
- I have two reasons to support my opinion.
- Ten minutes later, ...
答えを見る
正解: C. I have two reasons to support my opinion.
意見論述問題では、「I have two reasons to support my opinion.」という定型表現を用いると書かれています。
Q3. ライティングでタイピング型を選ぶ客観的な判断基準は何ですか?
- 1分間に英字を100文字以上打てるか
- 1分間に英字を50単語以上打てるか
- リーディングを30分以内に解き終えられるか
- タイピングで過去問を解いた経験があるか
答えを見る
正解: A. 1分間に英字を100文字以上打てるか
本文において、タイピング型を選ぶ客観的な判断基準は「英字のタイピング速度が1分間に100文字(約20単語)以上打てるかどうか」と記載されています。
よくある質問
- Q. 英検2級S-CBTは何時間で終わりますか?
- 試験自体は約125分(2時間5分)で終わります。ただし事前の受付や機材確認、事後の確認作業を含めると、会場滞在時間は約2時間30分〜2時間45分かかります。
- Q. 試験が早く終わったら途中退室できますか?
- 途中退室はできません。リーディングやライティングを制限時間より早く解き終わった場合でも、85分の試験時間が完全に終了するまで席で待機する必要があります。
- Q. タイピング型と筆記型で試験時間は変わりますか?
- 全体の制限時間(85分)は変わりません。ただしタイピング操作が得意な方は文字入力や修正を素早く行えるため、実質的に見直しへ充てられる時間を増やせます。
- Q. スピーキングとリスニングの間に休憩はありますか?
- 休憩時間はありません。スピーキング終了後、簡単な画面案内を挟んですぐにリスニングテストへ移行します。トイレは試験開始前に必ず済ませておく必要があります。
- Q. 試験画面に残り時間は表示されますか?
- リーディング・ライティングの85分間は画面右上にカウントダウンタイマーが表示されます。リスニング中は問題ごとのタイマー表示はなく、音声の進行に合わせて進みます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部