モチタン辞典 › 読みもの › 英検 › 英検3級S-CBTの試験時間

英検3級S-CBTの試験時間と当日の流れ完全ガイド

英検3級S-CBTの試験時間と当日の流れ完全ガイド

英検3級S-CBTの実質の試験時間は約105分、受付や事前準備を含めた総拘束時間は、試験時間の合計(約105分)より長くなります。試験は「スピーキング(約15分)→リスニング(約25分)→リーディング・ライティング(合算65分)」の順序で途中の休憩なしに進みます。

1日で4技能すべての測定が完了し、PC画面上で残り時間を確認しながら解答を進める形式です。

英検3級S-CBTの技能別試験時間と全体の拘束時間

英検3級S-CBT(CBT形式を含むコンピュータ利用テスト)では、1日でスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能をすべて測定します。従来の紙受検のように一次試験と二次試験で日程が分かれていないため、1回の着席で集中して受検を完了できる点が大きな特徴です。

技能別の試験時間内訳は以下の通りです。試験開始から終了まで休憩時間は用意されておらず、各技能が連続して進行します。

表は横にスクロールできます →

技能試験時間解答方式進行形式
スピーキング約15分ヘッドセットへ音声録音画面映像・音声に合わせて一斉進行
リスニング約25分マウスによるクリック選択音声放送に合わせて自動進行
リーディング合算65分(内訳は受検者が調整)マウスによるクリック選択制限時間内で自由に往復・見直し可能
ライティング合算65分(内訳は受検者が調整)手書き筆記型 または キーボード入力型リーディングと同一時間枠内で解答
試験時間合計約105分——
総拘束時間目安約90分〜110分受付・機器確認・事前ガイダンス含む受付開始から退室まで

テストセンター到着後の受付手続き、ロッカーへの手荷物預け入れ、顔写真撮影や本人確認、入室後のヘッドセット装着・マイクテストなどを含めると、会場に到着してから退出するまでの拘束時間は、試験時間の合計(約105分)より長くなります。

特に注意すべき点は、リーディングとライティングが独立した試験時間ではなく、合計65分の共通枠として設定されている点です。長文読解に時間をかけすぎると英作文を書く時間が不足するため、時間配分の自己管理が求められます。

モチベア英検3級の単語は、アプリの英検3級コースで単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す

土日祝・平日の時間帯別タイムテーブルと集合時間

英検S-CBTは、平日と土日祝日で開講される時間帯(枠)の数が異なります。土日祝日は「午前枠」「昼枠」「午後枠」「夜枠」の最大4枠、平日は「午後枠」「夜枠」の最大2枠が設定されています。会場によって開講枠が異なる場合があるため、申し込み時にマイページで希望時間帯を確認します。

各時間帯の標準的なタイムスケジュールは以下の通りです。集合時刻に遅刻すると受検資格を失うため、余裕をもった移動が必須です。

表は横にスクロールできます →

時間帯区分集合時刻事前準備・確認試験実施時間試験終了・退室目安
午前枠(土日祝)09:0009:00〜09:3009:30〜11:0011:05〜11:15
昼枠(土日祝)11:4511:45〜12:1512:15〜13:4513:50〜14:00
午後枠(平日・土日祝)14:3014:30〜15:0015:00〜16:3016:35〜16:45
夜枠(平日・土日祝)17:1517:15〜17:4517:45〜19:1519:20〜19:30

集合時刻から試験開始までの約30分間には、以下の確認作業が順番に行われます。

試験終了後は、担当スタッフの指示に従って解答用紙の回収(筆記型の場合)やPCログアウトを確認した受検者から順次ロッカーの荷物を取り出して退室します。

集合から試験開始までの流れ
1受付・本人確認

受検票と身分証明書の照合および顔写真撮影

2手荷物預け入れ

携帯の電源を切り許可された私物以外を施錠

3ブースへ着席

受検番号が割り振られた個別PC席へ着席

4機器テスト

ヘッドセットのマイクと音量を調整確認

5規約確認・待機

操作ガイダンス画面を確認し開始を待つ

集合時刻から試験開始までの約30分間に行われる準備手順です。

次の疑問当日の時間帯だけでなく出願や持ち物も確認したいなら、英検3級S-CBT受験ガイドで全体の準備手順を把握できます。

試験当日の進行順序と画面タイマーの仕様

英検3級S-CBTでは、4技能が従来の筆記試験とは異なる特定の順序で進みます。開始直後に最も発話エネルギーを必要とするスピーキングからスタートするため、心の準備をしておくことが大切です。

4技能の実施順序と各セクションの特徴

  1. 第1セクション:スピーキング(約15分)
    画面に表示される問題文やイラスト、音声の指示に従い、ヘッドセットのマイクに向かって英語を吹き込みます。質問に対して答える準備時間と録音時間が画面上のゲージやタイマーでカウントダウンされます。受検者全員が一斉に音声入力を始めるため、周囲から声が聞こえても動揺せず自分の画面に集中します。
  2. 第2セクション:リスニング(約25分)
    スピーキング終了後、自動的にリスニング画面へ移行します。ヘッドホンから流れる英文を聞き、画面上の選択肢をマウスでクリックして解答します。音声は規定のペースで自動的に進むため、前の問題に戻ることはできません。
  3. 第3セクション:リーディング&ライティング(合算65分)
    リスニング終了後、リーディングとライティングの合算枠に移ります。大問の順番通りにリーディングから解くことも、ライティングから書き始めることも自由に選べます。

PC画面のタイマー表示と腕時計の取り扱い

テストセンターの机上には私物の腕時計を置くことができません。試験室への持ち込み自体が制限されているか、持ち込んでもカバンの中への収納が求められます。時間管理はすべてパソコン画面上の表示で行います。

セクション画面上の時間表示時間切れ時の挙動
スピーキング準備時間・解答時間ごとの個別カウントダウンバー録音時間が終了すると自動で次の設問へ遷移
リスニング時間タイマー非表示(音声の再生状況バーのみ)音声終了とともに自動で次の設問へ遷移
リーディング&ライティング画面右上に残り時間が分・秒単位で常時カウントダウン残り時間「00:00」で自動的に解答が締め切られ終了

リーディングとライティングの実施中、画面右上のタイマーが赤色表示に変わるなど残り時間の通知が視覚的に行われます。手元に時計がなくても画面内で正確な残り分数が把握できます。

S-CBT 4技能の実施順序
1スピーキング

約15分。マイクに向かって一斉に音声録音

2リスニング

約25分。音声を聞きクリック選択で解答

3R&W合算枠

合算50分。解く順番や配分は自由に調整可能

S-CBTでは従来の筆記試験と異なりスピーキングから順に進行します。

次の疑問最初に実施される録音方式に不安がある方は、英検S-CBT3級のスピーキング試験で吹き込みの流れを確認しておくと安心です。

従来型英検3級とS-CBTの試験時間・負担の違いを比較

従来の紙とマークシートによる英検3級(本会場・準会場)と、コンピュータを利用する英検S-CBTには、試験時間や拘束日数、精神的な負担面でいくつかの違いがあります。

比較項目従来型英検3級(本会場)英検3級 S-CBT
受検日数2日間(一次試験+二次試験)1日で4技能すべて完結
一次試験の試験時間筆記65分+リスニング約25分(合計約90分)リーディング&ライティング65分+リスニング約25分
二次試験(面接)面接官との対面形式(約5分)ヘッドセット録音形式(約15分・操作含む)
二次試験の待ち時間控室での待機時間が30分〜60分以上発生待ち時間なし(試験開始直後に実施)
試験の実施順序筆記 → リスニング(別日に面接)スピーキング → リスニング → 筆記(R&W)
日程の選択肢年3回(特定の日曜日など)毎月実施・土日祝や平日夜など選択肢が豊富
問題冊子の持ち帰り一次試験のみ問題冊子の持ち帰り可能問題・草稿用紙の持ち帰り不可(持ち出し厳禁)

従来型の面接試験では、面接官と1対1で対面する緊張感や、長い待合室での待ち時間による集中力の消耗が課題になりがちでした。一方のS-CBTは、録音形式のため対面特有の緊張は和らぎますが、周囲の受検者が一斉に声を発する環境で自分のペースを保つ適応力が求められます。

また、従来型では筆記試験(リーディング・ライティング)の後にリスニングを行いますが、S-CBTではリスニングの後にリーディング・ライティングを行います。試験後半に長文読解と英作文が控えているため、最後まで集中力を維持するスタミナが必要です。

英検3級S-CBTの試験時間のイメージ

次の疑問対面式の面接時間や待ち時間とも比べたいときは、英検3級二次試験の所要時間と当日の流れが参考になります。

リーディングとライティングの推奨時間配分(65分)

合算50分で実施されるリーディングとライティングは、どのように時間を使うかで得点率が大きく変わります。英検3級の一次配点においてライティングは1問あたりの得点比重が非常に高いため、ライティングを未完成のまま終えてしまうと合格が厳しくなります。

推奨される理想の時間配分配分表

表は横にスクロールできます →

大問問題内容・出題数目標所要時間画面右上の残り時間目安
大問1(R)短文の語句空所補充(15問)約10分(1問40秒)65:00 〜 55:00
大問2(R)会話文の文空所補充(5問)約5分(1問1分)55:00 〜 50:00
大問3(R)長文読解(掲示・Eメール・説明文 計10問)約15分50:00 〜 35:00
大問4(W)英作文(意見論述・Eメール 計2問)約30分35:00 〜 05:00
見直しマーク漏れ・スペルチェック・語数確認約5分05:00 〜 00:00

パソコンの画面上で長文を読む際、紙の冊子よりも視線の上下移動で疲れを感じやすくなります。大問3の長文読解で迷った問題に時間を使いすぎず、分からない問題はいったん画面上の「後で見直す(フラグ)」機能を使って先に進む決断が重要です。

ライティングを先に解く戦略の有効性

リーディングから解き始めるとライティングの時間が削られるリスクがあるため、試験開始直後にまずライティング(大問4)から着手する順番もおすすめです。

ライティングでは、質問に対する明確な回答と、それを支える理由を2つ書く形式が基本です。定型パターンを覚えておくことで執筆時間を大幅に短縮できます。

このような骨組みを素早く組み立て、15分以内でライティングを書き上げることができれば、残りの30分以上をリーディングの長文読解に落ち着いて充てられます。

ライティング解答方式の違いと所要時間への影響

英検S-CBTを申し込む際、ライティングの解答方式として「筆記型(紙に手書き)」か「タイピング型(キーボード入力)」のどちらかを選択します。出願完了後にこの設定を変更することはできません。

項目筆記型(解答用紙へ手書き)タイピング型(キーボード入力)
解答手順問題文をPC画面で読み、配布された紙に鉛筆で記入問題文をPC画面で読み、画面上の枠内へキーボード入力
文字の修正消しゴムを使って手動で消して書き直すBackspace や Delete キーで瞬時に修正可能
語数カウント自分で単語を1つずつ数える必要がある画面上に現在の入力単語数が自動表示される
持ち物HBの黒鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム筆記用具不要(メモ用ペンのみ会場貸与)
平均執筆時間約12分〜15分約8分〜12分(タイピングに慣れている場合)

小中学生の判断基準:どちらを選ぶべきか

タイピング型は語数が自動カウントされ、単語の挿入や修正が容易というメリットがあります。しかし、英字キーボードのタイピング速度が遅い受検者や、大文字・小文字の切り替え(Shift キーの操作)に不慣れな小中学生の場合、キーを探すだけで15分以上を浪費してしまう危険があります。

パソコンでのローマ字入力や英文タイピングを普段からスムーズに行えない場合は、確実に鉛筆でスペルを書ける「筆記型」を選択するのが安全です。普段学校や塾で紙のノートに英語を書く練習をしている小中学生には、筆記型のほうが実力を発揮しやすい傾向があります。

時間枠の選び方と保護者の送迎・昼食シミュレーション

S-CBTを受検する小中学生にとって、どの時間枠を選択するかは集中力と結果に直結します。子どもの体内時計や部活動、食事のタイミングを考慮して最適な枠を決定します。

小中学生向け:時間枠の選び方基準

保護者の送迎・昼食タイムライン具体例

利用者が多い「昼枠(11:45集合)」と「午後枠(14:30集合)」を例に、現実的な当日のタイムスケジュールを示します。

時間帯昼枠(11:45集合)のタイムライン午後枠(14:30集合)のタイムライン
集合2時間前10:00 自宅で英単語やライティングの最終確認12:30 自宅または会場周辺で昼食を完了
集合1時間前〜45分前10:45 消化の良い軽食(おにぎり・ゼリー飲料等)13:30 会場最寄り駅または駐車場へ到着
集合15分前11:30 会場入口に到着、トイレを済ませる14:15 会場入口に到着、身分証明書を確認
集合時刻11:45 受付開始、受検者は会場内へ(保護者解散)14:30 受付開始、受検者は会場内へ(保護者解散)
試験本番12:15〜13:45 試験実施(約90分間)15:00〜16:30 試験実施(約90分間)
終了・退室13:55〜14:05 荷物を受け取り退出、合流16:40〜16:50 荷物を受け取り退出、合流

テストセンターの待合室は席数が限られており、保護者が試験終了まで待機することは基本的にできません。近隣のカフェや商業施設で待機するか、終了目安時刻の10分前に会場エントランス前で合流できるよう待ち合わせ場所を決めておくのがスムーズです。

また、昼食は満腹になりすぎるとリスニング中に強い眠気を引き起こすため、腹八分目を心がけ、糖分補給用のブドウ糖やチョコレートを集合直前に一口摂るなどの工夫が役立ちます。

時間枠の選び方基準
🌅午前枠(9:00)

朝型で午前に冴える人、午後に部活等がある人

☀️昼枠(11:45)

遠方から移動する人、朝ゆっくり過ごしたい家庭

☕午後枠(14:30)

昼食を消化後に臨みたい人、食後の眠気を避ける人

🌙夜枠(17:15)

平日放課後に受検したい中学生、土日に大会がある人

受検者の生活リズムや予定に合わせて最適な時間枠を選択できます。

一次試験免除(スピーキングのみ)の所要時間と流れ

過去の英検3級で一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)に合格し、二次試験(面接)のみ不合格となった場合、一次試験免除制度を利用してS-CBTでスピーキングのみを受検することができます。

一次試験免除時の試験時間と退室の流れ

一次試験免除を適用して受検する場合のタイムスケジュールは以下の通りです。

工程所要時間内容
集合・受付・機器チェック約30分通常受検者と同様に本人確認とマイクテストを実施
スピーキング試験約15分画面の指示に従って音声吹き込み解答を実施
退室手続き約5分スタッフの確認を受け、リスニング開始前に途中退出
全体の総拘束時間約50分集合から退室まで1時間未満で完了

スピーキング試験が終了した段階で、画面上に終了の案内が表示されます。静かに挙手して会場スタッフを呼び、一次試験免除受検者である旨を伝えると、スタッフの誘導によってその場で試験室を退出できます。後ろに控えるリスニングや筆記試験を受ける必要はありません。

拘束時間が約50分と非常に短いため、保護者の送迎待機時間も大幅に短縮されます。終了予定時刻を受付スタッフにあらかじめ確認しておくと、スムーズに合流できます。

一次試験免除時の受検手順
1集合・準備

本人確認やマイクテスト等を実施(約30分)

2スピーキング

画面の指示に従い音声吹き込み解答(約15分)

3挙手・申告

画面の終了案内後、挙手してスタッフを呼ぶ

4途中退出

スタッフの誘導でリスニング開始前に退室(約5分)

一次試験免除者はスピーキング終了後にその場で途中退出できます。

出題形式や合格基準の全体像を振り返りたいときは、英検3級のレベルや試験内容の解説が役立ちます。

続けて読む

英検の疑問をすべて見る

理解度チェック

Q1. 英検3級S-CBTで実施される4技能の正しい順序はどれ?

  1. リーディング→リスニング→ライティング
  2. スピーキング→リスニング→筆記(R&W)
  3. リスニング→スピーキング→リーディング
  4. 筆記(R&W)→リスニング→面接
答えを見る

正解: B. スピーキング→リスニング→筆記(R&W)
英検3級S-CBTは、第1にスピーキング、第2にリスニング、第3にリーディング&ライティングの順序で進行します。

Q2. ライティングで理由を2つ述べる際の書き出しはどれ?

  1. I have two reasons.
  2. There are no reasons.
  3. I want two reasons.
  4. This is one reason.
答えを見る

正解: A. I have two reasons.
本文では、ライティングを素早く組み立てる定型パターンとして「I have two reasons.(理由は2つあります)」が紹介されています。

Q3. 試験当日の時間管理や持ち物に関する注意点で正しいものは?

  1. 机の上に私物の腕時計を置いて確認する
  2. 出願完了後もライティング解答方式を変更できる
  3. リーディングとライティングは合算50分枠である
  4. リスニング中は前の問題に戻って解答できる
答えを見る

正解: C. リーディングとライティングは合算50分枠である
リーディングとライティングは独立した枠ではなく、合算50分の共通枠内で受検者が時間配分を調整します。腕時計の机上配置は不可です。

よくある質問

Q. 試験室内に腕時計は持ち込めますか?
持ち込めません。机上には受検票、身分証明書、筆記用具(筆記型選択者のみ)以外置けず、時計はロッカーへ預けます。時間管理はPC画面右上のカウントダウンタイマーで行います。
Q. 試験中にトイレに行きたくなったらどうしますか?
挙手してスタッフに伝えれば一時退室できます。ただし試験タイマーは一時停止せず進行し続けるため、解答時間がその分短縮されます。必ず集合前にトイレを済ませておきましょう。
Q. S-CBTでメモ用紙や筆記用具は使えますか?
会場からA4サイズの草稿用紙1枚とペンが貸与され、スピーキングやリスニング中にメモが取れます。試験終了後は草稿用紙の持ち帰りはできず、全量回収されます。
Q. スピーキングのマイクテストで声が小さかったら?
試験開始前の機器テスト時に録音と再生の確認画面があります。自分の声が明瞭に聞こえない場合は画面から音量バーを調整するか、スタッフを呼んでヘッドセットを交換できます。
Q. リスニングの途中で前の問題に戻って修正できますか?
戻れません。リスニングは音声の放送順序に従って画面が自動的に切り替わるため、各問題の音声が終了した時点で解答を確定させる必要があります。

2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部