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英検問題構成と全級の問題数・試験時間一覧

英検問題構成と全級の問題数・試験時間一覧

英検の問題構成は、1級〜3級が一次試験(リーディング・ライティング・リスニング)と二次試験(面接)、4級・5級がリーディングとリスニングの筆記形式です。

CSEスコアにより各技能へ満点が均等配分されるため、設問数が少ないライティング1問の得点比重が極めて高くなっています。合格ラインは各技能でおおむね6割〜7割の正答率が目安です。

英検問題構成・問題数・試験時間一覧表

英検(実用英語技能検定)の全級における一次試験および二次試験の問題構成、問題数、制限時間は以下の通りです。新形式での要約問題導入やリーディング問題数の調整を反映した最新の数値です。

表は横にスクロールできます →

級筆記(R/W)問数・時間リスニング問数・時間二次試験(面接)
1級R 35問 / W 2問(100分)27問(約35分)面接 約10分
準1級R 31問 / W 2問(90分)29問(約30分)面接 約8分
2級R 31問 / W 2問(85分)30問(約25分)面接 約7分
準2級R 29問 / W 2問(80分)30問(約25分)面接 約6分
3級R 30問 / W 2問(65分)30問(約25分)面接 約5分
4級R 35問(35分)30問(約30分)スピーキング(別枠)
5級R 25問(25分)25問(約20分)スピーキング(別枠)

1級から3級までは筆記試験の冊子内にリーディング(R)とライティング(W)が同室で出題され、時間配分を受験者自身で管理します。4級と5級には記述式ライティングがなく、マークシート方式のリーディングとリスニングのみで合否判定が行われます。

4級・5級のスピーキングテストは任意受験であり、一次試験の合否には影響しません。

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大問別の英検問題形式と出題パターン

英検の一次試験は、主に3つの技能パートで構成されています。それぞれの出題形式と問われる能力を整理します。

リーディングの問題形式

リーディングは全級共通してマークシート方式(選択式)です。主に以下の3つの大問形式に分かれます。

ライティングの問題形式

3級以上の一次試験で出題されるライティングは、指定された用紙に手書きする記述式です。級によって問題形式が異なります。

級出題形式目標語数
1級要約問題 / 意見論述問題要約 90〜110語 / 意見 200〜240語
準1級要約問題 / 意見論述問題要約 60〜70語 / 意見 120〜150語
2級要約問題 / 意見論述問題要約 45〜55語 / 意見 80〜100語
準2級Eメール問題 / 意見論述問題Eメール 40〜50語 / 意見 50〜60語
3級Eメール問題 / 身近な質問に対する意見Eメール 15〜25語 / 意見 25〜35語

要約問題では、与えられた英文パッセージの主旨を損なわずに指定語数以内で論理的にまとめる構成力が求められます。意見論述問題では、In my opinion, ...(私の意見では〜)や I have two reasons.(理由は2つあります)といった論理展開の枠組みを用い、理由を記述する形式が基本です。

リスニングの問題形式と放送回数

リスニングは選択肢から正解を選ぶマーク式です。級によって放送回数が明確に分かれています。

一次試験リーディングの3大形式
リーディング大問形式

短文語句空所補充

  • 文脈に合う語を選択
  • 単語・熟語・文法
  • 語彙力の直接測定

長文空所補充

  • 2〜3段落の説明文等
  • 文脈を読み解く
  • 適切な語句・節を補充

長文内容一致選択

  • 説明文・Eメール等
  • 内容に関する設問
  • 正しい選択肢を選択

全級共通の選択式リーディングで出題される3形式の整理です。

この記事に出てくる英単語(イラスト・音声つきの辞典ページへ)

意見論述で使える表現を増やしたいときは、英検の例文集が参考になります。

次の疑問出題パターンを把握したら、英検の過去問や練習問題を解けるサイトで実際の形式に慣れておくのがおすすめです。

新形式リニューアルに伴う問題構成の変更点

直近の英検リニューアルにより、1級・準1級・2級・準2級・3級の一次試験問題構成が大きく見直されました。主な変更点は「ライティング問題の追加」と「リーディング設問数の削減」です。

級ライティングの変更リーディングの変更
1級要約問題が1問追加(合計2問)大問1語句補充・長文内容一致が各数問削減(計35問へ)
準1級要約問題が1問追加(合計2問)大問1語句補充・長文読解が削減(計31問へ)
2級要約問題が1問追加(合計2問)大問1語句補充・長文内容一致が削減(計31問へ)

試験時間は従来のまま据え置かれているため、受験者は「追加された要約問題にかける時間」を捻出しなければなりません。リーディング問題数が減ったとはいえ、読解速度を維持しながら要約文を手早く書き上げるタイムマネジメント能力がこれまで以上に求められます。

二次試験の面接構成と入室から退室までの流れ

1級から3級までの一次試験合格者、および英検S-CBT受験者は、スピーキング(面接試験)を受けます。試験時間は級により約5分〜10分で、面接委員との1対1の対面形式(1級は面接委員2名)で実施されます。

入室から退室までの手順

  1. 入室・挨拶:係員の指示で面接室に入り、Hello. や May I come in?(入ってもよろしいですか?)と挨拶して面接委員に面接カードを手渡します。着席を促されたら Thank you. と言って座ります。
  2. 氏名・級の確認:氏名と受験級の確認を受け、簡単な日常会話(ウォーミングアップ)を行います。
  3. 問題カードの黙読・音読(3級〜2級):パッセージ(英文)とイラストが印刷された問題カードが渡されます。20秒程度の黙読時間の後、音読を行います。
  4. 設問への応答:音読したパッセージに関する質問、イラストの状況を説明する質問、受験者自身の意見を問う質問(2〜3問)が順に行われます。
  5. 問題カードの返却・退室:面接委員に問題カードを返し、Have a nice day.(良い一日を)などの挨拶をして退室します。

なお、1級では問題カードに書かれた5つのトピックから1つを選び、2分間のスピーチを行った後、その内容に関する質疑応答を行う高度な構成となっています。

二次試験面接の標準的な流れ
1入室・挨拶

挨拶して面接カードを手渡し着席する

2氏名・級確認

確認を受け簡単な日常会話を行う

3問題カード確認

20秒程度の黙読の後に音読を行う

4設問への応答

パッセージやイラスト等の質問に答える

5カード返却・退室

カードを返し挨拶をして退室する

入室から挨拶、応答、退室に至る一連の手順です。

英検の級別問題数と出題形式一覧のイメージ

次の疑問面接の流れを頭に入れたら、英検二次試験・面接の具体的な対策手順を確認して応答の練習を進めましょう。

CSEスコア配点と過去問正答率の合格目安

英検の合否判定は素点の合計ではなく、統計的手法を用いた「英検CSEスコア」によって行われます。CSEスコアの最大の特徴は、各技能へ満点スコアが均等に割り振られている点です。

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級一次技能満点(R/W/L各)一次合格基準スコア二次(面接)満点 / 合格スコア
1級各850点(計2550点)2028点850点 / 602点
準1級各750点(計2250点)1792点750点 / 512点
2級各650点(計1950点)1520点650点 / 460点
準2級各600点(計1800点)1322点600点 / 406点
3級各550点(計1650点)1103点550点 / 353点

配点効率(コスパ)の考え方

例えば2級の場合、リーディングは31問で650点満点ですが、ライティングはわずか2問で650点満点です。リーディング1問あたりの素点の重みと比べ、ライティング1問(要約または意見論述)のミスが全体スコアに与える影響は極めて大きくなります。

どれか1技能でも極端に得点が低いと、他技能で高得点を取っても不合格となる仕様になっています。

過去問演習時の素点合格ライン目安

CSEスコアは試験ごとの難易度補正が入るため完全な素点換算はできませんが、過去問演習時には以下の正答率を目安に合否可能性を判定できます。

過去問演習時の正答率目安
◀ 危険圏(50%未満)安全圏(70%以上) ▶
危険圏いずれかの技能が50%未満で挽回が困難
合格ボーダーライン各技能60%〜65%で合否を分ける境界
安全圏各技能70%以上で一次突破の確実性が高い

過去問を解く際に合否可能性を判定する正答率の3段階です。

英検問題数に対応する理想の時間配分シミュレーション

筆記試験で時間切れを防ぐためには、各大問にかける時間をあらかじめ決めておく必要があります。新形式を反映した2級(筆記85分)および準1級(筆記90分)の実践的なタイムマネジメント案を示します。

表は横にスクロールできます →

パート・大問2級(85分)目標時間準1級(90分)目標時間解答時の着目ポイント
大問1(語句・文法空所補充)15分(約45秒/問)18分(約45秒/問)悩まず直感と語彙知識でテンポよく解く
大問2(長文空所補充)12分14分段落前後の論理マーカーを正確に把握
大問3(長文内容一致)23分23分設問先読みを行い本文の該当箇所を探す
大問4(ライティング:要約)15分15分重要センテンスの抜き出しとパラフレーズ
大問4(ライティング:意見論述)15分15分理由2つと具体例を構成テンプレートに沿って記述
見直し・リスニング先読み5分5分マークミス修正とリスニング設問の選択肢確認

リスニング先読み時間を生み出す手順

筆記試験の最後に5分間の余力を残すことで、リスニング第1問〜第5問程度の選択肢に目を通すことができます。名詞や動詞に下線を引いておくことで、音声が流れた瞬間に焦点を絞って聞き取れるようになり、正答率が上がります。

従来型と英検S-CBTの問題構成・形式の比較

コンピューターを利用して受験する「英検S-CBT」は、紙の問題冊子を用いる「従来型」と同一の検定として扱われます。出題される問題の難易度、出題形式、問題数、CSEスコアの算出基準はすべて同一です。

項目従来型英検英検S-CBT
試験日程一次・二次で別日程(2日間)1日で4技能すべて測定(原則1日完結)
スピーキング形式対面面接(面接委員と会話)ヘッドセットを装着したPC吹き込み録音
リスニング形式教室内のスピーカー音声を聴取ヘッドセットから個別に音声を聴取
リーディング解答紙のマークシートに筆記具でマークPC画面を見ながらマウスで選択
ライティング解答記述解答用紙に手書きタイピング型 または 手書き型を選択

問題構成そのものは変わりませんが、英検S-CBTでは試験順序が「スピーキング → リスニング → リーディング → ライティング」となり、最初にスピーキングを行う点が従来型と異なります。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月12日)。

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理解度チェック

Q1. 二次試験の面接室に入室する際の挨拶表現はどれですか?

  1. May I come in?
  2. Have a nice day.
  3. I have two reasons.
  4. In my opinion, ...
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正解: A. May I come in?
本文では、入室時に Hello. や May I come in? と挨拶して面接カードを手渡すと記載されています。

Q2. 英検のリニューアルにおける主な変更点はどれですか?

  1. 筆記試験の制限時間が大幅に延長された
  2. 1級から2級で要約問題が1問追加された
  3. リスニングの放送回数が全級1回に変更された
  4. 4級と5級に記述式ライティングが導入された
答えを見る

正解: B. 1級から2級で要約問題が1問追加された
本文では、1級・準1級・2級でライティングに要約問題が1問追加され合計2問になったと説明されています。

Q3. 英検の合否判定で使われるCSEスコアの特徴は何ですか?

  1. 各技能への満点スコアが均等に割り振られている
  2. リスニングの配点がリーディングより高く設定される
  3. ライティングは素点のみで合否判定が行われる
  4. 1技能が0点でも合計点が基準を超えれば合格する
答えを見る

正解: A. 各技能への満点スコアが均等に割り振られている
本文には、CSEスコアの最大の特徴として「各技能へ満点スコアが均等に割り振られている点」と記載されています。

よくある質問

Q. 英検の問題数は級によって何問違いますか?
一次試験全体の合計問題数は、5級が50問、4級が65問、3級が62問、準2級が61問、2級が63問、準1級が62問、1級が64問です(記述式ライティング含む)。
Q. 英検の問題形式でマーク式と記述式の割合は?
リーディングとリスニングの全問がマークシート選択式です。記述式は3級以上のライティングのみ(2問)ですが、CSEスコア上は総得点の3分の1を占めます。
Q. 一次試験の筆記はどの順番で解くべきですか?
配点比重が非常に高いライティング(要約・意見論述)を先に解き、次に短文語句補充、最後に長文読解の順で解く戦略が、時間切れによる大幅失点を防ぐため有効です。
Q. 英検の配点は各大問ごとに何点と決まっていますか?
各大問の固定素点配点は非公開です。合格判定には統計的に算出される英検CSEスコアが使われ、全級で技能(R/W/L/S)ごとに同一の満点が均等配分されます。
Q. リスニングの放送回数は級でどう違いますか?
1級・準1級・2級は全問1回放送です。準2級は全問1回、3級は第1部のみ1回で残りは2回放送、4級・5級は全問2回放送されます。

2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部