モチタン辞典 › 読みもの › 英検 › 英検ジュニア結果レポートの見方

英検ジュニア結果の確認法とスコア別の進路・伸ばし方
英検ジュニアの結果は、オンライン版なら受験終了直後にその場で画面に表示され、学校や教室で受けるペーパー版なら試験から約1か月半後に郵送で届きます。この試験には合格・不合格の判定はなく、正答率(%)で習熟度を表します。正答率80%以上が次のグレードや実用英検5級へ進む公式の推奨目安です。
英検ジュニア結果の確認方法と時期の比較
英検ジュニア(英検Jr.)を受験したあと、結果がいつ、どのような形で分かるのかは、受験した形式(オンライン版かペーパー版か)によって大きく異なります。
受験形式による結果通知の違い
オンライン版とペーパー版の結果確認方法および送付物は次の通りです。
| 項目 | オンライン版 | ペーパー版(学校・教室受験) |
|---|---|---|
| 結果確認の時期 | 受験完了の直後(WEB画面) | 試験終了から約1か月半後(郵送) |
| 確認場所 | 専用マイページの画面上 | 手元に届く紙の成績表・証書 |
| 発行される帳票 | 個人成績表・成績証明書 | 個人成績表・成績証明書 |
| 満点特典 | 成績優秀者用CERTIFICATE | 成績優秀者用CERTIFICATE |
オンライン版は、最後の問題を解き終えてテストを送信した瞬間に、画面上に総合正答率とセクションごとの成績が表示されます。後日、紙の帳票類も登録された住所へ発送されます。一方、学校や英語教室などの団体で受けるペーパー版は、答案用紙が回収・採点されたあと、約1か月半後に団体経由または郵送で手元に届きます。
英検の単語は、アプリの級別コースで単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す
英検ジュニア結果の仕組みと合否なしの理由
英検ジュニアには、一般的な検定試験のような「合格」や「不合格」という結果判定が存在しません。試験の目的が、子どもに優劣をつけることではなく、英語に対する親しみや学習意欲を育むことにあるためです。
正答率(%)で習熟度を把握する
試験結果は「全体の何問中、何問正解できたか」をもとに、percentage(正答率/パーセンテージ)で示されます。不合格の通知を受けて英語学習を嫌いになってしまう心配がなく、現在の自分のリスニング力がどの位置にあるのかを客観的に確認できます。
テストを開発・運営する公益財団法人 日本英語検定協会では、次の上位グレードへ進む目安として「正答率80%以上」を推奨しています。正答率ごとに学習状況を評価する一般的な基準は以下の通りです。
- 80%以上:そのグレードの英語表現をしっかり理解できています。次のグレードや次の試験へ進む準備が整っています。
- 60%〜79%:基礎的な聞き取りはできていますが、聞き逃しや迷いが見られます。同じグレードの復習を補うと定着します。
- 60%未満:単語の音や会話表現の理解がまだ定着していません。同じグレードの内容をゆっくり聞き直す学習が必要です。
合否判定はなく、正答率80%以上が上位グレードへ進む推奨目安です。
次の疑問正答率のほかにも詳しい成績基準を知りたい場合は、英検ジュニアのスコア評価の仕組みをあわせて確かめてみましょう。
英検ジュニアブロンズ結果の見方と次のステップ
英検ジュニア ブロンズ結果を受け取った際に確認すべきポイントと、シルバーへ進むかどうかの判断基準を整理します。ブロンズは、身の回りの物、動物、色、家族、基本的な挨拶など、英語の音声に親しむ導入レベルのテストです。
ブロンズの正答率別のアクション
ブロンズのテスト結果に応じて、次のように学習を進めると無理がありません。
| 正答率スコア | 習熟度の評価 | 推奨される次のアクション |
|---|---|---|
| 満点(100%) | 基礎の聞き取りが完璧に定着 | 成績優秀者用証書を受け取り、すぐにシルバーの準備へ進む |
| 80%〜99% | 十分なリスニング力がある | シルバーへステップアップして新しい表現に触れる |
| 60%〜79% | 身近な単語や表現に一部弱点あり | 間違えた単語の音を復習し、自信がついてからシルバーへ進む |
| 60%未満 | 英語の音にまだ慣れていない | ブロンズの範囲の単語(色・動物・数字など)を歌や音声で再確認する |
ブロンズで80%以上の正答率を獲得できた場合は、英語の音を聞き取って意味と結びつける基礎回路が身についています。躊躇せずにシルバーの学習へ進んで問題ありません。
もし80%に届かなかった場合でも、落胆する必要はありません。Good job!(よく頑張ったね!)と努力を認めた上で、聞き取れなかった名詞や挨拶の表現を日常の中で少しずつ補っていきましょう。
英検ジュニアシルバー結果の見方とゴールドへの進み方
英検ジュニア シルバー結果は、ブロンズに比べて質問文が長くなり、簡単な会話のやり取りや文字(アルファベット)の初歩的な認識が問われます。シルバーの結果をもとに、最上位グレードであるゴールドへ挑戦する目安を解説します。
シルバーの正答率別のアクション
シルバーの結果から弱点を把握し、ゴールドへ進むかどうかの判断表です。
| 正答率スコア | 習熟度の評価 | 推奨される次のアクション |
|---|---|---|
| 満点(100%) | 会話の文脈把握が完全にできている | ゴールドの学習をすぐに開始し、より長い会話文に挑戦する |
| 80%〜99% | 日常的な短い会話を正確に聞き取れている | ゴールドへステップアップ。文字と音の結びつきも意識し始める |
| 60%〜79% | 質問への受け答えの一部で混乱がある | Where(どこ)や What(何)などの疑問詞の聞き取りを強化する |
| 60%未満 | 文全体の流れの聞き取りが追いついていない | シルバーのリスニング素材を繰り返し聞き、短文の理解を深める |
シルバーで80%以上を達成できたお子さまは、単語単位だけでなく「フレーズ」や「短い文」の英語を耳で捉える力が育っています。ゴールドでは、複数の人物による会話や、状況に応じた適切な受け答えなど、より高度な文脈理解が求められます。
シルバーでつまずきやすいポイントは、How many?(いくつ?)などの数や量の聞き取り、あるいは前置詞(上・下・中など)の空間表現です。成績表の細目を振り返り、曖昧な部分を整理してからゴールドへ進みましょう。

英検ジュニアゴールド結果の見方と英検5級への移行判断
英検ジュニア ゴールド結果で高得点を獲得したあとは、児童向けリスニングテストから、筆記試験を含む通常の実用英語技能検定(実用英検)5級へのステップアップを検討する時期です。
ゴールドから実用英検5級へ進む判断基準
ゴールドで80%以上の正答率を達成できたら、実用英検5級に挑戦できる基礎的な英語耳が完成しています。ただし、英検ジュニアと実用英検5級には大きな試験形式の違いがあるため、移行時には注意が必要です。
| 項目 | 英検ジュニア(ゴールド) | 実用英検5級 |
|---|---|---|
| 主な出題形式 | オールリスニング(イラスト選択中心) | リーディング(筆記25分)+リスニング(約20分) |
| 文字の読み取り | 短い単語・簡単な文字識別程度 | 英文読解・文法・語順並べ替え問題あり |
| 解答方法 | 画面タップまたは問題用紙へのチェック | マークシートへの鉛筆による塗りつぶし |
| 合否判定 | なし(正答率%) | あり(合格・不合格) |
英検5級へ進む際の準備ポイント
ゴールドで80%以上、あるいは満点を取ったお子さまでも、英検5級の過去問をいきなり解かせると戸惑うことが少なくありません。英検ジュニアはイラストと音声を頼りに解く形式ですが、英検5級では「文字としての英語を読む力」が求められるためです。
まずはアルファベットの読み書き、フォニックス(音と文字の規則性)、そしてマークシートを枠内に濃く塗る練習を取り入れると、無理なく移行できます。
- アルファベットの読み書き練習文字としての英語を読む力が必要
- フォニックスの学習音と文字の規則性を身につける
- マークシートの解答練習鉛筆で枠内に濃く塗る作業に慣れる
児童向けテストから実用英検5級へ移る際に必要な準備項目です。
文字を読む練習を始める際は、英検5級頻出200の例文集を活用して基本表現に慣れておくと安心です。
次の疑問実用英検へのステップアップを検討する際は、試験形式や難易度の差をまとめた英検ジュニアと英検5級の違いの比較が役立ちます。
届く帳票の見方と項目別弱点分析法
英検ジュニアを受験した全員に送付される帳票類には、今後の英語学習に役立つ詳細なデータが記載されています。届く書類の種類と、結果シートの具体的な見方を解説します。
届く2種類の帳票
受験後に手元へ届く公式書類は主に以下の2点です。
- 個人成績表(REPORT CARD):総合正答率に加え、リスニングの各大問や出題カテゴリごとの正答率、学習アドバイスが細かく記載された成績シートです。
- 成績証明書(CERTIFICATE):受験したグレードと本人の名前、獲得した正答率が記載された賞状形式の証書です。満点(100%)を獲得した受験者には、特別なデザインの「成績優秀者用CERTIFICATE」が届きます。
個人成績表(REPORT CARD)を使った弱点分析
個人成績表には、全体スコアだけでなく問題セクションごとの成績がレーダーチャートや数値で表示されます。たとえば次のような項目別に習熟度が分かります。
- 語彙・表現:単語の音を聞いて正しい絵を選べているか。ここが低い場合は、単語帳やカードを使った語彙力アップが必要です。
- 会話の応答:質問に対して自然な返答を選べているか。How are you? や Thank you. などの挨拶・日常対話の聞き込みが鍵になります。
- 文字と音:アルファベットの読みや頭文字の音を聞き取れているか。次の級や実用英検へ進むためのフォニックス基礎に関わります。
弱かったセクションが明確になることで、「単語を増やす」「日常会話のやり取りを聴く」など、次の一手が具体化します。
語彙・表現
- 単語の音の聞き取り
- 単語帳やカードで補強
会話の応答
- 質問への自然な返答
- 挨拶や日常対話の聞き込み
文字と音
- 頭文字の聞き取り
- フォニックスの基礎作り
成績表のセクション別スコアから弱点に応じた対策が分かります。
結果を受けた子供への声かけとモチベーション維持法
英検ジュニアのテスト結果が手元に届いたとき、親がどのように反応するかは、お子さまのその後の英語に対する意欲を大きく左右します。正答率の高さだけにとらわれず、挑戦した姿勢そのものを認めることが大切です。
点数に応じた具体的な声かけフレーズ
高得点だったときはもちろん、思うような結果が出なかったときにも使える具体的な言葉がけの例です。
- 80%以上や満点だったとき:
「最後まで集中してよく聴けたね! You did it!(やったね!)」
「英語の音がしっかり聴き取れるようになった証拠だね。次のグレードの英語も楽しみだね!」 - 60%〜79%だったとき:
「半分以上もしっかり正解できたね。頑張って受けたことが本当に素晴らしいよ」
「この動物の単語や挨拶はバッチリ合っていたよ。次はここをもう少し練習してみようか」 - 60%未満だったとき:
「長い時間、英語のリスニングにチャレンジできたこと自体が大きな一歩だよ」
「分からない英語があっても、最後まで諦めずに答えを選べたね。I'm proud of you.(誇りに思うよ)」
届いた成績証明書(CERTIFICATE)は、リビングなど家族の目につく場所に飾ってあげると、お子さまの自己肯定感と学習意欲がさらに高まります。
集中力や成長を褒め、次のグレードへの期待感を高める言葉をかける
半分以上正解した頑張りを評価し、合っていた部分を具体的に褒める
リスニングに挑み最後まで諦めなかった姿勢そのものを肯定する
得点にかかわらず挑戦した姿勢を認め、次への意欲を引き出します。
理解度チェック
Q1. 英検ジュニアで次の上位グレードへ進む目安の正答率は?
- 正答率60%以上
- 正答率70%以上
- 正答率80%以上
- 満点(100%)
答えを見る
正解: C. 正答率80%以上
日本英語検定協会では、次の上位グレードへ進む目安として正答率80%以上を推奨しています。
Q2. 英検ジュニアオンライン版の結果確認時期として正しいものは?
- 試験終了から約1か月半後
- 受験完了の直後
- 試験翌日の正午
- 答案回収から約2週間後
答えを見る
正解: B. 受験完了の直後
オンライン版は、テストを送信した受験完了直後に専用マイページ画面上で結果を確認できます。
Q3. 80%以上や満点だった際の声かけとして本文にある英文は?
- You did it!
- Good job!
- How are you?
- Thank you.
答えを見る
正解: A. You did it!
本文では、80%以上や満点だったときの声かけフレーズとして「You did it!」が挙げられています。
よくある質問
- Q. 英検ジュニアに不合格はありますか?
- 不合格はありません。英検ジュニアは合否を決める試験ではなく、正答率(%)で現在の英語力を測定するテストです。点数にかかわらず全員に個人成績表と成績証明書が発行されます。
- Q. シルバーに進むにはブロンズ何%が必要?
- 日本英語検定協会が推奨する次のグレードへのステップアップ目安は「正答率80%以上」です。80%を超えていれば、シルバーへ進む十分な基礎リスニング力が備わっています。
- Q. オンライン版の結果はいつどこで見られますか?
- オンライン版は受験完了後、直ちにパソコンやタブレットの画面上に結果が表示されます。後日、紙の個人成績表と成績証明書も登録住所へ郵送されます。
- Q. 成績表や証明書を紛失した場合の再発行は?
- 個人成績表や成績証明書を紛失・破損した場合は、公式サイトの案内に従い再発行申請を行うことができます。受付期間や申請手順などの詳細は公式窓口へご確認ください。
- Q. ゴールドで80%を取ったら英検5級に進めますか?
- 進む目安になります。ただし英検5級には筆記試験(読解・並べ替え)やマークシート記入が加わるため、文字を読む練習や解答用紙を塗る準備を行ってから挑戦するのがおすすめです。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
certificate
percentage
silver
gold