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未来形 英語の使い方(willとbe going to)
英語の未来表現における最大のポイントは、「その場で決めた意思や主観的予測(will)」と「前からの予定や客観的兆候(be going to)」を区別することです。英語には動詞自体を変化させる厳密な未来時制が存在しないため、話者の意識や状況の確実性に応じて表現を使い分ける必要があります。
- willはその場での決定や直感、be going toは前からの予定や客観的兆候に使います。
- 確実な未来は、手配済みの予定なら現在進行形、時刻表などの確定事項なら現在形で表せます。
- 日常会話のshallは、Shall I ...?(申し出)やShall we ...?(提案)で使います。
未来形の使い方(will と be going to)とは(結論)
英語でこれからの出来事を表す際は、主に助動詞 will または be going to を用います。どちらも日本語では「〜するだろう」「〜するつもりだ」と訳されることが多いですが、ニュアンスの根底にある話者の心理が異なります。まずはそれぞれの基本形と根本的な意味の違いを押さえましょう。
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| 表現 | 基本の形 | 主なニュアンス | 典型的な場面 |
|---|---|---|---|
| will | will + 動詞の原形 | その場での即答・強い意志・話者の推量 | 店での注文、申し出、個人的な予想 |
| be going to | am / is / are + going to + 動詞の原形 | 前からの予定・目に見える兆候からの予測 | 手帳に書かれた予定、天候の兆候 |
日常会話では短縮形が好まれます。I will は I'll /aɪl/、否定形 will not は won't /woʊnt/、is not going to は isn't going to と表現されます。
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willとbe going toの使い分け:意志と予測
使い分けの基準は「意志(行動の決定時期)」と「予測(判断の根拠)」の2点です。
1. 意志:その場の決定か、事前の予定か
会話しているその瞬間に「〜しよう」と決めたときは will を使います。例えばレストランで料理を注文するときは I will go with the pasta.(パスタにします)や I'll take the red one.(赤の方にします)と言います。
相手の頼みに対して「私がやるよ」と引き受ける Don't worry. I'll help you look.(心配しないで。
探すのを手伝うよ)も同様です。一方、話す前からすでに決めていた予定は be going to を使い、We're going to have dinner tonight.(私たちは今夜夕食を食べる予定です)のように表します。
2. 予測:主観的な推量か、客観的な兆候か
根拠が話者の勘や個人的な確信に基づく場合は will を用います。空を見ずに直感で言う場合は It will rain tomorrow. となります。
これに対し、空に黒い雲が立ち込めているなど目に見える証拠がある場合は be going to を使い、It looks like it's going to rain.(雨が降りそうですね)や We're going to run out of milk.(ミルクがなくなりそうです)と表現します。
will
- 会話のその場で決めた行動
- 話者の直感や個人的な確信に基づく予測
- 例:I will go with the pasta.
- 例:It will rain tomorrow.
be going to
- 話す前から決めていた事前の予定
- 目に見える兆候や客観的証拠に基づく予測
- 例:We're going to have dinner.
- 例:It looks like it's going to rain.
行動を決めたタイミングと、予測の根拠が主観か客観かで使い分けます。
日常会話でよく使われるgonnaの発音や語順、使える場面をより詳しく知りたい方は、意味や構文、willとの使い分けまで解説したgonnaの詳しい意味と使い方をあわせてご確認ください。
willの否定文・疑問文と「拒絶」の用法
will の否定形は will not(短縮形は won't /woʊnt/)です。単純に未来の出来事を否定するだけでなく、「どうしても〜しない」という主語の強い拒絶を表す場合があります。
疑問文では助動詞 will を文頭に置きます。相手への問いかけや未来の確認に用います。
なお、Will you ...? は文脈によって「〜してくれませんか」という依頼の表現にもなります。
現在進行形と現在形で表す確実な未来
日常会話では、be going to よりもさらに確定的な予定に対して「現在進行形(be + -ing)」や「現在形」が頻繁に使われます。手配や準備が完了している近未来は現在進行形で表します。
- I am meeting Sarah at seven.(7時にサラと会うことになっている[すでに約束済み])
- Are you going to the store?(お店へ行く予定ですか?[すでに出かける準備をしている状態])
電車のダイヤ、飛行機の出発時刻、学校の学期日程など、個人の意思で変更できない確定スケジュールには「現在形」を使います。
| 表現 | ニュアンス | 確実性・手配の度合い |
|---|---|---|
| 現在形 | 時刻表や公の確定スケジュール | 極めて高い(個人の都合で変えられない) |
| 現在進行形 | 日時や相手の手配が済んでいる予定 | 高い(段取りが完了している) |
| be going to | 心の中で前々から決めている計画 | 中程度(意図はあるが手配未完了も含む) |
| will | その場での思いつき・主観的推量 | 未定(その場の判断) |
shall の用法:申し出と提案
現代英語において、単なる未来を表す shall /ʃæl/ は日常会話ではほとんど使われません。ただし、一人称を主語とした疑問文において「相手の意向を伺う申し出や提案」として重要な役割を持ちます。
Shall I ...? は Do you want me to ...?、Shall we ...? は Let's ... と近いニュアンスを持ちます。格式高い文書や法律条文では義務を表す語句として残っていますが、日常会話ではこの2つの疑問表現を押さえておけば十分です。
Shall I...?
- 話者からの申し出を表す
- Do you want me to...? と近い意味
- 例:Shall I bring you some coffee?
Shall we...?
- 相手への提案・誘いを表す
- Let's... と近い意味
- 例:Shall we go?
日常会話のshallは、相手の意向を伺う申し出と提案の2つの形で使われます。
未来進行形と未来完了形へのステップ
基本の未来形を理解したら、時間の広がりを持たせる「未来進行形」と「未来完了形」へ理解を広げましょう。
未来進行形(will be + -ing)
「未来の特定の時点でちょうど進行している動作」を表します。また、自然の成り行きとして「当然そうなる予定」を丁寧に尋ねる際にも使われます。
未来完了形(will have + 過去分詞)
「未来のある時点までに動作が完了していることや、ある状態が継続していること」を表します。by ...(〜までには)などの期限を示す表現を伴うのが典型的です。
未来進行形(will be + -ing)
- 未来の特定時点でちょうど進行中の動作
- 当然そうなる予定を丁寧に尋ねる際にも使用
- 例:I will be flying to New York.
未来完了形(will have + 過去分詞)
- 未来のある時点までの動作完了や状態の継続
- byなどの期限を示す表現を伴うのが典型的
- 例:I will have finished the report.
未来の特定時点で動作が進行中か、それまでに完了しているかで形を使い分けます。
辞典の例文で見る未来形の使い方(will と be going to)
| 英文 | 和訳 | ポイント |
|---|---|---|
| I'll call the restaurant. ▶ | 私がレストランに電話するよ。 | その場で判断して行動を申し出る will |
| I think that it's going to rain. ▶ | 雨が降りそうだと思うよ。 | 状況や兆候を見て予測する be going to |
| Don't worry. I'll help you look. ▶ | 心配しないで。探すのを手伝うよ。 | 困っている相手に即座に援助を申し出る I'll |
| I will go with the pasta. ▶ | パスタにする | 注文の場でその場で決定を下す will |
| We're going to have dinner tonight. ▶ | 私たちは今夜夕食を食べる予定です。 | 事前に予定として決まっている be going to |
| It looks like it's going to rain. ▶ | 雨が降りそうですね。 | 目に見える空の様子から推測する be going to |
| My computer won't turn on. ▶ | コンピューターの電源が入らない。 | 物がどうしても動かない拒絶を表す won't |
| Okay, I won't forget. ▶ | うん、忘れないよ。 | 自分の意志で必ず守ると伝える won't |
英単語 will のコアイメージと短縮形一覧
助動詞の will を深く理解する鍵は、名詞としての will にあります。英単語の will は名詞で「意志」「強い願い」、さらには法的な「遺言書」を意味します。助動詞 will が未来を表すのは、「主語が〜しようとする強い意志を持っている」、あるいは「自然の成り行きとして放っておいてもそうなる(世界の意志)」というコアイメージが根底にあるためです。
このコアイメージを知っておくと、なぜレストランでの注文など「その場で決めた強い意志」に will を使うのかが直感的に納得できます。
また、日常の会話やメールでは主語と will が合体した短縮形が極めて頻繁に使われます。主語ごとに正しい表記と発音のコツを押さえておきましょう。
| 主語 | 短縮形 | 発音記号 | 例文 |
|---|---|---|---|
| I | I'll | /aɪl/ | I'll call you back.(かけ直します。) |
| You | You'll | /juːl/ | You'll be fine.(きっと大丈夫だよ。) |
| He | He'll | /hiːl/ | He'll come soon.(彼はすぐ来るでしょう。) |
| She | She'll | /ʃiːl/ | She'll love this gift.(彼女はこの贈り物を気に入るはずです。) |
| It | It'll | /ˈɪt.l/ | It'll be fun.(きっと楽しいよ。) |
| We | We'll | /wiːl/ | We'll see tomorrow.(明日確認しましょう。) |
| They | They'll | /ðeɪl/ | They'll arrive at noon.(彼らは正午に到着する予定です。) |
中2英語未来形と be going to 文法の基本ルール
中学校2年生の英語で最初に学習する未来表現では、will と be going to の語順ルールと文構造の把握が重要です。どちらの後ろにも必ず「動詞の原形」が続きます。
will は助動詞のため、主語が三人称単数であっても語形は変わらず、直後に動詞の原形を置きます。否定文は will not(短縮形は won't)、疑問文は Will を文頭に出します。
一方、be going to では主語に応じて be動詞を am / is / are に正しく変化させる必要があります。否定文は be動詞の後ろに not を置き(is not going to など)、疑問文は be動詞を文頭に配置します。
| 文タイプ | will の構文ルール | be going to の構文ルール |
|---|---|---|
| 肯定文 | 主語 + will + 動詞の原形 He will study math. (彼は数学を勉強するでしょう。) | 主語 + am / is / are going to + 動詞の原形 He is going to study math. (彼は数学を勉強する予定です。) |
| 否定文 | 主語 + won't + 動詞の原形 He won't study math. (彼は数学を勉強しないでしょう。) | 主語 + be動詞 + not + going to + 動詞の原形 He isn't going to study math. (彼は数学を勉強する予定ではありません。) |
| 疑問文 | Will + 主語 + 動詞の原形? Will he study math? (彼は数学を勉強しますか?) | Be動詞 + 主語 + going to + 動詞の原形? Is he going to study math? (彼は数学を勉強する予定ですか?) |
定期テストの書き換え問題では「will = be going to」として扱われることが多いですが、実際の英会話では「その場で思いついた決定」に be going to を使うと不自然になるため、機械的な書き換えには注意が必要です。
直前や公式予定を表す be about to と be to 構文
未来を表す表現には、日常会話で多用される will や be going to のほかに、特定の状況で使われる発展的な構文が存在します。
1. 直前の未来を表す be about to
be about to + 動詞の原形 は、「まさに〜しようとしている」「今にも〜するところだ」という、直後・数秒〜数分以内に迫った極めて切迫した未来を表します。
- The train is about to leave.(電車がまさに発車するところです。)
- I was about to go to bed when you called.(あなたが電話をくれたとき、ちょうど寝ようとしていたところでした。)
2. 公式な予定を表す be to 構文
be動詞 + to + 動詞の原形(be to 構文)は、公式なスケジュールやニュース報道、厳密な取り決めを表す際に用いられます。個人の私的な約束ではなく、公的・社会的に決まっている確定予定を客観的に伝える堅い表現です。
- The prime minister is to visit the United States next week.(首相は来週訪米する予定です。)
- The new bridge is to open in April.(新しい橋は4月に開通することになっています。)
このテーマのよくある疑問
確認問題(5問)
レストランでメニューを見てその場で注文を決めたとき、最も適切な表現はどれですか。
答えと解説
正解: I will go with the pasta.
会話しているその瞬間に「〜しよう」と決めたときは will を用います。空に黒い雲が立ち込めているなど目に見える兆候から雨を予測するとき、適切な文はどれですか。
答えと解説
正解: It looks like it's going to rain.
目に見える証拠や客観的な兆候がある予測には be going to を使います。「My computer won't turn on.」における won't のニュアンスとして本文で説明されているものはどれですか。
答えと解説
正解: どうしても〜しないという無生物の拒絶
will not(won't)には「どうしても〜しない」という強い拒絶を表す用法があります。空欄に入る最も適切な語を選びなさい。「相手にお茶を持ってきましょうか?」と申し出る文です。 ( ) I bring you some tea?
答えと解説
正解: Shall
Shall I ...? は相手の意向を伺う「話者からの申し出」を表し、Do you want me to ...? と近い意味です。未来の予定を表す表現について、本文の説明と合致しない(誤っている)ものはどれですか。
答えと解説
正解: その場での思いつきや直感による予測には必ず be going to を使う
その場での思いつきや直感的な予測には be going to ではなく will を使います。
よくある質問
- Q. will と be going to は置き換え可能?
- 単純な予測(明日の天気など)では置き換え可能な場合もありますが、話したその場で決めた申し出(I'll help you.)に be going to は使えず、事前手配済みの予定に will を使うと不自然になります。
- Q. gonna は使ってもよいですか?
- going to が口語で短縮された形が gonna /ɡənə/ です。親しい間柄の会話やテキストメッセージでは極めて自然に使われますが、公的なビジネス文書や面接・論文などの改まった場では避けてください。
- Q. if節の中で will を使わない理由は?
- 「もし〜なら」という時や条件を表す副詞節の中では、未来の事柄であっても現在形を使う規則があるためです。If you don't hurry, you will miss the bus. のように条件節は現在形にします。
- Q. 中2英語のテストで will を be going to に書き換えるときの注意点は?
- be動詞を主語に合わせて正しく変化させること(I なら am、he/she なら is、you/we/they なら are)と、to の直後を必ず「動詞の原形」に戻すことが重要です。三人称単数の -s や過去形になっている動詞を原形にし忘れるミスが多いため注意しましょう。
- Q. be about to と be going to は何が違いますか?
- be going to が「〜するつもりだ・予定だ」と数時間後から数年後まで幅広い未来をカバーするのに対し、be about to は「まさに今から〜する」「今にも〜しそう」という数秒〜数分以内の直前状態に限定して使われます。
2026年9月26日更新・モチタン辞典編集部
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