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TOEFLのWindows 11対応状況と設定

TOEFLのWindows 11対応状況と設定

TOEFL iBT Home EditionおよびTOEFL ITPデジタル版は、正規ライセンス認証済みのWindows 11に公式対応しています。

受験には専用アプリの導入と機器チェックの通過が必須であり、OS内部のカメラ・マイク権限設定やバックグラウンド通信の停止を怠ると、当日接続エラーで失格になる危険があります。

Windows 11の公式対応状況と試験種別

ETS公式の動作要件において、TOEFL iBT Home EditionおよびTOEFL ITPデジタル版はWindows 11を正式にサポートしています。

ただし、使用するOSは正規ライセンス認証が完了している必要があり、仮想環境(Virtual Machine)やベータ版OS、Sモード(Windows 11 S)での受験は禁止されています。

TOEFLの試験種別によって、要求される受験用ソフトウェアが異なります。自身の受験形式に適合したソフトウェアを事前に確認してください。

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試験種別使用ソフトウェアWindows 11対応状況主な注意事項
TOEFL iBT Home EditionTOEFL Test App公式対応(64-bit推奨)単一モニター必須、Proctorによる遠隔監視あり
TOEFL ITP デジタル版TOEFL Secure Browser公式対応(64-bit推奨)団体実施の規程に準拠、事前インストール必須

Windows 11 HomeおよびWindows 11 Proはいずれも利用可能ですが、セキュリティ設定や管理者権限の有無によってインストーラーの挙動が異なる場合があります。受験に使用するパソコンでは、必ず管理者アカウント(Administrator)でサインインして設定を行ってください。

大学や企業で実施される試験の形式については、TOEFLの団体受験(ITP等)の仕組みで確認できます。

次の疑問OS以外の全体的な手続きや準備も確認したい場合は、TOEFLホームエディションの受け方で全体の流れを把握できます。

テストアプリの導入手順と注意点

自宅受験を行うためには、ETS公式が指定する専用ソフトウェア(TOEFL Test App または TOEFL Secure Browser)をダウンロードし、事前にインストールを完了させる必要があります。

TOEFL Test Appのインストール手順

  1. ETSの公式受験者ポータル(アカウント管理画面)にアクセスし、機器要件ページからWindows版インストーラー(.exeファイル)をダウンロードします。
  2. ダウンロードフォルダ内のインストーラーを右クリックし、「管理者として実行」(Run as administrator)を選択します。
  3. ユーザーアカウント制御(UAC)の警告画面が表示されたら、「はい」をクリックして進めます。
  4. 画面の指示に従ってインストールを完了させ、デスクトップ上に生成されたショートカットアイコンを確認します。

インストール直後にアプリを単独で起動しても、試験当日の認証コード入力画面が表示されるのみでテストは開始されません。動作テストは次節で解説する機器チェックツール(Equipment Check)を通じて実施します。

セキュリティ警告が出た場合の対処

Windows 11の標準保護機能である「SmartScreen」が作動し、「WindowsによってPCが保護されました」と青い警告ウィンドウが表示されることがあります。この場合は、ウィンドウ内の「詳細情報」をクリックし、現れた「実行」ボタンを押すことでインストールを継続できます。

テストアプリ導入手順
1インストーラー取得

公式ポータルからWindows版のexeファイルをダウンロード

2管理者として実行

ファイルを右クリックし「管理者として実行」を選択

3UAC警告の許可

ユーザーアカウント制御で「はい」を選び導入を進める

4完了とアイコン確認

画面指示に従い完了しデスクトップのアイコンを確認

インストーラーの取得から起動確認までの4ステップ

事前機器チェックの実施手順と合格基準

テストアプリの導入後、受験日までに必ず公式の機器チェック(Equipment Check)を完了させる必要があります。このチェックはブラウザ上で実行され、パソコンが試験要件をすべて満たしているかを自動判定します。

機器チェックの5大確認項目と判定基準

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検査項目英語表記合格判定基準不合格時の主な原因
OSバージョンOperating SystemWindows 11 正規版であること未認証OS、Sモード、仮想マシンでの実行
マイクMicrophone音声入力レベルが基準を満たすことプライバシー設定での拒否、無音・音量過小
スピーカーSpeakerテスト音声が正常に出力されることイヤホン接続、音量ミュート、既定デバイスの誤り
WebカメラCamera映像が鮮明に表示されることプライバシー設定での拒否、解像度不足、他アプリの占有
通信速度Network Bandwidth所定のダウンロード・アップロード速度Wi-Fi電波の減衰、他端末による帯域消費

機器チェックページで全項目に緑色のチェックマーク(合格)が表示されれば、ハードウェアおよび基本的なソフトウェア環境の準備は完了です。赤色のバツマークが出た項目がある場合は、試験当日までに必ず設定の見直しや周辺機器の更新を行ってください。

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Windows 11特有の設定とトラブル対処

Windows 11ではセキュリティとプライバシー機能が強化されているため、デフォルト設定のままではカメラやマイクがテストアプリに認識されないトラブルが頻発します。以下の手順で設定を確認してください。

カメラとマイクのアクセス許可設定

  1. 「スタート」ボタンを右クリックし、「設定」(Settings)を開きます。
  2. 左側メニューの「プライバシーとセキュリティ」(Privacy & security)を選択します。
  3. 「アプリの権限」項目にある「カメラ」(Camera)をクリックし、「カメラへのアクセス」および「アプリにカメラへのアクセスを許可する」が両方とも「オン」になっていることを確認します。
  4. 「デスクトップアプリがカメラにアクセスできるようにする」も同様に「オン」に設定します。
  5. マイクについても同様に、「プライバシーとセキュリティ」>「マイク」(Microphone)から、すべてのアクセス権限を「オン」にします。

不要なバックグラウンドプロセスの完全終了

TOEFLの専用ブラウザは、画面共有ソフト、リモートデスクトップ、録画ツール、コミュニケーションツールの常駐を厳格に検知し、起動をブロックします。試験開始前にはタスクマネージャー(Task Manager)を用いてこれらを完全に終了させてください。

タスクマネージャーの起動ショートカットキーは Ctrl + Shift + Esc です。「プロセス」タブから該当するアプリケーションを選択し、右下の「タスクの終了」(End task)をクリックしてプロセスを停止します。

Win 11必須設定と終了対象
📷カメラ権限の許可

設定のプライバシーからカメラアクセスとアプリ権限をオン

🎙️マイク権限の許可

プライバシー設定のマイクから全アクセス権限をオンに変更

💬通信ツールの終了

Teams、Zoom、Skype等のプロセスを完全に終了

⏹️録画・同期の停止

録画ツール、リモート支援、クラウド同期プロセスを停止

トラブルを防ぐための権限許可設定と終了すべき常駐プロセス

TOEFL受験のPC動作環境のイメージ

ハードウェアと部屋の環境ルール一覧

OSやアプリの準備だけでなく、ハードウェアの構成や受験空間の物理的環境に対しても厳格な公式規則が定められています。規則に違反した場合、試験の中断やスコア無効の対象となります。

周辺機器のハードウェア要件

機器・項目公式ルール禁止事項
スピーカーパソコン内蔵または外付けスピーカーのみ使用可有線・無線を問わずイヤホン、ヘッドホンの使用は禁止
マイクパソコン内蔵または外付けマイクのみ使用可ヘッドセット型マイク、イヤホン一体型マイクは禁止
ディスプレイ単一画面(シングルモニター)のみ使用可デュアルディスプレイ、外付け拡張モニターの接続は禁止
キーボードQWERTY配列の物理キーボードバーチャルキーボードのみの環境は不可
2台目カメラスマートフォンのカメラ等を指定位置に配置スタンドなしで固定できない配置は不可

受験部屋と机の上の環境要件

試験は完全に区切られた静かな個室で受験しなければなりません。カフェ、オープンスペース、間仕切りのみの部屋での受験は認められません。机の上には、許可されたアイテム(パスポート等の身分証明書、透明プラスチックシートに入れた白紙または小型ホワイトボード、ホワイトボード用マーカー、イレーザー)以外を置くことはできません。

通常の紙と鉛筆によるメモ取りは禁止されており、メモは試験終了時に試験監督(Proctor)の目の前ですべて消去する必要があります。

次の疑問机の上や部屋の配置など当日の禁止事項を詳しく見直すなら、TOEFL自宅受験のやり方と注意点が役立ちます。

当日のチェックインと遠隔確認の流れ

試験当日は、予約時間の15分前頃からポータルサイト上でチェックインが可能になります。チェックインから試験開始までの手順を把握しておくことで、精神的な焦りを防ぐことができます。

  1. アカウントへログイン:受験ポータルにログインし、開始ボタンをクリックして遠隔監視システムに接続します。
  2. 本人確認書類の撮影:画面の案内に従い、パスポートの顔写真ページをWebカメラにかざして撮影します。
  3. 顔写真の撮影:受験者本人の正面顔写真を撮影します。
  4. 監視アプリの起動とProctorの接続:チャットウィンドウが開き、担当の試験監督(Proctor)が遠隔接続します。
  5. 360度部屋の確認:Webカメラを持ち上げ、部屋の四隅、机の上、机の下、天井などを監督に見せます。
  6. メモ用具とスマートフォンの確認:ホワイトボードの両面が白紙であることをカメラに見せ、スマートフォンの電源を切って手の届かない後方に置く様子を映します。
  7. テストアプリの起動:監督がリモート操作で認証コードを入力し、TOEFLの試験画面が立ち上がります。
当日の遠隔確認フロー
1ログインと接続

ポータルにログインし監視システムに接続する

2書類と顔の撮影

パスポートの写真ページと本人の顔写真を撮影する

3監督の遠隔接続

チャット画面が開き監督(Proctor)が接続する

4360度部屋の確認

カメラで部屋の四隅、机の上や下、天井を映す

5メモ具・スマホ確認

白紙ホワイトボードを見せスマホを後方に置く

6テスト開始

監督が認証コードを入力し試験画面が立ち上がる

試験開始15分前からのチェックインと監督確認の流れ

試験監督(Proctor)対応英語フレーズ集

遠隔監視を行う試験監督(Proctor)とのやり取りはすべて英語で行われます。チャットや音声で指示された際に役立つ実用フレーズをまとめました。

監督からよく言われる指示表現

トラブル時や要望を伝える返答テンプレート

指示が聞き取れなかった場合や、Windowsの設定変更を求められた際は、以下の定型表現をそのままチャット欄に入力してください。

エラー対処と再受験バウチャーの申請手順

万全に準備をしていても、OSの不具合や回線の切断などにより試験が中断することがあります。機材トラブルで試験が継続できなくなった場合の対処手順を解説します。

試験中の切断と復帰手順

ネットワークが切断された場合、まずはルーターとPCの接続を確認し、再度チェックインリンクからセッションへの再接続を試みてください。セッションが再開されれば、前回の問題の途中から再開できる仕様になっています。

再受験バウチャー(Voucher)の申請手順

技術的なトラブルにより受験が完了しなかった場合、ETSサポートに対して事情を説明し、再受験用のバウチャー(Reschedule Voucher)を申請することができます。

  1. 証拠の保全:エラーメッセージが表示されている画面をスマートフォン等で写真に収めます(試験終了後に行うこと)。
  2. セッション番号の記録:Proctorとのチャットログに記載されていたインシデント番号(Incident Number)またはチケット番号を控えます。
  3. 公式サポートへの連絡:受験終了からできるだけ早く(原則として数日以内)、公式サポート窓口の問い合わせフォームまたはチャットからトラブル報告を送付します。

申請文には、受験日、予約番号、氏名、発生した技術的問題の内容、およびProctorから案内されたインシデント番号を正確に記載してください。

再受験バウチャー申請の準備

技術的トラブルで中断した際に申請に必要な記録項目

次の疑問再受験や申し込み時に発行されたコードの入力手順は、TOEFLバウチャーコードの使い方で確認しておくと迷いません。

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TOEFL・IELTSの疑問をすべて見る「TOEFL」のまとめ

理解度チェック

Q1. Windows 11での受験に関する説明として正しいものは?

  1. Sモード(Windows 11 S)での受験が推奨される
  2. 仮想環境(Virtual Machine)上での受験が可能である
  3. 正規ライセンス認証が完了したOSである必要がある
  4. 標準ユーザー権限のアカウントで設定を行う必要がある
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正解: C. 正規ライセンス認証が完了したOSである必要がある
本文によると、使用するOSは正規ライセンス認証が完了している必要があり、仮想環境やSモードでの受験は禁止され、管理者アカウントでの設定が求められています。

Q2. 自宅受験のハードウェア要件で認められている機器はどれ?

  1. ヘッドセット型のマイク
  2. 外付けの単一スピーカー
  3. Bluetooth接続の無線イヤホン
  4. 外付け拡張ディスプレイ
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正解: B. 外付けの単一スピーカー
本文のハードウェア要件では、スピーカーは内蔵または外付けのみ使用可能とされています。イヤホン、ヘッドセット、デュアルディスプレイの使用は禁止されています。

Q3. 試験監督の指示を聞き取れず文字入力を依頼する英文は?

  1. Could you please type your instruction in the chat?
  2. Show me both sides of your whiteboard.
  3. Close all background applications in your Task Manager.
  4. Unplug your external monitor.
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正解: A. Could you please type your instruction in the chat?
本文のフレーズ集で「指示をチャットに文字で入力していただけますか」に対応する英文として「Could you please type...」が挙げられています。

よくある質問

Q. Windows 11のSモードでも受験できますか?
受験できません。SモードはMicrosoft Store以外のアプリ導入を制限するため、TOEFL専用ソフトが動作しません。事前に通常モードへ解除する必要があります。
Q. ノートPCの内蔵マイクとスピーカーで足りますか?
内蔵マイクとスピーカーで十分受験可能です。ただし、音量不足やノイズで機器チェックに落ちる場合は、イヤホン型以外の外付けスピーカーやマイクを導入してください。
Q. ノートPCに外部モニターを繋いで受験できますか?
外部モニターの接続は禁止されています。クラムシェルモード等でノートPC本体を閉じている状態であっても、複数画面とみなされ失格になるリスクがあるため単一画面で使用してください。
Q. 自宅受験とテストセンターのどちらが安心ですか?
OS設定や部屋の環境構築、英語でのトラブル対応に少しでも不安がある場合は、機材や個室のトラブルリスクがないテストセンター会場受験を選ぶことを推奨します。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部