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リスを英語で発音!squirrelの読み方とコツ
リスの英語表記は squirrel で、アメリカ英語の発音記号は /ˈskwɝː.əl/ または /skwɝːl/、イギリス英語は /ˈskwɪr.əl/ です。
カタカナでは「スクワール」や「スクウィレル」と表記されますが、日本語の感覚で読むと通じません。成否を分けるのは、中間の r で舌を奥へ引いた直後に、語尾の l で暗い音(ダークL)へ移行させる舌の制御です。
squirrelの発音を聞く
単語やフレーズの音をその場で確認できます。
squirrelのスペルと発音記号の基本
リスを表す英単語は squirrel です。名詞として「リス」を意味するほか、動詞として「(食料やお金を)隠蓄する、ため込む」という意味(squirrel away など)でも用いられます。まずはスペルと発音記号、カタカナの目安を確認しましょう。
| 項目 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
|---|---|---|
| 発音記号 | /ˈskwɝː.əl/ または /skwɝːl/ | /ˈskwɪr.əl/ |
| 音節数 | 1音節 または 2音節 | 2音節 |
| カタカナの近い表記 | スクワール / スクワーオ | スクウィレル |
| 主な特徴 | 強いR母音の後に奥舌のLが続く | 短い「イ」の母音を挟んで発音する |
カタカナ表記として辞書などに載っている「スクワレル」「スクワール」をそのまま日本語の発音で読んでも、ネイティブスピーカーには伝わりにくい傾向があります。
日本語の「ラ行」の音は舌先を歯茎に軽く弾く弾音ですが、英語の r は舌をどこにも触れさせず、語尾の l は舌先を上前歯の付け根につけるか、あるいは舌の奥を持ち上げて喉の奥で響かせる音だからです。
この違いを理解することが、きれいな発音への第一歩となります。
英語でリスを表す様々な言い回しについては、「リス」の英語(和英辞典)をご覧ください。
次の疑問単語の基本を押さえたら、語源や生態に関する表現もまとめたリスの英語表現の基礎知識で知識を広げてみませんか。
squirrelの発音が難しい2つの理由
英語学習者の多くが「squirrel は動物の名前の中で最も発音しにくい単語のひとつ」と感じます。それには音声学的な明確な理由が2つあります。
1. 相反する舌の動きをする「R」と「L」が直結している
英語の r は舌先を口内のどこにも接触させず、舌全体を後ろへグッと引き込んで喉の奥を狭めることで音を出します。一方で一般的な l は舌先を上前歯の裏(歯茎)にしっかり押し当てて息を両脇から逃がします。
「舌を引く動作」から「舌を前に伸ばして接触させる動作」へと瞬時に切り替えなければならないため、舌の筋肉が慣れていない日本語話者にとって非常に負荷の高い運動になります。
2. 語尾が「Dark L(暗いL)」であること
単語の末尾や子音の前にある l は、専門用語で「Dark L(暗いL)」と呼ばれます。通常の l(Light L)のように舌先を上の歯茎につけるだけでなく、舌の後部(奥舌)を軟口蓋(口の奥の柔らかい部分)に向かって持ち上げ、喉の奥をこもらせて発音します。
この音は日本語の「ル」とは全く異なり、日本人には「オ」や「ウ」のこもった響きに近く聞こえます。このDark Lの響きを理解していないと、余分な母音「u」が混ざって「スクワー・ル」となり、英語本来のリズムが崩れてしまいます。
舌を奥へ引くRから前に伸ばすLへ瞬時に切り替える負荷が高い
奥舌を持ち上げて喉の奥をこもらせるため日本語の「ル」と異なる
舌の素早い切り替えとDark Lの独特な響きが難しさの要因です。
同じように発音でつまずきやすい単語は、発音が難しい英単語の英単語でまとめて確認できます。
ほかの場面の言い回しや話す練習の進め方は、英会話の総合ガイドで探せます。
アメリカ英語とイギリス英語の発音の違い
squirrel の発音は、アメリカ英語とイギリス英語で音の構造そのものが大きく異なります。どちらを基準にして覚えるべきかを整理しましょう。
アメリカ英語:1音節感覚の「スクワール」
アメリカ英語の発音記号は /skwɝːl/、辞書によっては /ˈskwɝː.əl/ と表記されます。実際のスピーキングでは、ほぼ1音節(ひとかたまりの音)として発音されることが一般的です。
子音結合の skw- から始まり、直後にアメリカ英語特有の巻き舌母音 /ɝː/(bird や girl と同じ母音)が強く響き、そのまま舌の奥を引いた状態でDark Lへ移行します。
カタカナで表すなら「スクワール」あるいは「スクワーオ」に近い響きになります。日本で日常的に使われる英語教材の多くはアメリカ英語をベースにしているため、迷った場合はこのアメリカ式を習得するのが実用的です。
イギリス英語:明確な2音節の「スクウィレル」
イギリス英語の発音記号は /ˈskwɪr.əl/ です。アメリカ英語のように母音を強く巻き込まず、前半分と後ろ半分がはっきりと分かれた2音節になります。
前半は /skwɪ/(スクウィ)、後半は /rəl/(レル)となり、つなげると「スクウィ・レル」となります。前半にしっかりとしたアクセント(強勢)が置かれます。
イギリス英語話者と会話する機会が多い方や、イギリス系の発音を目指している方は、こちらのリズムを意識すると自然に聞こえます。
アメリカ英語
- 発音記号は/skwɝːl/
- ほぼ1音節のひとかたまり
- 強い巻き舌からDark Lへ移行
- カタカナ目安:スクワール
イギリス英語
- 発音記号は/ˈskwɪr.əl/
- 前後に分かれた明確な2音節
- 前半の「スクウィ」に強勢
- カタカナ目安:スクウィレル
アメリカ英語はほぼ1音節、イギリス英語は明確な2音節で発音します。
母音の響きをより深く学びたい方は、英語の母音の発音を参考にしてみてください。
舌の動きを分解!3ステップ発音練習法
アメリカ英語の squirrel を確実に言えるようになるための、舌のポジション移動タイムラインを3段階で解説します。口の形を意識しながら、ゆっくり声を出して練習してください。
ステップ1:【squ】唇をすぼめて「スクゥ」
最初は無声音の s から k、そして w へ移行します。唇をタコのように前に突き出し、丸くすぼめます。息を勢いよく吐き出しながら「スクゥ」と短く出します。このとき、日本語の「ス」のように喉を響かせず、息の摩擦音だけで s を始めるのがポイントです。
ステップ2:【ir】舌を奥へ引いて強くこもらせる「アー」
すぼめた唇を少しだけ緩めつつ、舌先を口の天井につけないように注意しながら、舌全体を喉の奥へ向かって力強く引き込みます。喉の奥からうなるような「アー」という音を出します。この音は bird、first、nurse などの母音と全く同じです。ここが単語全体の最も強いアクセントになります。
ステップ3:【rel】舌の奥を持ち上げながらDark Lで着地
ステップ2で引き込んだ舌の奥側をさらに少し持ち上げ、喉を狭めて「オ」に近いこもった余韻を残します。上級者は舌先を上前歯の付け根の歯茎に軽く当ててもよいですが、舌先をつけずに奥舌を持ち上げるだけでも自然なDark Lが完成します。決して口先で「ル」と弾かないようにしてください。
表は横にスクロールできます →
| ステップ | 発音部分 | 口の形と唇 | 舌の位置 |
|---|---|---|---|
| 1 | squ | 丸く強くすぼめる | 口の中央、どこにも触れない |
| 2 | ir | 少し脱力し半開き | 舌全体を喉の奥へ強く引く |
| 3 | rel | 半開きのまま維持 | 舌の奥を持ち上げこもらせる |

どうしても言えない時の裏ワザ「スクワーオ」
「舌の筋肉が追いつかず、どうしても舌がもつれてしまう」という方に向けて、ネイティブスピーカーに100パーセント通じる裏ワザを紹介します。
「ル」を捨ててカタカナの「オ」で発音する
どうしても言えない場合は、最後の l を「ル」ではなく「オ」または「ウ」と言い換えてみてください。具体的には「スクワーオ」と声に出します。「スク」を素早く発音し、「ワー」の部分で唇を軽くすぼめながら喉の奥を鳴らし、語尾を口を半開きにしたまま「オ」と小さく落とします。
なぜ「スクワーオ」でネイティブに通じるのか
英語圏の日常会話において、音節末のDark Lは母音化(L-vocalization)することが頻繁にあります。特にイギリスのロンドン近郊の方言や、アメリカのくだけた会話では、語尾の l が円唇母音(オやウに近い音)として発音されることが珍しくありません。
無理に舌先を前歯につけようとして日本語の「ル」になってしまうくらいなら、「スクワーオ」と脱力して発音したほうが、ネイティブの耳には自然な英語の音響として認識されます。
複数形squirrelsの発音攻略法(R→L→Z)
リスを見かける場面では、1匹だけでなく複数形を使う機会が非常に多くあります。squirrel の複数形は squirrels ですが、末尾に s が付くことで難易度がさらに上がります。
末尾の音は「ス」ではなく濁音の「ズ /z/」
英語の音声規則において、有声音(声帯が振動する音)の後に続く複数形の -s は、濁った有声音 /z/ で発音されます。squirrel の語尾の l は有声音であるため、表記は s ですが、実際の音は /skwɝːlz/(ズ)となります。
RからL、そしてZへ滑らかにつなぐ手順
複数形を発音する際は、以下の順番で舌を滑らせます。
- r の音で舌を奥へ引く。
- 舌先を上前歯の付け根の歯茎に向かって近づけ、Dark Lの響きを作る。
- 舌先を完全に歯茎に密着させ、その隙間から息を擦り出させて「ズ」と濁らせる。
もしこれが難しい場合は、前述の裏ワザを応用して「スクワーオズ」と発音してみてください。「オ」の形から舌先を上前歯の裏に運んで「ズ」と摩擦音を出すだけで、非常に自然な squirrels の響きになります。
舌全体を喉の奥へ強く引き込む
舌先を上前歯の付け根の歯茎に近づける
歯茎に密着させ隙間から「ズ」と濁らせる
奥に引いた舌を前歯の裏へ移動させ、最後に息を濁らせて発音します。
次の疑問複数形の発音に慣れたら、群れを指す特別な言い回しを解説したリスの群れを表す英語表現も合わせて確認してみてください。
シマリスやモモンガなどリスの仲間を表す英語
公園や森で見かけるリスの仲間には、それぞれ固有の英単語が存在します。特に注意が必要なのが「シマリス」です。
シマリスはsquirrelではなくchipmunk
背中に縞模様がある小型の「シマリス」は、英語では一般に chipmunk /ˈtʃɪp.mʌŋk/ と呼びます。北米の住宅街や公園でよく見かける大型の灰色リス(Grey squirrel)などは squirrel と呼ばれますが、小柄で頬袋に餌を詰めるシマリスは squirrel ではなく chipmunk と明確に区別されるのが一般的です。
発音は「チップマンク」で、squirrel に比べて格段に発音しやすい単語です。
表は横にスクロールできます →
| 動物の日本語名 | 英語表記 | 発音記号 | カタカナ目安 |
|---|---|---|---|
| リス(総称・ハイイロリス等) | squirrel | /ˈskwɝː.əl/ | スクワール |
| シマリス | chipmunk | /ˈtʃɪp.mʌŋk/ | チップマンク |
| モモンガ / ムササビ | flying squirrel | /ˈflaɪ.ɪŋ ˈskwɝː.əl/ | フライング・スクワール |
| ジリス(地リス) | ground squirrel | /ˈɡraʊnd ˈskwɝː.əl/ | グラウンド・スクワール |
| アカリス | red squirrel | /ˈred ˈskwɝː.əl/ | レッド・スクワール |
日常会話や絵本読み聞かせで使えるリスの例文集
覚えた発音を定着させるために、実際の日常会話や公園での散歩、子どもへの絵本の読み聞かせでそのまま使える実践フレーズを声に出して練習しましょう。
公園や散歩中にリスを見つけたとき
- Look! There is a squirrel in the tree.
(見て!木の上にリスがいるよ。) - A squirrel is eating an acorn.
(リスがどんぐりを食べているね。) - Look at that bushy tail!
(あのふさふさした尻尾を見て!) - The squirrel ran up the tree so fast.
(リスがすごい速さで木を駆け上がっていったよ。)
複数形のsquirrelsを使った表現
- There are two squirrels chasing each other.
(リスが2匹、追いかけっこをしているよ。) - Squirrels hide nuts in the ground for winter.
(リスは冬に備えて木の実を地面に隠すんだよ。) - I saw many squirrels in the park this morning.
(今朝、公園でたくさんのリスを見かけたよ。)
子どもへの声かけや英語絵本の読み聞かせ
- Can you find the hidden squirrel in this picture?
(この絵の中に隠れているリスを見つけられるかな?) - What is the squirrel doing?
(リスさんは何をしているところかな?) - The little squirrel looks very hungry.
(小さなリスはお腹が空いているみたいだね。)
理解度チェック
Q1. squirrelをうまく言えない時の裏ワザは何ですか?
- 語尾のLを「ル」ではなく「オ」と言う
- 語尾のLを強く舌先で弾いて発音する
- Rの音を省略して「スクエル」と言う
- 最初のsquの音を長く伸ばして発音する
答えを見る
正解: A. 語尾のLを「ル」ではなく「オ」と言う
Dark Lが母音化することがあるため、「ル」の代わりに「オ」や「ウ」を使うと自然に通じます。
Q2. 複数形squirrelsの語尾の発音として正しいものは?
- 息を抜いて「ス」と発音する
- 有声音の後に続くため「ズ」と発音する
- 舌を弾いて「ルズ」と強く発音する
- 最後のsは読まずに発音しない
答えを見る
正解: B. 有声音の後に続くため「ズ」と発音する
語尾のlは有声音であるため、直後に続く複数形の-sは濁音の「ズ /z/」になります。
Q3. 背中に縞模様がある「シマリス」を表す英単語はどれ?
答えを見る
正解: A. chipmunk
本文では、背中に縞模様がある小型のシマリスは一般にchipmunkと呼ぶと説明されています。
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よくある質問
- Q. squirrelのカタカナはスクワールとスクウィレルどっち?
- どちらも正解です。アメリカ英語では1音節に近い「スクワール」、イギリス英語では2音節で母音をはっきり分ける「スクウィレル」と聞こえます。日本の教材ではアメリカ英語が主流のため「スクワール」が広く使われます。
- Q. squirrelの複数形の発音はどう言えばいい?
- 複数形は squirrels で、末尾の s は濁って「ズ /z/」と発音します。舌を奥に引いたDark Lの余韻から、舌先を上の歯茎に当てて息を濁らせ「スクワールズ」または「スクワーオズ」と発音します。
- Q. シマリスもsquirrelと呼んでいいですか?
- 広義のリス科として通じることはありますが、英語圏ではシマリスを chipmunk と明確に呼び分けるのが一般的です。公園の大きなリスは squirrel、小型のシマリスは chipmunk と使い分けましょう。
- Q. リスが木の実を隠す行動を表す英語表現は?
- 句動詞の squirrel away を使います。「将来のために蓄える、こっそりため込む」という意味があり、お金や食料を隠し持つ日常会話の比喩表現としてもよく使われます。
2026年10月4日更新・モチタン辞典編集部