モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 「留学する」は英語で?目的の表現法

英語を勉強するために留学する英語表現と自然な言い方
「英語を勉強するために留学する」を最も自然に伝える英語は、I'm going to study abroad to improve my English. や I will go abroad to learn English. です。
直訳の study abroad to study English は動詞 study が重複して響きが不自然になるため、目的側の動詞を improve(上達させる)や learn(習得する)に変えるか、単に study English abroad と表現します。
最も自然な基本フレーズ3選
「英語を勉強するために留学する」を英語で伝えるときは、日本語の語順をそのまま逐語訳するのではなく、動詞の重複を避けて簡潔に表現することがポイントです。日常会話から公の場まで幅広く使える代表的な基本フレーズは次の3点です。
- I am going to study abroad to improve my English.(英語力を向上させるために留学する予定です。)
- I want to go abroad to learn English.(英語を身につけるために海外へ行きたいです。)
- I will study English abroad next year.(来年、海外で英語を学びます=語学留学します。)
abroad は副詞であるため、直前に to などの前置詞を置かずに study abroad や go abroad と直接つなげます。また、英語圏では「英語を勉強する目的で海外へ行く」という事実を、3つ目の例文のように study English abroad(海外で英語を勉強する)と1つの句にまとめるのが極めて一般的です。
I am going to study abroad to improve my English.
I want to go abroad to learn English.
I will study English abroad next year.
動詞の重複を避け、簡潔に伝える3つの基本パターンです。
海外へ行く動詞の基本や活用法は、「留学する」の英語(和英辞典)で確認できます。
次の疑問基本フレーズ以外の言い回しも知りたいなら、「留学する」の多様な英語表現で語彙の幅を広げられます。
studyの重複を避ける動詞の選び方
日本語の「勉強するために留学する」をそのまま英語に置き換えると study abroad to study English となります。文法的に致命的な誤りではありませんが、英語では同じ文の中で同一の動詞を繰り返す「リダンダンシー(冗長性)」を嫌う傾向が強く、ぎこちない印象を与えます。
この重複を解消するには、目的を表す後半の study を文脈に合った別の動詞に置き換えます。動詞によって習得度合いやニュアンスが異なりますので、状況に応じて適切に使い分けましょう。
| 動詞 | ニュアンス・意味合い | 例文 |
|---|---|---|
| improve | 現在の英語力を底上げする・伸ばす | I study abroad to improve my English.(英語力を向上させるために留学します。) |
| learn | 知識や運用力を一から、または実践的に習得する | She went abroad to learn English.(彼女は英語を習得するために留学しました。) |
| brush up | 過去に学んだ英語力を磨き直す・復習する | I want to study abroad to brush up on my English.(英語を磨き直すために留学したいです。) |
| polish | 既にある中上級の英語力をさらに洗練させる | He studies abroad to polish his English skills.(彼は英語力に磨きをかけるために留学しています。) |
| master | 高度なレベルまで完全に使いこなせるようにする | I moved abroad to master the English language.(英語を完璧に習得するために海外へ渡りました。) |
study は単に「机に向かって勉強する行為や過程」を指すのに対し、learn は「学んで身につける結果」、improve は「能力が高まる状態」を表します。
留学の目的を語る際は、行為そのものよりも「伸ばす(improve)」や「身につける(learn)」を使う方が、意図が明確かつ意欲的に伝わります。
語学留学を伝える自然な英語表現
日本語には「語学留学」という便利な名詞がありますが、英語にはそれに完全一致する単一の動詞や慣用名詞はありません。直訳して do a language study abroad などと言うと不自然になります。英語では、動作を具体的に表す動詞句を用いるのが標準的です。
1. study English abroad(海外で英語を学ぶ)
最も簡潔でネイティブスピーカーが日常的に使う表現です。「語学留学する」と言いたいときは、このフレーズを使うだけで正確に意図が伝わります。
My sister is planning to study English abroad this summer.
(私の妹はこの夏、語学留学することを計画しています。)
2. attend a language school abroad(海外の語学学校に通う)
教育機関に通うことを明確に示したい場合に適した表現です。overseas や in an English-speaking country(英語圏で)と組み合わせることもできます。
I decided to attend a language school abroad for six months.
(私は半年間、海外の語学学校に通う(語学留学する)ことに決めました。)
3. take an ESL / English course overseas(海外で英語コースを受講する)
大学付属の英語プログラムや短期研修などに参加する場合によく使われる表現です。ESL は English as a Second Language(第二言語としての英語)の略称号です。
He is going overseas to take an intensive English course.
(彼は集中英語コースを受講するために渡航します。)
日常会話・基本
- study English abroad
語学学校に通う
- attend a language school abroad
コース・研修受講
- take an ESL / English course overseas
単一の名詞ではなく、具体的な動作を表す動詞句で表現します。
アジア圏での渡航を検討しているなら、韓国で英語を学ぶ語学留学のメリットも参考になります。
目的別の例文集と表現パターン
留学の目的をさらに具体化することで、会話の相手や面接官に対して説得力のある説明ができます。代表的な目的ごとの実用例文を紹介します。
日常会話・スピーキング力の向上
I want to study abroad to become fluent in English.
(英語を流暢に話せるようになるために留学したいです。)
I decided to go abroad to improve my English speaking skills through daily life.
(日常生活を通じて英語のスピーキング力を伸ばすために留学を決めました。)
キャリアアップ・ビジネス英語の習得
I am studying abroad to learn business English for my future career.
(将来のキャリアのためにビジネス英語を学ぶ目的で留学しています。)
My goal is to improve my English proficiency abroad to work in a global environment.
(グローバルな環境で働くため、海外で英語運用能力を高めることが私の目標です。)
資格・試験対策(TOEFLやIELTSなど)
I am going abroad to prepare for academic English tests such as IELTS.
(IELTSなどのアカデミック英語試験の対策をするために海外へ行きます。)
異文化体験と語学习得の両立
I would like to study abroad not only to learn English but also to experience diverse cultures.
(英語を学ぶだけでなく、多様な文化を体験するために留学したいと考えています。)
会話力向上
- become fluent in English
- improve speaking skills
ビジネス・職歴
- learn business English
- improve proficiency
試験対策
- prepare for tests (IELTS)
異文化体験
- experience diverse cultures
留学の具体的な目的に応じて動詞句を使い分けます。

面接や志望動機書で使えるフォーマル表現
奨学金の申請、大学の志望動機書(SOP: Statement of Purpose)、採用面接などでは、口語的な表現を避け、改まった語彙や構文を用います。カジュアルな会話表現とフォーマルな表現の対応関係は以下の通りです。
| 場面・文体 | 英語表現 | 日本語のニュアンス |
|---|---|---|
| 口語(友人・家族) | I want to go abroad to get better at English. | 英語が上手くなりたいから海外に行く。 |
| 標準(自己紹介) | I am going to study abroad to improve my English. | 英語力を伸ばすために留学する予定です。 |
| 面接(公の場) | My objective is to study abroad in order to enhance my English proficiency. | 私の目的は、英語運用能力を高めるために留学することです。 |
| 書類(志望動機書) | The primary purpose of my overseas study is to develop advanced English communication skills. | 本留学の主たる目的は、高度な英語コミュニケーション能力を涵養することにあります。 |
フォーマルな文面では、improve の代わりに enhance(高める)や develop(育成する)、English の代わりに English proficiency(英語習熟度・運用力)や English communication skills を用いると格調高い文章になります。
就活や将来を見据えた学習プランについては、大学生の英語(TOEIC・留学・就活・勉強法)で詳しく解説しています。
混同注意:留学のために英語を学ぶとの違い
英語学習者によく見られる重大な誤りとして、「英語を学ぶために留学する」と「留学するために英語を学ぶ」という主従関係の逆転があります。英語の修飾構造では、主要な動作(本動詞句)を先に述べ、その目的を後ろの to 不定詞 で説明します。
- 英語を学ぶために留学する(留学が手段、英語習得が目的):
I study abroad to learn English.(海外へ留学する + 英語を学ぶために) - 留学するために英語を学ぶ(英語学習が手段、留学が目的):
I study English to study abroad.(英語を勉強する + 留学するために)
主節と目的節の語順が逆になると、聞き手に与える意味が完全に正反対になります。「留学先で英語を勉強したい」と伝えたい場面で I study English to go abroad. と言ってしまうと、「海外へ行く準備として日本国内で英語を勉強している」という意味に解釈されるため注意してください。
英語を学ぶために留学する
- 留学が手段で英語習得が目的
- 主要動作: I study abroad
- 目的: to learn English
- 海外で勉強したいときに使用
留学するために英語を学ぶ
- 英語学習が手段で留学が目的
- 主要動作: I study English
- 目的: to study abroad
- 国内で渡航準備をしている意味
主要な動作を先に置き、後ろのto不定詞で目的を説明します。
次の疑問目的を表す語順の組み立てに迷ったら、目的を表す不定詞の英語例文で文法の感覚を整理できます。
留学形態に応じた英語表現の使い分け
語学留学の形態(期間やビザの種類)によって、動詞や名詞の組み合わせを微調整すると、より状況に即した正確な自己紹介が可能です。
短期語学留学の場合
夏休みや数週間から数か月の短期留学には、short-term study abroad や take a short English course abroad を使います。
I will participate in a short-term study abroad program to brush up on my English.
(英語力を磨き直すため、短期語学留学プログラムに参加します。)
ワーキングホリデーの場合
ワーキングホリデー(ワーホリ)で語学学校に通いながら働く場合は、working holiday visa や動詞 work and study を用いて説明します。
I am going to Canada on a working holiday to work and improve my English.
(働きながら英語力を伸ばすため、ワーキングホリデーでカナダへ行きます。)
このように「海外で何を達成したいのか」を明確な動詞句で補うことで、滞在スタイルに応じた自然な英語表現が完成します。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 「海外で英語を学ぶ(語学留学する)」の表現として適切なものは?
- study English abroad
- do a language study abroad
- study abroad to study English
- study to abroad for English
答えを見る
正解: A. study English abroad
語学留学は名詞の直訳を避け、「study English abroad」などの動詞句で簡潔に表現するのが標準的です。同一文内でのstudyの重複も避けます。
Q2. 過去に学んだ英語力を「磨き直す」ニュアンスを持つ動詞は?
答えを見る
正解: A. brush up
本文の表において、「brush up」は「過去に学んだ英語力を磨き直す・復習する」ニュアンスを持つ動詞として解説されています。
Q3. 「英語を学ぶために留学する」と伝える正しい語順はどれ?
- I study abroad to learn English.
- I learn English to study abroad.
- I study English to go abroad.
- To study abroad I learn English.
答えを見る
正解: A. I study abroad to learn English.
主要な動作を先に述べて目的にto不定詞を続けるため、「留学する(study abroad)」に「英語を学ぶために」を続ける形が正解です。
英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す
よくある質問
- Q. study abroad to studyは間違い?
- 文法的な誤りではありませんが、同じ動詞studyが連続して響きが不自然です。目的側のstudyをimproveやlearnに変えるか、単にstudy English abroadとするのが自然です。
- Q. 語学留学は英語で何と言いますか?
- 名詞を無理に直訳せず、動詞句としてstudy English abroad(海外で英語を学ぶ)やattend a language school overseas(海外の語学学校に通う)と表現するのが一般的です。
- Q. improveとlearnの使い分けは?
- 既にある英語力を底上げしたい場合はimprove(上達させる)、知識や実技を新たに習得したい場合はlearn(習得する)を選びます。一般的な語学留学の動機にはimproveがよく使われます。
- Q. go to abroadと言っても通じる?
- abroadは「外国へ・海外で」という副詞のため、直前にtoは不要です。go to abroadは文法的な誤りで、正しくはtoを抜いてgo abroadまたはstudy abroadと表現します。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
study abroad
go abroad
enhance