モチタン辞典 › 読みもの › 英語の言い方 › 英語で「何度も」を伝える表現まとめ

何度もを英語で?ニュアンス・場面別の使い分けと例文

何度もを英語で?ニュアンス・場面別の使い分けと例文

「何度も」の英語は、客観的な回数ならmany times(メニィ タイムズ)、同じことの繰り返しや強調ならover and over(オウヴァー アンド オウヴァー)を使うのが最も確実です。

ビジネスで「何度もすみません」と伝える場合はI apologize for contacting you againが定番となります。

「何度も」の英語表現一覧表(10通りの使い分け)

日常会話からビジネス文書まで、よく使われる「何度も」の英語表現10選をまとめました。伝えたいニュアンスや相手に合わせて選んでください。

表は横にスクロールできます →

表現読みの目安ニュアンス使う相手や場面
many timesメニィ タイムズ客観的に回数が多い日常会話・ビジネス全般
over and overオウヴァー アンド オウヴァー同じ動作を何度も反復する(うんざり・強調)日常会話・親しい同僚
over and over againオウヴァー アンド オウヴァー アゲインover and overをさらに強めた反復感情を込めたい会話
again and againアゲイン アンド アゲイン事象や行動が繰り返し起こる日常会話・文章表現
repeatedlyリピーティドリィ反復して(客観的・公式)ビジネス文書・ニュース・報告
time after timeタイム アフター タイム何度も決まって同じことが起きる会話・ストーリーテリング
multiple timesマルティプル タイムズ複数回(やや改まった事実報告)ビジネス・IT・業務連絡
several timesセヴラル タイムズ数回、何回か(2〜5回程度)事実を正確に伝えたい場面
time and againタイム アンド アゲインこれまで何度も繰り返されている少し硬めの文章・演説
countless timesカウントレス タイムズ数え切れないほど何度も強い強調・感謝や愚痴

感情と意図による「何度も」の使い分け

英語で「何度も」を表現する際、話者の感情(客観的事実・ポジティブな努力・ネガティブなうんざり感)によって選ぶべき単語が異なります。

1. 客観的事実(感情を交えず回数を伝える)

2. ポジティブな努力・粘り強さ(練習や挑戦)

3. ネガティブな感情(うんざり・イライラ・落胆)

感情・意図別の「何度も」
何度もの使い分け

客観的事実

  • many times
  • multiple times
  • repeatedly

ポジティブな努力

  • again and again
  • over and over

ネガティブな感情

  • over and over
  • time after time

伝えたい感情やニュアンスに合わせて使い分けましょう。

次の疑問「何度も〜したことがある」と経験の回数を伝える文法を詳しく整理したいときは、現在完了で使う期間・頻度の表現が役立ちます。

基本表現のニュアンスと発音のコツ

日常会話で頻出する主要な3つのフレーズについて、細かなニュアンスと自然に聞こえる発音のポイントを解説します。

1. many times(メニィ タイムズ)

最も汎用性が高く、肯定文・否定文・疑問文のどこでも使える中立的な表現です。「何回も行ったことがある」など経験を語る際によく使われます。

2. over and over(オウヴァー アンド オウヴァー)

同じ行為が途切れずにぐるぐると繰り返されるイメージを持つ表現です。語順は基本的に動詞や目的語の後ろに置きます。「over and over again」と最後にagainを足すと、さらに反復の強調になります。

3. repeatedly(リピーティドリィ)

動詞repeat(繰り返す)の副詞形です。口語のくだけた会話よりも、業務メール、ニュース、報告書などで好まれます。

主要3表現の比較と特徴

many times

  • 最も汎用性が高く中立的
  • 肯定・否定・疑問文どこでも可
  • 経験を語る際によく使用

over and over

  • 途切れず繰り返すイメージ
  • 動詞や目的語の後ろに置く
  • again追加でさらに強調

repeatedly

  • repeatの副詞形
  • 業務メールや報告書向け
  • 客観的・公式な文脈で好まれる

頻出する3表現のニュアンスと使われる文脈の違いです。

日常・学習・職場の英会話ダイアログと返し方

実際のやり取りでどのように使われるかを会話形式で確認しましょう。相手から言われたときの自然な返し方も紹介します。

会話例1: 語学の練習について(日常会話)

A: Your English pronunciation has improved a lot!
(英語の発音がすごく良くなったね!)
B: Thanks! I listened to the recording over and over again.
(ありがとう!録音を何度も何度も聴いたんだ。)

会話例2: 同じ質問をしてしまったとき(職場・チャット)

A: I'm sorry to ask you the same question again.
(何度も同じ質問をしてしまってごめんなさい。)
B: No worries at all. Feel free to ask anytime!
(まったく気にしないで。いつでも気軽に聞いてね!)

会話例3: 連絡がつかないときの状況共有(業務)

A: Did you reach the client?
(クライアントとは連絡がつきましたか?)
B: I called them multiple times, but there was no answer.
(何度も電話をかけましたが、応答がありませんでした。)

「何度もすみません」と言われたときのスマートな返し方

相手が「何度もすみません」と謝ってきた場合、日本語の「とんでもないです」「気にしないでください」に相当する英語表現で返すと角が立ちません。

「何度もすみません」への返し方
👌No problem

まったく問題ありませんと中立に伝える表現

😊Don't worry

気にしないでくださいと相手を気遣う一言

🤝Happy to help

お役に立てて嬉しいですと前向きに返す

🙏Don't apologize

どうか謝らないでくださいと丁寧に伝える

相手が謝ってきたときに角を立てずに返せる表現です。

英語で「何度も」を伝える表現まとめのイメージ

ビジネスで「何度も申し訳ありません」と伝える方法

日本のビジネスシーンでは「何度もご連絡して申し訳ありません」「何度も恐れ入ります」という表現を頻繁に使います。英語圏では謝りすぎると不自然になる場合がありますが、相手の手間を配慮する丁寧なクッション言葉は存在します。

連絡手段・関係性おすすめ表現ニュアンス
社外向けフォーマルメールI apologize for contacting you again so soon.連続して連絡することに対する丁寧な陳謝
社外向け(質問の催促)I apologize for the multiple inquiries.度重なる問い合わせへの配慮
社内チャット・同僚Sorry to bother you again.親しい間柄で気兼ねなく使える表現
対面・電話口頭Thank you for your patience with my repeated questions.謝罪ではなく感謝に変換して伝える好印象フレーズ

そのまま使えるビジネスメール文面テンプレート

返信が来ない相手への確認や、追加連絡をしたい場合にそのままコピー&ペーストして使えるテンプレートです。

件名: Follow-up regarding [案件名・プロジェクト名]

本文:
Dear [担当者名],

I hope this email finds you well.
(お世話になっております。

)

I apologize for contacting you again so soon, but I would like to confirm the status of the document we discussed yesterday.
(何度もすぐに連絡してしまい大変恐縮ですが、昨日ご相談した資料の状況について確認させていただけますでしょうか。

)

Could you please provide an update when you have a moment?
(お時間のある際にご状況をお知らせいただけますと幸いです。

)

Thank you very much for your time and assistance.
(ご対応いただき誠にありがとうございます。)

Best regards,
[あなたの名前]

次の疑問重なる連絡だけでなくミスや遅れへのお詫びも確認したいときは、英語のお詫び・謝罪ビジネスメールの書き方が参考になります。

文法ルールと日本人が間違えやすい注意点

「何度も」を表すフレーズを使う際、文法的な位置や単語の性質を誤ると不自然な英語になってしまいます。特に注意すべき3つのポイントを整理しました。

1. 「over and over」を動詞のように使わない

over and overは副詞句(副詞のカタマリ)です。それ自体に動作の意味はないため、必ず動詞と一緒に使い、動詞または目的語の直後に配置します。

2. 「over and over again」の重複は文法ミスではない

学習者から「over(繰り返して)に加えてagain(再び)をつけるのは二重表現で間違いではないか」という質問をよく受けます。結論として、これは修辞的な強調表現であり、完全な正しい英語です。口語でも文学作品でも日常的に使われています。

3. 「many times」の位置は基本的に文末

many timesを文頭に置くのは、物語の語り出しなど特殊な強調を行いたい場合を除き、日常会話では不自然です。通常は文末に配置します。

「何度も」の文法チェック項目

不自然な英語にならないよう配置や使い方を確認しましょう。

次の疑問「何度も繰り返す」に関連する単語の品詞の使い分けに迷ったら、repeatとrepetitionの違いも合わせて確認してみましょう。

続けて読む

英語の言い方の疑問をすべて見る

Nathan英語の言い方は、話して覚えよう。会話アプリ「モチスピ」英語を話して練習できる会話アプリ。話すたびに、発音・文法・自然さをその場で直してもらえます。無料で試す

よくある質問

Q. over and overとagain and againの違いは?
どちらも反復を表しますが、over and overは「同じ動作を途切れず繰り返す(主観的・うんざり感)」ニュアンスが強く、again and againは「事象が時間を置いて何度も起きる」ニュアンスに向いています。
Q. 「何度も言わせないで」は英語で何と言いますか?
Don't make me say it over and over. や Don't make me repeat myself. と言います。後者はビジネスや公の場でも自然な注意として用いられます。
Q. 「何度もありがとう」と感謝を伝える英語は?
Thank you again and again. は少し不自然なため、Thank you so much as always.(いつも本当にありがとう)や Thank you again for all your help.(度々のサポートに改めて感謝します)と表現します。
Q. several timesとmany timesの違いは何回くらい?
明確な規定はありませんが、several timesは通常「2〜3回から多くても5回程度」、many timesは「10回以上など主観的にかなり多い回数」を指します。

2026年10月16日更新・モチタン辞典編集部