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進研模試英語文法の頻出単元一覧と得点力を伸ばす対策法
進研模試の英語文法問題は、学年や実施時期ごとの学習進度に連動した頻出単元が存在し、空所補充と整序英作文の2形式を中心に基礎構造の理解が問われます。
高1では準動詞や関係詞、高2以降は仮定法や比較、助動詞の完了形が失点しやすい重要テーマです。文構造の見極めと動詞の語法を正しく整理することで、文法大問を短時間で正確に解き進められます。
進研模試英語よく出る文法の時期別出題範囲一覧
進研模試の英語文法大問は、高校の標準的なカリキュラム進度に合わせて出題範囲が段階的に広がります。全範囲から無作為に出題されるわけではなく、受験する学年と時期(7月・11月・1月など)によって重点的に狙われる単元が決まっています。事前に出題傾向を把握して対策しておくことが大切です。
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| 学年・時期 | 重点出題テーマ | 主な出題形式 | 対策の優先項目 |
|---|---|---|---|
| 高1・7月 | 時制、受動態、助動詞、不定詞(名詞的・副詞的・形容詞的用法) | 4択空所補充、語順整序 | 中学文法の抜け漏れ解消、助動詞の基本意味 |
| 高1・11月 | 動名詞、分詞(限定用法・叙述用法)、関係代名詞の基本 | 4択空所補充、語順整序 | 動名詞と不定詞の使い分け、関係代名詞の格変化 |
| 高1・1月 | 関係副詞、比較構文、現在完了進行形、原形不定詞 | 4択空所補充、語順整序 | used to と be used to の識別、比較の慣用表現 |
| 高2・7月 | 仮定法過去・仮定法過去完了、分詞構文、群動詞 | 4択空所補充、語順整序 | without や If it were not for、分詞構文の意味上の主語 |
| 高2・11月 | 助動詞+完了形、強調構文・倒置、複合関係詞 | 4択空所補充、整序英作文 | should have done などの推量・後悔表現、動詞の語法 |
| 高2・1月 | 高校英文法の全範囲、接続詞・前置詞の判別 | 4択空所補充、整序英作文 | 品詞の識別、文構造分析(SVO・SVOCの判別) |
| 高3・通年 | 高校英文法・語法の全範囲(総合応用レベル) | 4択空所補充、整序英作文 | 語法問題(他動詞・自動詞)、前置詞を伴うイディオム |
高1の前半では中学文法の延長線上にある時制や準動詞の基本用法が中心ですが、高1の秋以降は文構造の把握が難しくなる関係詞や分詞が登場します。高2になると仮定法や分詞構文、倒置といった差がつきやすい構文が頻出するため、学校の授業進度よりも少し先を見据えて文法単元を整理しておくことが有効です。
高校1年生の模試に向けた具体的な対策手順は、高1進研模試英語の対策と勉強法でも詳しく解説しています。
高校入学直後の準備としては、高1進研模試英語の頻出単語と対策も参考になります。
次の疑問時期ごとの文法範囲に加えて総合的な対策も進めたい方は、高2英語模試の対策と勉強法で学年に合わせた準備を確認できます。
進研模試英語文法の頻出テーマTOP5と実戦演習
進研模試で繰り返し問われる代表的な文法テーマから、特に正答率に差が出やすい5つの項目を厳選しました。それぞれ実戦形式の問題と、解法の着眼点を解説します。
1. 仮定法(過去・過去完了・慣用表現)
If 節の動詞の形と主節の助動詞の過去形との対応関係、ならびに without や倒置を用いた表現が頻出します。
【問題】
If you ( ) the train this morning, you would not be late for the meeting now.
1. took
2. had taken
3. take
4. have taken
【解答・解説】
正解は 2 の had taken です。
文末に now があり、主節は「今会議に遅れていないだろうに」という現在の事実と異なる仮定法過去(would not be)です。
一方で条件節は this morning(今朝)という過去の事実に言及しているため、過去の事実に反する仮定を表す仮定法過去完了(had + 過去分詞)を選びます。
時制の一致だけに頼らず、時を表す副詞句に着目することがポイントです。
例文: If you had taken the train this morning, you would not be late for the meeting now.(もし今朝その電車に乗っていたら、今その会議に遅れていないだろうに。)
2. 関係詞(関係代名詞と関係副詞の識別)
空所の後ろに続く節が完全な文か不完全な文かを見極める問題が頻出します。
【問題】
This is the museum ( ) we visited during our school trip last year.
1. where
2. which
3. what
4. when
【解答・解説】
正解は 2 の which です。
先行詞が the museum(場所)であるため where を選びがちですが、後ろの節 we visited ... last year を確認すると、他動詞 visited の目的語が欠けている不完全な文です。
したがって、目的格の関係代名詞 which(または that)が入ります。先行詞の場所や時だけに惑わされず、後ろの構造を分析する習慣をつけましょう。
例文: This is the museum which we visited during our school trip last year.(これは私たちが昨年の修学旅行で訪れた博物館です。)
3. 分詞構文(完了形・受動態・否定形)
主節の主語との意味上の関係、および主節の時制との前後関係を問う問題が定番です。
【問題】
( ) from a distance, the big rock looked like a sleeping bear.
1. Seeing
2. Seen
3. Having seen
4. To see
【解答・解説】
正解は 2 の Seen です。
分詞構文の意味上の主語は、主節の主語である the big rock です。岩は見られる側(受動関係)であるため、過去分詞 Seen を使います。
When it was seen from a distance という副詞節に書き換えられることを意識すると判断しやすくなります。
例文: Seen from a distance, the big rock looked like a sleeping bear.(遠くから見ると、その大きな岩は眠っているクマのように見えた。)
4. 比較(原級・比較級を用いた重要構文)
倍数表現や、否定語と組み合わせた最上級の意味を表す構文が狙われます。
【問題】
This library has three times as ( ) books as that one.
1. many
2. much
3. more
4. most
【解答・解説】
正解は 1 の many です。
「〜の3倍」という倍数表現は three times as + 原級 + as ... の形をとります。
修飾する対象が可算名詞の複数形 books なので、much ではなく many が適切です。
例文: This library has three times as many books as that one.(この図書館にはあの図書館の3倍の冊数の本がある。)
5. 助動詞(助動詞+完了形)
過去の事柄に対する推量や後悔・非難を表す表現は、空所補充でも整序英作文でも頻出です。
【問題】
She is not here yet. She ( ) missed the early bus.
1. must
2. should
3. must have
4. should have
【解答・解説】
正解は 3 の must have です。
「彼女はまだここに来ていない」という状況から、「早いバスに乗り遅れたに違いない」という過去の事実に対する強い確信を表すため、must have + 過去分詞(〜したに違いない)を選択します。
should have + 過去分詞(〜すべきだったのにしなかった)との意味の混同に注意が必要です。
例文: She is not here yet. She must have missed the early bus.(彼女はまだ来ていない。早いバスに乗り遅れたに違いない。)
If you had taken the train this morning, you would not be late for the meeting now.もし今朝その電車に乗っていたら、今その会議に遅れていないだろうに。
条件節が過去の事実、主節が現在の事実に反する場合の文構造です。
実戦的な例文をさらに確認したいときは、高2模試の例文集をあわせて活用してみてください。
進研模試英語よく出る文法・語法の重要パターン
純粋な文法規則だけでなく、特定の動詞が取る型(動詞の語法)や群動詞の知識は、進研模試の文法大問で差がつくポイントです。文意の直訳だけでは解けない典型パターンを押さえておきましょう。
1. 他動詞・自動詞の判別と前置詞の有無
日本語のニュアンスに引きずられて不要な前置詞をつけてしまう誤答が目立ちます。
- discuss the matter(その問題について話し合う。discuss about は不可)
- marry someone(〜と結婚する。marry with は不可)
- reach the station(駅に到着する。reach to は不可)
- apologize to someone for something(人に事のことで謝る。前置詞が必要な自動詞)
例文: We need to discuss the problem right away.(私たちはその問題についてすぐに話し合う必要がある。)
2. 目的語の後に続く形が決まっている動詞(語法型)
動詞+目的語+不定詞・分詞・原形不定詞の形は整序英作文の主軸になります。
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| 分類 | 代表的な動詞 | 語法パターン | 意味 |
|---|---|---|---|
| 使役動詞 | make, have, let | 動詞 + O + 原形不定詞 | Oに〜させる |
| 知覚動詞 | see, hear, feel | 動詞 + O + 原形 / 分詞 | Oが〜するのを観察する |
| 要求・可能・説得 | allow, enable, persuade | 動詞 + O + to do | Oが〜することを可能にする / 説得する |
| 提案・要求の節 | suggest, insist, order | 動詞 + that S (should) 原形 | Sが〜すべきだと提案 / 主張する |
例文: The smartphone enables us to search for information easily.(スマートフォンのおかげで、私たちは簡単に情報を探すことができる。
)
例文: The doctor suggested that he stop smoking.(医師は彼に禁煙するよう提案した。)
3. 注意すべき群動詞と前置詞の組み合わせ
語順整序問題でパーツとして組み合わされることが多いイディオムです。
- look forward to doing(〜することを楽しみに待つ。to は前置詞なので動名詞が続く)
- take advantage of(〜を利用する)
- make up for(〜を埋め合わせる)
- come up with(〜を思いつく)
例文: I am looking forward to seeing you next week.(来週あなたに会えるのを楽しみにしています。)
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進研模試英語文法を1問30秒で解く着眼点と手順
英語の模試全体で高得点を取るためには、文法大問で時間を浪費せず、後半の長文読解に十分な時間を残す必要があります。空所補充と整序英作文それぞれにおいて、迷わず素早く正解にたどり着くための具体的な処理手順を身につけましょう。
空所補充の即解3ステップ
- 選択肢を先に確認して出題テーマを見抜く
選択肢に connect, connected, connecting, connection のように同語の品詞・形が並んでいれば文構造・品詞の問題、助動詞や接続詞が並んでいれば文脈・意味の問題と判別できます。 - 文全体の骨格(S・V)と空所前後の品詞を確定する
主語と動詞が揃っているか、接続詞があるか、前置詞の直後か動詞の直後かを確認します。すでに文の述語動詞が存在し、接続詞がない場合は、空所に入るのは準動詞(不定詞や分詞)になります。 - 不要な選択肢を消去して確定する
能動・受動の判定や時制の手がかり(ago, since, tomorrow など)から、条件に合わない選択肢を機械的に消去します。
整序英作文(語順整序)の組み立て手順
整序英作文は、選択肢を適当に並べて日本語に合わせようとすると時間がかかり、ミスが起こりやすくなります。構造から確定させる手順が確実です。
- 選択肢の中の「動詞」を探し、語法を特定する
動詞が他動詞であれば後ろに必要な目的語をセットにし、enable A to do や spend A doing といった動詞の基本語法ブロックを先に作ります。 - 前置詞や接続詞の後ろに続く語を固定する
for や in などの前置詞の直後には名詞または動名詞を配置し、小さな意味の塊(カタマリ)を2〜3個作ります。 - 文全体の主語(S)と述語動詞(V)を決定して残りを接続する
カタマリ同士を骨格文に組み込み、日本語の意味と一致しているかを最後に確認します。
出題テーマが文構造・品詞か文脈・意味かを見抜く。
文全体の主語・動詞と空所前後の品詞を確認する。
能動・受動や時制の手がかりから不要な選択肢を消す。
選択肢の確認から消去法による確定までの手順です。

学年が上がってからの総合的な戦略は、高2全国総合模試英語の対策法で確認できます。
次の疑問本番でのスピードを身につけるには、解き終わった後の英語模試の復習方法と点数を伸ばす解き直し方を知っておくと着実に定着します。
偏差値50・60突破の配点目標と参考書活用法
進研模試の文法大問(通常大問2などに配置)において、目標とする偏差値ごとに取るべき得点率と時間配分の目安があります。長文読解の正答率を安定させるためにも、文法パートを計画通りに処理する基準を持ちましょう。
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| 目標偏差値 | 文法大問の目標正答率 | 文法大問にかける目安時間 | 重点対策戦略 |
|---|---|---|---|
| 偏差値50 | 60%(基本問題を確実に正解) | 10〜12分 | 中学文法の復習、助動詞・時制・不定詞の基本を落とさない |
| 偏差値60 | 80%以上(標準〜応用までカバー) | 7〜8分 | 仮定法、関係詞、分詞構文、動詞の語法を即断即決で解く |
| 偏差値65以上 | 90%以上(満点近くを狙う) | 5〜6分 | 例外的な語法、群動詞、多義語の用法まで網羅して時間を短縮 |
学校配布の四択問題集(Next Stage、Vintage等)の効率的な回し方
多くの高校で採択されている『Next Stage』『Vintage』『Scramble』などの文法問題集は、全問を最初から最後まで漫然と解き直す必要はありません。模試対策としては以下の手順で短時間集約的に進めるのが効率的です。
- 1周目: 各章の「基本問題」「頻出問題」のみを解く
模試前は発展・難問に時間を割かず、頻出マークがついている問題を最優先で解きます。 - 間違えた問題だけをマークし、翌日解き直す
間違えた問題は「なぜその選択肢になるのか」「なぜ他の選択肢は除外されるのか」を解説で確認し、根拠を説明できるようにします。 - 直前は「文法編」の仮定法・関係詞・分詞と「語法編」を集中的に周回する
進研模試で失点しやすいのは語法分野(動詞・前置詞の組み合わせ)です。文法編が一通り終わったら、語法編の暗記事項を確実に頭に入れます。
各章の基本問題と頻出問題のみを最優先で解く。
間違えた問題だけをマークし、根拠を説明して解く。
仮定法・関係詞・分詞と語法編を集中的に周回する。
模試に向けて短時間集約的に問題集を進める3段階の手順です。
次の疑問模試だけでなく入試本番も見据えて文法力を固めたいなら、大学入試の英文法対策と参考書の選び方が参考になります。
進研模試前日に確認すべき直前チェックリスト
模試の前日や直前の朝休みには、新しい問題集に手を出すのではなく、短時間で確認できて得点に直結する項目を見直すことが最も効果的です。以下のチェックリストを試験直前に見直してください。
- 時制と助動詞の完了形: must have done(〜したに違いない)、cannot have done(〜したはずがない)、should have done(〜すべきだったのに)の意味の違いを整理できているか
- 仮定法の公式: If S had V-ed, S would have V-ed(過去の仮定)と、If it were not for ... / Without ...(もし〜がなければ)の書き換えが頭に入っているか
- 関係詞の格と用法: 関係代名詞(後ろが不完全文)と関係副詞(後ろが完全文)の判別ができるか、先行詞に the same や最上級がついた場合の扱いを確認しているか
- 原形不定詞を取る動詞: 使役動詞(make, have, let)と知覚動詞(see, hear)の目的語に続く形が言えるか
- 動名詞のみを目的語にとる動詞: enjoy, avoid, finish, give up, mind, escape, postpone などの主要動詞を復習したか
- 配分時間の確認: 文法大問に使う時間は最大でも8〜10分以内と決め、迷った1問に2分以上かけない覚悟を持てているか
- 時制と助動詞の完了形must / cannot / should have doneの意味
- 仮定法の公式過去の仮定やWithoutの書き換え
- 関係詞の格と用法完全文・不完全文の判別など
- 原形不定詞を取る動詞使役動詞と知覚動詞の目的語に続く形
- 動名詞のみを目的語にとる動詞enjoy, avoid, finishなどの主要動詞
- 配分時間の確認文法は最大8〜10分、1問に2分かけない
試験前日や直前の朝休みに確認しておきたい必須項目です。
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理解度チェック
Q1. 高校英語模試の高1・11月の時期における重点出題テーマはどれ?
- 時制、受動態、助動詞
- 動名詞、分詞、関係代名詞の基本
- 関係副詞、比較構文、現在完了進行形
- 仮定法過去、分詞構文、群動詞
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正解: B. 動名詞、分詞、関係代名詞の基本
高1・11月の重点テーマは動名詞、分詞(限定・叙述用法)、関係代名詞の基本です。
Q2. 空所に当てはまる適切な語を選びなさい。We need to ( ) the problem right away.
- discuss about
- discuss with
- discuss
- discuss to
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正解: C. discuss
discuss は他動詞のため前置詞は不要で、後ろに直接目的語を続けます。
Q3. 記事で推奨されている、整序英作文を組み立てる最初の手順は?
- 文全体の主語(S)を最初に決定する
- 日本語の語順に合わせて単語を並べる
- 前置詞と接続詞をすべて先に繋げる
- 選択肢の動詞を探し語法を特定する
答えを見る
正解: D. 選択肢の動詞を探し語法を特定する
整序英作文では、動詞を探してその語法ブロックを先に作ることが推奨されています。
よくある質問
- Q. 模試の文法は学校の授業進度だけで足りる?
- 高1の秋や高2の初期など、学校の授業進度によっては関係詞や仮定法が未習のまま出題される場合があります。目次を確認し、未習単元は参考書の基本事項だけでも事前に自習しておくことが推奨されます。
- Q. 整序英作文でいつも時間が足りなくなる原因は?
- 日本語の語順から直訳しようとしていることが主な原因です。選択肢内の動詞の語法(SVOCの形など)や前置詞句を先にカタマリにしてから主語と動詞を接続する手順に切り替えると、所要時間を大幅に短縮できます。
- Q. 模試の過去問を解く時間は文法対策に必要?
- 学校等で過去問が配布されている場合は、直近1〜2年分を本番と同じ制限時間で解くことをおすすめします。出題形式の慣れや時間配分の感覚を掴むのに最適です。
- Q. 文法大問は何問正解すれば偏差値60に届く?
- 配点や難易度により変動しますが、文法大問全体で80%以上の正答率が目安です。10問構成であれば8問以上の正解を維持することで、偏差値60を安定して狙えます。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部