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中2英語動名詞問題と基礎解説
動名詞は動詞の原形にingを付けて「〜すること」という意味を表し、名詞と同じように文の主語・目的語・補語として働きます。定期テストの動名詞問題は「動詞の直後」「前置詞の直後」「文頭(主語)」の3つの位置を見極めることで正確に解けます。基本ルールと実践問題15問を通して解き方の手順を確認しましょう。
3分で復習する動名詞の要点
動名詞は、動詞を名詞の形に変えて文の中で使う文法項目です。形は「動詞の原形+ing」で、日本語では「〜すること」と訳します。名詞と同じ性質を持つため、文の中で主語、目的語、補語の3つの役割を果たします。
動名詞の3つの役割
- 主語になる場合:Playing tennis is fun.(テニスをすることは楽しいです。)
- 一般動詞の目的語になる場合:I like playing tennis.(私はテニスをすることが好きです。)
- 補語(be動詞の直後)になる場合:My hobby is playing tennis.(私の趣味はテニスをすることです。)
主語になる動名詞は「単数扱い」になる点に注意が必要です。現在形の文で主語が動名詞の場合、be動詞はisを使い、一般動詞には三人称単数の-sや-esを付けます。
動詞にingを付けるときのつづり字ルール
動詞にingを付ける際は、語尾の形によってつづりの規則が決まっています。
| 分類 | 規則 | 具体例 |
|---|---|---|
| 通常の動詞 | そのままingを付ける | play → playing read → reading |
| 発音しないeで終わる語 | eを取ってingを付ける | make → making use → using write → writing |
| 短母音+子音字で終わる語 | 最後の子音字を重ねてing | run → running swim → swimming stop → stopping sit → sitting |
| ieで終わる語 | ieをyに変えてing | die → dying lie → lying |
主語になる
- Playing tennis is fun.
- テニスをすることは楽しい
目的語になる
- I like playing tennis.
- 一般動詞の直後に置く
補語になる
- My hobby is playing tennis.
- be動詞の直後に置く
動名詞は名詞と同じ性質を持ち、文中で主語・目的語・補語の3役を果たします。
【基礎編】適語補充問題5問
カッコ内の動詞を適切な形に変えて英文を完成させる問題です。文の構造に注目して解いてみましょう。
第1問
My sister likes ( take ) pictures.
(私の妹は写真を撮ることが好きです。)
第2問
( Speak ) English is not easy.
(英語を話すことは簡単ではありません。)
第3問
They finished ( clean ) their classroom.
(彼らは教室を掃除し終えました。)
第4問
Ken is good at ( swim ).
(ケンは泳ぐことが得意です。)
第5問
Thank you for ( help ) me.
(私を手伝ってくれてありがとう。)
基礎編の解答と解説
第1問の解答:taking
takeは語尾が発音しないeで終わるため、eを取ってingを付けます。文全体の動詞likesの目的語として「写真を撮ること」という意味を作ります。
第2問の解答:Speaking
文頭で主語として働く動名詞です。文頭のため大文字で書き始めます。動名詞が主語なので、be動詞は単数形のisが使われています。
第3問の解答:cleaning
動詞finishedの後ろに置く目的語です。cleanは通常の動詞なのでそのままingを付けます。
第4問の解答:swimming
atは前置詞です。前置詞の後ろに動詞を置くときは必ず動名詞にします。swimは「短母音+子音字」で終わるため、最後の子音字mを重ねてswimmingとつづります。
第5問の解答:helping
forは前置詞なので、後ろの動詞は動名詞になります。helpにそのままingを付けたhelpingが正解です。Thank you for 〜ing(〜してくれてありがとう)は頻出の表現です。
次の疑問基本の形に慣れてもっと数をこなしたくなったら、英語の動名詞の練習問題でさらに演習を重ねてみてください。
【応用編】語順整序問題5問
日本文の意味に合うように、カッコ内の語句を正しい語順に並べ替える問題です。不要な語が含まれていないか確認しながら解きましょう。
第6問
本を読むことはとても面白いです。
( interesting / books / is / reading / very ).
第7問
私は昨夜、その映画を見るのを楽しみました。
( watching / enjoyed / movie / I / the ) last night.
第8問
私の父の趣味は川で釣りをすることです。
My father's hobby ( in / is / the river / fishing ).
第9問
音楽を聴くことは私を元気にします。
( makes / to / listening / music / me ) happy.
第10問
私たちは夕食を作ることについて話しました。
We ( making / about / talked / dinner ).
応用編の解答と解説
第6問の解答:Reading books is very interesting.
解法のポイントは主語のカタマリを見つけることです。「本を読むこと」はReading booksとなり、これが文全体の主語です。
本が複数形(books)であっても、主語の本体は「読むこと(Reading)」という動作なので、be動詞はisを選びます。
第7問の解答:I enjoyed watching the movie last night.
主語はI、過去の動詞はenjoyedです。enjoyは後ろに動名詞をとる動詞であるため、watching the movieが目的語として続きます。
第8問の解答:My father's hobby is fishing in the river.
「父の趣味は〜です」というbe動詞の補語として動名詞fishingを置きます。その後に場所を表す修飾語in the riverを続けます。
第9問の解答:Listening to music makes me happy.
「音楽を聴くこと」はListening to musicです。動名詞が主語なので、一般動詞makeには三人称単数のsが付いてmakesになります。<make + 人 + 形容詞>(人を〜な状態にする)の構文です。
第10問の解答:We talked about making dinner.
「〜について話した」はtalked aboutです。aboutは前置詞なので、後ろには動名詞making dinnerを置きます。
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【書き換え編】不定詞との問題5問
上の英文とほぼ同じ意味になるように、空欄に適する英語を補う書き換え問題です。不定詞の名詞的用法(to + 動詞の原形)と動名詞の関係を整理して取り組みましょう。
第11問
To play soccer is fun.
= ( ) soccer is fun.
第12問
My dream is to become a teacher.
= My dream is ( ) a teacher.
第13問
I like to listen to music.
= I like ( ) to music.
第14問
She began to study English two years ago.
= She began ( ) English two years ago.
第15問
I want to visit London next year.
= I enjoy ( ) London next year. 【書き換え可能か否か】
書き換え編の解答と解説
第11問の解答:Playing
主語の位置にある不定詞To playは、動名詞Playingにそのまま書き換えることができます。どちらも「サッカーをすることは」という意味になります。
第12問の解答:becoming
be動詞の後ろで補語になっている不定詞to becomeは、動名詞becomingに書き換えられます。becomeの語尾のeを取ってingを付けます。
第13問の解答:listening
likeは目的語として「不定詞」と「動名詞」のどちらも置くことができる動詞です。意味の違いはほとんどありません。
第14問の解答:studying
beginやstart(始める)も、目的語に不定詞と動名詞の両方をとることができます。そのためto studyをstudyingに書き換え可能です。
第15問の解答:書き換え不可能(×)
「〜したい」という意味のwantは後ろに不定詞(to visit)しか置けません。一方、enjoyは「〜を楽しむ」という意味であり、後ろに動名詞しか置けません。
意味が異なるうえ、want visitingという形は英語として成り立たないため書き換えはできません。テストでの引っかけに注意しましょう。

それぞれの違いを詳しく確認したいときは、不定詞と動名詞の使い分けの解説が役立ちます。
次の疑問不定詞との違いで迷いやすいと感じたときは、不定詞と動名詞の練習問題で解き分けを集中して練習できます。
動名詞だけを目的語にとる動詞
動詞の後ろに目的語を置くとき、「動名詞だけをとる動詞」「不定詞だけをとる動詞」「両方とれる動詞」の3種類が存在します。定期テストで最も出題されるのは動名詞だけをとる動詞です。
表は横にスクロールできます →
| 分類 | 動詞 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|---|
| 動名詞のみをとる動詞 | enjoy finish stop give up | 楽しむ 終える やめる あきらめる | I finished writing the letter. (手紙を書き終えました。) |
| 不定詞のみをとる動詞 | want hope wish decide | 〜したい 望む 願う 決める | I want to visit Canada. (カナダを訪れたいです。) |
| 両方をとれる動詞 | like love start begin | 好む 大好きである 始める 始める | It started raining. = It started to rain. (雨が降り始めました。) |
動名詞だけをとる動詞の覚え方
動名詞をとる動詞には「過去にすでに経験していること」や「現に行っている動作を終える・やめる」というニュアンスがあります。enjoy(現に楽しんでいる)、finish(やっている動作を終える)、stop(やっている動作をやめる)など、動作がすでに始まっている状況をイメージすると判断しやすくなります。
対照的に、wantやhopeなど不定詞のみをとる動詞は「これから先に行う未来のこと」を指す傾向があります。
後ろに続く形ごとに整理したいときは、動名詞・不定詞をとる動詞の英単語一覧を参考にしてください。
次の疑問テストで狙われる動詞をしっかり覚えきりたいなら、動名詞だけを目的語にとる動詞の詳しい一覧も確認しておきましょう。
前置詞の後ろに来る動名詞
英語の文法には「前置詞(at, in, for, about, of, before, afterなど)の後ろに動詞を置く場合、必ず動名詞(〜ing)にする」という厳格な規則があります。前置詞の後ろに不定詞(to + 原形)や動詞の原形を置くことはできません。
テストに出る重要連語パターン
- be good at 〜ing(〜するのが得意である)
例文:Yuki is good at playing the piano.(ユキはピアノを弾くことが得意です。) - Thank you for 〜ing(〜してくれてありがとう)
例文:Thank you for coming today.(今日は来てくれてありがとう。) - be interested in 〜ing(〜することに興味がある)
例文:He is interested in cooking Italian food.(彼はイタリア料理を作ることに関心があります。) - without 〜ing(〜することなしに/〜しないで)
例文:He left the room without saying a word.(彼は一言も言わずに部屋を出て行きました。) - before / after 〜ing(〜する前/後に)
例文:Wash your hands before eating dinner.(夕食を食べる前に手を洗いなさい。)
空欄の直前にatやforなどの前置詞を見つけたら、迷わず後ろの動詞をing形に変換することが解法の近道です。
〜するのが得意である(例: playing the piano)
〜してくれてありがとう(例: coming today)
〜することに興味がある(例: cooking)
〜することなしに/〜しないで(例: saying a word)
前置詞の直後にある動詞は必ず動名詞にするため、連語表現としてまとめて覚えましょう。
現在進行形と動名詞の見分け方
中2英語で多くの生徒がつまずくのが、現在進行形(be動詞 + 〜ing)と動名詞(〜ing)の見分け方です。形が似ていますが、文の中での意味と役割が明確に異なります。
| 項目 | 現在進行形 | 動名詞(補語の用法) |
|---|---|---|
| 基本の意味 | 「今〜しているところだ」 | 「〜することである」 |
| 例文 | He is playing tennis now. | His hobby is playing tennis. |
| 主語との関係 | 主語=動作を行っている人(主語が動く) | 主語=動作そのもの(主語とイコール) |
| 見分けテスト | 「〜しているところだ」で意味が通る | 「主語は〜することだ」で意味が通る |
見分け方の基準は主語に注目することです。主語が「人」で「その人が今その動作をしている」なら現在進行形です。主語が「hobby(趣味)」や「dream(夢)」など動作の内容を表す名詞で、「主語 = 〜すること」とイコール関係が成り立つ場合は動名詞です。
定期テストで差がつく頻出注意点
定期テストや高校入試で特に出題されやすく、失点しやすいポイントを整理しました。
1. stop 〜ing と stop to 〜 の意味の違い
stopは動名詞と不定詞のどちらも後ろに置くことができますが、意味がまったく異なります。
- stop 〜ing(〜するのをやめる):He stopped talking.(彼は話すのをやめた。)
- stop to 不定詞(〜するために立ち止まる):He stopped to talk.(彼は話すために立ち止まった。)
stop to 不定詞のtoは名詞的用法ではなく、「〜するために」という副詞的用法です。動作を途中で中断したのか、何かをするために立ち止まったのかを文脈から読み取りましょう。
2. 動名詞主語における三人称単数のsの脱落
動名詞句が主語になる文では、一般動詞にsを付け忘れるミスが頻発します。
直前にbooksのような複数形の名詞があっても、主語の核はReading(読むこと)です。動作は数えられないため、三人称単数扱いとなりmakesにする必要があります。
stop 〜ing
- 意味: 〜するのをやめる
- 動作を途中で中断する
- 例: He stopped talking.(話すのをやめた)
stop to 不定詞
- 意味: 〜するために立ち止まる
- toは「〜するために」の副詞的用法
- 例: He stopped to talk.(話すために立ち止まった)
動名詞が続くか不定詞が続くかで、動詞 stop の意味が大きく変わります。
紛らわしい表現の具体例をさらに確認したいときは、不定詞と動名詞の使い分けの例文集が参考になります。
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理解度チェック
Q1. 動名詞が主語になる文の動詞の扱いとして正しいものは?
- 直前の名詞が複数形なら複数扱いにする
- 文の主語としては単数扱いにする
- be動詞を使う場合は必ずareにする
- 一般動詞に三人称単数のsは付けない
答えを見る
正解: B. 文の主語としては単数扱いにする
動名詞が主語になる場合、動作を表すため単数扱いになります。現在形ではbe動詞はisを使い、一般動詞には三人称単数の-sや-esを付けます。
Q2. 次のうち、目的語に動名詞のみをとる動詞はどれ?
答えを見る
正解: C. finish
本文より、finishは動名詞のみを目的語にとる動詞です。wantやhopeは不定詞のみ、likeは両方をとることができます。
Q3. 前置詞の後ろに動詞を置くときの正しい英文はどれ?
答えを見る
正解: C. Ken is good at swimming.
前置詞の後ろには動名詞を置きます。swimは「短母音+子音字」で終わるため、最後の子音字mを重ねてswimmingとつづります。
よくある質問
- Q. 動名詞と不定詞の名詞的用法の違いは?
- どちらも「〜すること」と訳せますが、前置詞の後ろには動名詞しか置けません。また動詞によって目的語に動名詞をとるか不定詞をとるかが決まっています。
- Q. stop runningとstop to runの違いは?
- stop runningは走っている状態をやめる「走るのをやめる」です。stop to runは走る目的のために立ち止まる「走るために立ち止まる」です。
- Q. 動名詞が主語のときbe動詞は何を使う?
- 動名詞が主語のときは単数扱いとなるため、現在形ならis、過去形ならwasを使います。直前の名詞が複数形でも影響されません。
- Q. 動名詞しかとらない動詞の覚え方は?
- enjoy、finish、stop、give upなどの中2頻出動詞は「過去から行ってきた動作を終える・楽しむ」というイメージで覚えると整理しやすくなります。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部
enjoy
finish
stop
give up
be good at