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英検2次試験日程変更の可否と欠席時の対処法まとめ
英検の二次試験(面接)は、個人都合による日程変更や受験会場・時間の変更が一切認められていません。一次試験の合格発表後に都合が悪くなった場合でも別日への振替はできず、返金や次回への繰り越しも行われません。
ただし、学校行事と重複した本会場の団体受験に限っては事前申請による例外措置があるほか、欠席した場合でも次回以降1年間の一次試験免除制度を活用して再受験が可能です。
英検2次試験の日程変更可否を受験区分別に比較
英検(実用英語技能検定)の二次試験について、日程を変更できるかどうかは申込方法(個人申込、団体申込、または英検S-CBT)によって対応が分かれます。まずはご自身の受験形式に合わせて、変更可否と対応の方向性を確認してください。
| 受験区分 | 日程変更の可否 | 主な条件・対応フロー |
|---|---|---|
| 個人申込(従来型) | 不可 | 一次試験合格発表の前後を問わず、私用・学校行事・冠婚葬祭・体調不良など理由によらず一切の変更ができません。 |
| 団体申込(本会場) | 条件付きで可能 | 学校行事(修学旅行や文化祭など)と試験日が重複する場合に限り、申込受付期間内に団体責任者を通じて申請することで変更が認められる場合があります。 |
| 英検S-CBT | 所定期間内なら可能 | 従来型英検とは異なる申込・変更規定が設定されており、申込締切前の指定期間内であればWebサイト上から日程や会場の変更手続きが可能です。 |
このように、従来型の個人申込ではpostpone(延期する)やreschedule(日程を変更する)といった手続きはシステム上用意されていません。次の例文のように、一度確定したスケジュールは自己都合で動かせない前提で計画を立てる必要があります。
Candidates cannot reschedule the second-stage speaking test for personal reasons.
(受験者は個人的な理由で二次試験の面接日程を変更することはできません。)
日程の変更ができない場合は、「今回は欠席して一次試験免除制度を利用する」か、「日程変更の融通が利く英検S-CBTで受け直す」という2つの選択肢からリカバリーを図ることになります。
次の疑問日付の変更が難しい場合でも、英検二次試験の時間変更ができるか気になる方はこちらの基準も確認してみてください。
日程変更が認められる唯一の例外と申請手順
従来型英検の二次試験において、日程変更が例外的に認められるのは「本会場を受験する団体申込において、特定の学校行事と試験日が重複する場合」のみです。個人申込者や、塾などの私立教育機関経由の申込では適用されない厳格な基準が設けられています。
申請が認められる主な条件
- 対象となる団体:中学校、高等学校、高等専門学校などの本会場受験団体
- 変更の正当な理由:修学旅行、文化祭、体育祭、定期考査など、学校全体または学年全体が参加する公式行事
- 対象者:当該学校行事への参加が必須である在校生受験者
部活動の練習試合や大会、個人の私用、家族旅行、習い事のイベントなどは「公式な学校行事」とは見なされず、申請の対象外となります。
申請の手順と締切
- 学校内の英検担当責任者(英語科教員など)へ、学校行事と二次試験の重複について相談する。
- 団体責任者が、日本英語検定協会の団体専用管理画面または所定の申請書類を確認する。
- 申込受付期間内に、行事予定表などの証明書類を添えて日程変更申請を提出する。
- 日本英語検定協会側で審査が行われ、承認されると別日程(A日程またはB日程のもう一方)へ振り替えられる。
最も注意すべき点は、deadline(締切)です。一次試験の合否が判明した後に「合格したけれど二次試験の日程に行けない」と申し出ても一切受け付けられません。必ず「検定申込の受付期間内」に事前の変更申請を完了しておく必要があります。
行事重複について英語科教員等へ相談
団体責任者が専用管理画面等を確認
行事予定表を添えて期間内に協会へ提出
承認されると別日程へ振り替えられる
検定申込の受付期間内に学校の担当者を通じて申請を進めます。
二次試験のA日程とB日程が決まる仕組み
英検の二次試験には「A日程」と「B日程」という2つの実施日程が設定されています。多くの受験者が「自分でどちらの日程かを選べるのか」と疑問を持ちますが、個人申込の場合、日程を自分で選ぶことはできません。
A日程とB日程の自動割り振りのルール
二次試験の日程は、日本英語検定協会側が以下の要素を総合的に組み合わせて自動的に割り振ります。
- 受験する級(1級、準1級、2級、準2級、3級)
- 受験者の年齢区分(中学生以下、高校生、一般・大学生など)
- 受験地域・本会場のキャパシティおよび面接委員の配置状況
同じ級であっても、年齢層や地域によってA日程になるかB日程になるかが異なります。兄弟や友人と同時に受検しても、年齢区分や選択した受験地が異なれば別の日程に割り振られることがあります。
| 決定要素 | 内容 | 変更希望の可否 |
|---|---|---|
| 受験級 | 級ごとの受験者数バランスにより配分 | 不可 |
| 年齢区分 | 中高生などの学校生活配慮により配分 | 不可 |
| 受験エリア | 各都市の会場規模・面接官数に応じて配分 | 不可 |
英語で日程の割り当てを説明するときは、assign(割り当てる)やallocate(配分する)という動詞が用いられます。
The test date is automatically assigned based on your grade and age.
(試験日程は受験級と年齢に基づいて自動的に割り当てられます。)
日程がいつ確定するかを確認する方法
自分がどちらの日程に割り振られたかは、一次試験の合格発表日以降に確認できます。確認手順は以下の通りです。
- 一次試験のWeb合否結果公開日に、公式サイトの専用ページへログインする。
- 合否通知画面に表示される「二次試験情報(試験日・指定受験地)」を確認する。
- 後日郵送される「二次受験票」にて、確定した試験日、集合時間、試験会場名、地図を確認する。
受験級
- 1級・準1級
- 2級・準2級
- 3級
年齢区分
- 中学生以下
- 高校生
- 一般・大学生
会場環境
- 本会場の規模
- 面接委員の配置
日程は協会側が3つの要素を組み合わせて自動で割り振ります。
次の疑問自分がどちらの日程に割り振られるのか詳しく知りたい方は、英検二次試験のA日程とB日程の仕組みを解説した記事が役立ちます。
自己都合で欠席する場合のルールと連絡の要否
急な体調不良や発熱、冠婚葬祭、他校の入試、部活動の公式戦など、やむを得ない自己都合で二次試験に行けなくなった場合、どのように対応すべきかを解説します。
事前連絡は必要か
結論として、二次試験を欠席する場合、日本英語検定協会の事務局や試験会場へ事前の欠席連絡を入れる必要はありません。連絡窓口へ電話をかけても、日程の振替や個別の時間調整を承ることはできないためです。当日会場に行かないことで、自動的に「棄権(欠席)」として処理されます。
欠席によるペナルティはあるか
二次試験を欠席したことによるペナルティ(次回試験で不利になる、内申点に悪影響が出るなど)は一切ありません。合否結果通知には「不合格(または欠席・未受験)」と記載されるのみで、協会側からペナルティ措置が下されることはありません。
No penalty will be imposed for being absent from the speaking test.
(面接試験を欠席したことによるペナルティは一切科されません。)
受験料の返金と繰り越しの不可ルール
一度支払った受験料は、いかなる理由であっても返金されません。また、今回の検定料を次回以降の検定に繰り越して充当することもできません。この点は検定規約に明記されているため、あらかじめ理解しておく必要があります。
| 状況 | 協会の対応 | 受験者側の対応 |
|---|---|---|
| 体調不良・発熱 | 振替・返金なし | 無理をせず休養し、次回以降の一次免除を利用 |
| 学校入試・部活 | 振替・返金なし | 一次免除を利用するか、S-CBTでの早期再受験を検討 |
| 冠婚葬祭・私用 | 振替・返金なし | 一次免除を利用して次回の同一級を受験 |

一次試験免除制度の仕組みと次回への申請手順
二次試験を欠席または不合格となった場合でも、一次試験で獲得した合格実績が無駄になることはありません。英検には「一次試験免除制度(いわゆるシード権)」が存在し、二次試験のみを再受験することができます。
一次試験免除の適用条件と有効期間
一次試験免除制度の適用ルールは以下の通りです。
- 対象者:一次試験に合格し、二次試験を欠席(棄権)した者、または二次試験で不合格となった者
- 有効期間:一次試験に合格した回の次回から「1年間」(原則として連続する次の3回分)
- 対象級:一次試験に合格した級と同一の級(他級への振替は不可)
例えば、第1回検定で一次試験に合格していれば、同年度の第2回、第3回、および翌年度の第1回検定までの計3回、一次試験を受けることなく二次試験から直接チャレンジできます。
Successful candidates of the primary test are eligible for an exemption for one year.
(一次試験の合格者は、1年間の試験免除を受ける資格があります。)
一次試験免除を利用した申込手順
自動的に次回へエントリーされるわけではないため、免除資格を使って次回受験する際には、通常の申込期間内に受験者自身で申し込みを行う必要があります。
- 一次試験に合格した際の「合格証書」または「一次試験合否通知書」を用意し、記載されている「年度・回次・個人番号」を手元に控える。
- インターネット申込などの画面で、受験区分として「一次試験免除(一免)」を選択する。
- 過去の合格情報(年度、回次、個人番号、級)を正確に入力する。
- 検定料(通常と同額)を決済し、申込を完了させる。
一次免除で申し込んだ場合、一次試験当日は会場へ行く必要がなく、二次試験の案内・受験票が届くまで待機することになります。なお、免除申請時にも検定料の支払いが必要となります(最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください)。
合格証書等で年度・回次・個人番号を控える
申込画面で一次試験免除(一免)を選択
年度・回次・個人番号・級を正確に入力
一次免除用の検定料を支払い完了する
自動エントリーされないため、次回申込時に自身で情報入力が必要です。
入試に間に合わせるための英検S-CBT活用法
「高校入試の内申書提出に間に合わせたい」「大学入試の総合型選抜や学校推薦型選抜の出願締切が迫っている」という受験生にとって、従来型の二次試験欠席と次回への一次免除繰り越しでは締切に間に合わないリスクがあります。その場合の有効なリカバリー策が「英検S-CBT」の活用です。
英検S-CBTの特徴と従来型との違い
英検S-CBTは、PC端末を使用して1日でスピーキング・リスニング・リーディング・ライティングの4技能をすべて測定する試験形式です。従来型英検と同じ資格・級・スコアとして扱われ、高校・大学入試の出願書類にも同等に利用できます。
| 項目 | 従来型英検 | 英検S-CBT |
|---|---|---|
| 試験日程 | 年3回の決まった日程(日曜等) | 毎週末を中心に多数の日程で開催 |
| 面接方式 | 対面式面接(二次試験日に実施) | PCによる音声吹き込み式(一次と同日) |
| 日程変更 | 原則不可(学校行事の例外のみ) | 受付期間内であれば変更可能規定あり |
| 実施サイクル | 年3回のみ | 同一実施期間内に複数回の受検が可能 |
S-CBTを活用した出願デッドラインの逆算手順
学校や大学へのスコア提出期限から逆算して、以下のタイムラインで動きましょう。
- 提出期限の確認:志願先が要求する「英検資格証明書の原本またはコピー」の提出必着日を確認する。
- Web合否公開と証明書到着のタイムラグ:Web上での合否・スコア確認から、手元に紙の合格証明書が届くまでには一定の日数がかかります。紙の書類提出が必須の場合は、その日数を見込んで受験日を決める。
- S-CBTの直近枠を予約:空席のある直近の試験日を即座に予約し、1日で4技能の受検を完了させる。
Ensure that your official score report arrives well before the application deadline.
(公式スコア証明書が出願締切より十分前に届くよう手配してください。)
次の疑問代替案としてS-CBTを検討しているなら、事前に英検S-CBTの日程変更ルールも把握しておくと安心です。
二次試験直前の確認事項とトラブル対処法
二次試験の日程変更ができない以上、指定された日時に合わせて確実に受検できるよう、直前の準備を整えておくことが大切です。当日に慌てないための確認事項と持ち物を整理しました。
当日の集合時間と会場の確認
二次試験の集合時間は受験者ごとに細かく分かれています。一次試験と同じ会場とは限らず、遠方の高校や大学が指定されるケースも珍しくありません。
- 受験票の記載内容:集合時間(前半・後半などに分かれています)、会場名、交通アクセスを前日までに確認する。
- 面接の待ち時間:集合時間から実際の面接開始まで、控室で30分から1時間以上待機することがあります。防寒着や直前に見直す単語帳・面接対策本を用意しておくと安心です。
直前トラブルへの備え
交通機関の遅延が発生した場合は、駅で遅延証明書を受け取って会場の本部へ提出してください。大幅な交通障害の際は、受付時間を柔軟に繰り下げて案内してくれる場合があります。
In case of train delays, obtain a delay certificate from the station staff.
(電車の遅延が発生した場合は、駅係員から遅延証明書を受け取ってください。)
一方、私用による遅刻は試験を受けられない原因となりますので、集合時間の20〜30分前には会場最寄り駅に到着できるスケジュールを組んでおきましょう。
- 受験票の集合時間と会場の確認前半・後半の区分や会場アクセス
- 控室での待機対策防寒着や見直し用単語帳の用意
- 余裕を持った移動計画最寄り駅に20〜30分前到着
- 遅延証明書の取得(交通障害時)駅で受領し会場本部へ提出
集合時間や持ち物、遅延時の対応を前日までに確認しておきましょう。
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理解度チェック
Q1. 従来型英検の個人申込で二次試験の日程変更ができない理由は?
- 合格発表前のみ変更可能と定められているため
- 私用や体調不良など理由によらず変更不可のため
- 塾や私立教育機関経由でのみ申請できるため
- Webサイト上でのみ振替手続きを受け付けるため
答えを見る
正解: B. 私用や体調不良など理由によらず変更不可のため
従来型の個人申込では、合否発表の前後や体調不良等の理由によらず、システム上一切の日程変更が認められていません。
Q2. 二次試験の日程が自動で割り振られる説明として正しい英文は?
- Candidates can reschedule the test.
- The test date is automatically assigned.
- No penalty will be imposed for absence.
- Obtain a delay certificate from staff.
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正解: B. The test date is automatically assigned.
本文では日程の自動割り当ての説明として「The test date is automatically assigned based on your grade and age.」と記載されています。
Q3. 一次試験免除制度の有効期間に関する説明として正しいものは?
- 合格した回の翌々週まで利用できる
- 次回から原則として連続する3回分(1年間)
- 申請を行えば無期限で次回以降に繰り越せる
- 同一年度内の試験に限り何回でも利用できる
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正解: B. 次回から原則として連続する3回分(1年間)
一次試験免除制度の有効期間は、一次試験に合格した回の次回から1年間(原則として連続する次の3回分)と定められています。
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よくある質問
- Q. 二次試験の集合時間に遅刻しそうな時は?
- 電車の遅延など公共交通機関の乱れであれば遅延証明書の提示で受け入れられる場合がありますが、自己都合の遅刻は受験を断られたり棄権扱いになったりすることがあります。
- Q. 二次試験を欠席したら連絡は必要ですか?
- 事前の欠席連絡は不要です。協会や会場へ連絡しなくてもペナルティはなく、次回以降の検定で一次試験免除制度(1年間有効)を利用して再受験することができます。
- Q. 一次試験免除の再受験にはお金がかかりますか?
- 一次免除を利用して二次試験のみを受験する場合でも、所定の検定料の支払いが必要です。無料での再受験や前回の受験料の繰り越し・返金はできません。
- Q. 体調不良で受けられない場合、別日に振替できますか?
- インフルエンザや発熱などの体調不良であっても別日への日程振替はできません。無理をせず療養し、次回以降に一次免除制度を活用して受験することをおすすめします。
- Q. S-CBTなら二次試験だけ受けることはできますか?
- 英検S-CBTでも一次試験免除を利用でき、有効な一次試験免除資格があればスピーキングテスト(15分)のみを受験することができます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
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