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履歴書に英検は何級から書ける?基準と正しい書き方
履歴書の資格欄に英検を書く場合、一般的な就活や転職では「2級以上」が目安です。日本英語検定協会が高校卒業程度と定義する2級は、社会人としての基礎的な英語力を客観的に証明できます。
ただし、高校生の進学・就職やアルバイト応募、資格欄の余白を埋める目的であれば準2級や3級を書いても問題ありません。応募先の求める英語力や自身の属性に合わせた判断基準を詳しく解説します。
履歴書に英検は何級から書ける?級別の評価一覧
履歴書に記載する英検の基準は、応募する目的や業界によって異なります。一般的な企業の中途採用や大学新卒の就活では、高校卒業レベルとされる「2級以上」から記載するのが原則です。
英検の各級が履歴書でどのように受け止められるのか、基準を表にまとめました。
| 級 | 協会の公式基準 | 履歴書での評価・アピール度 |
|---|---|---|
| 1級 | 大学上級程度 | 極めて高い英語力として、外資系や通訳・翻訳職でも強いアピールになる |
| 準1級 | 大学中級程度 | ビジネスで英語を使えるレベルとして、大手企業や海外事業部で高く評価される |
| 2級 | 高校卒業程度 | 社会人・就活生が履歴書に書ける標準ライン。一般的な企業へのアピールに有効 |
| 準2級 | 高校中級程度 | 高校生の就職活動やアルバイトでは好印象。大学生・社会人の就職では評価されにくい |
| 3級以下 | 中学卒業・在学程度 | 中学生・高校生のアルバイト応募を除き、一般的な就職・転職の履歴書には記載しない |
履歴書に資格を書く主な目的は、業務に必要な基礎能力や、目標に向かって努力できる継続力をアピールすることです。そのため、大人向けの一般的な求人では、中学レベルとみなされる3級以下を記載すると、かえってアピール不足と判断されるおそれがあります。
英語力を履歴書で示す際には、英語で proficiency(熟達度)を証明する姿勢が大切です。たとえば demonstrate English proficiency(英語の熟達度を証明する)という視点を意識し、応募先の求める基準に合致した級を記載しましょう。
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履歴書に英検準2級は書ける?記載の判定基準
「手元に英検準2級の合格証書しかないが、履歴書に書いてもよいのか」と悩む方は少なくありません。結論からいうと、記載して有利に働くかどうかは応募者の立場と応募先によって分かれます。
準2級を履歴書に書くべきか10秒でわかる判定フロー
以下の条件に沿って、準2級を資格欄に書くべきか見送るべきかを判断してください。
- 高校生としての就職活動・進学推薦、またはアルバイトへの応募であるか?
→ YES の場合:積極的に書いてください。基礎学習がしっかり身についている証拠として好印象を与えます。 - 大学生の新卒採用や社会人の転職活動で、資格・免許欄に書くものが他にあるか?
→ YES(自動車免許など他に書く資格がある) の場合:準2級の記載は見送り、他の資格を記載することをおすすめします。大学新卒以上に対して準2級は「高校中級程度」とみなされるため、アピールとしては弱くなります。
→ NO(資格欄が完全に空白になってしまう) の場合:空欄で提出するよりは、学習歴を示すために準2級を記載しても問題ありません。 - 応募先の募集要項に「英語力不問」「日常会話レベル」などの記載があるか?
→ 業務で英語を使わない職種 であれば、準2級の記載が採用に悪影響を与えることはまずありません。ただし、英語必須の職種 に準2級を書くと、力不足と判断されるリスクが高いため注意が必要です。
英語を使う環境への応募で apply for a job(仕事に応募する)という場面では、求められる英語水準を募集要項で確認することが不可欠です。準2級は日常会話の土台となる級ですが、ビジネス実務を求める企業に対してはアピールが難しいため、次に解説する2級の取得を視野に入れましょう。
高校生・バイト
- 積極的に書く
- 真面目な学習歴として好印象
新卒・社会人(他資格あり)
- 記載を見送る
- 他の資格を優先して記載
新卒・社会人(他資格なし)
- 空欄回避のため記載
- 学習歴を示すために有効
応募先の条件別
- 英語不問なら記載OK
- 英語必須なら力不足の恐れ
応募者の立場や資格欄の状況に応じて記載の可否を判断できます。
新卒採用での詳しい評価基準については、就活・履歴書で英検準2級は書ける?をご覧ください。
アルバイト応募での扱いは、バイト履歴書に英検準2級は書ける?で解説しています。
履歴書に英検二級は書ける?属性別の推奨級一覧
英検2級(二級)は、高校卒業程度の英語力を証明する資格です。大学新卒の就活や、日常業務で高度な英語力を必須としない職種においては、「基礎的な教養が備わっている人物」として十分に評価されます。
応募者の年代や職種ごとに、履歴書でアピールとして機能する推奨ラインをまとめました。
表は横にスクロールできます →
| 応募者の属性・職種 | 最低限書ける級 | アピールになる推奨級 | 評価のポイント |
|---|---|---|---|
| 中高生のアルバイト | 3級 | 準2級・2級 | 真面目に学習へ取り組む姿勢や基礎学力が評価される |
| 専門学校生・短大生 | 準2級 | 2級 | 一般事務職や接客業など幅広い業種で実直さが伝わる |
| 大学生の新卒就活(一般職) | 2級 | 2級・準1級 | 2級があれば英語に対する苦手意識がないと判断される |
| 第2新卒・中途採用(英語不問) | 2級 | 2級 | 資格欄の充実や、過去の継続的な学習歴として好印象 |
| 英語を使う職種(貿易・海外営業) | 準1級 | 1級 | 準1級以上でビジネス実務に対応できると評価される |
英語を頻繁に使う部署では business communication(ビジネス上の対話)がスムーズに行えるかが重視されます。一般的な事務職や営業職であれば英検2級で十分ですが、外資系企業や海外事業を担うポジションを目指す場合は、準1級以上の取得が有利です。
次に読む英検は国家資格?資格の位置づけ英検が国家資格なのか、資格としての公的な位置づけが分かります。
履歴書における英検の正しい書き方と基本ルール
履歴書の「免許・資格」欄に英検を記載するときは、採用担当者に正確な情報を伝えるための表記ルールがいくつか存在します。略称を使ったり、誤った用語を選んだりすると、書類作成の正確性を疑われる原因になります。
1. 正式名称「実用英語技能検定」と記載する
履歴書では「英検」という略称を使わず、必ず正式名称である 実用英語技能検定 と記載します。級の表記も「2級」「準2級」のように明確に書き添えます。
2. 末尾は「取得」ではなく「合格」と書く
免許や修了証と異なり、検定試験に合格した資格は末尾に「合格」と記載するのが正しいマナーです。自動車運転免許などの「取得」や、講習などの「修了」と混同しないようにしてください。
- 誤った表記:実用英語技能検定2級 取得
- 正しい表記:実用英語技能検定2級 合格
3. 取得年月は「合格証書」の日付を書く
履歴書に書く日付は、一次試験や二次試験を受験した日ではなく、手元に届いた「合格証書」に印刷されている年月を記載します。履歴書全体の年号表記(西暦または元号)に合わせて統一してください。
4. 複数の級を持っている場合は最上位のみ記載する
3級、準2級、2級と順番に合格してきた場合でも、履歴書に書くのは最も高い級である「2級」のみです。すべての級を並べて書くと資格欄を無駄に圧迫し、雑な印象を与えてしまいます。
5. 英検S-CBTで合格した場合の書き方
パソコンを使って受験する「英検S-CBT」で合格した場合も、従来のペーパー試験で取得した資格とまったく同じ効力を持ちます。履歴書に「S-CBT」と書き添える必要はなく、通常通り「実用英語技能検定◯級 合格」と記載して問題ありません。
- 略称ではなく「実用英語技能検定」と書く級も明確に書き添える
- 末尾は「取得」ではなく「合格」と書く免許の「取得」と混同しない
- 合格証書に印刷された年月を書く受験日ではない点に注意
- 複数級所持時は最上位のみ記載する資格欄の圧迫を防ぐ
- S-CBTも通常の正式名称で書くS-CBTの表記は不要
履歴書の資格欄に英検を書く際に確認すべき5つの基本マナーです。

合格証書の確認方法など詳細は、英検の履歴書への正式な書き方で確認できます。
履歴書資格欄の記入例パターン集(コピペで使える)
履歴書の資格欄にそのまま使えるテンプレートを用意しました。自身の状況に合わせて年月や級を書き換えて活用してください。
標準的な記入例(英検2級・準2級)
| 年 | 月 | 免許・資格名 |
|---|---|---|
| 2022 | 7 | 実用英語技能検定2級 合格 |
| 2023 | 11 | 実用英語技能検定準2級 合格 |
TOEICと英検を併記する記入例
| 年 | 月 | 免許・資格名 |
|---|---|---|
| 2021 | 3 | 実用英語技能検定2級 合格 |
| 2023 | 10 | TOEIC Listening & Reading Test 730点 取得 |
勉強中・次回受験予定の場合の記入例
まだ合格証書を持っていない段階であっても、業務に関連する英語学習を継続していることをアピールしたい場合は、以下のように記載できます。
| 年 | 月 | 免許・資格名 |
|---|---|---|
| 2024 | 10 | 実用英語技能検定準1級 受験予定 |
| — | — | 実用英語技能検定2級取得に向けて勉強中 |
履歴書に意欲を示す目的で study for the exam(試験に向けて勉強する)状態を記載するのは有効ですが、面接で進捗を聞かれた際に具体的に答えられるよう準備しておきましょう。
昔取得した英検や一次試験のみ合格の場合の扱い
学生時代に取得してから長い年月が経過している場合や、一次試験しか合格していない場合の扱いについて解説します。
10年・20年前に取得した英検は履歴書に書けるか?
英検の資格には有効期限がなく、一度合格すれば生涯有効です。そのため、10年前や20年前に取得したものであっても履歴書に記載すること自体は制度上問題ありません。
ただし、面接官からは「現在もその英語力を維持できているか」という点を見られます。取得から時間が経っている場合は、面接で brush up my English(英語力を磨き直す)ための取り組みを併せて伝えられるようにしておくと安心です。
自己PR欄や面接の中で「現在は日常会話の維持に向けて学習を続けています」と補足すると好印象につながります。
一次試験のみ合格(二次試験不合格・未受験)の場合の扱い
英検で一次試験のみに合格し、二次試験(面接)をまだ受けていない、あるいは不合格になった状態では、正式な級の合格資格は得られていません。そのため、資格欄に「実用英語技能検定◯級 合格」と書くことは経歴詐称となるため厳禁です。
一次試験合格の状態をどうしても伝えたい場合は、備考欄や自己PR欄に「実用英語技能検定2級 一次試験合格(次回二次試験受験予定)」と書くにとどめてください。
英検とTOEICはどっちを書く?評価の違いと併記法
英語の資格として代表的な英検とTOEICでは、企業側の評価基準に明確な違いがあります。
試験ごとの特徴と企業が受ける印象の違い
- 英検(実用英語技能検定):4技能(読む・聞く・書く・話す)を測る試験。文法力や語彙力などの基礎英語力を総合的に評価される傾向があります。学校教育や公的機関、教員採用などで特に信頼されます。
- TOEIC(Listening & Reading):ビジネスシーンにおけるリスニングとリーディングの処理能力を数値化する試験。民間企業の中途採用や海外出張の基準として広く採用されています。
ビジネス現場で英語を使う企業に対しては、英検よりもTOEICスコアの提出を求められるケースが目立ちます。たとえば英検2級とTOEIC 500点台であれば、両方を併記することで、4技能の基礎力とビジネスリスニングへの意欲を同時に示せます。
履歴書には両方を並べて記載して差し支えありません。取得年月が古い順、または点数の高い順に整えて記載しましょう。
英検(実用英語技能検定)
- 4技能を総合的に測定
- 語彙や文法など基礎英語力を評価
- 学校教育や公的機関で強い信頼
TOEIC (L&R)
- リスニングとリーディングを数値化
- ビジネス現場での処理能力を評価
- 民間企業の中途採用等で広く採用
試験の測定内容や企業からの評価ポイントの違いを整理しました。
次の疑問TOEICもあわせてアピールしたい方は、履歴書に書けるTOEICスコアの目安と書き方を参考にしてください。
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理解度チェック
Q1. 履歴書の資格欄に英検を書く際の正しい表記はどれですか?
- 実用英語技能検定2級 合格
- 実用英語技能検定2級 取得
- 英検2級 合格
- 英検S-CBT2級 取得
答えを見る
正解: A. 実用英語技能検定2級 合格
履歴書では略称を使わず「実用英語技能検定」とし、検定試験のため末尾には「合格」と書くのが正しいルールです。
Q2. 英検の記載に関するルールとして本文で述べられているものは?
- 合格した級はすべて並べて書く
- 取得年月は二次試験の受験日を書く
- 複数の級がある場合は最上位のみ書く
- 10年以上前の合格実績は記載できない
答えを見る
正解: C. 複数の級がある場合は最上位のみ書く
複数合格している場合は最上位のみ記載します。日付は合格証書記載の年月を書き、英検に有効期限はないため昔のものでも記載可能です。
Q3. 本文で「英語力を磨き直す」という意味で使われている表現は?
- apply for a job
- demonstrate English proficiency
- study for the exam
- brush up my English
答えを見る
正解: D. brush up my English
本文において、取得から時間が経った英語力を磨き直す取り組みを示す表現として「brush up my English」が紹介されています。
よくある質問
- Q. 合格証書を紛失した場合はどうすればいい?
- 合格証書の再発行はできませんが、日本英語検定協会に申請することで「合格証明書」を有料で発行してもらえます。申請から手元に届くまで日数がかかるため、提出期限がある場合は早めに協会の公式サイトから申請手続きを行いましょう。
- Q. 英検の取得年月が分からない時の調べ方は?
- 英検協会の公式窓口へ問い合わせることで、過去の合格履歴を照会できます。照会には氏名、生年月日、受験当時の住所や学校名などの情報が必要です。手元の書類が見当たらない場合は、余裕を持って協会へ確認を依頼してください。
- Q. 履歴書に英検3級を書くと逆効果になりますか?
- 高校生のアルバイト応募を除き、大学新卒や社会人の転職活動で英検3級を書くと、中学校卒業程度の英語力とみなされ逆効果になるリスクがあります。他の資格があるなら記載を見送り、英語不問の職種であっても無理に書かない方が無難です。
- Q. 英検S-CBTで合格した場合、履歴書の書き方は違う?
- 従来のペーパー試験と全く同じ資格であるため、履歴書の書き方に違いはありません。「実用英語技能検定◯級 合格」と記載し、「S-CBT」という単語を付け加える必要もありません。取得年月はWEB上の合格日ではなく証書の日付を書きます。
- Q. 英検の資格に有効期限や有効期間はありますか?
- 英検の合格資格に有効期限はなく、生涯にわたって有効です。進学や一部の留学制度では「取得後2年以内」と指定されるケースがありますが、就職や転職の履歴書においては何年前に取得したものでも資格として正式に記載できます。
2026年9月28日更新・モチタン辞典編集部