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grocery storeとsupermarketの違いと使い分け
grocery storeとsupermarketの決定的な違いは、「食料品に特化しているか、日用品や衣料品まで揃う大型総合店か」という点です。
grocery storeは野菜・肉・調味料などの食料品(groceries)を中心に取り扱う店舗を指し、supermarketは食料品に加えて日用品・衣料・家庭用品まで幅広く扱う大型店舗を指します。
日常会話で「食料品の買い出しに行く」と言いたいときは、アメリカ英語ではgo grocery shoppingやgo to the grocery storeを使うのが自然です。
一目でわかる違いの比較表
まずは、両者の規模感・取扱商品・使われる地域や頻度の違いを比較表で確認しましょう。
| 比較項目 | grocery store | supermarket |
|---|---|---|
| 主な取扱品目 | 食料品全般、調味料、飲料、軽度の日用消耗品 | 食料品、日用品、衣料品、医薬品、小型家電、雑貨など |
| 店舗規模 | 中規模〜小規模(街の食料品店から食品スーパーまで) | 大規模〜超大型(広大な売り場と大型駐車場を併設) |
| 語源・成り立ち | 食料品を意味するgroceriesを売る店 | super(超える)+market(市場)で大型複合店舗 |
| 日常会話での頻度(米) | きわめて高い(普段の買い出しはほぼこれ) | やや改まった響き、または超大型店を明確に指す際に使用 |
| 日常会話での頻度(英) | ほとんど使われない(専門の個人商店を指す程度) | きわめて高い(普段の食品の買い出しもこれ) |
| 日本の店舗の例 | ライフ、サミット、成城石井、まいばすけっと | イオン、イトーヨーカドー、コストコ |
定義と規模・品揃えの決定的な違い
それぞれの単語の成り立ちと、英語本来の定義を確認すると、使い分けの基準がはっきりします。
grocery storeとは?食料品を専門に扱う店舗
grocery storeの核となるのは、複数形のgroceries(食料品・日用食料雑貨)です。野菜、果物、精肉、鮮魚、乳製品、パン、調味料、缶詰、冷凍食品など、「日々の食卓に必要なもの」を揃えている店舗全般を指します。
トイレットペーパーや洗剤などの基本的な消耗品を置いていることも多いですが、店舗の大部分は食料品売り場です。
supermarketとは?食料品から生活用品まで網羅する大型店
supermarketは、接頭辞のsuper-(超越した、非常に大きい)とmarket(市場)が合わさって生まれた言葉です。1つの建物の中で、あらゆる生活必需品が手に入るワンストップショッピングを可能にした大型店舗を指します。
広大なワンフロア、あるいは複数階にまたがるフロアに、食品売り場だけでなく、衣料品、食器、寝具、簡易な家具、園芸用品、医薬品コーナーなどが揃っています。
grocery store
- 語源は複数形の groceries(食料品)
- 日々の食卓に必要な食料品が中心
- 消耗品もあるが大部分は食品売場
supermarket
- super-(巨大な)+ market(市場)
- 食品から生活必需品まで網羅
- 衣料・家具・医薬品も揃う大型店
食料品特化かワンストップ大型店かという品揃えと規模の根本的な違いです。
次の疑問なお、supermarket の接頭辞にも使われる super と似た単語について知りたいときは、superbとsuperのニュアンスの違いも確認してみてください。
日本の店舗はどちらに当てはまる?
私たちが日本で普段「スーパー」と呼んでいるお店は、英語圏の感覚ではどちらに分類されるのでしょうか。身近な具体例で分類を整理してみましょう。
grocery storeに当てはまる日本の店舗
- ライフ・サミット・いなげやなどの食品スーパー:売り場の中心が食品であり、近隣住民が日々の食事の材料を買いに行く場所であるため、英語圏の感覚ではまさにgrocery storeです。
- 成城石井・紀ノ国屋などの高級輸入食品店:こだわりの食材や輸入食品を中心に取り扱うため、upscale grocery store(高級食料品店)やspecialty grocery store(専門食料品店)と表現するのが的確です。
- まいばすけっと・ミニピアゴなどの都市型小型スーパー:規模はコンビニに近いものの、生鮮食品を主体に扱っているため、small grocery storeやneighborhood grocery store(近所の食料品店)と呼べます。
supermarketに当てはまる日本の店舗
- イオン・イトーヨーカドーなどの総合スーパー(GMS):食料品フロアに加えて、衣料品フロア、文房具、寝具、家電売り場などを備えている大型店舗は、英語の本来の定義通りのsupermarketです。
- コストコなどの大型会員制倉庫店:食品から大型家電、タイヤ、衣類まで網羅する超大型店は、supermarket、またはさらに巨大な形態を表すwarehouse clubやhypermarketと呼ばれます。
grocery store 相当
- 食品スーパー(ライフ・サミット)
- 高級輸入食品店(成城石井)
- 小型スーパー(まいばすけっと)
supermarket 相当
- 総合スーパー(イオン・ヨーカドー)
- 大型会員制倉庫店(コストコ)
私たちが普段「スーパー」と呼ぶ店舗も、扱う品目や規模で分類が分かれます。
アメリカ英語とイギリス英語の明確な地域差
grocery storeとsupermarketの使い分けで最も見落とされがちなのが、アメリカ英語とイギリス英語における使用頻度とニュアンスの違いです。
アメリカ英語:日常会話の主役はgrocery store
アメリカでは、普段の食料品の買い出しに行く行為全般をgrocery shoppingと呼び、店舗そのものも規模の大小にかかわらずgrocery storeと呼ぶのが一般的です。
アメリカ人に対して「今からスーパーに行ってくる」という感覚でI'm going to the supermarket.と言うと、通じはしますが、「わざわざ遠くにある巨大な総合スーパーまで遠征するのか」と受け取られたり、少し古風・大げさな表現に聞こえたりすることがあります。
イギリス英語:日常会話の主役はsupermarket
対照的に、イギリスやオーストラリアなどでは、普段の食料品の買い出しでもsupermarketという単語を使うのが主流です。イギリスでgrocery storeやgrocer'sと言うと、街角にある小さな昔ながらの個人商店や八百屋のような店舗を連想されることが多く、一般的なチェーンの食品スーパーに行く場合はI'm going to the supermarket.と言うのが最も自然です。
| 状況・表現 | アメリカ英語 | イギリス英語 |
|---|---|---|
| 「スーパーに行ってくるね」 | I'm going to the grocery store. | I'm going to the supermarket. |
| 「食料品の買い出しに行く」 | go grocery shopping | do the food shopping / go to the supermarket |
| 「スーパーの袋(レジ袋)」 | grocery bag | carrier bag / shopping bag |

買い出しで使える定番フレーズと例文
「買い出しに行く」「スーパーで買ってくる」など、日常会話で頻出するコロケーションと例文を紹介します。前置詞の使い分けにも注目してください。
「買い出しに行く」を表す定番フレーズ
最も自然でよく使われるのが、動詞のgoまたはdoと組み合わせる表現です。
- go grocery shopping:食料品の買い出しに行く(動作・移動に焦点を当てた言い方)
- do the grocery shopping:食料品の買い出しをする(家事としての買い出し全般を指す言い方)
前置詞との組み合わせ(to と at)
- go to the grocery store / supermarket:〜へ行く(方向・目的地を表すto)
- at the grocery store / supermarket:〜で(場所・滞在を表すat)
そのまま使える日常英会話例文
- I need to go grocery shopping after work.
(仕事のあとに食料品の買い出しに行かないといけない。) - Can you pick up some milk at the grocery store?
(スーパーで牛乳を買ってきてくれる?) - I usually do the grocery shopping on Sunday mornings.
(私は普段、日曜日の午前に買い出しを済ませます。) - We ran out of eggs, so I'm running to the grocery store.
(卵を切らしちゃったから、ちょっとスーパーまで行ってくるね。) - The new supermarket carries a great selection of local vegetables.
(新しくできたスーパーマーケットは地元の野菜の品揃えが豊富だ。)
海外マップアプリでの検索キーワード使い分け
海外旅行や海外生活で、スマートフォンや地図アプリを使って近くの食品売り場を探す際、入力する単語によって表示される検索結果の傾向が異なります。目的に応じて検索語を使い分けましょう。
旅行中に水や軽食、翌日の朝食を買いたいとき
滞在先のホテル近くで手軽に食品を手に入れたい場合は、grocery store、またはsupermarketと入力するのが基本です。アメリカ・カナダではgrocery store、イギリス・ヨーロッパ圏・オセアニアではsupermarketと入力すると、近隣で最も評価の高い食品取扱店がヒットしやすくなります。
お土産や日用品、衣類などをまとめて探したいとき
巨大な駐車場を備えた総合店舗でまとめ買いをしたい場合は、supermarketやhypermarketと入力すると、広大な敷地を持つ大型複合スーパーが見つかりやすくなります。
特定の食材(日本食やオーガニックなど)を探したいとき
- Asian grocery store / Japanese grocery store:アジア食材店、日本食材店
- Organic grocery store:オーガニック食品中心の店舗
- Local produce market:地元の新鮮な野菜・果物を直売する店舗
米ならgrocery store、英豪はsupermarketと入力
大型複合店を探すならsupermarketやhypermarket
Asian grocery storeやOrganic grocery storeで検索
海外で店舗を探す際は、欲しい商品や地域に合わせて検索語を使い分けます。
店内の主要売り場・コーナー英語一覧
海外の店舗で目当ての商品が見つからないときに役立つ、店内の売り場(セクション・アイル)の英語名称一覧です。
| 売り場の英語表記 | 読みの目安 | 売り場の内容・置かれているもの |
|---|---|---|
| Produce section | プロデュース | 生鮮野菜、果物全般 |
| Dairy section | デアリー | 牛乳、ヨーグルト、チーズ、バター、卵 |
| Meat / Poultry section | ミート / ポウルトリー | 牛肉、豚肉、鶏肉(poultry)などの精肉 |
| Seafood section | シーフード | 鮮魚、切り身、エビ、貝類など |
| Bakery section | ベイカリー | 店内で焼き上げたパン、食パン、ベーグル、ケーキ |
| Deli section | デリ | 量り売りのハム、惣菜、サンドイッチ、調理済み食品 |
| Frozen food section | フローズン フード | 冷凍食品、冷凍ピザ、アイスクリーム |
| Aisle | アイル(sは発音しない) | 通路(Aisle 3で「3番通路」) |
店員に売り場を尋ねるときは、以下のフレーズが便利です。
- Excuse me, which aisle can I find olive oil in?
(すみません、オリーブオイルは何番の通路にありますか?) - Where is the produce section?
(野菜・果物売り場はどこですか?)
レジやセルフレジで役立つ実用フレーズ
お会計の際、有人レジの店員とのやり取りや、セルフレジの画面表示でよく目にする英語フレーズをまとめました。
レジ袋が必要か聞かれたとき
- 店員:Do you need a bag? / Would you like paper or plastic?
(袋はご利用ですか?/紙袋とビニール袋のどちらにしますか?) - 回答:No, thank you. I brought my own bag.
(いいえ、結構です。マイバッグを持ってきました。) - 回答:Yes, please. One bag would be great.
(はい、お願いします。1枚ください。)
支払い方法を伝えるとき
- 店員:How would you like to pay?
(お支払い方法はいかがなさいますか?) - 回答:By credit card, please.
(クレジットカードでお願いします。) - 回答:Can I tap to pay?
(タッチ決済は使えますか?)
セルフレジでよく使われる用語
- Self-checkout:セルフレジ
- Scan item:バーコードをスキャンしてください
- Place item in the bagging area:商品を袋詰めエリア(計量台)に置いてください
- Receipt:レシート
会計や店員への声かけなど、店舗で使える表現は買い物の英会話フレーズでも確認できます。
周辺の関連店舗との違いも整理しよう
grocery storeやsupermarketと混同しやすい、その他の買い物スポットとの違いも整理しておきましょう。
convenience store(コンビニエンスストア)
24時間営業や早朝・深夜営業を中心とし、利便性を最優先にした小規模店舗です。飲料、菓子、おにぎり、最低限の日用品を販売していますが、生鮮食品の品揃えは限定的です。
farmers' market(ファーマーズマーケット)
地域の農家が直接出店し、新鮮な野菜、果物、自家製のチーズやジャムなどを販売する青空市場です。週末の朝などに広場や駐車場で開催されることが多く、店舗形態ではありません。
department store(デパート・百貨店)
衣料品、高級ブランド品、化粧品、宝飾品などを中心に取り扱う複数階の大型高級商業施設です。日本のデパ地下のような高級食料品売り場(food hall)を備えている場合もありますが、店舗全体としてはファッションや高級雑貨が主軸です。
24時間など営業重視。生鮮食品の品揃えは限定的な小規模店
農家が直接出店する青空市場。週末などに新鮮な野菜を販売
衣料や高級ブランド中心の百貨店。食品はデパ地下程度
食料品店や大型スーパーと形態が異なる買い物スポットの比較です。
次の疑問海外の食料品店と併設されることも多い薬局の呼び分けは、薬局の英語表現と米英での使い分けで詳しく解説しています。
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理解度チェック
Q1. アメリカ英語で普段の食料品の買い出しを指す最も自然な表現は?
- I'm going to the supermarket.
- I'm going to the hypermarket.
- I'm going to the department store.
- I'm going to the grocery store.
答えを見る
正解: D. I'm going to the grocery store.
アメリカでは普段の買い出しに規模を問わずgrocery storeを使うのが一般的で、supermarketと言うと大げさに聞こえることがあります。
Q2. 日本の食品スーパー(ライフやサミットなど)は英語圏では何に該当?
- grocery store
- supermarket
- convenience store
- department store
答えを見る
正解: A. grocery store
売り場の中心が食品で日々の食事の材料を買う店舗は、英語圏の感覚ではgrocery storeに分類されます。
Q3. 海外の店舗で生鮮野菜や果物が置かれている売り場はどれ?
答えを見る
正解: B. Produce section
生鮮野菜や果物全般が置かれている売り場は、英語でProduce sectionと呼ばれます。
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よくある質問
- Q. アメリカでsupermarketと言うと通じませんか?
- 問題なく通じます。ただしアメリカ人の日常会話ではgrocery storeの方が圧倒的に定着しているため、supermarketと言うと少し改まった印象や、巨大な店舗を強調しているニュアンスに聞こえることがあります。
- Q. 食料品全般を指す名詞は単数形ですか?
- 買った食料品全般を指す場合は、原則として複数形のgroceriesを使います。たとえば「食料品を片付ける」はput away the groceriesと言います。単数形のgroceryはgrocery storeのように名詞の修飾語として使われます。
- Q. セルフレジは英語で何と言いますか?
- self-checkout(セルフ・チェックアウト)と言います。店内の案内板でもSelf-Checkoutと表示されており、動詞としてuse the self-checkout(セルフレジを使う)のように表現します。
- Q. 海外の旅行先で食品を探すならどちらで検索すべき?
- アメリカやカナダならgrocery store、イギリスやオーストラリア、ヨーロッパ諸国ならsupermarketで検索するのが最もヒットしやすくおすすめです。
- Q. スーパーのカートやカゴは英語で何と言いますか?
- 買い物カゴはshopping basket、手押しカートは米語でshopping cart、英語でshopping trolley(トロリー)と呼びます。
2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部