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IELTS自宅受験(IELTS Online)の完全解説
IELTSは「IELTS Online」を利用することで自宅での公式受験が可能です。ただし、対応モジュールはアカデミック(Academic)のみで対象年齢は18歳以上に限られ、大学やビザ申請機関によっては自宅受験スコアを受け入れていない場合もあるため、出願先の受入要件の事前確認が欠かせません。
IELTS自宅受験の基本概要と対象者
IELTSを自宅などの個人スペースから受検する公式制度の正式名称は「IELTS Online」です。テストセンターへ移動することなく、私有のパソコンと安定したインターネット接続環境を用いて受験できます。
試験問題の形式、出題難易度、採点基準、評価バンドスコア(0から9.0の尺度)はテストセンターで実施される試験と同一であり、リスニング、リーディング、ライティング、スピーキングの4技能すべてが測定されます。
受験資格と制限事項
自宅受験には、テストセンター受験にはない固有の受験資格と制約が設けられています。主な制約は次の通りです。
- モジュールの制限:受験可能なモジュールはIELTS Academicのみです。移住や就労ビザ申請で頻繁に求められるIELTS General Trainingは自宅受験に対応していません。
- 対象年齢の制限:受験当日に満18歳以上である必要があります。18歳未満の方は自宅受験を選択できず、テストセンターでの受験が必要です。
- ビザ申請(UKVI)非対応:英国ビザ・入国管理局が指定するIELTS for UKVIおよびIELTS Life Skillsは、厳格な対面本人確認が義務付けられているため、自宅受験の対象外です。
- 成績証明書の形式:試験結果は電子形式の成績証明書(electronic Test Report Form:eTRF)としてのみ発行されます。紙の成績証明書は原則として郵送・発行されません。
過去の暫定試験「IELTS Indicator」との違い
感染症拡大期に一時的に導入されていた「IELTS Indicator」と、現在の「IELTS Online」は異なる制度です。IELTS Indicatorはテストセンターが閉鎖された期間における暫定的な査定ツールであり、公式なTRFとしては扱われない場合が一般的でした。
これに対し、IELTS Onlineは正規の公式テストとして恒久的に導入された制度であり、正式なバンドスコアが認定されます。ただし、受入方針は機関ごとに個別に定められているため、事前の確認が必須となります。
Academicのみ対応。General Trainingは受験不可。
受験当日に満18歳以上である必要があります。
英国ビザ指定のUKVIやLife Skillsは対象外です。
結果は電子形式(eTRF)のみで、紙は原則発行なし。
IELTS Onlineを受験する前に確認すべき4つの制約です。
ielts ネット受験と会場受験の違い比較表
IELTSの受験形態には、自宅で受ける「IELTS Online(ネット受験)」、テストセンターに設置されたパソコンで受ける「Computer-delivered IELTS(CD IELTS)」、紙と鉛筆で受ける「ペーパー版(Paper-based IELTS)」の3種類があります。それぞれの違いを一覧で比較します。
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| 項目 | IELTS Online(自宅) | コンピューター受験(会場) | ペーパー受験(会場) |
|---|---|---|---|
| 受験場所 | 自宅などの個室 | 公認テストセンター | 公認テストセンター |
| 対応モジュール | Academicのみ | Academic / General / UKVI | Academic / General / UKVI |
| 対象年齢 | 18歳以上 | 制限なし(推奨年齢あり) | 制限なし(推奨年齢あり) |
| スピーキング形式 | PC経由のビデオ通話 | PC経由の通話または対面面接 | 試験官との対面面接 |
| 成績表の発行形態 | 電子版(eTRF)のみ | 電子版および紙の証明書 | 紙の証明書 |
| 結果通知の目安 | 3〜5営業日程度 | 1〜5日程度 | 13日程度 |
| 1科目再受験(OSR) | 非対応 | 対応(会場・国による) | 非対応 |
| トラブル対応 | 遠隔英語チャット・音声 | 会場スタッフが対面対応 | 会場スタッフが対面対応 |
コンピューター受験(会場)との決定的な違い
「画面に向かってキーボードで解答する」という点ではIELTS Onlineと会場コンピューター受験(CD IELTS)は似ていますが、運用面で大きな差異があります。
特に注意すべきは「1科目再受験(One Skill Retake:OSR)」の適用可否です。One Skill Retakeは、4技能のうち1科目だけを後日再受験してスコアを更新できる公式制度ですが、現行の規定ではテストセンターでのコンピューター受験者のみに提供されており、IELTS Onlineの受験者は利用できません。
また、会場受験では機材不良や通信トラブルが発生した際に日本人スタッフを含む現場監督員がその場で対処しますが、自宅ネット受験ではすべて遠隔かつ英語で自己解決を試みる必要があります。
次に読むTOEFLとIELTSの違い比較留学や進学に向けてTOEFLとどちらを受けるべきか迷っていませんか?
アイエルツ自宅受験に必要な機材と部屋環境
IELTS Onlineを自宅で実施するためには、指定された機器仕様と厳密な部屋環境基準を満たす必要があります。基準を満たしていない場合、試験開始前のチェックイン段階で失格となる可能性があるため、事前の確認が不可欠です。
必要なハードウェアとソフトウェア要件
- パソコン本体:ノートパソコンまたはデスクトップPC。タブレット端末、スマートフォン、Chromebook、仮想マシン環境での受験は禁止されています。デュアルモニター(外部モニターの接続)は使用不可で、1台の画面のみ許可されます。
- 対応OS:最新バージョンのWindowsまたはmacOS(各実施団体の指定するサポート対象バージョン内であること)。
- 周辺機器:クリアな映像を送信できる内蔵または外付けのWebカメラ、内蔵または外付けのマイク、スピーカー。有線・無線を問わず、ヘッドホンやイヤホンの装着は原則として禁止されています(音声はすべてスピーカーから出力し、マイクで集音します)。
- ブラウザと専用アプリ:指定の試験受検用セキュアブラウザ(Inspera Exam Portal等)の事前ダウンロードとインストールが必要です。
- 通信環境:安定した高速インターネット接続。通信の途絶を防ぐため、可能であれば有線LANケーブル接続が推奨されます。
受験部屋(テスト環境)の必須基準
不正行為を防止するため、受験する部屋には以下の厳しい条件が課されます。
| チェック項目 | 要求基準 | 不適合となる例 |
|---|---|---|
| 部屋の密閉性 | ドアを完全に閉め切れる個室 | リビング等のオープンスペース、ネットカフェ |
| 他者の立ち入り | 試験終了まで第三者の入室禁止 | 家族や同居人、ペットの一時的な入室 |
| デスク上の配置 | PC、マウス、パスポート、透明容器の水のみ | 筆記用具、紙、書籍、電子機器の放置 |
| 壁面・周辺環境 | 文字やメモ、ポスターがない状態 | 単語帳の貼り紙、ホワイトボードの板書 |
| 照明と音響環境 | 顔が影にならず均一に照らされた静寂な空間 | 逆光、暗い室内、外部の騒音・話し声 |
透明なラベルなしのペットボトルに入った水以外の飲食物はデスクに置けません。ティッシュペーパーなどの身の回り品を置く場合も、事前の許可確認が求められます。
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申し込み手順と専用ソフトの事前設定
IELTS Onlineの申し込みから試験準備までの標準的な手順を解説します。手続きには有効期限内のパスポートとオンライン決済用のクレジットカードが必要です。なお、最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。
ステップ1:アカウント登録と試験予約
- 実施団体(IDPまたはBritish Council)の公式予約ポータルにアクセスします。
- 受験地域を選択し、テストタイプから「IELTS Online (Academic)」を指定します。
- アカウントを作成(氏名・生年月日・国籍・メールアドレスなどを登録)し、ログインします。氏名は必ずパスポートの英字表記と完全に一致させてください。
- カレンダーからリスニング・リーディング・ライティング(LRW)の実施日時と、スピーキングの実施日時を選択します。自宅受験ではスピーキングを別スロットとして指定する場合があります。
- パスポート情報と顔写真ページの画像をアップロードし、クレジットカード決済を完了します。
ステップ2:専用ソフトウェアのインストールと動作確認
予約完了後、登録メールアドレス宛に試験用ソフトウェア(Inspera Exam Portal等)のダウンロードリンクと案内が届きます。必ず試験の数日前までに以下のセットアップを完了させてください。
- 専用プラットフォームのインストール:管理権限を持つユーザーアカウントでパソコンに専用アプリをインストールします。
- システムチェック(System Readiness Check)の実行:マイクの集音レベル、スピーカーの音声出力、Webカメラの解像度、通信速度、OSのセキュリティ設定が試験基準を満たしているかをテストします。
- 常駐ソフトの終了設定:画面キャプチャソフト、通話アプリ(Zoom、Skype、Teamsなど)、ウイルス対策ソフトのポップアップ通知機能など、試験アプリと競合する可能性のあるバックグラウンドプロセスを終了できるように確認しておきます。
公式ポータルで氏名や生年月日を登録しログイン
LRWとスピーキング日時を選びパスポートと決済を完了
メール案内の専用アプリをPCへインストール
カメラ・マイク・通信環境などのテストを実施
通話アプリ等の競合プロセス終了を確認
予約完了後に専用ソフトのセットアップまでを完了させます。

次の疑問申し込み前に支払い額や支払い方法を整理しておきたいときは、IELTSの受験料・費用まとめで全体の費用感を確認できます。
当日の流れとルームスキャン対策英語フレーズ
試験当日は、予約時間の約15〜30分前に指定のリンクまたはアプリからチェックインを開始します。AIによる生体認証と人間の遠隔監視官(proctor)による本人確認が行われます。
試験当日のタイムスケジュール
- チェックイン開始:本人確認書類(パスポート)のカメラ提示と顔写真の照合。
- 360度ルームスキャン:Webカメラを持ち上げ、部屋の四隅、デスクの上、デスクの下、PC画面の裏側などを監視官に見せます。
- 注意事項の口頭説明:不正行為に関する規約への同意確認。
- 試験開始(筆記またはスピーキング):監視官の合図に従ってセキュアブラウザがロックされ、問題が配信されます。
スピーキング試験の実施方式
スピーキング試験は、専用アプリ内のビデオ通話機能を使ってネイティブ等の認定面接官と1対1のオンライン対面形式で行われます。試験構成は対面試験と全く同一で、パート1(自己紹介・日常会話)、パート2(スピーチトピックと1分間の準備・2分間のスピーチ)、パート3(ディスカッション)の順で進みます。
パート2の準備メモ用として、画面上にメモ機能(ホワイトボードツール)が表示されるか、事前の指示に従った所定のメモ用紙の取り扱いが指示されます。
プロクター(監視官)とのやり取りで使える実践英語表現
ルームスキャンやトラブル時には、監視官からチャットまたは音声で指示が出されます。聞き取れなかったり要求に応対したりする際にそのまま使える表現集です。
| 場面 | 英語フレーズ | 日本語訳 |
|---|---|---|
| 指示の聞き直し | Could you please repeat that? | もう一度おっしゃっていただけますか? |
| 指示の確認 | Do you mean I should turn my camera around? | カメラの向きを回転させるということでしょうか? |
| 部屋のスキャン | I am showing the desk and the space under the table now. | 今、机の上と机の下のスペースを映しています。 |
| パスポートの提示 | Here is my passport. Is it clear enough to read? | こちらが私のパスポートです。明瞭に読めますでしょうか? |
| 通信の確認 | Can you hear my voice clearly? | 私の声ははっきりと聞こえていますか? |
| 音声の不具合伝達 | I cannot hear you well. Your voice is breaking up. | 声がよく聞こえません。音声が途切れています。 |
通信切断・フリーズ時の緊急初動マニュアル
自宅受験で最も恐れられるのが、試験中の回線切断やアプリケーションの強制終了です。パニックにならず、公式手順に沿った初動対応を行うことで、無用な失格や再受験の機会喪失を防ぐことができます。
トラブル発生時の行動フロー
- 即座に画面内のチャット機能を起動:アプリが動作している場合は、監視官(proctor)に状況を文字で送信します。
- セッションの再接続を試行:通信が切れた場合、案内されているURLまたはアプリの再ログイン手順に従い、速やかに復帰を試みます。多くのシステムでは数分以内の再接続猶予が設けられています。
- 事態の客観的証拠を確保:アプリが完全にフリーズして操作できない場合、エラーメッセージの表示された画面全体をスマートフォン等で写真撮影します(ただし、試験復帰後に不正行為と誤認されないよう、証拠撮影以外の目的で携帯電話を使用しないこと)。
- 公式サポートへの即日連絡:試験を最後まで完走できなかった場合、試験終了後ただちに実施団体のヘルプデスク宛てに英語で報告メールまたはチケットを送信します。
サポート窓口への連絡用英語テンプレート
試験の中断や技術的不具合を報告するメールの文面例です。
件名:Urgent: Technical Issue during IELTS Online - [受験番号/名前]
(至急:IELTS Online受験中の技術的不具合について - [氏名])
本文:
Dear IELTS Support Team,
(IELTSサポートチームご担当者様)
I am writing to report an unexpected technical problem during my IELTS Online test today.
(本日受験したIELTS Onlineにおきまして、予期せぬ技術的トラブルが発生したためご連絡いたしました。
)
During the Listening section, the application suddenly froze and disconnected at around [発生時刻]. Although I tried to restart the portal, I was unable to resume the test.
(リスニング試験中、[発生時刻]頃にアプリが突然フリーズし切断されました。
ポータルの再起動を試みましたが、試験を再開することができませんでした。)
I followed all the instructions and my internet connection remained active. Could you please investigate this case and inform me of the options for rescheduling?
(指示にはすべて従っており、インターネット接続も維持されていました。
本件を調査いただき、再試験の手続きについてご案内いただけますでしょうか。)
Sincerely,
[氏名]
[Reference Number / 受験者番号]
アプリが動く場合は監視官へ状況を文字で送信
案内URLやアプリ手順に従い速やかに復帰を試行
操作不可ならエラー画面全体をスマホ等で撮影
終了後ただちに英語でヘルプデスクへ報告
試験中に不具合が発生した際の4段階の対応フローです。
スコアの通用度と提出先機関の受入確認手順
IELTS Onlineで取得したスコアは、すべての大学・大学院や政府機関で無条件に認められているわけではありません。「通常のIELTS Academicは認めるが、IELTS Onlineは不可」と規定している名門大学や特定学部が存在します。
出願直前に提出不可であることが判明する事態を避けるため、事前の公式チェックが必須です。
公式受入リストの検索ステップ
実施団体は、どの教育機関や公的機関がIELTS Onlineの電子スコア(eTRF)を受理しているかを検索できる公式データベースを提供しています。
- 公式ウェブサイト内の「Who accepts IELTS?」または「IELTS Online recognition」検索ツールにアクセスします。
- 検索条件欄で、志望校が所在する「国・地域(Country/Territory)」および「機関種別(Universities and Collegesなど)」を選択します。
- 志望する大学名・教育機関名を入力して検索結果を表示させます。
- 受入条件の記載欄で「IELTS Online accepted」の明記があるかを確認します。
募集要項(Admission Guidelines)での最終確認
公式検索データベースに掲載されている場合でも、大学院の特定研究科(医学系、法科大学院など)では個別に自宅受験スコアを排除しているケースがあります。必ず志望大学の公式サイトにある最新の募集要項(English Language Requirements)のページを確認し、以下の点を確認してください。
- IELTS Indicator / IELTS Online are not accepted. という除外規定が書かれていないか。
- スコアの提出方法として、テストセンター直送(紙または電子)だけでなく、IELTS Onlineの電子照会コードの受付が案内されているか。
- 出願予定のビザ種別において、テストセンターでの対面受験が義務付けられていないか。
少しでも記述が曖昧な場合は、出願先の留学生入試事務局(Admissions Office)に直接メールで「Do you accept IELTS Online results for graduate admission?(大学院入試においてIELTS Onlineの結果を受理していますか?)」と問い合わせるのが最も確実です。
他試験との点数比較を把握したい場合は、TOEIC・TOEFL・IELTS換算表で目安を確認できます。
自宅受験と会場受験の適性診断チェックリスト
利便性の高いIELTS Onlineですが、すべての人に適しているわけではありません。自身の環境や受験目的に照らし合わせ、どちらを選択すべきかを診断するためのチェックリストです。
IELTS Online(自宅受験)が向いている人
- 自宅に完全に一人になれる静かな防音個室を確保できる人
- パソコンの基本操作に慣れており、英語での技術的指示やチャット応対に抵抗がない人
- 近くに公式テストセンターがなく、移動時間や宿泊費を削減したい人
- 志望校がIELTS Onlineのスコア受理を明言していることを確認済みの人
- タイピングスピードが速く、画面上での長文読解やエッセイ作成に慣れている人
テストセンター受験(会場)が向いている人
- 同居人やペット、外部騒音の影響を受けずに集中できる個室が自宅にない人
- 通信切断などの機材トラブルの不安を完全に排除し、万全の設備で受験したい人
- 英語での遠隔サポートやルームスキャンのやり取りに不安がある人
- 目標スコアに届かなかった科目だけを再受験できる「One Skill Retake」の権利を確保しておきたい人
- 英国ビザ(UKVI)申請や、自宅受験を認めていない厳格な機関へスコアを提出する予定の人
- 鉛筆と紙を使って問題用紙にメモや下線を引きながら解きたい人(ペーパー版を選択する場合)
自宅受験が向いている人
- 静かな防音個室を確保できる
- 英語での技術指示や操作に不安がない
- 会場への移動や宿泊費を削減したい
- 志望校の受入確認が完了している
会場受験が向いている人
- 自宅に集中できる個室がない
- 機材や通信のトラブルを避けたい
- 1科目再受験(OSR)を利用したい
- UKVI申請や対面指定の機関に提出する
自身の環境や受験目的に応じて最適な受験形態を選びましょう。
試験画面の便利機能と各技能の操作上の注意点
IELTS Onlineの筆記試験では、画面上で効率的に解答を進めるための専用機能が備わっています。会場受験と異なる自宅ならではの操作仕様を把握しておくことが重要です。
筆記パートの画面操作
- 画面分割機能: リーディングでは画面左側に問題文、右側に設問が表示されます。中央の境界線をドラッグすることで表示幅を調整できます。
- ハイライト機能とメモ機能: マウスでテキストを選択すると、Highlight(強調)やNotes(メモ追加)が可能です。紙とペンの使用が禁止されているため、要点の整理はこの機能を活用します。
- 文字数の自動カウント: ライティングの入力エリア直下にはWord Count(単語数)が自動で表示されるため、手動で数える必要はありません。
- リスニングの音声出力: 音声はスピーカーから直接流れるため、事前に音量テストを行い、適切なボリュームに固定しておく必要があります。
スピーキング試験の進め方
スピーキングは画面越しに面接官と1対1のビデオ通話形式で行われます。通信環境によってわずかな音声遅延が生じる場合があるため、相手の発言が完全に終わったことを確認してから話し始めることで、音声の重複を防ぐことができます。
スピーキングや各技能の対策を進めたいときは、IELTS対策オンライン講座・教室の活用が役立ちます。
カンニングを疑われないためのNG行動と注意点
自宅受験では試験官が直接その場にいない分、カメラやマイクを通じて受験者の動作が厳しくチェックされます。悪意がなくても失格処分となるケースがあるため、禁止事項を徹底的に把握しておく必要があります。
不正と判定されやすい動作
- 視線を画面外へ長時間外す: 画面の上部や左右、手元を頻繁に見つめると、カンニングペーパーの参照を疑われる原因になります。
- 独り言や口元の動き: 問題文を声に出して読んだりつぶやいたりすると、外部と通信を行っていると見なされる恐れがあります。
- 手元をカメラの死角へ隠す: キーボード操作時以外に、手を机の下へ下ろし続ける行為は警告の対象になります。
- 第三者の声や環境音: 同居人の話し声、インターホンの音、スマートフォンの通知音などがマイクに入ると、試験中断の原因になります。
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理解度チェック
Q1. IELTS Onlineの受験資格や制限として正しいものはどれですか?
- 受験当日に満16歳以上であれば誰でも受けられる
- 移住向けのGeneral Trainingも自宅で受験できる
- 成績証明書は電子形式(eTRF)のみで発行される
- 1科目だけを再受験できる制度(OSR)が利用できる
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正解: C. 成績証明書は電子形式(eTRF)のみで発行される
IELTS Onlineの成績証明書は電子形式(eTRF)のみ発行され、紙の証明書は原則発行されません。対象年齢は18歳以上で、OSRは非対応です。
Q2. IELTS Onlineを受験する際の部屋や機材の条件として正しいものは?
- タブレット端末での受験が許可されている
- 音声を聞くために有線イヤホンの装着が推奨される
- デスクには透明容器に入った水以外の飲食物は置けない
- リビングなどのオープンスペースでも受験可能である
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正解: C. デスクには透明容器に入った水以外の飲食物は置けない
透明なラベルなしペットボトルに入った水以外の飲食物はデスクに置けません。PC以外の端末やイヤホン使用は禁止で、完全にドアを閉め切れる個室が必要です。
Q3. 監視官の声が途切れてよく聞こえない時に伝える英語表現はどれですか?
- Could you please repeat that?
- Can you hear my voice clearly?
- Here is my passport. Is it clear enough to read?
- I cannot hear you well. Your voice is breaking up.
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正解: D. I cannot hear you well. Your voice is breaking up.
音声の不具合を伝える表現として、本文では「I cannot hear you well. Your voice is breaking up.」が挙げられています。
よくある質問
- Q. ielts ネット受験の結果は何日で届きますか?
- IELTS Onlineの試験結果は、受験完了後3〜5営業日程度で専用ポータル上に通知されます。紙の成績証明書(TRF)は発行されず、電子版(eTRF)のスコアデータを志望先機関へ共有する仕組みとなります。
- Q. 試験中にトイレに行くことはできますか?
- 自宅受験中はいかなる理由があってもカメラの視野外へ離席することは禁止されています。離席した時点で不正行為とみなされ、試験は即時失格・無効となります。試験前に必ずお手洗いを済ませておく必要があります。
- Q. アイエルツ自宅受験でメモ用紙や筆記用具は使えますか?
- 筆記試験(LRW)中は、机の上に紙やペンを置くことは禁止されています。メモは画面上の公式メモ機能を使用します。スピーキングのパート2については、試験監督の指示に基づき所定のルールに従います。
- Q. One Skill Retake(1科目再受験)は利用できますか?
- 利用できません。1科目だけを再受験できるOne Skill Retakeは、公認テストセンターで実施されるコンピューター版IELTS受験者のみを対象とした制度です。自宅受験版では4技能すべての再受験が必要です。
- Q. 通信トラブルで試験が中断した場合は返金されますか?
- 受験者側の回線不調や機材問題に起因する中断は原則として返金対象外です。ただし、システム側の不具合であることが証明された場合は再試験の振替措置が認められることがあるため、直ちに公式サポートへ英語で報告してください。
- Q. 試験中にイヤホンやヘッドホンは使えますか?
- 有線・無線を問わず、イヤホンやヘッドホンの使用は禁止されています。リスニング試験やスピーキング試験も含め、すべてパソコン本体の内蔵スピーカーまたは外付けスピーカーを使用します。
- Q. 途中で家族が部屋に入ってきたらどうなりますか?
- 試験時間中に家族やペットを含め第三者が部屋へ立ち入った場合、いかなる理由であっても不正行為と見なされ、試験が即座に無効・失格となる可能性が極めて高いため、施錠などの徹底が必要です。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部