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「有名」の英語表現まとめ!基本単語から類語の使い分けまで
「有名」を意味する最も代表的な英語はfamousです。形容詞として広く使われ、理由を表すときはbe famous for(〜で有名)、肩書を表すときはbe famous as(〜として有名)と使い分けます。
また、客観的に知られているwell-knownや高い名声を示すrenowned、単に人気があることを指すpopularなど、文脈に応じた正確な選び方を身につけましょう。

「有名」を表す基本の英語famous
英語で「有名」を伝えたいとき、最初に覚えるべき標準的な単語がfamousです。世界中または広い地域で多くの人々に名前や存在が知られている状態を指します。
famousの品詞と発音
famousは形容詞で、名詞を修飾する限定用法と、be動詞の後に置く叙述用法の両方で使われます。発音記号は/ˈfeɪməs/です。カタカナ表記では「フェイマス」と書かれることが多く、第1音節の「フェイ」に強勢(アクセント)を置きます。
基本文型と語源
famousは名詞のfame(名声)から派生した形容詞です。一般的に好ましい事柄や、広く社会的に認知されている事象に対して用いられます。日常会話から公の文書まで幅広い場面で使えますが、より客観的な事実を述べたい場合や、専門分野での高い評価を表したい場合には、後述する類語に言い換えることも一般的です。
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一目で選べる「有名」の英語類語比較表
「有名」を意味する英語表現には、知名度の規模、ポジティブかネガティブか、そして使われる場面のフォーマル度によって明確な違いがあります。状況に合った適切な単語を一覧表で確認しましょう。
表は横にスクロールできます →
| 単語 | 主なニュアンス | 知名度の範囲 | 評価・トーン | フォーマル度 |
|---|---|---|---|---|
| famous | 広く世間に知られている | 大衆・世界的 | 肯定的・中立 | 中(日常〜公的) |
| well-known | 事実としてよく知られている | 特定層〜一般的 | 客観的・中立 | 中(日常〜公的) |
| renowned | 優れた功績で高く評価されている | 専門分野〜世界的 | 称賛・極めて肯定的 | 高(文語・学術) |
| celebrated | 世間から称えられ称賛されている | 一般的〜広い | 称賛・肯定的 | 高(文語・記事) |
| popular | 多くの人に好まれている、人気がある | 大衆・特定集団 | 好意的・親しみ | 中(日常会話中心) |
| notorious | 悪事や欠点で悪名高い | 一般的〜広い | 否定的・悪評 | 中〜高 |
| infamous | 不名誉な事実で悪名をとどろかせている | 一般的〜歴史的 | 極めて否定的 | 中〜高 |
単に「知名度がある」と言いたいときはfamousやwell-knownを選び、卓越した業績を称えるときはrenowned、悪い噂で知られているときはnotoriousを選びます。
次の疑問知名度だけでなく好感度を伝える表現も押さえたいなら、ポピュラーの英語表記と意味をあわせて確認しておくと理解が深まります。
前置詞で変わるbe famous forとas
「〜で有名」と言いたい場合、後ろに続く前置詞がforかasかによって意味する内容が異なります。試験でも日常会話でも頻出の重要な文法項目です。
be famous for(〜で有名:理由・特徴・産物)
前置詞forは「理由」や「原因」を指し示します。「何が理由で有名なのか」「どんな特徴や特産物で知られているか」を後ろに続けます。
- Kyoto is famous for its historic temples.(京都は歴史ある寺院で有名です。)
- The chef is famous for his creative seafood dishes.(その料理人は独創的な魚介料理で有名です。)
- This town is famous for producing high-quality tea.(この町は高品質なお茶の生産で有名です。)
主語が持っている特徴、能力、名物などがforの直後に来ます。
be famous as(〜として有名:肩書き・立場・役割)
前置詞asは「資格」や「同等」を表します。主語自身が「どのような肩書や身分として知られているか」を後ろに置きます。
- She is famous as a jazz singer.(彼女はジャズ歌手として有名です。)
- He was famous as an innovative architect.(彼は革新的な建築家として有名でした。)
- The city is famous as a major financial center.(その都市は主要な金融センターとして有名です。)
主語=asの後ろの名詞という等号関係(主語 is 〇〇)が成立するのが特徴です。
be famous to(〜に知られている:対象)
前置詞toを用いると、「誰に知られているか」という対象・範囲を示せます。
- His paintings are famous to art collectors.(彼の絵画は美術収集家の間で有名です。)
be famous for
- 「理由・特徴・産物」を表す
- 何が理由で有名なのかを説明
- 例:Kyoto is famous for its historic temples.
be famous as
- 「肩書き・立場・役割」を表す
- 主語=名詞の等号関係が成立
- 例:She is famous as a jazz singer.
be famous to
- 知られている「対象・範囲」
- 誰に対して有名なのかを説明
- 例:His paintings are famous to art collectors.
famousの後ろに来る前置詞によって、有名である理由・肩書き・対象を区別します。
類語の使い分け:well-knownとrenowned
famous以外にも、文脈や伝えたいニュアンスによって様々な表現が使われます。それぞれのニュアンスの違いを把握しましょう。
客観的な事実を述べるwell-known
well-knownは「多くの人に事実として認知されている」という中立的・客観的な響きを持ちます。famousが大衆的なスターやランドマークに使われやすいのに対し、well-knownは業界内の周知の事実や、一般的な知識として知られている人・物事にも違和感なく使えます。
- He is a well-known journalist in the business sector.(彼はビジネス界でよく知られたジャーナリストです。)
- It is a well-known fact that water boils at 100 degrees Celsius.(水が摂氏100度で沸騰することは周知の事実です。)
高い評価と名声を伴うrenowned
renownedは、卓越した技術、長年の功績、優れた業績などによって「高名な」「名声のある」という意味を持ちます。フォーマルなスピーチや学術的な紹介、高級レストランの紹介などに適しています。
- Dr. Smith is a world-renowned scientist in genetic engineering.(スミス博士は遺伝子工学において世界的に名高い科学者です。)
- The museum houses works by renowned French painters.(その美術館には名高いフランス人画家たちの作品が収蔵されています。)
社会的に称賛されるcelebrated
celebratedは、世間から賛辞や称賛を受けている著名人や作品に対して使われます。

ニュアンスの違いをより深く知りたい方は、famousとwell-known違いを解説した記事も参考にしてください。
注意すべき悪名高い表現notoriousとinfamous
日本語の「有名」は良い意味にも悪い意味にも使えますが、英語では明確に単語を区別する必要があります。悪い行為や欠点によって有名である場合、famousを使うと不自然になり、誤解を招くことがあります。
悪名高いを表すnotorious
notoriousは、犯罪、悪癖、ひどい交通渋滞など、好ましくない理由で世間に広く知れ渡っていることを示します。発音は/noʊˈtɔːriəs/です。
- The area is notorious for heavy traffic during rush hour.(その地域はラッシュ時の激しい渋滞で悪名高いです。)
- He was notorious for breaking his promises.(彼は約束を破ることで悪名高かった。)
不名誉な事実で知られるinfamous
infamousは、否定を表す接頭辞in-とfamousが合わさった単語で、「不名誉な」「恥ずべき悪事によって知られた」という意味を表します。発音は/ˈɪnfəməs/となり、第1音節にアクセントが置かれます。「インフェイマス」ではなく「インファマス」に近い発音になる点に注意してください。
- This is an infamous prison from the 18th century.(これは18世紀からの不名誉な歴史を持つ刑務所です。)
- The company was infamous for poor working conditions.(その会社は劣悪な労働環境で悪名をとどろかせていました。)
notorious
- 犯罪・悪癖・渋滞など悪評で有名
- 好ましくない理由で世間に浸透
- 発音は /noʊˈtɔːriəs/
infamous
- 不名誉な事実や悪事による知名度
- in- + famousから派生
- 発音は第1音節を強調する /ˈɪnfəməs/
好ましくない理由で有名な場合は、famousではなく悪評を表す表現を使います。
「有名になる」を表す動詞表現と熟語
状態を表すだけでなく、「有名になる」「名声を博す」という変化や動作を伝える英語表現を整理します。
become famous / get famous
最も直感的な表現がbecome famousです。日常会話ではget famousも頻繁に使われます。
- She became famous after winning the singing competition.(彼女は歌唱コンテストで優勝した後に有名になりました。)
- He wants to get famous on social media.(彼はソーシャルメディアで有名になりたがっています。)
make a name for oneself(名を挙げる)
自身の努力や実績によって世間に認められ、評判を確立するときに使われる慣用句です。
- He made a name for himself as an independent film director.(彼は独立系映画監督として名を挙げました。)
rise to fame(一躍有名になる)
短期間で急速に知名度を上げ、スターダムにのし上がる様子をドラマチックに描写するフレーズです。
最も直感的な表現。日常会話ではget famousも多用される。
自身の努力や実績によって世間に認められ、評判を確立する。
短期間で急速に知名度を上げ、一躍スターダムにのし上がる。
状態だけでなく、名声を獲得する変化を表す3つのフレーズです。
観光案内・ビジネスで使える実践例文集
日常会話や観光案内、ビジネスの現場で「ここ、有名なんだよ」「有名な専門家を紹介します」と伝えるときにそのまま使える例文テンプレートです。
案内や日常会話で使えるフレーズ
- This restaurant is famous for its handmade noodles.(このレストランは手打ち麺で有名なんですよ。)
- Mount Fuji is the most famous mountain in Japan.(富士山は日本で最も有名な山です。)
- It is a well-known spot among travelers.(そこは旅行者の間でよく知られたスポットです。)
「地元で愛される名店」を伝える自然な表現
観光地などで「地元で有名」と言いたい場合、大げさにfamousを使うよりも、地元民に定評があることを示す表現を使うと自然に伝わります。
- It is a local favorite.(地元の人たちに大人気の定番スポットです。)
- This cafe is a hidden gem in this neighborhood.(このカフェはこの地域の隠れた名店です。)
ビジネスや公の場で著名人を紹介するフレーズ
- I would like to introduce our guest speaker, a renowned expert in artificial intelligence.(本日のゲストスピーカーであり、人工知能の分野で名高い専門家をご紹介します。)
- Our firm works closely with well-known industry leaders.(弊社は業界内でよく知られた指導的企業と密接に連携しています。)
次の疑問観光地などの豆知識を「知ってた?」と切り出したいときは、Did you knowの意味と使い方を知っておくと会話が弾みます。
日本人が間違いやすいpopularとfamousの混同
日本語の「人気がある」と「有名である」は似た文脈で使われることが多いため、famousとpopularの混同が頻繁に見られます。この2つの境界線を明確にしておきましょう。
知名度のfamousと好感度のpopular
famousは「多くの人が存在を知っている(知名度)」を指し、好かれているかどうかは問いません。一方、popularは「多くの人に支持され好まれている(人気・好感度)」を指します。
- famous:知っている人の数が多い
- popular:好きな人の数が多い
誤用例と自然な言い換え
例えば、「このお店は人気があるよ」と言いたいときにfamousを使うと、「知名度が高く世間に知れ渡っている」という硬いニュアンスになります。
- 誤解を招く表現:This small ramen shop is very famous.(小さな路面店に対して使うと大げさに聞こえる)
- 自然な表現:This ramen shop is very popular with office workers.(このラーメン店は会社員にとても人気があります。)
また、政治家や有名人について「知名度はあるが人気はない」と言いたい場合は、次のように2つの単語を対比させて表現できます。
- The politician is famous, but not very popular among young voters.(その政治家は有名ですが、若い有権者の間ではあまり人気がありません。)
famous(知名度)
- 知っている人の数が多い
- 世間に広く認知されている状態
- 好かれているかどうかは問わない
popular(好感度)
- 好きな人の数が多い
- 多くの人に支持され親しまれている
- 日常的な名店や人気者に適する
「知っている人の数」と「好きな人の数」で使い分けます。
理解度チェック
Q1. 「彼女はジャズ歌手として有名です」の英訳はどれ?
- She is famous for a jazz singer.
- She is famous as a jazz singer.
- She is famous to a jazz singer.
- She is famous with a jazz singer.
答えを見る
正解: B. She is famous as a jazz singer.
肩書きや立場、役割を表し「主語=後ろの名詞」が成立する場合は、前置詞 as を用います。
Q2. 卓越した技術や業績で高く評価されている状態を表す単語は?
- notorious
- popular
- renowned
- infamous
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正解: C. renowned
renowned は卓越した技術や功績により「高名な」「名声のある」という意味を持ち、学術等に適します。
Q3. 英単語 popular のニュアンスとして最も適切なものは?
- 世間に広く知られている(知名度)
- 多くの人に好まれている(人気・好感度)
- 不名誉な事実で悪名をとどろかせている
- 客観的事実として周知されている
答えを見る
正解: B. 多くの人に好まれている(人気・好感度)
famous が知っている人の多さ(知名度)を表すのに対し、popular は多くの人に好まれていることを表します。
よくある質問
- Q. famousの発音とアクセントの位置は?
- 発音記号は/ˈfeɪməs/です。アクセントは最初の「フェイ」に置かれます。「ファモス」や「フェイマス」と平板に発音せず、「フェ」を強く長めに発声します。
- Q. be famous forとbe famous asの違いは?
- be famous forの後ろには理由や特徴・特産物(historic buildingsなど)が続き、be famous asの後ろには主語自身の肩書きや身分(a writerなど)が続きます。
- Q. famousとwell-knownの使い分け基準は?
- famousは世間一般に広く知られているスターやランドマークに使われる傾向があります。well-knownは業界内での周知の事実など、客観的に知られている事柄全般に使えます。
- Q. 悪い意味で有名な人を英語でどう言う?
- notoriousまたはinfamousを使います。famousは通常ポジティブまたは中立的な認知に使われるため、犯罪や悪習で有名な人にはHe is notorious as a thief.などと表現します。
- Q. 「地元で有名」を自然に英語で言うには?
- famous locallyでも通じますが、ネイティブはIt is a local favorite.(地元で大人気)やIt is a hidden gem.(隠れた名所)などの表現を好んで使います。
2026年9月27日更新・モチタン辞典編集部
関係する文法by以外の前置詞を使う受動態の重要表現
famous
well-known
renowned
popular
notorious
infamous