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和文英訳問題中学レベルの解き方と学年別演習
中学の和文英訳問題は、日本語の文末から動詞を特定し、動作主である主語を定めて「主語+動詞」の語順を組み立てることで正確に解けます。主語が省略されがちな日本語をそのまま直訳せず、天候の It や動作を行う人物を補い、時制と修飾語の順序を整理する手順さえ身につければ、定期テストや高校入試で確実に得点源にできます。
和文英訳を解く基本4ステップと主語の補い方
英語と日本語では語順の基本構造が大きく異なります。日本語は「主語+修飾語・目的語+動詞」という語順(SOV型)ですが、英語は「主語+動詞+目的語・補語」(SVO/SVC型)であり、動詞が文の前半に現れます。和文英訳をスムーズに進めるには、次の4つのステップを常に意識してください。
- 主語と動詞を決める:日本語の文末に注目して動詞を決め、その動作や状態の主語を特定します。
- 時制と助動詞を確認する:文末の形から現在・過去・未来・進行形などを判断し、必要に応じて助動詞(can や will など)を選びます。
- 語順の骨組みに当てはめる:動詞の種類(be動詞か一般動詞か、目的語を必要とするか)に応じて基本文型を組み立てます。
- 修飾語(場所・時)を後ろから足す:場所や時間を表す副詞句は、原則として「小さい場所→大きい場所」「場所→時」の順で文末に配置します。
日本語で主語が省略されている場合の補い方
日本語では文脈から判断できる主語が頻繁に省かれます。英訳する際は、誰がその動作をしているのかを論理的に判断して主語を補わなければなりません。
| 日本語の文 | 省略されている主語 | 補うべき主語と英語表現 |
|---|---|---|
| 「放課後テニスをしました。」 | 話し手(私・私たち) | I played tennis after school. / We played tennis after school. |
| 「昨日は雨でした。」 | 天候を表す非人称 | It was rainy yesterday. / It rained yesterday. |
| 「駅まで歩いて10分かかります。」 | 時間・距離を表す非人称 | It takes ten minutes to walk to the station. |
| 「窓を開けてください。」 | 相手(聞き手)への命令・依頼 | Please open the window.(命令文のため主語は不要) |
天候、時間、距離、明暗を表す文では、意味を持たない形式的な主語 It を用います。「昨日は雨でした」を Yesterday was rainy. と書くのは文法的に不自然とされるため注意が必要です。
文末に注目して動詞を決め、動作や状態の主語を特定する
文末から時制を判断し、必要に応じてcanやwillなどを選ぶ
動詞の種類に応じて基本文型(SVO/SVC等)を組み立てる
「小さい場所→大きい場所」「場所→時」の順で文末に置く
日本語の文末から動詞と主語を決め、語順に従って修飾語を文末に補います。
直訳を防ぐ「和文和訳」の技術と具体例
和文英訳で不自然な英文を作ってしまう最大の原因は、日本語の単語を1語ずつ英語に置き換える「直訳」にあります。直訳する前に、日本語を英語の文型(誰が・どうする・何を)に落とし込める易しい日本語へと変換する作業を「和文和訳」と呼びます。
例えば、「私の趣味は写真を撮ることです」という文を直訳しようとすると My hobby is... と書きがちですが、英語では「私は写真を撮るのが好きです」と言い換えたほうがシンプルで自然な文になります。
また、「英語を話すのは難しい」という文は、「私が英語を話すことは難しいことだ」あるいは「英語を話すことは困難を伴う」という形に整理できます。
| 元の日本語 | 英語に直しやすい日本語(和文和訳) | 模範英訳 |
|---|---|---|
| 私の趣味は写真を撮ることです。 | 私は写真を撮るのが好きです。 | I like taking pictures. |
| この本はとても面白いです。 | この本は私をワクワクさせます。 / 興味深いです。 | This book is very interesting. |
| 彼女は歌が上手です。 | 彼女は上手に歌を歌います。 | She sings very well. |
| 富士山は見えませんでした。 | 私たちは富士山を見ることができませんでした。 | We couldn't see Mt. Fuji. |
「歌が上手」という日本語を名詞として訳そうとせず、「上手に歌う」という動詞+副詞の形に変換するだけで、中学生が習う基本動詞を使って正しい英文を組み立てることができます。
次の疑問頭の中で日本語を噛み砕く感覚をさらに磨きたいときは、和文英訳のやり方と練習のコツで言い換えの基本を確認できます。
【中1レベル】頻出の英訳問題と詳細解説
中学1年生の範囲では、be動詞と一般動詞の使い分け、疑問詞、現在進行形が英訳問題の中心になります。まずは問題文を見て自力でノートに書き、その後に解説を確認してください。
問題編(中1)
- 私の兄は毎日英語を勉強します。
- あなたのお父さんは車を洗っていますか。
- 彼らは先週の日曜日、公園にいませんでした。
- あなたは放課後、どこでサッカーをしますか。
- このペンはだれのものですか。
解答と解説(中1)
1. 私の兄は毎日英語を勉強します。
解答: My brother studies English every day.
思考プロセス: 主語は「私の兄(My brother)」で三人称単数です。
文末は「勉強します」で現在の習慣を表す一般動詞 study を用います。主語が三人称単数かつ現在形なので、語尾の y を i に変えて -es をつけ、studies にします。
「毎日」という時間の副詞 every day は文末に置きます(everyday と1語にすると形容詞になるためスペースを空けます)。
2. あなたのお父さんは車を洗っていますか。
解答: Is your father washing the car? / Is your father washing his car?
思考プロセス: 「〜していますか」という文末から、現在進行形(be動詞+動詞の -ing 形)の疑問文と判断します。
主語は「あなたのお父さん(your father)」で単数なので、文頭に置くbe動詞は Is です。特定された車を指すため the car または his car とします。冠詞のない単数の car は誤りです。
3. 彼らは先週の日曜日、公園にいませんでした。
解答: They were not in the park last Sunday.(短縮形 weren't も可)
思考プロセス: 「〜にいる・ある」という所在を表す動詞はbe動詞です。
主語は「彼らは(They)」、時制は「先週の日曜日」から過去形と判断します。否定文なので were not を使い、場所の in the park、時の last Sunday の順に並べます。
4. あなたは放課後、どこでサッカーをしますか。
解答: Where do you play soccer after school?
思考プロセス: 場所を尋ねる文なので文頭に疑問詞 Where を置きます。
動詞は一般動詞の play、主語は「あなた(you)」なので疑問文の助動詞 do を続けます。語順は「疑問詞+疑問文の形」となり、時を表す after school を文末に配置します。
5. このペンはだれのものですか。
解答: Whose pen is this? / Whose is this pen?
思考プロセス: 「だれのもの」は所有を表す疑問詞 Whose を使います。
「このペン」を主語にする場合は Whose is this pen?、「だれのペン」をひとかたまりにする場合は Whose pen is this? と表現します。どちらも中学英語として正解です。
次の疑問一般動詞との使い分けでつまずきやすい方は、中1英語be動詞の練習問題で基礎文型を集中して解き直してみましょう。
【中2レベル】頻出の英訳問題と詳細解説
中学2年生では、過去形、未来表現、助動詞、不定詞、動名詞、比較、接続詞と、文の骨組みを広げる文法事項が急増します。文末の表現に合わせて助動詞や準動詞(不定詞・動名詞)を正しく選ぶ必要があります。
問題編(中2)
- 明日雨が降ったら、私たちは家にいるつもりです。
- 健(Ken)は外国の人々と話すために一生懸命勉強しています。
- 私の母は昨晩、夕食を作るのを楽しみました。
- この川はあの川よりもずっと長いです。
- あなたは朝食を食べる前に手を洗わなければなりません。
解答と解説(中2)
1. 明日雨が降ったら、私たちは家にいるつもりです。
解答: If it rains tomorrow, we will stay at home.
思考プロセス: 「もし〜なら」を表す接続詞 if を用います。
条件を表す副詞節の中では、未来のことであっても現在形を使う規則があるため、天候の主語 it に合わせて rains とします。主節は未来の意志を表すため we will stay (at) home とします。
節の順番を逆にして We will stay at home if it rains tomorrow. としても正解です(その場合はカンマ不要)。
2. 健(Ken)は外国の人々と話すために一生懸命勉強しています。
解答: Ken studies hard to talk with foreign people. / Ken is studying hard to talk to foreigners.
思考プロセス: 「〜するために」は不定詞の副詞的用法(to +動詞の原形)です。
主語は Ken、動詞は「勉強している」なので現在の習慣なら studies hard、現在進行中を強調するなら is studying hard とします。
「話す」は talk with または talk to を使います。
3. 私の母は昨晩、夕食を作るのを楽しみました。
解答: My mother enjoyed making dinner last night.
思考プロセス: 動詞「楽しむ(enjoy)」の過去形 enjoyed を用います。
動詞 enjoy の目的語には不定詞ではなく動名詞(-ing)しか置けないため、making dinner とします(cook を使って cooking dinner も可)。時制は「昨晩」なので過去形にします。
4. この川はあの川よりもずっと長いです。
解答: This river is much longer than that one. / This river is much longer than that river.
思考プロセス: 比較級「〜よりも長い(longer than)」を作ります。
「ずっと」という差の大きさを強調する場合、比較級の直前に much を置きます(原級を修飾する very は比較級には使えません)。繰り返しの名詞 river は代名詞 one で受けるのが自然です。
5. あなたは朝食を食べる前に手を洗わなければなりません。
解答: You must wash your hands before you eat breakfast. / You have to wash your hands before eating breakfast.
思考プロセス: 「〜しなければならない」は助動詞 must または have to を用います。
「手を洗う」は英語では通常両手を洗うため複数形の hands にし、誰の手かを明確にするため所有格 your を補います。「〜する前に」は接続詞 before を使い、節または前置詞句を続けます。

【中3レベル】頻出の英訳問題と詳細解説
中学3年生では、受動態、現在完了形、分詞の後置修飾、関係代名詞、間接疑問文など、複文構造や修飾関係が複雑な単元を学習します。日本語の修飾関係を英語の後置修飾へと並べ替える思考力が問われます。
問題編(中3)
- その手紙は英語で書かれていました。
- 私はこれまでに一度も富士山に登ったことがありません。
- 向こうで走っているあの少年は私の弟です。
- 私はトム(Tom)が書いたその本を読みました。
- 私は彼女がどこに住んでいるのか知りません。
解答と解説(中3)
1. その手紙は英語で書かれていました。
解答: The letter was written in English.
思考プロセス: 手紙は「書かれる」対象であるため受動態(be動詞+過去分詞)を用います。
時制は過去なので was を選び、write の過去分詞 written を続けます。「英語で」という言語の手段・媒体は前置詞 in を用いて in English と表します。
2. 私はこれまでに一度も富士山に登ったことがありません。
解答: I have never climbed Mt. Fuji.
思考プロセス: 過去から現在までの経験を表す現在完了形(have +過去分詞)です。
「一度も〜ない」という強い否定には never を用い、have と過去分詞の間に置きます。「山に登る」は climb を使います。
3. 向こうで走っているあの少年は私の弟です。
解答: The boy running over there is my brother.
思考プロセス: 主語は「向こうで走っているあの少年」全体です。
中心の名詞「あの少年(The boy または That boy)」に対し、「向こうで走っている」という2語以上の修飾語句が後ろからかかります。
現在分詞を用いて running over there と修飾し、述語動詞 is my brother を続けます。
4. 私はトム(Tom)が書いたその本を読みました。
解答: I read the book that Tom wrote. / I read the book which Tom wrote.
思考プロセス: 目的語である「その本」を「トムが書いた」という文が修飾しています。
先行詞が「物(the book)」で、関係代名詞の節内で目的語の役割を果たすため、関係代名詞 that または which を用います(目的格の関係代名詞は省略も可能です)。
「読んだ」は過去形なので発音は異なりますがスペルは read のままです。
5. 私は彼女がどこに住んでいるのか知りません。
解答: I don't know where she lives.
思考プロセス: 疑問詞節が動詞 know の目的語になる「間接疑問文」です。
語順は「疑問詞+主語+動詞」となり、通常の平叙文の語順に戻ります。主語 she に合わせて動詞に三単現の -s をつけ、lives とすることを忘れないようにします。
where does she live としてしまう誤答が非常に多い箇所です。
The boy running over there is my brother.向こうで走っているあの少年は私の弟です。
名詞を修飾する語句が2語以上ある場合、名詞の後ろに分詞を配置します。
高校入試で差がつく重要構文の英訳演習
公立・私立高校の入試問題では、教科書の後半で学ぶ重要構文や、特定の動詞の語法を問う英訳問題が頻出します。決まった型を覚えて当てはめる練習を重ねてください。
入試頻出の重要構文4パターン
| 構文の名称 | 基本パターン | 主な意味 |
|---|---|---|
| 形式主語構文 | It is + 形容詞 + (for 人) + to + 動詞の原形 | (人にとって)〜することは…だ |
| 指示・依頼の構文 | tell / ask / want + 人 + to + 動詞の原形 | 人に〜するように言う / 頼む / してほしい |
| 使役動詞の構文 | make + 人・物 + 形容詞(または動詞の原形) | 人・物を〜な状態にする / 〜させる |
| 結果・程度構文 | too + 形容詞 + to + 動詞の原形 / so...that〜 | あまりに…なので〜できない |
実践演習問題
- 私たちにとって英語を学ぶことは大切です。
- 母は私に部屋を掃除するように言いました。
- その知らせは私たちを幸せにしました。
- このお茶は熱すぎて私には飲めません。
解答と解説
1. 私たちにとって英語を学ぶことは大切です。
解答: It is important for us to learn English.
解説: 形式主語 It を文頭に置き、形容詞 important、意味上の主語 for us、真の主語である不定詞 to learn English の順に並べます。
動名詞を主語にして Learning English is important for us. としても文法的には正しいですが、入試の指定語句問題などでは形式主語構文が頻繁に指定されます。
2. 母は私に部屋を掃除するように言いました。
解答: My mother told me to clean my room.
解説: 「人に〜するように言う」は tell + 人 + to do を使います。
過去形なので told にします。「頼んだ」であれば asked me to clean となります。「部屋」の前に所有格 my を補う点も減点を防ぐポイントです。
3. その知らせは私たちを幸せにしました。
解答: The news made us happy.
解説: 「主語が人を〜な状態にする」という第5文型(SVOC)の構文です。
動詞 make の過去形 made の後ろに、目的語 us、補語となる形容詞 happy を続けます。直訳的に We became happy because of the news. と書くよりも簡潔で好まれる表現です。
4. このお茶は熱すぎて私には飲めません。
解答: This tea is too hot for me to drink.
別解: This tea is so hot that I cannot drink it.
解説: too ... to 〜 構文では、不定詞の意味上の主語として for me を挟みます。
この構文では文末の drink の目的語に it を置いてはいけません(主語の This tea と一致しているため)。一方、so ... that 〜 構文を用いる場合は後ろに完全な文が続くため、drink it と代名詞 it を置く必要があります。
英訳問題で減点を防ぐチェックリストと誤答添削
和文英訳問題では、単語の意味が合っていても、形式的なミスによって1〜2点ずつ減点されるケースが後を絶ちません。答案を提出する前に必ず見直すべき項目をまとめました。
減点を防ぐ4大チェックリスト
- 主語と動詞の一致(三単現のs):主語が三人称単数(he, she, it, 単数名詞)で時制が現在のとき、動詞に -s / -es がついているか。
- 時制の整合性:日本語の「〜した」「〜だった」を見落とさず過去形にしているか。助動詞の後ろが動詞の原形になっているか。
- 名詞の数と冠詞:数えられる名詞(可算名詞)が単数なのに冠詞(a / an / the)や所有格(my, his など)が抜けていないか。複数形の -s は抜けていないか。
- 大文字と句読点(ピリオド・疑問符):文頭や固有名詞が大文字になっているか。文末に . や ? を忘れていないか。コンマの使い方は適切か。
中学生がつまずきやすい典型的な誤答と添削例
| 問題(日本語) | よくある誤答(減点対象) | 正しい英文とミスの原因 |
|---|---|---|
| 彼女はピアノを持っています。 | She is have a piano. | She has a piano. be動詞と一般動詞を同時に並べてしまうミス。一般動詞 have の三単現 has のみを使う。 |
| 私は昨日公園へ行きました。 | I go to the park yesterday. | I went to the park yesterday. 時を表す語 yesterday があるのに、動詞を過去形 went にし忘れるミス。 |
| 彼は本が好きです。 | He likes book. | He likes books. 可算名詞 book を無冠詞の単数形で使ってしまうミス。一般的な「本」を指す場合は複数形にする。 |
| ケンは速く走ることができます。 | Ken can runs fast. | Ken can run fast. 助動詞 can の後ろなのに、主語が三人称単数だからと動詞に -s をつけてしまうミス。助動詞の後は必ず原形。 |
- 主語と動詞の一致(三単現のs)三人称単数現在で-s/-esがあるか
- 時制の整合性過去形の見落としや助動詞後の原形確認
- 名詞の数と冠詞単数の冠詞・所有格や複数の-sの抜け
- 大文字と句読点文頭・固有名詞の大文字や文末記号
答案提出前に4つの形式的ミスがないか確認して減点を防ぎましょう。
ミスの傾向を把握して得点力を高めたい方は、減点を防ぐ和文英訳演習書の活用法を参考にしてください。
文末表現から見抜く英文法公式の対応表
和文和訳をスムーズに行うためには、日本語の文末表現から当てはめるべき英文法項目を瞬時に判断できるように整理しておくことが有効です。
| 日本語の表現 | 和文和訳の視点 | 対応する文法公式 |
|---|---|---|
| 〜するのが得意だ | 〜を上手にできる / 良い状態 | be good at + 動名詞(または名詞) |
| 〜したことがある | 過去から現在までの経験 | have / has + 過去分詞(現在完了形) |
| 〜しなければならない | 義務・必要性 | must / have to + 動詞の原形 |
| 〜しましょうか(申し出) | 私が〜することを望みますか | Shall I + 動詞の原形 〜? |
| 〜はどうですか(提案) | 〜についてどう思いますか | How about + 名詞・動名詞 〜? |
文の型を整理して表現力を広げたいときは、英作文の書き方:和文英訳と自由英作文の型が役立ちます。
英訳から話す力を伸ばす音読トレーニング
中学英語の英訳トレーニングは、テスト対策にとどまらず、日常英会話で瞬時に言葉を発するための基礎練習に直結しています。次の手順で音読を取り入れた反復練習を行いましょう。
- 日本文を見て1〜2秒で英語の語順を組み立てる:頭の中で「主語 → 動詞」を即座に特定します。
- 声に出して英文を言う:書くだけでなく発声することで、口の筋肉と聴覚に英語の定型フレーズを馴染ませます。
- 正解の英文と照合し、ミスを修正する:冠詞の抜けや動詞の活用ミスを確認します。
- 滑らかに言えるまで同じ文を5回音読する:文構造を無意識に再現できる状態を目指します。
日常会話の大部分は、中学で習う文法と基本単語の組み合わせで成り立っています。「日本語を見て即座に中学英語へ訳す」練習を繰り返すことで、文法知識が知識のまま終わらず、実践的なスピーキング力へと昇華されます。
基礎的な文法や語彙を全体的におさらいしたいときは、中学英語のまとめ(単語・文法・フレーズ・勉強法)を確認しましょう。
理解度チェック
Q1. 場所や時間を表す副詞句を文末に置く原則的な順序はどれ?
- 時→場所の順で置く
- 大きい場所→小さい場所の順で置く
- 場所→時の順で置く
- 語数の多い語句から先に置く
答えを見る
正解: C. 場所→時の順で置く
本文では、修飾語(場所・時)は原則として「小さい場所→大きい場所」「場所→時」の順で文末に配置すると説明されています。
Q2. 「昨日は雨でした」を英訳する際、適切な英文はどれですか?
- Yesterday was rainy.
- It was rainy yesterday.
- I was rainy yesterday.
- That was rainy yesterday.
答えを見る
正解: B. It was rainy yesterday.
天候を表す文では形式的な主語Itを用います。Yesterday was rainy.とするのは文法的に不自然とされています。
Q3. 動詞「enjoy」の目的語に動作を置く際の注意点はどれ?
- 不定詞(to+動詞の原形)しか置けない
- 動名詞(-ing)しか置けない
- 原形不定詞しか置けない
- 過去分詞しか置けない
答えを見る
正解: B. 動名詞(-ing)しか置けない
本文の解説で、動詞enjoyの目的語には不定詞ではなく動名詞(-ing)しか置けないと説明されています。
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よくある質問
- Q. 和文英訳で使える別解の許容範囲は?
- 教科書レベルの基本単語を用いた文法的に正しい言い換えであれば原則正解になります。例えば「好きです」を be fond of と書くのは文法的に正しくても、中学では基本動詞 like を用いるのが最も安全で減点リスクがありません。
- Q. 並び替え問題から英訳へのステップアップ法は?
- 並び替え問題を解く際に選択肢を見ず、まず日本語だけを見て英文を自力で書く練習が効果的です。書いた後に選択肢と照らし合わせることで、自分の語彙力と語順感覚のズレを素早く修正できます。
- Q. 冠詞aとtheの使い分けで迷ったら?
- 話し手と聞き手の双方が「どれのことか特定できる」場合は the、世の中にたくさんある中の「不特定の1つ」を表す初出の可算名詞には a / an を使います。特定できない一般的な複数の物なら複数形にします。
- Q. 英作文で長い文を書くときのコツは?
- 無理に1文でまとめようとせず、接続詞(and, but, because)を使って短い2つの文をつなぐか、ピリオドで2文に分割してください。主語と動詞が明確な文を重ねるほうが文法ミスを防げます。
- Q. 英訳で単語が思い浮かばない時はどうすべきですか?
- 難しい日本語を小学生でも理解できる言葉に言い換えます。例えば「延期する」が分からなければ「別の日に行う」と言い換えて英訳します。
- Q. 英訳の練習は何から始めるべきですか?
- 中1レベルの「主語+動詞」の平叙文、否定文、疑問文の作り直しから始め、be動詞と一般動詞のルールを完全に区別できるようにするのが最短です。
2026年10月9日更新・モチタン辞典編集部