モチタン辞典 › 読みもの › 英検 › 英検2級S-CBTの申し込み手順と日程

英検2級S-CBTの申し込み手順と注意点

英検2級S-CBTの申し込み手順と注意点

英検2級のS-CBT申し込みは、公益財団法人日本英語検定協会の公式サイト内にある専用申込サイト(マイページ)から行います。原則として毎週土日に全国のテストセンターで実施されており、1日でスピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能全てを受験できます。

英検2級S-CBT申し込みの基本と旧CBTとの違い

英検2級をコンピュータ形式で受験しようと調べる際、「英検2級 cbt 申し込み」や「英検二級 cbt 申し込み」という名称を目にすることがあります。

以前実施されていた旧「英検CBT」は、現在「英検S-CBT」に一本化されています。そのため、現在のCBT形式による申し込みはすべて英検S-CBTの公式窓口から手続きを行います。

英検S-CBTは、従来の紙と対面面接で行う英検と同じ資格・スコアとして扱われます。高等学校や大学の入試優遇、単位認定などでも、従来型英検と同等に判定されます。

最も大きな特徴は、原則として全国のテストセンターで毎週土日に試験が実施されている点です。年3回の日程が固定されている従来型英検に比べ、自身の学習進捗や出願期日に合わせた日程選択が可能です。

最新の日程・料金は実施団体の公式サイトで確認してください。申し込みの受け付けは専用のWebサイトで行われ、郵送や書店での申し込みには対応していません。受験を検討する段階で、まずは公式サイトの英検S-CBT専用ページにアクセスし、試験日程の受付期間を確認することが第一歩となります。

次の疑問従来のペーパーテストとの違いをさらに詳しく比べたい方は、英検2級SCBTと従来型の違いと特徴も参考にしてみてください。

英検2級申し込みS-CBTの5つの手順

英検2級申し込みS-CBTの手続きは、すべてオンライン上で完結します。画面の案内に沿って正確に入力できるよう、あらかじめ全体の流れを把握しておくと円滑に進められます。

ステップ1:申込専用サイトへのアクセスとアカウント作成

公式サイト内の英検S-CBT申込ページにアクセスし、専用のアカウントを作成します。すでにアカウントを所持している場合はログインします。氏名、生年月日、連絡先メールアドレスなどの基本情報を登録します。

登録する氏名の漢字やローマ字表記は、合格証明書やスコアレポートに印字されるため、身分証明書と完全に一致している必要があります。

ステップ2:受験級(2級)と日程・会場の選択

受験する級として「2級」を選択後、希望する受験地エリア、日程、時間帯を選択します。S-CBTは午前や午後など複数の時間枠が設けられている場合があります。希望する都道府県内のテストセンター一覧から、通いやすい会場を指定します。

ステップ3:ライティング解答方式の選択

英検S-CBT特有の選択項目として、ライティングの解答方式を「筆記型(解答用紙に手書き)」または「タイピング型(PC入力)」のいずれかから指定します。一度申し込みを完了した後は、解答方式の変更ができません。慎重に選択してください。

ステップ4:顔写真データのアップロード

受験票および本人確認用に使用する顔写真データをアップロードします。規格を満たしていない不鮮明な写真や背景に物が写り込んでいる写真は、再登録を求められる原因になります。スマートフォンで事前に撮影した規格通りの画像データを用意しておきます。

ステップ5:検定料の決済と申込完了の確認

支払い方法を選択して検定料を決済します。決済手段にはクレジットカード決済やコンビニ支払いなどがあります。コンビニ支払いを選択した場合、定められた支払期限内に支払いを完了しないと申し込みが自動的に取り消されます。

支払期限は申込日によって異なるため注意が必要です。決済完了後に登録メールアドレスへ送られる確認通知を必ず確認します。

英検S-CBT申し込みの5ステップ
1アカウント作成

専用サイトで身分証明書通りの基本情報を登録

2級・日程・会場選択

2級を選び希望の受験地・日程・時間帯を指定

3解答方式の選択

ライティングを筆記型かタイピング型から選択

4顔写真登録

規格を満たした顔写真データをアップロード

5検定料の決済

支払い方法を選択して決済し確認通知を受信

オンライン上で完了する申し込み手続きの全体的な流れです。

この記事に出てくる英単語(イラスト・音声つきの辞典ページへ)

申し込み手続きが正常に完了したか確かめたいときは、英検S-CBT申込確認と完了メールで確認手順を把握できます。

ライティング解答方式の選び方(筆記型vsタイピング型)

英検2級S-CBTの申し込みにおいて、受験者が最も悩む点が「筆記型」と「タイピング型」の選択です。それぞれの特徴を理解し、自分の適性に合った方式を選ぶことが得点に直結します。

項目筆記型(手書き)タイピング型(PC入力)
解答方法問題用紙・解答用紙が配布され、鉛筆やシャープペンシルで手書き画面上にキーボードを用いて英単語を直接入力
文字数カウント自分で数える必要がある画面上に現在の入力単語数が自動表示される
修正のしやすさ消しゴムで消して書き直す必要があるバックスペースキーや範囲選択で瞬時に修正可能
向いている人普段から紙で英語を書く練習をしている人、タイピングに不慣れな人PCでの英字入力がスムーズな人、単語数管理を手間なく行いたい人

選択の判断基準として、英字のタイピング速度が挙げられます。英検2級のライティングでは、意見論述や要約などの形式でまとまった英文を作成します。

英語のキーボード入力で1分間に約30語(英単語)以上を正確に入力できない場合、試験時間内に思考と入力を両立することが難しくなる可能性があります。

タッチタイピングに不安がある方や、キーを探しながら入力してしまう方は、普段の学習環境と同じ「筆記型」を選択するのが安全です。

一方、タイピングに慣れている人にとっては、タイピング型に大きな利点があります。語数カウントが自動で行われるため、語数不足や語数超過を即座に確認できます。

文の構成を変更する際も、消しゴムで消す時間を大幅に節約できます。以下の表現のように、論理展開を整える定型表現を素早く入力できる場合は、タイピング型を活用することで見直しの時間を多く確保できます。

モチベア単語と例文をアプリで定着させるなら、単語アプリ「モチタン」単語アプリ「モチタン」なら、ゲームで覚えられます。まちがえた単語は苦手単語帳にまとまります。無料で試す

重複受験ルールと入試から逆算した出願計画

英検S-CBTでは、同じ検定回の中で同一級を複数回受験できる「重複受験ルール」が定められています。この仕組みを正しく把握することで、効率的な受験計画を立てられます。

同一検定回における受験制限ルール

英検の年間の試験期は、第1回、第2回、第3回の3つの検定回に分かれています。英検S-CBTでは、同一の検定回において同じ級を最大3回まで受験可能です。

例えば、第1回の期間内であれば、2級を異なる日程で最大3回受験できます。ただし、規定回数を超過して申し込んだ場合、超過分の申し込みは無効となり、返金も行われません。

申し込み時には自分が同じ検定回に何回申し込んでいるかを必ず管理してください。

従来型英検との併願戦略

同一検定回において、従来型英検(紙・対面の試験)と英検S-CBTを併願することも認められています。例えば、ある検定回で従来型英検を1回受け、同じ検定回の中でS-CBTを複数回受けるという計画が可能です。これにより、1つの期の中で同じ級に挑戦できる機会を増やすことができます。

入試・出願締め切りからの逆算

高校入試や大学入試、各種推薦入試の出願書類としてスコアを提出する場合、結果の到着時期から逆算して試験日程を選ぶ必要があります。英検S-CBTでは、受験日から成績公開や合格証明書の発送までに一定の日数を要します。

出願締め切り直前の日程を受験してしまうと、出願書類の提出に証明書が間に合わない事態が生じます。

出願に利用する際は、出願締め切り日から逆算して、成績表の発送予定時期が締め切りよりも前に設定されている日程を選んで申し込まなければなりません。郵便事情や書類確認の猶予を考慮し、出願期限に対して余裕を持った日程を確定させてから申し込み手続きを行ってください。

英検2級S-CBTの申し込み手順と日程のイメージ

申し込みに必要な顔写真規定とスマホ撮影のコツ

英検2級S-CBTの申し込みでは、顔写真データのアップロードが必須要件となっています。登録された写真は本人確認および成績証明書に使用されるため、厳格な規格が定められています。不備があると差し替えが求められ、手続きが遅れる要因となります。

顔写真データの規格基準

項目基準内容不備となる例
撮影時期申込前6ヶ月以内に撮影されたもの以前の受験時の古い写真、幼少期の写真
ポーズ・視線正面を向き、無帽、無背景、胸から上が明瞭に写っていること横を向いている、顔が傾いている、頭部が切れている
背景白、薄いグレー、薄い青などの無地背景部屋の家具が写っている、風景や影が濃く出ている
表情・装飾平常の表情、目元がはっきり見えること口角を極端に上げた笑顔、サングラスや色付き眼鏡の着用

スマートフォンで安全に撮影する手順

顔写真は証明写真機で撮影したデータだけでなく、スマートフォンで撮影した写真も使用できます。スマートフォンを使用する場合は、以下の点に配慮して撮影します。

  1. 白い壁やカーテンなど、模様のない無地の壁の前に立ちます。
  2. 部屋の照明を明るくし、顔や壁に濃い影が落ちないように前方から光を当てます。
  3. インカメラでの自撮りは歪みが生じやすいため、他者に撮影してもらうか、三脚とセルフタイマーを用いて撮影します。
  4. 胸から上が収まるように少し広めに撮影し、登録時のトリミング機能で頭頂部から顎の下までが適切な比率になるよう調整します。
スマホ撮影時のチェック項目

スマートフォンで顔写真を撮影する際に満たすべきポイントです。

テストセンターの空席確認と満席時の対処法

英検S-CBTは原則として毎週土日に実施されていますが、各テストセンターの座席数には限りがあります。特に大都市圏の会場や、入試出願前の時期、日曜日の午前枠などは申し込みが集中し、早い段階で満席になることがあります。

空席状況の確認手順

空席状況は、公式申込サイトのマイページ内で希望の日程とエリアを選択することでリアルタイムに確認できます。アカウントを作成していれば、決済手続きに進む前の段階で各会場の空き枠を確認できます。予定を立てる際は、まずログインして希望地域の空席傾向を把握することが推奨されます。

希望会場が満席だった場合の対処法

希望するテストセンターが満席表示になっている場合、以下の対策を検討します。

希望会場が満席時の4つの対処法
📍近隣会場の検討

同一県内や隣接県でアクセスの良い別会場を探す

⏰時間帯や曜日変更

日曜枠や午後枠など異なる時間帯を確認する

📅別日程の検索

受付期間内にある1週間前後の別日を検討する

🔄再開放の確認

コンビニ支払い期限切れで戻る席をこまめに確認

テストセンターが満席の場合に枠を確保するための対策一覧です。

次の疑問希望日程の受付開始時期や空き状況の確認法は、英検SCBT日程・申込期間と空き状況で詳しく解説しています。

試験当日の4技能実施順序と申し込み前の留意点

英検2級S-CBTは、1日で4技能全てを測定します。従来型英検とは試験の進行順序や回答方式が大きく異なるため、申し込みの段階から当日の流れを想定しておく必要があります。

4技能の実施順序

英検S-CBTにおける試験の実施順序は厳格に固定されており、以下の順番で進行します。

  1. スピーキング: ヘッドセットを装着し、画面の指示と音声ガイダンスに従ってマイクに音声を吹き込みます。
  2. リスニング: ヘッドセットから流れる音声を聞き、画面上の選択肢をクリックして解答します。
  3. リーディング: 画面上の長文や問題文を読み、マウス操作で解答を選択します。
  4. ライティング: 申し込み時に選択した方式(手書きまたはキーボード入力)で英文を作成します。

スピーキングテストの仕様と注意点

従来型英検の二次試験では面接委員と対面で対話を行いますが、S-CBTではコンピュータを用いた吹き込み録音式です。同じテストセンター内の受験生が一斉に発声するため、周囲の解答音声が耳に入ってくる環境になります。周囲の声に惑わされず、自身の解答に集中する心構えが必要です。

また、解答時にはマイクの録音インジケーター(録音中を示す表示)を確認しながら発声する必要があります。準備時間と解答時間が画面上のタイマーで厳密に管理されるため、時間切れにならないよう要点を簡潔に話す練習が求められます。

質問に対する応答では、以下のような自然な導入フレーズを使って話し始める練習をしておくと安心です。

試験当日の4技能実施順序
1スピーキング

ヘッドセットを装着しマイクに音声を吹き込む

2リスニング

音声を聞き画面上の選択肢をクリックして解答

3リーディング

画面上の長文等を読みマウス操作で解答を選択

4ライティング

事前選択した手書きまたはPC入力で英文を作成

S-CBT当日に厳格な順序で実施される4技能試験の進行フローです。

次の疑問当日の詳しい時間割や各技能の配分を把握したいなら、英検2級SCBTの試験時間と時間割を確認しておくと安心です。

一次試験免除の適用と決済・キャンセルの規定

英検2級の申し込みにあたり、過去の受験結果による免除制度の利用や、申し込み完了後の変更規定について正確に理解しておく必要があります。

一次試験免除(シッティング免除)の適用条件

過去の英検において一次試験に合格し二次試験を不合格または欠席した方は、有効期間内であれば一次試験免除を申請して英検S-CBTを受験できます。S-CBTで一次試験免除を適用した場合、スピーキングテストのみを受験し、リスニング・リーディング・ライティングの時間は免除(途中退室)となります。

注意すべき点として、一次試験免除を利用してスピーキングのみを受験する場合であっても、検定料は4技能すべてを受験する場合と同額になります。費用の割引や返金はありませんので、申し込み画面で一次試験免除の適用有無を選択する際にご確認ください。

変更・キャンセルおよび返金に関する厳格なルール

英検S-CBTでは、申し込み手続きおよび決済が完了した後の変更やキャンセルに関して厳格な規則が設けられています。

登録情報の誤りがないか、希望する日程や会場に間違いがないかを決済確定前の最終画面で入念に確認することが不可欠です。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月12日)。

続けて読む

英検の疑問をすべて見る「英検2級 scbt」のまとめ

理解度チェック

Q1. 英検S-CBTの同一検定回における同じ級の受験上限は何回?

  1. 1回まで
  2. 2回まで
  3. 3回まで
  4. 制限なし
答えを見る

正解: C. 3回まで
英検S-CBTでは、同一の検定回において同じ級を最大3回まで受験可能です。規定回数を超過した分は無効となり返金されません。

Q2. 試験当日の4技能の実施順序として正しいものはどれ?

  1. リーディング→リスニング→ライティング→スピーキング
  2. スピーキング→リスニング→リーディング→ライティング
  3. リスニング→リーディング→ライティング→スピーキング
  4. スピーキング→ライティング→リーディング→リスニング
答えを見る

正解: B. スピーキング→リスニング→リーディング→ライティング
試験当日は、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの順番で厳格に固定されて進行します。

Q3. 本文で都市部の交通渋滞緩和に言及している英文はどれ?

  1. First of all, I think that using public transportation is better for the environment.
  2. In addition, it can help reduce traffic congestion in urban areas.
  3. According to the passage, people can reduce waste by recycling plastic items.
  4. I agree with the idea that high school students should study foreign cultures.
答えを見る

正解: B. In addition, it can help reduce traffic congestion in urban areas.
本文に「さらに、都市部における交通渋滞の緩和にも役立ちます」の対訳として記載されている英文です。

よくある質問

Q. 英検2級S-CBTは旧CBTと同じですか?
はい、旧英検CBTは現在英検S-CBTに統合・一本化されています。現在コンピュータ形式で実施されている英検はすべて英検S-CBTを指します。
Q. 同一検定回に何回まで申し込めますか?
同一検定回(第1回・第2回・第3回の各期間)において、同じ級は最大3回まで受験可能です。規定回数を超えて申し込んだ分は無効となり返金されません。
Q. ライティング方式は後から変更できますか?
申し込み完了後に筆記型からタイピング型、またはその逆への変更は一切できません。入力速度や慣れを考慮して慎重に選んでから決済してください。
Q. 一次免除で受ける場合、検定料は安くなりますか?
安くなりません。一次試験免除を適用してスピーキングのみを受験する場合でも、通常の4技能受験と同一の検定料が必要となります。
Q. コンビニ払いの注意点は何ですか?
コンビニ支払いには所定の支払期限が設定されており、期限を過ぎると申し込みが自動キャンセルされます。案内された期日までに支払いを完了させてください。

2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部