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中1英語英検は何級から受ける?レベル目安と合格ロードマップ

中1英語英検は何級から受ける?レベル目安と合格ロードマップ

中学1年生が受ける英検の標準的な級は5級です。英検5級は中学1年修了レベルに位置づけられており、学校で英語を本格的に学び始めた中1生の力試しに合致します。

一方で、小学校から英語を習っていた生徒や学校の定期テストで90点以上を連続して取れている生徒であれば、5級をスキップして4級(中2修了レベル)や3級(中3修了レベル)から受験しても合格を狙えます。

英検中一レベルは何級?各級の対応表と難易度の目安

英検の級は、中学校や高校の学習進度に対応する形で設計されています。中学1年生が受験を検討する際、まずは各級が中学校の何年生修了程度に相当するのか、全体像を把握しておくことが重要です。

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英検の級学校の学習レベル問われる主な文法事項合否の判定方法
5級中学1年修了程度be動詞、一般動詞、現在進行形、助動詞 can一次試験(筆記・リスニング)のみ
4級中学2年修了程度過去形、未来形、助動詞、比較、不定詞、動名詞一次試験(筆記・リスニング)のみ
3級中学3年(中学卒業)程度現在完了、受動態、関係代名詞、分詞の形容詞的用法一次試験+二次試験(対面面接)

英検中一レベルに正確に合致するのは「5級」です。5級は初歩的な英語を理解し、簡単な日常会話や身近な事柄を表現する力が問われます。試験はリーディング(筆記25問)とリスニング(25問)で構成され、マークシート方式です。

録音型のスピーキングテストも用意されていますが、任意受験であり、受けなくても一次試験の結果のみで5級の合否が決まります。

4級は中学2年修了程度となり、日常的な話題について平易な英語を理解する力が問われます。5級と同様に一次試験のみで合否が決まり、スピーキングテストは任意です。3級になると一次試験に記述式のライティング(英作文)が加わり、一次試験合格者には対面形式の面接試験(スピーキング)が課されます。

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5級をスキップして4級から受けるべき?セルフ判定基準

「5級から受けるべきか、それともいきなり4級や3級に挑戦すべきか」という疑問を持つ中1生や保護者は多く見られます。5級をスキップするかどうかの判断は、学校の定期テストの点数と、過去問を解いた際の正答率を基準に客観的に行います。

5級スキップ可否のセルフ診断チェックリスト

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診断項目5級から受験が推奨4級から挑戦可能3級に挑戦可能
定期テストの得点80点未満85点〜90点以上を維持常に95点以上
小学校での英語学習学校の授業のみ(未習熟)英会話教室などで2年以上英語教室や海外経験が豊富
過去形の理解度まだ習っていない・苦手規則動詞・不規則動詞がわかるwent、saw、boughtなどが即答できる
公式過去問の得点率5級過去問で60%未満5級過去問で85%以上4級過去問で85%以上

具体的な判断基準として、まず英検公式サイト等で公開されている5級の過去問を1回分解いてみてください。事前の特別な対策なしで85%以上の正答率が取れる場合、5級の知識は十分に身についているため、5級を受験せずに4級から挑戦しても合格できる可能性が高いといえます。

逆に、学校の定期テストで80点前後の場合、基本の文法や語彙に抜け漏れが存在することが珍しくありません。特に third person singular -s(三人称単数のs)の付け忘れや、do と does、is と are の使い分けに不安がある段階で4級を受験すると、不合格になって英語への苦手意識を生むリスクがあります。

確実に合格体験を積んで自信をつけたい場合は、5級からの受験を推奨します。

次の疑問中学生全体の基準や他学年の目安も比べたい場合は、英検は何級から受けるべきかの判断基準も参考になります。

小学校での英語経験別!中1生のおすすめ受験ルート

新学習指導要領により、小学校5年生・6年生で「外国語」が正式な教科となりました。しかし、小学校での取り組み度合いや民間英語教室への通塾歴によって、中1時点での実力差は非常に大きく開いています。自身のスタート地点に合わせて無理のないルートを選択することが合格への近道です。

ルートA:中学から英語学習を本格化した生徒(ゼロスタート型)

小学校での英語はアクティビティ中心で、アルファベットの書きや文法を中学から本格的に学び始めた生徒のルートです。

このルートは学校の授業進度と完全に一致しているため、定期テスト対策がそのまま英検対策になります。無理な先取りをせず、1年かけて中1の文法と英単語を固めることで、英語の基礎体力を盤石にできます。

ルートB:小学校から英語教室に通っていた生徒(経験者型)

小学生の段階で簡単な英会話やフォニックスを学んでおり、リスニングに抵抗がない生徒のルートです。

リスニングが得意な生徒は、文法の先取り学習を少し加えるだけで4級や3級に手が届きます。中1のうちに中学卒業レベルである3級を取得しておくと、中2以降の英語学習や高校受験対策で大きなアドバンテージを得られます。

中1生のおすすめ受験ルート比較

ルートA:ゼロスタート型

  • 中学から英語を本格化した生徒向け
  • 中1・第3回(1月)に5級を受験
  • 中2・第2回に4級、中3・第1回に3級
  • 学校の授業進度と一致し復習に最適

ルートB:経験者型

  • 小学校から英語教室に通っていた生徒向け
  • 中1・第1回または第2回に4級を受験
  • 中1・第3回(1月)に3級を受験
  • 中2・第2回に準2級を狙える

小学校での学習経験に応じた2つの受験ロードマップです。

定期テストと被らない!年3回の英検年間スケジュール設計

英検は年に3回(第1回:初夏、第2回:秋、第3回:冬)実施されます。中学1年生は部活動が本格化し、中学校特有の定期テスト(中間テスト・期末テスト)も始まるため、テスト期間と英検の試験日が重複しないように受験回を選ぶ必要があります。

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実施回英検の一次試験時期学校行事・定期テストの時期中1生への推奨度と適した級
第1回5月下旬〜6月上旬1学期中間テスト(5月中旬〜下旬)先取り学習をしている生徒向け(4級・3級)
第2回9月下旬〜10月上旬2学期中間テスト(10月上旬〜中旬)夏休みに学習できた生徒向け(5級・4級)
第3回1月中旬〜1月下旬学年末テスト(2月中旬〜下旬)標準的な中1生に最もおすすめ(5級・4級)

一般的な公立中学校(3学期制)に通う標準的な中1生にとって、最も受けやすいのは第3回(1月)です。理由は2点あります。第1に、1月時点であれば中学校の教科書内容の大半(be動詞、一般動詞、疑問詞、命令文、現在進行形など)を授業で履修し終えているため、英検5級の出題範囲とほぼ重なる点です。

第2に、第3回の一次試験は1月下旬に行われるため、2月中旬から始まる学年末テストの本格的な直前対策期間と重ならず、両立が容易な点です。

もし第2回(10月)を受験する場合は、夏休みの期間を利用して単語暗記と過去問演習を前もって進めておく計画が必要です。秋は体育祭や文化祭などの学校行事も重なりやすいため、直前に対策時間を確保しにくい点に注意してください。

中1で受ける英検の目安と勉強法のイメージ

5級・4級・3級の試験形式の違いと単元別対策

級が上がるにつれて、問題の形式や求められる技能の幅が広がります。各級の形式的な特徴を把握し、効率的な対策を行いましょう。

5級の試験形式と対策の急所

5級はリーディング25分、リスニング約20分で構成されます。短文の空所補充、会話文の空所補充、語句の並び替え問題が出題されます。

4級の試験形式と対策の急所

4級はリーディング35分、リスニング約30分です。長文読解問題が加わります。

3級の試験形式と対策の急所

3級はリーディング・ライティング65分、リスニング約25分、さらに二次試験の面接(約5分)が加わります。

5級・4級・3級の試験形式と対策

5級

  • 筆記25分・リスニング約20分
  • 単語約600語(家族・曜日等)
  • 疑問詞や基本動詞の応答が中心
  • 一次試験のみで合否判定

4級

  • 筆記35分・リスニング約30分
  • 長文読解(掲示・Eメール)が追加
  • 過去形・未来・助動詞・比較など
  • 不規則動詞の暗記が不可欠

3級

  • 筆記50分・リスニング約25分
  • 記述式ライティング(英作文)あり
  • 二次試験で対面面接(約5分)実施
  • 音読や質問応答の対面練習が必要

級ごとの試験時間や出題形式の違いと対策の重点です。

試験形式に合わせた語句対策には、英検5級の例文集を活用するのが便利です。

読解や会話表現の練習には、英検4級の例文集を活用すると効果的です。

次の疑問まずは基礎となる最初の級から確実に固めたい方は、中学生・中1向けの英検5級対策のポイントを確認してみましょう。

部活と両立!1日15〜30分で合格する勉強ロードマップ

中学校生活は部活動や宿題で多忙を極めます。まとまった勉強時間を確保しようとすると挫折しやすいため、1日15分から30分の短時間集中型で進めるのが長続きの秘訣です。受験の2か月前(約8週間前)から開始するロードマップを提示します。

第1週〜第4週:単語のインプットと基礎文法(1日15分)

最初の4週間は、語彙力と文法理解に集中します。

例文の音読はリスニング対策にも直結します。例えば、I usually go to bed at ten.(私はたいてい10時に寝ます)のような標準的な文を口に馴染ませておきます。

第5週〜第6週:大問別演習とリスニング慣れ(1日20分)

語彙が定着してきたら、大問ごとの形式別演習に入ります。

第7週〜第8週:過去問通し演習と時間配分(週末30〜50分)

試験直前の2週間は、本番形式の演習で総仕上げを行います。

次の疑問短い学習時間で語彙を効率よく定着させたいなら、中学生向けの英単語の覚え方を取り入れるのが近道です。

高校入試での内申点加点と新学習指導要領でのメリット

中1から英検に取り組むことには、高校入試と日々の学校生活の両面で明確な利点が存在します。

高校入試における推薦・内申点での優遇

多くの公立・私立高校の入試において、英検の取得級に応じた優遇措置が設けられています。

高校受験で優遇される基準は「3級以上」が主流であるため、5級や4級そのものが直接入試の加点に使われるケースは多くありません。しかし、中1のうちに5級・4級を着実に取得しておくことで、中2で3級、中3で準2級へとステップアップし、入試本番で有利な条件を確実に満たす土台が整います。

新学習指導要領による難化と「落ちこぼれ」防止

2021年度に実施された新学習指導要領により、中学校で習う英単語数は従来の約1,200語から、小学校で扱う単語も含めて約2,200〜2,500語へと大幅に増加しました。また、高校から降りてきた文法項目(現在完了進行形、仮定法の初歩など)も加わり、中学校の定期テストの平均点は下がる傾向にあります。

英検という段階的な目標を設定することで、「今自分がどのレベルまで理解できているか」を客観的に測定できます。学校の授業の遅れを早期に発見し、高校入試に向けた英語の土台崩れを未然に防ぐ手段として極めて有効です。

保護者のサポート法とおすすめの教材選び

中1生が独学で英検に合格するためには、保護者の適切な見守りと教材環境の整備が助けとなります。中学生になると反抗期を迎える生徒も増えるため、過度な干渉を避けつつ要所を支えるアプローチが求められます。

教材選びのポイント:塾なし・独学で十分合格可能

英検5級および4級の合格には、高額な通塾や特別な通信教育は必須ではありません。市販の教材を2冊に絞ってやり込むことで十分に独学合格が狙えます。

保護者が実践したい3つの関わり方

  1. 学習スケジュールの見える化を手伝う:「勉強しなさい」と口頭で指示するのではなく、試験日から逆算して「今週は何ページ進めるか」を一緒に手帳やカレンダーに書き込みます。
  2. リスニング環境を整える:中1生は自力での音源ダウンロードに手間取ることがあります。再生機器を用意したり、スマホで音声をすぐに流せる状態に設定してあげるサポートが有効です。
  3. 合格CSEスコアに過度なプレッシャーをかけない:英検は合否だけでなくスコア(英検CSEスコア)が出ます。合格基準を満たしていれば十分に基礎が身についているため、スコアの優劣を過度に追及せず、日々の努力を認めて自己肯定感を育むことが継続の原動力となります。
保護者が実践したい3つのサポート
📅計画の見える化

手帳やカレンダーに今週進めるページ数を一緒に書き込む

🎧リスニング環境

スマホや再生機器で音声をすぐに流せる状態に設定してあげる

👏努力の肯定

スコアの優劣を追及せず日々の努力を認めて自信を育てる

中1生が独学で合格するために家庭でできる支援の要点です。

※ 試験日・申込期限・料金などは年度や回によって変わります。最新の情報は、各試験・サービスの実施団体の公式サイトでご確認ください(この記事の最終確認日: 2026年10月8日)。

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英検の疑問をすべて見る

理解度チェック

Q1. 英検5級の合否判定に関する説明として正しいものはどれ?

  1. スピーキングテストの受験が必須である
  2. 一次試験の結果のみで合否が決まる
  3. 対面形式の面接試験の結果で決まる
  4. 記述式の英作文の点数のみで決まる
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正解: B. 一次試験の結果のみで合否が決まる
5級はスピーキングテストは任意であり、受けなくても一次試験の結果のみで合否が決まります。

Q2. 5級をスキップして4級から挑戦できる基準はどれ?

  1. 5級の過去問で85%以上の正答率
  2. 定期テストで常に95点以上を維持
  3. 小学校の授業のみで英語を学んでいた
  4. 5級の過去問で60%未満の正答率
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正解: A. 5級の過去問で85%以上の正答率
本文では、5級の過去問を解いて事前の特別な対策なしで85%以上の正答率が取れる場合、4級から挑戦可能とされています。

Q3. 基礎文法の学習で音読例として挙げられている英文はどれ?

  1. I usually go to bed at ten.
  2. Which do you like better?
  3. She plays tennis every day.
  4. He went to school yesterday.
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正解: A. I usually go to bed at ten.
ロードマップの文法学習において、「I usually go to bed at ten.」が標準的な文の例として挙げられています。

よくある質問

Q. 中1で英検5級は恥ずかしい?
恥ずかしくありません。英検5級は中1修了レベルとして公式に設定されており、中1生が最初に受ける級として最も標準的です。基礎を確実に固める上で最適な選択肢です。
Q. 中1で英検3級に合格できますか?
合格可能です。小学校からの英語教室経験者や、中2・中3の文法(過去形・現在完了・関係代名詞など)を自主的に先取り学習できる生徒であれば、中1での3級合格者は珍しくありません。
Q. 部活が忙しい中1でも独学で受かる?
独学で十分合格できます。5級や4級は市販の単語帳と過去問題集を使い、1日15分程度の学習を2か月継続することで合格ラインに到達できます。塾に通う必要はありません。
Q. 不合格になると高校受験の内申に響く?
一切影響しません。英検の不合格の記録が中学校や高校に通知されることはなく、調査書(内申書)に記載されることもありません。合格した級のみを受験時に申告します。
Q. スピーキングテストは受けないとダメ?
受けなくても合否に影響しません。5級と4級の合否は一次試験(筆記・リスニング)の成績のみで決まります。スピーキングテストは受検者の希望制で、パソコンやスマホで別途受けられます。

2026年10月8日更新・モチタン辞典編集部