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英検準2級S-CBTの試験時間と内訳・当日の拘束時間を解説
英検準2級S-CBTの総試験時間は約120分(2時間)です。内訳はスピーキング約15分、リスニング約25分、リーディングとライティング合わせて80分であり、原則として休憩なしで実施されます。受付や事前準備、機器確認を含めた会場での実質的な拘束時間は約2時間30分〜3時間となります。
英検準2級S-CBTの試験時間と技能別内訳
英検準2級S-CBT(Computer Based Testing)は、コンピューター端末を使用して1日で4技能すべてを受験する試験方式です。総試験時間は約120分(2時間)に設定されています。
技能別の試験時間一覧
試験は以下の順序で実施されます。従来型のペーパー試験とは異なり、最初にスピーキングテストが行われる点が大きな特徴です。
表は横にスクロールできます →
| 技能 | 試験時間 | 解答形式 | 進行方式 |
|---|---|---|---|
| スピーキング | 約15分 | 録音吹き込み式(ヘッドセット) | 画面の指示に従い一斉進行 |
| リスニング | 約25分 | マウス選択式(四肢択一) | 音声に合わせて自動進行 |
| リーディング | 計80分(2技能合算) | マウス選択式(四肢択一) | 受験者が自由に時間配分可能 |
| ライティング | 計80分(2技能合算) | タイピング型 または 筆記型 | 受験者が自由に時間配分可能 |
| 合計 | 約120分 | — | 途中の公式休憩なし |
従来型ペーパー試験との時間・形式の違い
従来型の英検準2級では、一次試験(筆記・リスニング)と二次試験(面接)が別日程で行われます。筆記試験(リーディング・ライティング)はペーパーテストで、二次試験は面接官との対面形式で約6分間実施されます。
一方、S-CBTでは1回の来場で4技能すべての測定が完了します。スピーキングが対面面接ではなく、コンピューター画面の映像・音声指示に従ってマイクへ音声を吹き込む形式であるため、待ち時間を含めた所要時間が固定されています。
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当日のタイムスケジュールと実質拘束時間
英検S-CBTでは、平日と土日祝日で設定されている時間帯枠が異なります。各時間枠における集合時間から試験終了、退室までのリアルな流れを把握しておくことで、送迎や前後の予定を正確に調整できます。
時間帯別のタイムテーブル
試験枠は主に「午前」「昼」「午後」「夜」に分かれています(会場や日程により開講枠は異なります)。
表は横にスクロールできます →
| 時間帯区分 | 集合時間 | 試験開始目安 | 試験終了目安 | 会場退出目安 |
|---|---|---|---|---|
| 土日祝 午前 | 09:00 | 09:35〜09:45 | 11:40〜11:50 | 11:55〜12:10 |
| 土日祝 昼 | 12:15 | 12:50〜13:00 | 14:55〜15:05 | 15:10〜15:25 |
| 土日祝 午後 | 15:30 | 16:05〜16:15 | 18:10〜18:20 | 18:25〜18:40 |
| 平日 午後 | 15:00 | 15:35〜15:45 | 17:40〜17:50 | 17:55〜18:10 |
| 平日 夜 | 17:45 | 18:20〜18:30 | 20:25〜20:35 | 20:40〜20:55 |
受付から解散までの実質拘束時間は約2.5〜3時間
試験そのものは約120分ですが、受験者の会場滞在時間は「約2時間30分〜3時間」となります。集合時間から試験開始までに約35〜45分の事前手続き時間が確保されているためです。
- 集合〜入室(約15分):本人確認書類の提示、ヘルスチェック、手荷物のロッカー預け入れ、座席指定券の受け取り
- 着席〜事前準備(約20〜30分):指定席への着席、PC画面での受験規約確認、マイクの音量調整・録音テスト、顔写真撮影
- 試験本番(約120分):スピーキング(約15分)→ リスニング(約25分)→ リーディング&ライティング(80分)
- 退室手続き(約10〜15分):メモ用紙と筆記用具の回収確認、荷物の取り出し、順次退出
実際の退室タイミングと送迎の注意点
S-CBTでは、リーディングとライティングの80分間を受験者自身の操作で進めます。解答を早く終えて画面上で試験終了ボタンを押した場合は、試験終了時刻を待たずに早期退出できる会場もあります。しかし、見直しを最後まで行う受験者が大半です。
また、不正防止や混雑緩和のため、試験終了後は座席列ごとに時差退室が行われることがあります。保護者が車などで送迎する場合は、試験終了目安時刻の15〜20分後を合流目標に設定しておくとスムーズです。
本人確認や荷物の預け入れを行う(約15分)
規約確認やマイク調整、写真撮影を行う(約20〜30分)
4技能を休憩なしで連続受験する(約120分)
メモ用紙回収後に荷物を取り出し順次退出(約10〜15分)
集合から退室まで約2.5〜3時間の全体進行手順です。
次の疑問当日の拘束時間が把握できたら、英検準2級S-CBTの日程と申込手順を確認して都合の良い受験枠を選びましょう。
一次試験免除利用時の試験時間と流れ
過去の試験で一次試験(リーディング・リスニング・ライティング)に合格し、二次試験(スピーキング)のみを受験する「一次試験免除(一免)」を利用する場合、拘束時間は大幅に短縮されます。
免除利用時の所要時間一覧
| 項目 | 通常の4技能受験 | 一次試験免除(スピーキングのみ) |
|---|---|---|
| 集合時間 | 指定時刻 | 指定時刻(通常枠と同時刻) |
| 事前準備・マイク調整 | 約35〜45分 | 約35〜45分 |
| 受験する試験時間 | 約120分 | 約15分(スピーキングのみ) |
| 総拘束時間 | 約2.5〜3時間 | 約55分〜1時間15分 |
一次試験免除者の当日の流れ
免除者も一般の受験者と同じ集合時刻に会場へ入ります。入室確認、マイクテスト、受験上の注意画面を確認した後、最初のスピーキングテスト(約15分)を一般受験者と同時に受験します。
スピーキングテストが終了した時点で、一次試験免除者の試験はすべて終了となります。画面に終了案内が表示された後、試験監督者の指示に従ってメモ用紙を返却し、リスニング試験が始まる前に静かに退室します。
準2級全体の試験内容や合格基準を把握したい方は、英検準2級の試験概要と勉強法をご確認ください。
各技能の試験時間と画面表示の仕様
コンピューター画面を見ながら受験するS-CBTでは、技能ごとに画面の挙動や残り時間の表示ルールが異なります。事前に画面仕様を知っておくことで、本番の焦りを防ぐことができます。
スピーキング(約15分):残り時間のカウントダウン
ヘッドセットを装着し、画面に表示される問題文やイラストを見ながらマイクに回答音声を吹き込みます。準備時間(20秒など)や解答時間(30秒など)は、画面中央にバーや秒数で明確にカウントダウン表示されます。
解答時間中に "I think that..."(私は〜だと思います)などの意見を話し始め、途中で制限時間が切れると自動的に録音が終了して次の設問へ遷移します。
リスニング(約25分):画面上の時計表示はなし
リスニングセクションでは、全体を通した残り時間は画面に常時表示されません。各問題の音声が流れ、設問ごとに回答を選択するための短い無音時間が設けられています。
音声が終了すると自動的に次の問題へ進むため、受験者が自身の判断で前の問題に戻ったり、先の音声を飛ばしたりすることはできません。音声が流れている間に選択肢のキーワードに目を通す作業が求められます。
リーディング&ライティング(合算80分):残り時間が右上に出る
リーディングとライティングのセクションに入ると、画面右上に「残り時間:79分59秒」といった形式でタイマーが1秒単位で常時表示されます。
- 残りタイマーは表示・非表示の切り替えが可能ですが、時間管理のために常時表示のまま受験することが推奨されます。
- リーディングとライティングの間を行き来するタブがあり、どちらから解き始めても問題ありません。
- タイマーが「00:00」になると、作業途中であっても強制的に画面が終了し、その時点の解答内容が送信されます。
スピーキング
- 画面中央にバーや秒数でカウントダウン
- 制限時間が切れると自動で録音終了
リスニング
- 画面上の時計表示はなし
- 音声終了で自動進行し前の問題に戻れない
R&W合算
- 画面右上に残り時間が1秒単位で常時表示
- タブで2技能を自由に行き来可能
技能ごとに異なるタイマー表示や操作の仕様を比較できます。

次の疑問画面の操作感をつかんだら、最初の関門である準2級S-CBTスピーキング面接の出題形式も確認しておくと安心です。
リーディングとライティング合算80分の配分
合算80分の使い方によって合否が大きく分かれます。準2級ではライティングの配点比率が高いため、ライティングに十分な時間を確保する時間配分モデルをあらかじめ決めておく必要があります。
推奨の時間配分モデル(大問別・分単位)
表は横にスクロールできます →
| セクション / 大問 | 問題内容 | 推奨時間 | 1問あたりの目安 |
|---|---|---|---|
| ライティング | Eメール(1問) / 英作文(1問) | 約25分 | 構成・下書き・清書・見直し |
| リーディング 大問1 | 短文空所補充(15問) | 約15分 | 約45秒 / 問 |
| リーディング 大問2 | 会話文空所補充(5問) | 約5分 | 約1分 / 問 |
| リーディング 大問3 | 長文空所補充(2問) | 約10分 | 約2分 / 問 |
| リーディング 大問4 | 長文内容一致(A/B 計7問) | 約20分 | 約2.5〜3分 / 問 |
| 全体の見直し | 選択ミス・スペルミスの確認 | 約5分 | 全問の回答状況チェック |
先にライティングから解くべき理由
画面が開いたら、まずライティングのタブをクリックして記述問題から着手することをおすすめします。
リーディングを最初から解いていくと、長文読解で予想以上に時間を消費し、ライティングにかける時間が10分程度しか残らないという失敗が起きやすくなります。
ライティングは語数不足や未完成だと致命的な減点につながります。集中力が最も高い開始直後の25分を使って確実に書き上げ、残りの55分をリーディングと見直しに充てるのが最も安全な戦略です。
ライティングで使える定型テンプレート
ライティングの時間を短縮するために、論理構成をあらかじめ型として身につけておきます。
"I think that having a pet is good for children."(私はペットを飼うことは子どもにとって良いことだと思います。)
"I have two reasons. First, they can learn how to take care of animals."(理由は2つあります。1つ目に、動物の世話をする方法を学べます。)
"Second, playing with pets helps them relax."(2つ目に、ペットと遊ぶことで子どもたちはリラックスできます。)
"Therefore, I believe that keeping pets is beneficial."(したがって、私はペットを飼うことは有益であると考えます。)
タイピング型と筆記型の時間比較と選択基準
S-CBTの申し込み時には、ライティングの解答方法を「タイピング型」と「筆記型(手書き)」のいずれかから選択します。入力方式の違いは所要時間に直結します。
解答方式の比較
| 項目 | タイピング型 | 筆記型(手書き) |
|---|---|---|
| 解答手順 | PCキーボードで画面に直接入力 | 配布される解答用紙に鉛筆で記入 |
| 推奨される入力速度 | 1分間に約30文字以上の英字入力 | 通常の英語筆記速度 |
| 語数カウント機能 | 画面上に現在の入力語数が自動表示 | 自分で手作業で数える必要あり |
| 書き直し・修正時間 | Backspace や挿入で瞬時に修正可能 | 消しゴムで消して書き直す時間が発生 |
| 平均解答所要時間 | 約15〜20分(慣れている場合) | 約20〜25分 |
どちらを選ぶべきかの判断チェックリスト
以下の項目をチェックし、自身に合った方式を選んでください。
タイピング型を選ぶべき人:
- パソコンのキーボードで、アルファベットを迷わずスムーズに打てる
- 1分間に英字を30文字(約6〜8単語)以上入力できる
- スペルミスをその場で修正したり、文章の順序を入れ替えたりする編集作業を効率よく行いたい
- 試験中に手作業で語数を数える時間を節約したい
筆記型(手書き)を選ぶべき人:
- 普段パソコンをほとんど使わず、キーを探すのに1文字ずつ時間がかかる
- 大文字入力(Shiftキー)や記号(アポストロフィやピリオド)の打ち方に不安がある
- 手書きのほうが文章の構成を考えやすい
- キーボード操作に気を取られて英語表現が出てこなくなる心配がある
タイピング型が向く人
- キーボード入力がスムーズ
- 1分間に30文字以上打てる
- 修正や推敲を効率化したい
- 自動で語数を数えたい
筆記型が向く人
- PCキーを探すのに時間がかかる
- Shiftキーや記号入力が不安
- 手書きの方が構成を練りやすい
- 操作で英語表現が乱れるのを防ぐ
自身のPC操作スキルや解答スタイルに合わせて方式を選びます。
S-CBT特有の時間ロスを防ぐ操作のコツ
S-CBTでは、紙の試験にはない画面操作特有の時間ロスが発生します。事前の対策で無駄な数分間を削ることができます。
画面スクロールとメモ用紙活用のテクニック
S-CBTの長文読解では、左側に本文、右側に設問が表示されます。本文全体が一度に画面に収まらない場合、マウスホイールやスクロールバーを操作する必要があります。
- 設問を先に読む:右側の設問文とキーワードを先に確認してから、本文の該当段落を探しにいきます。
- 配布されるメモ用紙の活用:当日はA4サイズのメモ用紙1枚と筆記用具が貸し出されます。長文のキーワードや、ライティングの理由2点(理由1・理由2のメモ)はメモ用紙に日本語や英単語で手早く書き出すと、画面を行き来する時間を短縮できます。
開始直前の15分ウォームアップ法
S-CBTは着席後、説明や音量チェックが終わるとすぐにスピーキングテストが始まります。英語を口に出していない状態のまま本番に入ると、最初の数問で声が出にくくなったり、思考がフリーズしたりして時間を浪費します。
- 会場入室前の移動中(試験開始45分前まで):英語の音声を聞き、頭を英語のリズムに慣らしておく
- 受付後の待機時間(音を出せない環境):心の中で "Today is Sunday. I came here by train."(今日は日曜日です。私は電車でここに来ました)といった簡単な英文を英語の語順で呟き、英語脳に切り替える
- ヘッドセットのマイクテスト時:マイクチェックの定型文を読む際、口を大きく動かして明瞭に発声し、口の筋肉をほぐす
2時間ぶっ通しの集中力維持法
S-CBTは休憩時間がありません。リスニングからリーディングへの移行時など、画面が切り替わる数秒〜十数秒の間に深く深呼吸を行い、肩の力を抜きます。また、試験会場内は空調が効きすぎている場合があるため、温度調整しやすい脱ぎ着可能な服装で臨むことが集中力維持に直結します。
試験開始直後の思考フリーズを防ぐための段階的な準備です。
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理解度チェック
Q1. 英検準2級S-CBTの試験順序として正しいものはどれ?
- リーディング→リスニング→ライティング→スピーキング
- スピーキング→リスニング→リーディング&ライティング
- リスニング→スピーキング→リーディング&ライティング
- スピーキング→リーディング&ライティング→リスニング
答えを見る
正解: B. スピーキング→リスニング→リーディング&ライティング
S-CBTはスピーキング(約15分)、リスニング(約25分)、リーディング&ライティング(計80分)の順で実施されます。
Q2. ライティングの解答方式におけるタイピング型の特徴はどれ?
- 配布された解答用紙に鉛筆で記入する
- 画面上に現在の入力語数が自動表示される
- 消しゴムを使って手作業で修正を行う
- 語数を自分で手作業で数える必要がある
答えを見る
正解: B. 画面上に現在の入力語数が自動表示される
タイピング型では画面上に現在の入力語数が自動表示されます。手作業で数えたり消しゴムで修正したりするのは筆記型の特徴です。
Q3. 本文のテンプレートで「理由は2つあります」を表す英文は?
- Therefore, I believe that.
- I think that having a pet is good.
- First, they can learn how to care.
- I have two reasons.
答えを見る
正解: D. I have two reasons.
本文の定型テンプレートにおいて、「理由は2つあります」に対応する英文として "I have two reasons." が紹介されています。
よくある質問
- Q. 試験途中にトイレへ行けますか?
- 試験中の離席は原則として認められていませんが、体調不良などの緊急時は挙手して監督者に申し出ることができます。ただし、離席中も試験タイマーは止まりません。
- Q. 早く解き終わったら途中退出できますか?
- 最後のリーディング・ライティングセクションでは、解答をすべて終えて画面上で試験終了処理を行えば、会場の規定に従って早期退出が可能な場合があります。
- Q. ライティングの語数は画面に表示されますか?
- タイピング型を選択した場合は、画面に入力文字数(単語数)が自動的にカウント表示されます。筆記型(手書き)の場合は表示されないため自分で数える必要があります。
- Q. 時間切れになった場合、未保存の解答はどうなりますか?
- 制限時間になると自動的に画面が終了しますが、それまでに選択した解答や入力したテキストデータは自動的にシステムへ送信され、採点対象となります。
- Q. リスニングの途中でメモは取れますか?
- 会場で配布されるA4サイズのメモ用紙とペンを使用して、試験時間中いつでもメモを取ることができます。メモ用紙は試験終了後にすべて回収されます。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
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