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英検直前対策で合格点を掴む優先順位と当日の行動手順
英検直前の学習で最も配点効率が高いのは、短期間で点数を伸ばしやすいライティング(英作文・要約)の定型パターンの確認と、単語帳の見直しです。時間のかかる長文読解の深追いは避け、確実に得点できる設問へ時間を配分する戦略を立てることで、合格可能性を大きく高められます。
英検直前対策の基本方針と優先順位の決め方
英検の一次試験が直前に迫っている段階では、すべての技能を均等に復習する時間は残されていません。合否を分けるのは、「配点に対する伸び代が大きい分野」に学習資源を集中させられるかどうかです。
英検3級以上の一次試験では、リーディング、リスニング、ライティングの各技能に均等な尺度スコア(CSEスコア)が割り振られています。問題数が少ないライティングは1問あたりのスコア比重が非常に重く、数日の対策でも構成パターンを覚えるだけで大幅なスコアアップが見込めます。
反対に、長文読解の速読力やリスニングの根本的な聞き取り能力を数日で大幅に引き上げることは困難です。
したがって、直前の優先順位は次のように設定します。
- 第1優先(最重要): ライティング(意見論述・要約)の定型文テンプレート暗記と接続表現の確認
- 第2優先: リーディング大問1(短文語句空所補充)に出る単語・熟語の最終見直し
- 第3優先: 各パートの時間配分シミュレーションと「捨てる問題」の基準決定
- 第4優先: リスニングの先読み練習と本番形式での耳慣らし
過去問を新しく1回分すべて解いて答え合わせをするよりも、すでに解いた問題の復習やライティングの型を紙に書き出す練習を繰り返すほうが、本番の得点に直結します。
配点比重が重く短期間で伸ばしやすい分野から優先して対策を進めましょう。
次の疑問受験級が2級の方なら、英検2級に特化した直前悪あがき法でさらに絞り込んだ対策を確認できます。
残り日数別の学習スケジュールとやるべきこと
本番までの残り日数に応じて、学習の目的を明確に切り替える必要があります。1週間前、3日前、前日、当日朝で取り組むべき事項と、避けるべき行動を整理しました。
| 時期 | やるべきこと | やってはいけないこと |
|---|---|---|
| 1週間前 | ライティングの型を固める、過去問で時間配分を計測、大問1の単語復習 | 難解な長文読解の多読、新しい単語帳への着手 |
| 3日前 | ライティングの誤字・文法ミス確認、リスニングの先読み手順の確認 | 初見の模試を解いて自信を失うこと、夜更かし |
| 前日 | 持ち物の準備、受験票・会場アクセスの確認、既習単語の軽めの見直し | 深夜までの詰め込み学習、徹夜、過度な長時間の勉強 |
| 当日朝 | 試験3時間前の起床、軽い朝食、リスニング音源での耳慣らし | 会場へのギリギリの到着、難問の解き直しによる焦り |
1週間前の過ごし方
ライティングの出題形式を再確認し、基本テンプレートを何も見ずに書ける状態にします。過去問を使って、リーディングとライティングを通しで解き、時間配分が破綻しないかを必ず一度計測してください。
3日前の過ごし方
自分が過去に間違えた単語や文法事項、ライティングのスペルミス(environment や convenient などの頻出語)をノートにまとめ、本番直前に見返せる「見直しリスト」を作成します。
英検前日の過ごし方
英検前日に新しい問題を解くのは逆効果です。解けない問題に遭遇した際の不安が本番の集中力を削ぐためです。これまでに学習した単語帳やライティングの模範解答を眺め、頭の中で解法の流れを思い出す程度にとどめましょう。
試験当日の朝
試験開始の3時間前には起床します。人間の脳は目覚めてからフル回転するまでに約2時間半から3時間かかるとされています。朝食をとり、移動中や会場到着後に短時間のリスニング音源を聴いて英語のリズムに耳を合わせておきます。
直前期の過ごし方をより詳しく知りたい方は、英検直前・1週間前〜前日の対策も参考にしてください。
英検直前のライティング対策と失点を防ぐテンプレート
英検3級、準2級、2級、準1級の合否を左右するのがライティングです。直前対策では、内容の斬新さや高度な語彙を狙うのではなく、「減点されない論理展開」を安定して出力できるテンプレートを身につけることが重要です。
意見論述問題(3級〜準1級)の基本構成
意見論述は、以下の4段落構成(準2級以下は2段落構成でも可)で書くのが鉄則です。
- 導入(Introduction): 自分の立場を明確に述べる。
- 理由1(Body 1): 1つ目の理由と、それを補足する具体例や説明。
- 理由2(Body 2): 2つ目の理由と、それを補足する具体例や説明。
- 結論(Conclusion): 導入の表現を少し変えて自分の主張を再確認する。
そのまま使える便利な表現例を以下に示します。
- I agree with the idea that ...(私は…という考えに賛成です。)
- I believe that ... for the following two reasons.(以下の2つの理由から、私は…だと考えます。)
- First, it is convenient for people to ...(第1に、人々にとって…することは便利です。)
- For example, they can save time by using ...(例えば、…を使うことで時間を節約できます。)
- Second, it is good for the environment.(第2に、それは環境に良い影響を与えます。)
- In addition, it helps people improve their skills.(加えて、それは人々が技術を向上させる助けになります。)
- For these reasons, I think that ...(これらの理由から、私は…と考えます。)
新形式の要約問題対策(2級・準1級)
新形式で導入された要約問題では、本文のキーワードを抽出し、パラフレーズ(言い換え)を行いながら簡潔にまとめる力が求められます。直前の対策としては、以下の3点に絞って意識してください。
- 各段落のトピックセンテンスを見つける: 通常、段落の最初か最後の文に筆者の言いたい要点が書かれています。
- 具体例や詳細な数字は削る: for instance や詳細な年代、個別の地名などは要約文には含めません。
- つなぎ言葉(ディスコースマーカー)を活用する: However,(しかしながら)や Therefore,(したがって)を使って段落ごとの対比や因果関係を明確にします。
ライティングで絶対に避けるべき減点項目
直前だからこそ、以下の形式的エラーがないかを最終確認してください。
- 短縮形(don't, can't)は使わず、do not, cannot と書く。
- 文頭に And や But、So を置かない(代わりに In addition, However, Therefore を用いる)。
- 指定された語数制限の範囲(目安として上限・下限の10%前後以内)に収める。
- 主語と動詞の単複一致、三人称単数現在形の -s の付け忘れに注意する。
自分の立場を明確に述べる
1つ目の理由と補足する具体例や説明
2つ目の理由と補足する具体例や説明
導入の表現を少し変えて主張を再確認
減点を防ぐため、論理的な4段落構成テンプレートに沿って書き進めます。
リーディングとリスニングの直前スコアアップ術
リーディングとリスニングでは、解き方のルールを直前に確認しておくだけで数点から十数点の失点を防ぐことができます。
リーディングの時間配分と捨てる問題の見極め
英検の一次試験で最も多い失敗は、「長文問題に時間を取られすぎてライティングを書き終えられなかった」というケースです。筆記試験が始まったら、まずライティングから解き始めるか、あるいは各大問の終了時間をあらかじめ決めておく必要があります。
各大問の目安時間配分は以下の通りです(2級の筆記85分を例とした配分目安)。
表は横にスクロールできます →
| パート | 問題数 | 目安配分時間 | 直前の解き方アドバイス |
|---|---|---|---|
| 大問1(短文語句空所補充) | 17問 | 約15分 | 1問にかけられるのは40秒程度。迷ったら2択に絞ってマークし、次に進む。 |
| 大問2(長文空所補充) | 6問 | 約10分 | 空所の前後1〜2文だけでなく、段落全体の論理展開(順接・逆接)を意識する。 |
| 大問3(長文内容一致) | 8問 | 約25分 | 設問文を先に読み、問われている段落に印をつけながら該当箇所を探す。 |
| ライティング(要約+意見) | 2問 | 約30分 | 要約に約12分、意見論述に約18分。構成メモを作ってから清書する。 |
| 見直し・予備時間 | — | 約5分 | マークズレがないか、ライティングのスペルミスがないかを点検。 |
大問1の単語問題は、「知っているか知らないか」で決まります。1分以上考えても分からない単語は、どれだけ時間をかけても正解率は上がりません。迷った設問は直感で1つ選んでマークし、長文読解やライティングの見直しに時間を回してください。
リスニングの先読みルーティン
リスニング試験開始の合図がある前、筆記試験の残り時間や説明の音声が流れている間に、必ず「選択肢の先読み」を行います。
- 選択肢の中の「名詞」と「動詞」に下線を引く。
- 選択肢の主語が人物名や代名詞である場合、誰の行動について問われているかを予測する。
- 4つの選択肢に共通する単語から、どのような場面(病院、オフィス、学校、旅行など)の会話かを推測しておく。
先読みができていると、放送文のどの部分に集中して耳を傾けるべきかが明確になり、正答率が飛躍的に上がります。放送が流れている最中に迷ったら、次の問題の先読みを優先し、引きずられないことが大切です。

英検前日の準備と持ち物完全チェックリスト
試験前日の夜に持ち物の準備を後回しにすると、当日の朝に焦りが生じ、精神的な動揺からケアレスミスを誘発します。前日の夕方までに、以下の持ち物をひとつのバッグにまとめておきましょう。
| 持ち物 | 必要性 | 備考・注意点 |
|---|---|---|
| 受験票・本人確認票 | 必須 | 顔写真の貼付が必要な級・会場では事前に必ず貼っておく。 |
| 身分証明書 | 必須 | 学生証、運転免許証、パスポート、マイナンバーカードなど顔写真付き身分証明書の原本。 |
| HBの黒鉛筆またはシャープペンシル | 必須 | 予備を含めて3本以上用意。マークシートには鉛筆が推奨される。 |
| プラスチック消しゴム | 必須 | 落としたときのために2個持参すると安心。よく消えるもの。 |
| 腕時計 | 必須 | 会場に時計がない場合がある。スマートウォッチや計算機付きは不可。 |
| 交通系ICカード・現金 | 推奨 | チャージ残高を前日夜に確認しておく。 |
| 温度調整用の衣類 | 推奨 | 会場の空調(冷え・暑さ)に対応できるようカーディガン等を準備。 |
| 直前確認用の単語帳・ノート | 推奨 | 何冊も持参せず、使い慣れた1〜2冊に厳選する。 |
スマホやスマートウォッチは時計として使用できません。アラーム機能が付いた時計を持参する場合は、事前にアラームを解除しておいてください。
前日夜の体調管理
前日は23時までに就寝することを目指し、十分な睡眠時間(7時間以上)を確保してください。ぬるめのお湯に浸かってリラックスし、就寝前の1時間はスマートフォンやパソコンの画面を見ないようにして脳を休めることが大切です。
前日の持ち物や過ごし方を入念に点検したいときは、英検前日の過ごし方!直前勉強と持ち物確認が役立ちます。
英検当日の行動手順と会場到着後の過ごし方
試験当日は、会場到着から着席までの行動をパターン化しておくことで、不要な緊張を和らげることができます。
会場到着までのスケジュール
- 試験開始3時間前: 起床。コップ1杯の水と、消化の良い軽めの朝食をとる。
- 試験開始2時間前: 身支度を整え、出発。移動中にリスニング音源を聴く。
- 試験開始45分前: 会場最寄り駅に到着。コンビニ等で必要なら飲料を購入。
- 試験開始30分前: 会場に到着し、自分の受験番号に対応した教室を確認する。
- 試験開始20分前: トイレを済ませ、自席に着席。筆記用具と時計を配置する。
会場到着後の過ごし方
席に着いたら、まずは机のガタつきがないか確認します。気になる場合は、ティッシュを挟むなどして調整するか、試験監督に申し出てください。
着席後は、新しい情報を見ようとせず、自分で作ったライティングのテンプレート集や、頻出単語リストを静かに見直します。「これだけ確認したから大丈夫だ」という自己暗示をかける時間にあててください。
紙受験と英検S-CBTそれぞれの直前注意点
英検には、従来型の紙受験と、パソコンを用いて1日で4技能を受験する英検S-CBTがあります。それぞれの形式に応じた直前の注意点は次の通りです。
- 紙受験の場合: 問題冊子を開く前に、受験番号と氏名のマークミスがないかを念入りに確認します。また、長文問題の途中でマーク列が1行ずれる事故を防ぐため、大問ごとに問題番号とマークシートの番号を指差し確認する習慣をつけてください。
- 英検S-CBTの場合: スピーキングの吹き込みテストから始まるため、最初の音量調節(マイクテスト)を丁寧に行います。タイピング入力(または手書き入力)の操作に戸惑わないよう、画面上の指示を落ち着いて読み進めてください。ヘッドホンの締め付けが気になる場合は、装着位置を微調整しましょう。
試験開始3時間前の起床から着席までの行動をパターン化して緊張を和らげます。
試験当日の流れや実力発揮のポイントは、英検に受かる勉強法と当日のコツで詳しく解説しています。
次の疑問当日のプレッシャーが心配なときは、英検本番で緊張しないためのコツを知っておくと落ち着いて実力を発揮できます。
勉強不足やノー勉からでも合格点に近づく悪あがきテクニック
「十分な準備ができないまま本番を迎えてしまった」「勉強不足で自信がない」という状態であっても、諦める必要はありません。試験本番の立ち回り次第で、数点から十数点の上積みが可能です。最低限の合格ラインに滑り込むための実戦テクニックを紹介します。
テクニック1: ライティングの部分点を死守する
ライティングを白紙で出すと、その技能のCSEスコアが極めて低くなり、不合格が確定します。内容が稚拙であっても、指定の語数に近づけて最後まで書き切れば、部分点が必ず与えられます。
- 難しい単語を使おうとせず、中学生レベルの簡単な英単語(good, help, easy, happy など)で文を構成する。
- スペルに自信がない単語は避け、絶対にスペルが分かっている別の単語に言い換える(例: convenient が不安なら useful や easy to use にする)。
- 理由が思い浮かばないときは、「時間の節約(save time)」「お金の節約(save money)」「健康に良い(good for health)」「環境に良い(protect the environment)」の4大汎用テーマのいずれかに無理やり結びつける。
テクニック2: リーディングの「わからない問題」は選択肢を統一する
時間が足りなくなって解けそうにない問題が残った場合、ランダムに適当な番号をマークするのではなく、残りの設問をすべて同じ番号(例えばすべて「2」や「3」)で塗りつぶしてください。
英検の選択肢は正解が特定の番号に偏らないよう作られているため、同じ番号で揃えたほうが確率的に1問以上正解を拾える可能性が高くなります。
テクニック3: リスニングの疑問詞を聞き逃さない
会話やナレーションの全体が聞き取れなくても、設問の最初の1語(Who, Where, When, Why, How)だけは確実に聞き取ってください。「誰が」「どこで」「なぜ」が特定できれば、選択肢の中から論理的にあり得ないものを消去し、2択まで絞り込めるケースが多くあります。
白紙を避け、簡単な単語と汎用テーマで指定語数まで書き切る
時間が足りない設問はランダムでなく同じ番号で塗りつぶす
リスニングは最初のWhoやWhy等を聞き取り2択まで絞り込む
準備不足でも諦めず、本番の立ち回りテクニックで1点でも多く積み上げましょう。
新形式対応の級別筆記時間配分とマークシート対策
筆記試験では、配点の高いライティングを確実に書き終えるための時間配分戦略を立てておく必要があります。要約問題やEメール問題が導入された新形式に対応した、級別の筆記試験時間配分の目安は以下の通りです。
表は横にスクロールできます →
| 受験級 | 筆記制限時間 | ライティング(要約+意見論述) | リーディング(語彙+長文) | 先読み・見直し時間 |
|---|---|---|---|---|
| 準1級 | 90分 | 35分(要約15分+意見20分) | 50分 | 5分 |
| 2級 | 85分 | 30分(要約12分+意見18分) | 50分 | 5分 |
| 準2級 | 75分 | 25分(Eメール10分+意見15分) | 45分 | 5分 |
| 3級 | 50分 | 20分(Eメール8分+意見12分) | 27分 | 3分 |
長文読解で1問に迷った場合は、最大でも1分半で見切りをつけて次の問題に進みます。
マークシートのズレを防ぐルール
- 大問が終わるごとに、問題冊子の番号と解答用紙の番号が一致しているか指差し確認する
- 「後で解く」と決めた問題も空欄にせず、直感で仮の番号をマークした上で問題冊子に大きく「?」とメモしておく
- 筆記試験終了の3分前には鉛筆を置き、解答欄のマークが濃く丁寧に塗られているかを全体確認する
直前見直し用ライティング万能フレーズと論理マーカー
試験会場に到着した後の時間で見直せる、ライティングでそのまま使える万能表現と、リーディング・リスニングで役立つ論理マーカーです。
ライティングで使える万能フレーズ集
理由を追加する表現:
Also, it helps people to learn new things.(また、それは人々が新しいことを学ぶのに役立ちます。
)
In addition, it is convenient for our daily lives.(さらに、それは私たちの日常生活にとって便利です。)
具体例を提示する表現:
For instance, many students use smartphones to study English.(例えば、多くの学生が英語を勉強するためにスマートフォンを使っています。
)
Such as sports and music, activities are important.(スポーツや音楽のような活動は重要です。)
結果や結論を導く表現:
As a result, they can save a lot of time.(その結果、彼らは多くの時間を節約することができます。)
For these reasons, I believe that ...(これらの理由から、私は…だと信じています。)
リーディング・リスニングで役立つ論理マーカー
| 機能 | 代表的な英語表現 | 日本語の意味・役割 |
|---|---|---|
| 逆接・対比 | However / Although / On the other hand | しかしながら、一方で(直後に重要主張が来やすい) |
| 因果関係 | Therefore / As a result / Because of this | したがって、その結果(結論や結果を述べる) |
| 具体化 | For example / For instance / In fact | 例えば、実際に(前文の主張を裏付ける具体例) |
| 言い換え | In other words / That is to say | つまり、言い換えれば(要約された重要内容) |
紙受験とS-CBT受験の直前・当日注意点の違い
英検には従来型のペーパー試験(本会場・準会場)と、コンピュータを使用する英検S-CBTがあり、受験方式によって直前対策や当日の注意点が異なります。
S-CBT受験ならではの直前確認事項
S-CBTでは、スピーキング、リスニング、リーディング、ライティングの4技能を1日で受験します。
- スピーキングから開始される:試験室に入って準備が整うと最初にスピーキングテストが行われます。声出しのウォーミングアップができないまま本番に入るため、会場に向かう移動中に英語を口ずさむなど、口を動かしておくことが有効です。
- ライティングの入力方式:申込時に選択した「タイピング型」または「筆記型」に応じた注意が必要です。タイピング型はスペルミスや大文字小文字の変換ミス、筆記型は用紙への文字の丁寧さに注意します。
- 画面上のメモ機能と問題冊子:配布されるメモ用紙と筆記具を活用し、画面上の選択肢だけでなく要点を素早くメモ用紙に書き留める手順をイメージしておきます。
従来型(紙受験)の確認事項
紙受験では問題用紙へのメモ書きが自由にできるため、リスニングの先読み時に問題用紙に直接アンダーラインを引くなど、紙媒体の利点を十分に活用する戦略をとります。
続けて読む
理解度チェック
Q1. 英検直前の学習で最も優先順位が高い取り組みは何ですか。
- 難解な長文読解の多読を行う
- 新しい単語帳に着手して語彙を増やす
- ライティングの定型文や接続表現を確認する
- 初見の模試を新しく1回分解く
答えを見る
正解: C. ライティングの定型文や接続表現を確認する
直前の第1優先はライティングの定型文テンプレート暗記と接続表現の確認とされています。
Q2. 意見論述で理由を述べる際に使える便利な英語表現はどれですか。
- First, it is convenient for people to ...
- However, we should not change it.
- Therefore, many people disagreed.
- For instance, in the year 1990 ...
答えを見る
正解: A. First, it is convenient for people to ...
本文では、理由1の便利な表現例としてこの英文がそのまま挙げられています。
Q3. 試験当日の朝の行動手順として推奨されているものはどれですか。
- 試験開始の1時間前に起床する
- 試験開始の3時間前に起床する
- 会場到着後に難問の解き直しを行う
- 移動中は長文読解のテキストを精読する
答えを見る
正解: B. 試験開始の3時間前に起床する
脳がフル回転するまでに約2時間半〜3時間かかるため、試験3時間前の起床が推奨されています。
英検直前対策で差がつく級別の推奨時間配分一覧表
一次試験の筆記試験では、級ごとに試験時間や設問構成が大きく異なります。当日の時間切れを防ぐため、受ける級の筆記時間と各大問にかける目標時間を事前に頭へ叩き込んでおくことが不可欠です。
| 受験級 | 筆記総時間 | 大問1(語彙) | 読解(長文・空所) | ライティング(英作文) | 見直し・予備 |
|---|---|---|---|---|---|
| Grade Pre-1(準1級) | 90分 | 約15分 | 約35分 | 約35分(要約+意見) | 約5分 |
| Grade 2(2級) | 85分 | 約15分 | 約35分 | 約30分(要約+意見) | 約5分 |
| Grade Pre-2(準2級) | 75分 | 約15分 | 約30分 | 約25分(要約+意見) | 約5分 |
| Grade 3(3級) | 50分 | 約12分 | 約18分 | 約15分(意見論述) | 約5分 |
どの級でも共通する鉄則は、ライティングの時間を最初に確保することです。リーディングの長文読解に没頭して記述時間が足りなくなると、CSE スコアの配点上、合格が極めて難しくなります。各大問の開始目標時刻を問題冊子の余白にメモしておき、予定時間を過ぎたら途中でも次の大問へ移る勇気を持ってください。
英検直前にすることの成否を分ける受かる人と落ちる人の行動対比
試験直前の限られた時間では、何を「する」かだけでなく、何を「しない」かが合否を大きく左右します。直前期や本番当日に実力を発揮して合格する受験者と、焦りから失点を重ねてしまう受験者の典型的な行動パターンを整理しました。
| 時期 | 落ちる人のNG行動 | 受かる人のOK行動 |
|---|---|---|
| 1週間前〜3日前 | 初見の長文問題を解き散らかし、復習をしない | 過去に間違えた単語とライティングの定型文を反復する |
| 前日夜 | 不安から夜遅くまで徹夜で新しい単語を詰め込む | 翌日の持ち物を揃え、7時間以上の睡眠を確保する |
| 当日朝 | 試験開始直前に起き、慌てて会場へ向かう | 試験開始の3時間前に起床し、軽食とリスニングで脳を起こす |
| 筆記試験中 | 大問1の難問で悩み続け、記述の時間が足りなくなる | 分からない語彙は1分で見切り、ライティングを最優先で解く |
| リスニング中 | 聞き取れなかった設問を引きずり、次の放送を聞き逃す | 迷ったら直感でマークし、次の問題の先読みに切り替える |
直前に新しい知識を無理に詰め込もうとすると、睡眠不足や不安感を招き、本番での集中力を低下させます。これまでに学習した知識を確実に引き出せる状態を整えることが、最も確実な得点アップにつながります。
リスニング案内放送中に英検直前にすることとして実践すべき先読み手順
リスニング試験の成否は、放送が流れている最中ではなく、音声ガイダンス(ディレクション)が流れている時間に何をしているかで決まります。問題冊子を開いた直後の約1分から2分間を有効活用する具体的な先読み手順です。
- Directions(指示文)の放送中: 音声の説明は聞かず、Part 1 の選択肢1〜5に目を通し、場面や話題を特定する。
- 各問題の設問文読み上げ中: What does the woman want to do?(女性は何をしたがっていますか。)などの質問タイプを予測し、選択肢内の動作を表す動詞に下線を引く。
- 問題間の無音時間(約10秒間): 前問の解答を5秒以内にマークし、残り5秒で即座に次の問題の選択肢を先読みする。
選択肢を事前に把握していれば、流れてくる英文の中から聞き取るべきポイントが絞り込めます。万が一、放送を聞き逃して正解が分からなくなった場合でも、過去の設問に未練を残さず、次の問題の先読みルーティンへ機械的に視線を移動させることが大崩れを防ぐ防波堤になります。
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よくある質問
- Q. 英検前日は何時間勉強すべきですか?
- 前日の勉強時間は2〜3時間程度に抑え、体調維持を最優先にしてください。新しい問題演習は行わず、ライティングの定型文や過去に間違えた単語の確認にとどめ、早めに就寝することが本番での集中力につながります。
- Q. マークシートにシャープペンシルを使ってもよいですか?
- HBの黒鉛筆またはシャープペンシルの使用が認められていますが、芯の太いHBやBの鉛筆のほうがマークを素早く塗りつぶせ、用紙を傷つけにくいため鉛筆を持参することをおすすめします。
- Q. 英検直前に単語帳を最初からやり直すべきですか?
- 最初からやり直すのは非効率です。直前はすでに覚えた単語の抜け漏れがないかの確認と、過去問の大問1で間違えた単語や頻出の接続詞・熟語に絞って見直しを行いましょう。
- Q. ライティングで文字数が足りない場合はどうなりますか?
- 規定の語数を大きく下回ると、内容点や構成点で大幅な減点対象となります。理由を補足する具体例(For example,...)を1文付け加えるなどして、下限文字数を必ず超えるように調整してください。
- Q. 当日会場に時計がないことはありますか?
- 会場によっては教室に時計が設置されていない、または見えにくい位置にある場合があります。トラブルを防ぐためにも、必ず音の鳴らないアナログまたはシンプルなデジタル腕時計を持参してください。
- Q. リスニングで聞き逃した時はどうすべきですか?
- 聞き逃した問題について考え続けるのは禁物です。即座にどれか1つの選択肢をマークし、意識を完全に切り替えて次の問題の選択肢を先読みしてください。引きずると後続の問題まで連続して落とす原因になります。
- Q. 当日の服装に指定はありますか?
- 服装の指定はありません。制服でも私服でも構いません。試験会場の教室は冷暖房の効き具合に差があるため、カーディガンなど脱ぎ着して体温調節ができる服装を選ぶことが推奨されます。
- Q. 試験室に着席してから問題冊子が配られるまでの時間は何をすべきですか?
- 着席後は机のガタつきや筆記用具の配置を確認し、頭の中でライティングの基本テンプレート(導入・理由・結論の骨組み)や頻出の接続詞を思い出すシミュレーションを行ってください。電子機器の電源を切るよう指示された後は教材も見られなくなるため、深呼吸をして心拍数を整え、集中力を高めましょう。
- Q. リスニングの放送中に迷った場合、何秒で見切りをつけるべきですか?
- 問題終了後の解答時間は約10秒間しかありません。5秒以上考えても答えが出ない場合は、直感でマークシートを塗りつぶし、残りの5秒を使って次の問題の選択肢の先読みに切り替えてください。前の問題を引きずると、次の問題も先読みできないまま放送が始まってしまい、連続失点の原因になります。
2026年10月12日更新・モチタン辞典編集部
introduction
body
conclusion
therefore
however
for example