当惑させる
「当惑させる」の英語
「当惑させる」は英語で puzzle と言います。情報を混乱させるなら confuse、恥ずかしい思いをさせるなら embarrass が自然です。perplex はやや硬く、強い戸惑いを表します。
「当惑させる」の英語の使い分け
confuse someone
情報や考えを混乱させ、何が正しいか分からなくさせる一般的な表現です。
puzzle someone
難しい質問や不可解な出来事で、相手を当惑させるときに使います。
embarrass someone
人前で恥ずかしい思いをさせる意味が中心で、気まずさを表します。
Her unexpected compliment embarrassed him.
perplex someone
原因や答えが分からず戸惑わせる、やや硬い表現です。
例文
コアイメージ
頭の中で問題が絡み合って、出口が見えなくなるようにする
関連語
使い方
-
puzzle someone
~を当惑させる
-
~について頭を悩ます
類義語との違い
puzzle:
人を当惑させ、首をかしげさせる
confuse:
混乱させて理解や判断を難しくする
英英
To confuse someone or make them feel uncertain because they cannot understand something clearly.
語源
puzzleは、語源に諸説あるが16世紀の英語で現れ、最初は「謎・難問」を指す名詞として使われ、そこから「その謎によって人を当惑させる」という意味の動詞に広がった
コラム
- puzzleは基本的に誰かを当惑させる動詞だが、puzzle out(問題を解き明かす)のように句動詞や語幹の変化で使い方や意味が変わる場合があるため文脈に注目する
例文
コアイメージ
いくつかの情報が混ざり合って、どれが正しいか区別できなくする
関連語
使い方
類義語との違い
confuse:
情報が混ざり合い、どれが正しいか区別できなくする
mistake:
誤認の意味で使うことが多く、対象を取り違えるニュアンスが強い
mix up:
取り違えを表すくだけた表現
英英
To make someone unable to think clearly or understand something; to mistakenly believe that one person or thing is another.
語源
confuseは、ラテン語のconfundere(con=一緒に+fundere=注ぐ)から来て、ものを一緒に注いで混ぜるイメージから「~を混乱させる」の意味になった
コラム
- confuseは主に他動詞で「〜を混同する/混乱させる」を意味し、自分の状態を言うときはbe confusedのように受け身や形容詞表現を使う
例文
コアイメージ
他人を恥ずかしい思いにさせたり当惑させたりすること
関連語
使い方
-
embarrass someone
人に恥ずかしい思いをさせる
-
embarrass yourself
自分を恥ずかしい立場に置く
類義語との違い
embarrass:
人を当惑させ、気まずくさせる
shame:
人に恥を感じさせ、道徳的非難を含む
humiliate:
人をひどく侮辱し、屈辱を与える
英英
To make someone feel ashamed, nervous, or uncomfortable, especially in front of others.
語源
embarrassは、フランス語embarrasserが英語に入った語で、原義の「妨げる」が比喩的に広がり「~を当惑させる」の意味になった
コラム
- embarrassは他人を恥ずかしくさせる他動詞で、be embarrassedは恥ずかしい状態を表す表現の違いがある
例文
His sudden resignation perplexed his boss.
彼の突然の辞表は上司を当惑させた。
コアイメージ
理解が難しい物事に直面して、どう理解すればよいか分からず混乱する状態
関連語
使い方
-
perplex someone
~を当惑させる
類義語との違い
perplex:
原因がはっきりせず強い当惑を与える
confuse:
混乱させ、理解や判断を難しくする
英英
To cause someone to feel confused or puzzled because something is difficult to understand.
語源
perplexは、ラテン語perplexus(「完全に絡まった」の意)が語源で、物や状況の絡まりが人の当惑につながるという意味変化を経た。
コラム
- perplexは「~を当惑させる」を意味し、confuseやpuzzleに似るが原因がはっきりしないことで強い戸惑いを表すニュアンスがある
例文
The magician's trick bewildered the audience.
マジシャンのトリックは観客を当惑させた。
コアイメージ
迷路に入ったように道や手がかりを見失わせ、どこへ進めばよいか分からなくする
関連語
使い方
類義語との違い
bewilder:
人を当惑させ、混乱させる
confuse:
混乱させてわからなくする
puzzle:
不思議に思わせ、考えさせる
英英
語源
bewilderは、古い用法で「野生へ導く」という意味から、何が起きているかわからなくなる様子を表すようになり、現在は「~を当惑させる」を意味する
コラム
- 例えば突然難しい説明を受けて何と言えばいいか分からなくなる場面がbewilderの意味に近く、そのときの表情や沈黙が当惑を示す
例文
His sudden resignation baffled his boss.
彼の突然の辞職は上司を当惑させた。
コアイメージ
手がかりのつながりを断ち、理由や意図がつかめなくなる状態
関連語
使い方
類義語との違い
baffle:
相手を当惑させ、混乱や行動停止を招く
confuse:
情報や状況を不明にして混乱させる一般語
puzzle:
問題や謎で考え込ませて当惑させる語
英英
To confuse someone so that they cannot understand or explain something.
語源
baffleは、17世紀ごろに『押し返す・打ち負かす』という意味で使われた語から発展し、やがて相手を混乱させる意味になった
コラム
- confuseが一般的な混乱を示すのに対し、baffleは理由や手がかりが見つからず説明できない事柄を強調する語として使われる
例文
The news confounded me.
その知らせは私を当惑させた。
コアイメージ
手がかりや説明を混ぜて、ものごとの筋道が見えなくなる状態にする
関連語
使い方
-
confound expectations
期待を裏切る
-
confound critics
批評家を困惑させる
類義語との違い
confound:
驚きや混乱で相手を当惑させる
confuse:
混乱させて理解や判断ができなくする
英英
To confuse and surprise someone, often because something is unexpected; to make it difficult for someone to understand or solve a problem.
語源
confoundは、ラテン語confundere(混ぜ合わせる)を経て英語に入り、物事を混乱させることから当惑させるという意味になった
コラム
- confound が出てきたら前後の文で何が予想外だったかを探すと意味が把握しやすく、長文読解の際の語義判断に役立つ
例文
コアイメージ
予期せぬ出来事で心の整理がつかなくなり混乱させる
英英
to cause someone to feel confused or disconcerted so that they cannot think or act normally.
語源
discombobulateは、19世紀の米英語で生まれた遊び心のある語で、否定の接頭辞dis-と架空の語combobulateを組み合わせた造語として広まり、混乱させるという意味に定着した。
コラム
- 口語的でややユーモラスな語感があり、軽い戸惑いや面食らう状況を表すときに用いられるが、公式な文書ではconfuseやdisconcertなどより中立的な語が好まれる。
例文
コアイメージ
予期しない状況で人の心を乱して当惑させる
英英
To make someone feel embarrassed, disconcerted, or uneasy.
語源
discomfitは、古フランス語desconfireに由来し、もともと戦いや競争で相手をくじく意味から発展して『当惑させる』の意になった。
コラム
- 日常会話ではあまり使われず、突然の沈黙や不可解な反応で人が一時的に動揺する描写に使われることが多い。
例文
コアイメージ
調和や安心が乱れて困惑や面食らいを感じさせること
英英
Causing someone to feel confused, embarrassed, or unsettled and thereby disrupting their composure.
語源
disconcertingは、接頭辞dis-(否定)とconcert(調和・一致)が結び付き、「調和を壊す」という原義から転じて当惑や困惑を生じさせる意味になった。
コラム
- 会話や行動が予想外で場の調子を乱すときに用いられ、個人の反応を表す表現と相性が良い
例文
コアイメージ
予期しない出来事や情報で相手を面食らわせ当惑させる
英英
To surprise or take someone aback in a way that causes confusion, embarrassment, or loss of composure, often because of unexpected information or events.
語源
disconcertは、ラテン語のconcert(協調・一致)に否定の要素が付いて「調和を乱す・不調にする」という構成から発展し、相手の心の平衡を崩して当惑させる意味になった。
コラム
- 例文のように「It may disconcert you to〜」の構文で用いられる場合、相手に予想外の情報を丁寧に伝えて当惑を与えることをやわらげる表現になる。
例文
Contradictory reports can be disorienting to the public.
矛盾する報道は一般の人々を当惑させることがある。
コアイメージ
予想外の情報で心が乱れ、当惑させる
英英
Causing someone to be perplexed or unsure how to react; creating confusion in perception or judgment.
語源
disorientingは、英語の接頭辞dis-(否定)とorient(方向づけ)から成り、意図的に方向や判断を失わせるという原義から心理的な当惑へ意味拡大した
コラム
- 矛盾する報道が一般の人々を当惑させるという例文のように、disorientingは情報の不一致で判断基準が揺らぐ状況を表す
例文
コアイメージ
迷路:複雑に入り組んだ道や通路をたどって出口を探す構造やパズルをさす
英英
a complex network of paths or passages designed so that finding the correct way is difficult; also used figuratively for a confusing situation
語源
mazeは、中英語のmaze(当惑、混乱)に由来し、のちに道が入り組んだ物理的な迷路を指す語義が確立した。
コラム
- 迷路は遊戯的なパズルとして絵本や雑誌に多く載る一方、比喩で複雑で分かりにくい事柄を表す表現としても用いられる。
例文
The magician's trick mystified the audience.
その手品は観客を当惑させた。
コアイメージ
説明がつかず人を当惑させる、理解できないことで困らせる状態を示す
英英
To cause someone to feel puzzled or unable to understand; to perplex or bewilder.
語源
mystifyは、古フランス語mystifierやラテン語mystificare(mysterion=秘密+-ficare=作る)に由来し、「神秘化する・当惑させる」の意になった
コラム
- 手品や不可解な出来事など理由が分からず首をかしげさせる場面で用いられ、説明不足や不明点が人を当惑させる状況を表す
「当惑させる」のレベル別の例文
- 中学
The difficult riddle puzzled my little brother.
- 高校・英検2級
The sudden change in plans confused several exchange students.
- TOEIC・ビジネス
The contradictory instructions perplexed the new staff members.
- 日常会話
That question really embarrassed me.