支払う
「支払う」の英語
「支払う」は英語で pay と言います。商品代や料金を相手に支払う場合に最も一般的な表現で、spend はお金を使うこと、settle は請求を清算することを表します。会計・公的機関の文脈では disburse も使われます。
「支払う」の英語の使い分け
商品代や料金などを支払うときに使う、最も基本的な表現です。
spend money on
特定の物やサービスにお金を使うという意味で使います。相手や請求先に代金を渡すことよりも、お金の使い道に焦点があります。
settle the bill
請求書や勘定を支払って、未払いを清算するときに使います。
disburse funds
企業や公的機関が資金を正式に支出するときの、やや堅い表現です。
例文
コアイメージ
差し出したもの(お金や注意)が相手や物事へ移り、その代わりに価値や反応がこちらに来る移動のイメージ
関連語
使い方
類義語との違い
pay:
代金や料金を支払う
buy:
代金を出して物を手に入れる
give:
物やお金を人に渡す
spend:
お金や時間を使う・消費する
英英
To give money to someone in exchange for goods or services, to settle a debt, to compensate someone for their work, or in phrases like 'pay attention' to give attention.
語源
payは、古フランス語paierから英語に入り、中世ラテン語pagareに由来し、もともとは借金や代金の清算を意味した。
コラム
- payは移動のイメージが核で、物理的なお金を渡す場合はpay forのように直接の「渡す」、注意などを向ける場合はpay attentionのように自分の注意を対象へ移す抽象的な「移す」になる
例文
コアイメージ
限られた物や時間から取り出して、減らしていく動作のイメージ。
関連語
使い方
類義語との違い
spend:
時間を使って過ごす、費やす
pass:
時間が経つ、何となく過ごす
waste:
時間を無駄にする、むだに費やす
英英
To use money to buy things or pay for services; to use time doing something or being in a place; to use effort or energy to accomplish a task.
語源
spendは、古英語のspendan(与える、費やす)から来て、もともと「払う」の意味が時間にも広がり「~を過ごす」の意味になった
コラム
- spendは「時間を過ごす/費やす」の意味で、典型的な形はspend time doing(例:spend two hours studying)のように「spend+時間+doing」で表す
例文
He settled into his chair.
彼は椅子に落ち着いた。
コアイメージ
心や状況が安定すること、また請求に対して代金を支払って清算すること
関連語
使い方
類義語との違い
settle:
居場所や心情が落ち着き安定する
resolve:
争いを決着させるが心の落ち着きとは別
solve:
問題を解く意味で似るが心理的落ち着きは含まない
英英
To become or cause to become calm or stable; to pay a debt or bill.
語源
settleは、古英語 setlan『座らせる』が語源で、物を据えて安定させる意味から、状態が落ち着く用法や勘定を落ち着ける=支払う用法に広がった
コラム
- 使い方で意味が変わり、settle downは心や生活が落ち着く、settle the billは費用を支払って終えるといった例がある
例文
コアイメージ
物が外へ放たれることと、人や義務が終わって放たれることを一語で表す感覚。
関連語
使い方
-
discharge into
〜を放出する
-
be discharged from
〜から退院する
類義語との違い
discharge:
放出する(液体・気体・電流などを外へ出す)
release:
物や液体・情報を放出・放す、一般的な表現
英英
To send out or emit a substance such as gas or liquid, to allow or cause someone to leave a place or job, or to perform a duty or pay what is owed.
語源
dischargeは、古フランス語descharger(des-=外へ+charger=載せる)から英語に入り、元の「外へ下ろす」が「放出する」になった
コラム
- 語法としてdischargeは前置詞と共に使われることが多く、'discharge from/into/to'で『どこから/どこへ放出するか』を明確に示す表現になる。
例文
They received three tenders for the construction project.
彼らはその建設プロジェクトに対して入札を3件受け取った。
コアイメージ
調達で契約を得るための申し込みを指し、債務の支払いに差し出す金銭を指す場合もある
関連語
使い方
類義語との違い
tender:
入札や正式提出を指す名詞で、柔らかさを表す形容詞とは別物
bid:
bidは一般的な入札を指し、tenderは公式文書性が強い
英英
A bid or proposal submitted to win a contract or supply goods or services; also an offer of payment.
語源
tenderは、契約や調達での申し込みを示す名詞で、動詞tender(提出する)に由来し、古フランス語・ラテン語が語源で、支払いを表す用法もある。
コラム
- 公告や入札案内などではtenderが単体で用いられ、短い見出しで『入札情報』を示す場合がある
例文
コアイメージ
基金や口座から金を取り出して払う行為を指す
英英
To pay out money, typically from a fund or account, especially as official or recorded payments by an organization.
語源
disburseは、接頭辞dis-(外へ)とburs(e)(財布、ラテン語bursaに由来)から成り、もとは財布から金を出す意味で、のちに資金を支払う意味に発展した
コラム
- 公共団体や企業の会計で使われることが多く、disburse fundsやdisburse the grantのようにfundやgrantと結びついて用いられる
例文
コアイメージ
受取人に金銭を渡して支払うこと、特に企業や保険が約束した金を実際に支払う場面を指す
英英
To give money to someone, especially by a company or insurer, as a payment, settlement, or benefit.
語源
pay outは、pay(支払う)とout(外へ)の結合から生まれ、金を外へ出して相手に渡す=支払うという意味で使われる
コラム
- 企業や保険が約束した金を実際に支払う場面でよく用いられ、名詞payoutは支払い総額や支給金額を示す
例文
コアイメージ
必要に迫られて渋々支払うこと、またはそのために金を工面すること(支払う)
英英
To pay money for something, especially reluctantly or because one is obliged to, or to come up with the money required for a payment.
語源
pony upは、19世紀末の米語俗でponyが金銭を指す俗語として使われたことから金銭を出す意味に発展したと考えられている
コラム
- くだけた口語で相手や状況に迫られて支払うことを表し、文中ではforを伴って何に対して支払うかを示すことが多い
「支払う」のレベル別の例文
- 中学
- 高校・英検2級
The company settled the outstanding invoice three days before the deadline.
- TOEIC・ビジネス
The finance team will disburse the approved funds after reviewing the documents.
- 日常会話
Can everyone ante up five dollars for the farewell gift?
送別の贈り物のために、みんな5ドルずつ出せる?