我慢する
「我慢する」の英語
「我慢する」は英語で put up with と言います。特に can’t stand … で「…が我慢できない」と言い、長く耐えるなら endure、容認なら tolerate、日常的には put up with が使えます。
「我慢する」の英語の使い分け
嫌な人や物事を我慢できないと言うときに、日常会話でよく使います。
迷惑な人や状況を仕方なく我慢する、くだけた表現です。
不快な行為や規則違反などを容認する、やや硬い表現です。
Our company does not tolerate discrimination.
痛みや苦しみ、長期的な困難に耐え続ける硬めの語です。
例文
コアイメージ
体をまっすぐに支える「立つ」の意味が、比喩的に「困難に耐える」へ広がったという見方
関連語
使い方
-
can't stand
耐えられない
-
立ち上がる
-
じっとしている
-
stand tall
背筋を伸ばして立つ
類義語との違い
stand:
立っている状態を表す。体を垂直にしている
sit:
座る状態を表す。お尻で支える姿勢
stay:
その場にとどまることを表す。立つ・座る両方あり得る
英英
To be on your feet in an upright position; to rise from a sitting or lying position; to remain in place; to endure or cope with a difficult situation.
語源
standは、印欧語の語根*sta-「立つ」を受け継ぎ、古英語standanを経て現在のstandになった。ドイツ語のstehenなど同根の語がある。
コラム
- 授業や会話で見かけるstand upやstand outは、物理的な「立つ」から「意見を述べる」「目立つ」へ意味が広がった例で、文脈で意味が決まることが多い。
例文
コアイメージ
食べ物を受けて消化を始める上腹部の臓器という像。動詞用法は不快な事を『受け入れて耐える』という意味。
使い方
-
腹痛
-
胃のむかつき
-
stomach pain
胃の痛み
類義語との違い
stomach:
胃(食べ物を消化する臓器)
belly:
腹部全体のふくらみ。くだけた表現
英英
The organ in the upper abdomen that receives and starts digesting food with gastric juices; also used as a verb meaning to accept or endure something unpleasant.
語源
stomachは、ギリシャ語stomachos由来でラテン語を経て英語化した語で、臓器名として確立した後に比喩的に『我慢する』の動詞が生じた。
コラム
- stomachは体の痛みや消化不良を表す語として症状説明でよく見かけ、動詞to stomachは否定形で使われることが多く、直接目的語に意見や出来事を取ることが多い。
例文
コアイメージ
重い荷物や痛みを受け止めて、壊れずに長く耐え続ける様子
関連語
使い方
類義語との違い
endure:
長く続く苦しさや困難に耐える
bear:
(苦痛・重さ)こらえる、持ちこたえる
tolerate:
(不快・行為)我慢する、許容する
stand:
(嫌なこと)我慢する、耐えられる
suffer:
苦しみを経験する、耐える意味で使うこともある
英英
To stay in a hard or painful situation for a long time without giving up or complaining.
語源
endureは、古フランス語endurer「苦しみや困難に耐える」から英語に入った語で、今も「~に耐える」という意味で使われる
コラム
- endureは「~に耐える」を意味し、痛みや困難を我慢して続けるニュアンスで、見た目にend(終わる)が含まれても「終わる」とは無関係である点に注意
例文
コアイメージ
嫌なことを我慢して耐える意味と、行為や意見を容認する意味の両方をもつ
関連語
使い方
類義語との違い
tolerate:
不快なことを我慢して許容する
accept:
反対せず受け入れて容認する
bear:
苦痛や負担を耐え続ける、強く我慢する
英英
To put up with something unpleasant or painful without complaining; also to permit or accept something, especially behavior or opinions.
語源
tolerateは、ラテン語の同じ語源から派生した形容詞tolerant(寛容な)と仲間で、我慢するという意味を共有する
コラム
- 日常会話では'I can't tolerate ~'のように感情の限界を表す用法が多く、公式文では規則や慣習の許容を示すことがある
例文
I can't put up with the noise.
その騒音を我慢できない。
コアイメージ
周りの望ましくない状態をそのままにして、自分が我慢してやり過ごすイメージ。
類義語との違い
put up with:
嫌なことを我慢して受け入れる(耐える)
tolerate:
嫌なことを我慢して受け入れる、ややフォーマル
bear:
我慢して耐える、やや堅い表現
英英
To tolerate a difficult situation or a person without expressing dissatisfaction.
語源
put up withは、putは置くという基本動作、upは状態を保つ・放置するニュアンス、withは対象を示す語で、対象をそのままにして耐えるという意味を作る
コラム
- 日本人が混同しやすいput up(建てる・泊める)との違いに着目すると、put up with は後に人や状況が続き、不快を耐える意味で使う
例文
コアイメージ
内心の衝動や外からの力に抗して、同じ状態を保とうとすること
関連語
使い方
-
resist the temptation
〜という誘惑を我慢する
-
resist pressure
圧力に抵抗する
-
hard to resist
がまんするのが難しい
類義語との違い
resist:
力や誘惑に逆らって我慢する、抵抗する
refuse:
申し出や要求をはっきり断り受け入れない
英英
To stop yourself from doing something you want to do or having something you really like; to try to prevent something from happening or changing.
語源
resistは、ラテン語resistere(立ち止まって反対する)に由来し、元は反対して止めることを指し、転じて不快や欲望に負けない「我慢する」の意味になった
コラム
- resistは変化や誘惑、要求などを目的語に取って使われることが多く、resist changeのように目的語との組み合わせで意味が明確になる
例文
コアイメージ
一時的な相手の困りごとを我慢してやり過ごす
類義語との違い
bear with:
相手の一時的な困りごとを我慢して対応する表現
wait:
ただ時間を置いて待つだけで対応は含まない
英英
To tolerate someone's temporary difficulty and remain patient until it is resolved.
語源
bear withは、bear=我慢する、with=~とともに、を組み合わせて『人に我慢して付き合う』という意味を表す。
コラム
- 電話中の短い保留や説明を続ける場面でbear with meを使うと相手に待ってもらえる
例文
コアイメージ
祖先、すなわち自分より前の世代にあたる血縁者
英英
A person from whom one is descended; a forefather or ancestor.
語源
forbearは、古英語のforebearに由来し、fore「前」+bear「生む」の組み合わせから前の世代に生まれた者を指す語として発展し「先祖」の意味になった
コラム
- 名詞のforbearは文語的で追悼や系譜の文脈で用いられることが多く、日常語では動詞forbear「差し控える・我慢する」の方が一般的である