任せる

「任せる」の英語

「任せる」は英語で leave it to someone と言います。仕事や責任を正式に委ねるなら entrust、部下に業務を分担させるなら delegate、担当を引き継ぐなら hand off が自然です。

「任せる」の英語の使い分け

例文

She left early.

彼女は早く去った。

コアイメージ

その場を離れて出発し、場合によっては人や物をそこに残す行動

関連語

使い方

  • leave for

    〈場所〉に向けて出発する

  • leave home

    家を出る

  • leave a message

    伝言を残す

類義語との違い

leave: ある場所を離れて出発すること。
go: 目的地へ向かって移動する、出発すること。

英英

To depart from a place or person; also to leave something or someone behind.

語源

leaveは、古英語のlǣfan「残す・許す」から来て、やがて「(そこを)去る、出発する」の意味になった

コラム

  • leaveの中心イメージを「その場を離れて次へ進む」ととらえると、残す(leave behind)や休暇を表す表現(on leave)などの用法と関連づけて整理できる

entrust

[US] entrʌ́st [UK] intrʌ́st

意味

entrustのイラスト

例文

They entrusted her with the paperwork for the entire company.

彼女は会社全体の書類の事務を任された。

コアイメージ

鍵や荷物のように物や情報の世話を相手に預け、責任を移す

関連語

使い方

  • entrust somebody with something

    〈人〉に〈任務・責任〉を任せる

  • entrust something/somebody to somebody

    〈物・人〉を〈人〉に託す

類義語との違い

entrust: 物や仕事を人に任せ、管理や処理を委ねる
trust: 人の能力や誠実さを信じて任せる
assign: 仕事や役割を特定の人に割り当てる

英英

To give someone the responsibility to take care of something important or to handle a task.

語源

entrustは、接頭語en-(~に)と名詞trust(信頼)を合わせて作られ、(人に)信頼して任せるという意味を持つ。

コラム

  • entrustは鍵や重要書類、重要な仕事など信頼関係が前提の受け渡しの場面で使われる表現である。

delegate

(動) déligèit (名) déligət

意味

delegateのイラスト

例文

I delegated the task to him.

仕事を彼に任せた。

コアイメージ

自分の仕事や責任の一部を他の人に渡してやってもらうイメージ

関連語

使い方

  • delegate tasks to somebody

    〈仕事〉を〈人〉に任せる

  • delegate responsibility to somebody

    〈責任〉を〈人〉に委任する

  • delegate authority to somebody

    〈権限〉を〈人〉に委任する

類義語との違い

delegate: 仕事や権限を他人に委ねる
assign: 仕事や課題を割り当てる、担当させる

英英

To assign tasks or responsibilities to someone else, often someone with less authority, so they can act on your behalf or represent a group.

語源

delegateは、ラテン語のdelegare(人を任せる・送る)が元で、de-(離れて)+legare(送る・委ねる)から「~を委託する」の意味になった

コラム

  • ビジネスでは上司が部下に責任と権限を移して業務を任せる場面で delegate が使われることが多い。

hand off

hǽnd-ɔf

意味

hand offのイラスト

例文

He handed a new project off to me.

彼は私に新しいプロジェクトを任せた。

コアイメージ

物や仕事を自分の手から他人の手へ渡して責任を移すイメージ

関連語

類義語との違い

hand off: 自分の手から他人の手へ責任を移して任せる意味
give: 単に与える広い語で公式な引き継ぎとは異なる場合が多い
pass: 一時的に他人に回す場面でよく使う

英英

To give responsibility for something to someone else.

語源

hand offは、hand(手)+off(離す)の組み合わせで、物や仕事を手から離して他人に渡す=任せるという意味

コラム

  • スポーツの受け渡しの比喩が由来で、職場ではプロジェクトや業務を別の担当者に引き継ぐ場面で自然に用いられる表現

「任せる」のレベル別の例文

「任せる」を英語にするときのよくある間違い

  • × I delegated the report him.

    ○ I delegated the report to him.

    delegate では、任せる仕事を目的語にし、人の前には通常 to を置きます。

  • × I entrusted him the keys.

    ○ I entrusted him with the keys.

    entrust は人を使う場合、with something の形にします。

「任せる」の英語についてよくある質問

Q. 「任せる」を英語で一言で言うと?
日常会話では leave が一般的です。例えば Leave it to me. で「私に任せてください」という意味になります。
Q. entrust と delegate の違いは?
entrust は重要な物や仕事を信頼して委ねる表現です。delegate は主に上司が部下へ仕事や権限を割り振るときに使います。
Q. 「任せる」のビジネスメールでの言い方は?
担当業務を割り振るなら delegate、重要な仕事を委ねるなら entrust が使えます。hand off は担当の引き継ぎに使えますが、やや口語的なので、正式なメールでは transfer responsibility などが適する場合もあります。
Q. 「任せた!」「任せたよ」と一言で相手に頼む英語は?
カジュアルに「任せた!」と言うときは、All yours! や Over to you!、I leave it in your hands! がよく使われます。作業や発言の順番などを相手に渡す際の定番フレーズです。例文: The rest is all yours!(残りは任せたよ!)。相手の決定や好みに任せたいときは It is up to you! もぴったりです。
Q. 「判断を任せる」と「作業を任せる」の英語の使い分けは?
選択や決定を相手に委ねるときは It is up to you、具体的な作業や対応を任せるときは leave it to を使います。up to you は「君次第だよ」と判断を預ける表現で、leave it to you は作業そのものを代行してもらう際に適しています。例文: Which movie do you want to see? It is up to you.(どの映画が見たい?任せるよ)。
Q. 「任せて」と「任せた」の英語の混同を防ぐには?
自分が引き受ける「任せて」は Leave it to me、相手に託す「任せた」は I will leave it to you です。代名詞が me(私)か you(あなた)かで主客が正反対になるため注意しましょう。また、相手に「頼んだぞ、任せたよ」と託す場面では I am counting on you!(頼りにしてるよ)と言い換えるのも自然です。
Q. 「君を信頼して任せるよ」と相手に伝えたいときの英語は?
信頼を込めて任せるときは count on や trust を使います。I am counting on you! は期待を込めて「頼りにしてるよ、任せたぞ」と伝える表現です。また、相手の判断力を信じて委ねる場合は I trust your judgment.(君の判断に任せるよ)と言うと、深い敬意と信頼を伝えることができます。
Q. 飲食店で「お任せで注文します」と英語で言うには?
レストランでシェフや店員に任せる場合は、Chef's choice や recommend を使います。代表的な言い方は I will have the chef's choice.(シェフのお任せにします)や Please choose for me.(お任せで選んでください)です。なお、和食店では omakase という表現が英語圏でも広く通じます。

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