残虐な

「残虐な」の英語

「残虐な」は英語で cruel と言います。人や行為の残酷さには cruel や brutal が一般的です。生々しい描写には gruesome、硬い文章でむやみな破壊には wanton を使います。

「残虐な」の英語の使い分け

wanton

[US] wɑ́ntən [UK] wɔ́ntən

意味

wantonのイラスト

例文

The company was fined for its wanton destruction of protected land.

その会社は保護地のむやみな破壊で罰金を科された。

コアイメージ

理由や目的に基づかず、むやみに物事を壊したり傷つけたりする

関連語

使い方

類義語との違い

wanton: 理由なくひどい、理不尽に乱暴な様子
cruel: wantonは理由なく破壊、cruelは相手を残酷に扱う性質
willful: wantonは目的性が薄いこと、willfulは故意であることを強調

英英

Deliberately causing harm or damage without any reason, often in a reckless or immoral way.

語源

wantonは、中英語で「抑えのきかない」を意味し、用法の変化により不必要に破壊的で無差別な行為を表す語になった

コラム

  • 綴りが似るwonton(ワンタン)とは全く別語で、口語より書き言葉で使われることが多く、硬めの文章で見かける語

例文

The dictator's bestial crimes horrified the world.

独裁者の残虐な行為は世界を震撼させた。

コアイメージ

理性を離れて本能や衝動で振る舞い、獣じみた残虐さを示す

英英

Marked by animalistic or instinctive behavior, showing savage impulses or brutal force rather than controlled human conduct.

語源

bestialは、ラテン語bestia「獣」+-alから作られ、もともとは「獣に関する」を意味し、後に「理性を欠いた残虐さ」を表すようになった。

コラム

  • 文学や歴史記述では人間の野性や非人間性を対比する表現として用いられ、登場人物や出来事の非人道性を際立たせる際に使われる

例文

Witnesses recounted the gruesome details of the accident.

目撃者は事故の凄惨な詳細を語った。

コアイメージ

暴力や傷の生々しさが強く感じられ、見る者に強い嫌悪や恐怖を与える意味で凄惨なと表現される

英英

especially involving injury or blood.

語源

gruesomeは、中英語の grue(ぞっとする)に形容詞化接尾辞 -some が付いて「ぞっとする・凄惨な」という意味に発展した語

コラム

  • 凄惨なは事故や犯罪の現場描写で用いられやすく、詳細を強調する語で日常の軽い不快さには用いない

例文

Reports described the sanguinary uprisings in the region.

報告はその地域での流血を伴う蜂起を伝えた。

コアイメージ

流血を伴う出来事や行為で血が多く流れるさまを示す

英英

Marked by or involving bloodshed, especially describing events or actions characterized by violent blood loss.

語源

sanguinaryは、ラテン語sanguis「血」に由来し、接尾辞-aryが付いて血に関する性質を表す語として古フランス語を経て英語に入った

コラム

  • sanguinaryはsanguine(楽観的)とは異なる語で、文語的に戦闘や蜂起などが流血を伴ったことを強調して記述する際に用いられる

例文

The invading army launched a slaughterous assault on the border town.

侵略軍は国境の町に残虐な襲撃を仕掛けた。

コアイメージ

意図的で激しい殺傷を伴い、多くの被害や苦しみをもたらすことを示す

英英

Characterized by deliberate, extreme violence or mass killing; emphasizes intentional brutality rather than accidental harm.

語源

slaughterousは、slaughter(大量殺害や屠殺を意味する語)に接尾辞 -ous が付いて「残虐な」の意味に発展した。

コラム

  • slaughterousは文学や報道で攻撃の残虐性を強調する語として使われるが、日常会話では稀である

「残虐な」のレベル別の例文

「残虐な」を英語にするときのよくある間違い

  • × wonton acts

    ○ wanton acts

    wontonは食べ物のワンタンで、残虐なという意味にはなりません。

  • × He did cruel.

    ○ He was cruel.

    人の性質を表す形容詞は、通常be動詞の後ろに置きます。

「残虐な」の英語についてよくある質問

Q. 「残虐な」を英語で一言で言うと?
cruel が最も一般的で、幅広い人や行為に使えます。攻撃などの激しい残虐さには brutal もよく使われます。
Q. cruel と brutal の違いは?
cruel は思いやりのなさや残酷さを広く表します。brutal は攻撃や扱いの激しさ、容赦のなさを強調します。
Q. 「残虐な」のビジネスメールでの言い方は?
行為を非難する文章では cruel や brutal が使えます。理由なく行われた破壊には、硬い表現の wanton も使えます。

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