精通している
「精通している」の英語
「精通している」は英語で be familiar with と言います。知識や経験があることを幅広く表せる基本表現です。技能の高さなら be adept at、実際的な事情への詳しさなら savvy が自然です。
「精通している」の英語の使い分け
be familiar with
知識や経験があり、ある事柄をよく知っている一般的な表現です。
be acquainted with
事柄への基礎知識や、人との面識をやや丁寧に表します。
知識だけでなく、技能を実際に使いこなせることを表します。
実際的な知識や判断力があり、事情に詳しいというくだけた表現です。
例文
コアイメージ
自宅にいる状態を指し、比喩的には物事に慣れていて自信を持っている状態
関連語
類義語との違い
at home:
自分の家で過ごしている状態(家で)
home:
副詞として用いられ、文脈により「家へ(方向)」や「家で(位置・状態)」を表す
英英
In one's home or residence, or used figuratively to mean being comfortable with or knowledgeable about something.
語源
at homeは、at=場所を表す前置詞でその場にいることを示す。home=家や住まいを指す。合わせて「家という場所にいる」を表し、結果として「家で」を意味する。
コラム
- go homeは移動を表すためtoを伴わず「家へ帰る」、一方at homeは到着後や現在の状態を表す「家にいる/家で」で用法が異なる
例文
He is acquainted with the principal.
彼は校長と知り合いである。
コアイメージ
人は顔見知りで面識がある状態、事柄は基礎的な知識や経験で慣れている状態
関連語
使い方
類義語との違い
acquainted:
人を知っている、顔や名前を知っている程度
familiar:
よく知っていて親しみがある
close:
acquaintedより親しく深い関係を表す
英英
To be acquainted means having knowledge of a person or thing—knowing someone socially or being familiar with a subject—without implying close intimacy or full expertise.
語源
acquaintedは、もともと人を紹介して「知っているようにする」という意味で使われ、次第に「知り合いである」という状態を表す言葉になった
コラム
- acquaintedは be acquainted with の形で使われ、人に対しては面識の程度、事柄に対しては基礎的な知識や慣れを表し、knowより丁寧でやや距離を置く言い方
例文
コアイメージ
習得した技術や知識を場面に応じて適切に使いこなせる状態
類義語との違い
be adept at:
習得した技能を的確かつ自然に使える高い習熟度
be good at:
単に上手な状態を指し、熟練度の程度はケースにより異なる
英英
To have a high level of skill or ability in a particular activity or task.
語源
be adept atは、be=〜である、adept=上手・熟練した、at=〜において、を組み合わせた語
コラム
- be adept atは「~がうまい」を表す表現で、後に名詞か動名詞が続きやすく対象の技能や習熟度を簡潔に示す(例:be adept at negotiating=交渉がうまい)
例文
She is politically savvy.
彼女は政治の事情に詳しい。
コアイメージ
物事をうまく対処するための、実際に使える知識と判断
関連語
使い方
-
politically savvy
政治に詳しい
-
technically savvy
技術に詳しい
-
media savvy
メディアに詳しい
類義語との違い
savvy:
実務で使える知恵と判断で、他語より具体的な手腕を指す
knowledgeable:
幅広い知識を持ち情報量が多い点で異なる
shrewd:
機転が利き利害を有利に判断する点が強い
resourceful:
困難を工夫で切り抜ける柔軟さと実行力がある
astute:
状況を素早く見抜き的確に判断する点が強い
英英
Shrewd and experienced in practical matters; able to understand situations and act effectively.
語源
savvyは、スペイン語saber(知る)から来た言葉が航海者の英語を通じて入り、「知っている」から実務的な知恵=手腕の意味に発展した
コラム
- savvyは形容詞的に使われることが多く、political savvyのように分野語と組み合わせる表現とShe is savvyのような述語用法が両方見られる。
例文
The committee is au courant about the policy changes.
委員会はその政策変更に精通している。
コアイメージ
精通していることを表し、最新の出来事や情報を把握している状態を指す
英英
Well informed about recent events or developments; having up-to-date knowledge of a subject.
語源
au courantは、フランス語の表現で文字通りは「流れにある」を意味し、courant(流れる・現在のもの)に由来して英語に借用され『精通している/最新事情に通じている』という意味になった。
コラム
- フランス語由来で英語でもそのまま用いられ、新聞や公式文書で『精通している』『最新事情に通じている』と表す際に使われる
例文
コアイメージ
ある分野や事柄について十分な知識や理解を持っている
英英
Well informed about or knowledgeable of a particular subject or situation.
語源
au faitは、フランス語の語句で、faitは「事実・行為」を意味し、auと結びついて『事柄に通じている』という意味で英語に取り入れられた。
コラム
- フォーマルな文脈で使われることが多く、withとともに「〜に精通している」と表現することが一般的である。
例文
She is conversant with international regulations.
彼女は国際規則に精通している。
コアイメージ
精通していること、つまりある分野について十分な知識や経験を持ち問題なく扱えることをさす
英英
Familiar with or knowledgeable about a subject; having sufficient knowledge or experience to discuss or handle matters related to it.
語源
conversantは、ラテン語conversari(交わる・付き合う)を経て英語のconverse(会話する)に接尾辞 -ant を付けて形容詞化した語で、ある事柄に詳しい意を表す
コラム
- conversantは'conversant with'である対象に精通していることを表すフォーマルな語で、会話能力を指すと誤解されやすいが文脈で区別される
例文
She is versed in classical literature.
彼女は古典文学に精通している。
コアイメージ
ある分野について深い知識や経験を持っている状態を指す
英英
Having knowledge, experience, or skill in a particular subject or activity, typically expressed with the pattern 'be versed in + topic'.
語源
versedは、ラテン語vertere(回す)に由来するラテン語versus(列、詩節)→古フランス語経由で英語verseとなり、その過去分詞形が比喩的に『〜に精通している』の意味に拡張された。
コラム
- versedは通常inを伴って用いられ、後に続く分野を示して『〜に精通している』と表す
「精通している」のレベル別の例文
「精通している」を英語にするときのよくある間違い
× I am acquainted to this subject.
○ I am acquainted with this subject.
acquaintedは通常withとともに使います。
× I am familiar to the system.
○ I am familiar with the system.
人が詳しい場合は、通常familiar withを使います。