ずっと
「ずっと」の英語
「ずっと」は英語で all the time と言います。時間の長さなら for a long time、比較で「ずっと〜」なら much more や by far、始めから続くなら all along を使います。
「ずっと」の英語の使い分け
「いつも」「しょっちゅう」と、習慣的な繰り返しを表す日常表現です。
I think about that song all the time.
私はいつもその歌のことを考えています。
for a long time
ある期間にわたって続く状態や出来事に使う、標準的な表現です。
比較級の前に置き、ほかと比べて差が大きいことを強調します。
最上級や比較級と使い、ほかよりもはるかに上回ることを示します。
例文
He studies all the time.
彼はいつも勉強している。
コアイメージ
一つの性質や行動がたえず時間の中に存在しているイメージ。
関連語
類義語との違い
all the time:
いつも、常に。口語で頻繁に使う
always:
いつも。習慣や事実に使う基本的な副詞
constantly:
絶えず・何度も。繰り返しや連続を強調し、いやな感じや過剰さを示すことがある
英英
語源
all the timeは、all=すべて、the=その、time=時間・時。すべての時間を指すつながりで、常に・いつもを表す。
コラム
- all the time を文字どおり「すべての時間」と解釈する誤りがあるが、実際は「いつも・しょっちゅう」の意味である
例文
コアイメージ
量や程度が大きいイメージで、文脈によっては否定で「あまり〜ない」と訳されることがある。
関連語
使い方
類義語との違い
much:
量や程度が大きいことを表し、否定で「あまり〜ない」と訳される
a lot:
主に肯定で用い、口語でmuchよりよく使われる
英英
Used as a pronoun or adverb to refer to a great quantity or extent; in negative sentences it often means 'not much'.
語源
muchは、プロト・ゲルマン語*mikilaz(大きい)に由来し、「大きい」から「量が多い=たくさんの」へ意味が移った
コラム
- 肯定ではa lotがよく用いられ、否定文ではnot ... much、疑問文ではhow much?の形で現れる。
例文
コアイメージ
終わりがすぐ来ない、かなりの長さの時間
類義語との違い
for long:
会話で短く言う『長い間』を表す
for a long time:
書き言葉で好まれる『長い間』を表す
long:
否定文や疑問文でよく使う短い言い方
for ages:
くだけた表現で非常に長い時間を意味する
英英
An adverbial phrase meaning 'for a long time', typically used in negative sentences and questions.
語源
for longは、for=〜の間を示す前置詞、longは「長い」という意味を表す語で、forによる時間の枠を長くすることで「長い間」を意味する
コラム
- 書き言葉ではfor a long timeが好まれる一方、会話では短くfor longで済ませる傾向がある。
例文
This book is much more interesting than the last.
この本は前の本よりいっそう面白い。
コアイメージ
ある状態や量がそれまでに比べてずっと強くまたは多くなる。
関連語
類義語との違い
much more:
moreの直前で強調し、ずっと程度が大きいことを表す
a lot more:
かなり多く、くだけた言い方で頻出
far more:
はるかに多く、差が大きいことを強く表す
even more:
さらにいっそう程度が大きいことを表す
英英
To a greater extent or degree; significantly more than something else.
語源
much moreは、much=量や程度が多い、more=さらに多いを並べた形。強さを重ねることで「いっそう」「さらに」と言いたいときの意味になる。
コラム
- 「much more + 形容詞/副詞」は「much + more(比較級)」と混同されやすく、前者は more の直前に置いて強調する点が目印。
例文
コアイメージ
ほかと比べて差がとても大きく、はるかに前に出ているイメージ
関連語
類義語との違い
by far:
比較級や最上級と組み、差が非常に大きいことを強調する
much:
比較級の前で『ずっと』と程度を強める
easily:
最上級前で『断然』と評価を強める用法がある
far and away:
最上級と組んで差を強調する表現で、書き言葉でも用いられる
英英
To a great extent; much more than anything else.
語源
by farは、by=基準やそば、far=はるかに遠い、を合わせた形。基準から大きく離れていることを示し、群を抜いてずば抜けての意味になる
コラム
- 比較級や最上級と組み、形容詞や副詞の前に置いて程度を際立たせる表現
例文
He stayed all the way to the end of the presentation.
彼は発表の最後まで残った。
コアイメージ
出発点から到着点まで通して進む像、またはある動作や状態が最初から最後まで続く像
関連語
類義語との違い
all the way:
距離や労力を強調し動作が最初から最後まで続くことを示す
completely:
程度が完全で距離や移動を含まない
entirely:
全体にわたる完全さを示し距離より程度重視
throughout:
始めから終わりまでの全期間にわたることを示す
英英
Covering the whole distance from one place to another, or continuing through an entire process, often implying effort or persistence.
語源
all the wayは、all=すべて、the way=道や行程。行程の全部を通ると考えると、途中でやめず遠くまで行く=はるばるの意味になる
コラム
- all the wayは「はるばる」の意味で、距離や労力を強調して出発点から到着点まで行くことや、動作が最初から最後まで続くことを表すため、travelやgoなどの動詞と一緒に使われやすい。
例文
I knew all along.
私はずっと知っていた。
コアイメージ
「ずっと」の意味で、始めから終わりまで変わらず続いている
英英
Throughout the entire period; continuously or from the beginning to the end.
語源
all alongは、all(全体)とalong(~を通して)が結びつき、直訳的には「全体を通して」の意味から慣用的に「ずっと」という意味で定着した表現である。
コラム
- all alongは「実は最初からずっとそうだった」を短く伝える表現で、気づきや非難、納得を示す文脈で用いられることが多い。
「ずっと」のレベル別の例文
「ずっと」を英語にするときのよくある間違い
× I have lived here all the time.
○ I have lived here for a long time.
all the timeは「いつも・しょっちゅう」で、継続期間にはfor a long timeが自然です。
× This one is all the time better.
○ This one is much better.
比較級を「ずっと」と強めるときはmuchを使います。