かろうじて

「かろうじて」の英語

「かろうじて」は英語で barely と言います。ぎりぎり達成したことを表す基本語で、barely pass のように使います。勝敗や回避が僅差なら narrowly、何とかできたなら just manage to も使えます。

「かろうじて」の英語の使い分け

  • barely

    ぎりぎりで達成したことを表す、最も基本的な副詞です。

    She barely caught the last bus home.

    彼女はかろうじて最終バスに間に合いました。

  • narrowly

    勝敗や回避などが僅差だった場面で使うやや硬めの語です。

    Our team narrowly won the championship game.

    私たちのチームは決勝戦にかろうじて勝ちました。

  • just manage to

    努力や困難の末に、何とかできたことを表す自然な表現です。

    We just managed to meet the revised deadline.

    私たちは何とか修正後の締め切りに間に合わせました。

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例文

I just finished my homework.

たった今、宿題を終えました。

コアイメージ

時間的に「たった今」のごく短い範囲を指し、ちょうどやかろうじての意味を含む。

関連語

使い方

類義語との違い

just: たった今(直前)起こったことを表す副詞
now: ちょうど今、現在の瞬間を指す副詞
already: 既に起きていて、予想より早いことを示す副詞
yet: 否定や疑問で使い、まだかどうかを問う副詞

英英

Only a short time ago; at this moment or at that moment.

語源

justは、英語が古フランス語から借りた語で、まず「正しい・ぴったり」を示し、そこから「ちょうどその時=たった今」という時間の意味に広がった

コラム

  • 英訳や空所補充で時間の用法なら『たった今』と考えると時制判断の手がかりになり、現在完了や直近の過去を示す可能性に注意できる。

barely

bέərli

意味

barelyのイラスト

例文

The student barely passed the exam.

その生徒は試験にかろうじて合格した。

コアイメージ

ほとんどない差や時間で何かが成立する境目の状態

関連語

使い方

  • barely pass

    かろうじて合格する

  • barely make it

    かろうじて間に合う

  • barely manage to

    かろうじてやり遂げる

類義語との違い

barely: かろうじて成り立つ、最低限の余裕で
hardly: ほとんど~ないと訳す、否定に近い言い方

英英

Only with a lot of difficulty or effort; almost not at all; used to show that something happens right after something else; used before amounts or numbers to highlight that they are very small.

語源

barelyは、形容詞bare(裸の、最低限の)に副詞語尾-lyがついてできた語で、「ぎりぎりの状態」を表し、そこから「かろうじて」の意味になった

コラム

  • barelyは「ぎりぎりで達成」のニュアンスで、hardlyやscarcelyは「ほとんど〜ない」を強めに表す点で意味の使い分けが必要。

narrowly

nǽrouli

意味

narrowlyのイラスト

例文

He narrowly avoided an accident.

彼はかろうじて事故を避けた。

コアイメージ

ごく狭い隙間をぎりぎりで抜けるような状態

関連語

使い方

  • narrowly beat

    〈人〉にかろうじて勝つ

  • narrowly avoid

    〜をかろうじて免れる

  • narrowly fail

    惜しくも失敗する

類義語との違い

narrowly: かろうじて、わずかな差で
barely: ぎりぎりで成立する、かろうじて
hardly: かろうじてに近いが否定的で「ほとんど〜ない」感が強い

英英

In a way that allows for only a small difference or margin; just enough to succeed or happen.

語源

narrowlyは、形容詞narrow(狭い)に副詞の-lyがついた語で、狭い差や余地を表すことから「かろうじて」の意味になった。

コラム

  • narrowlyは形容詞narrow「狭い」と混同されやすいが、副詞として「かろうじて〜した/ほとんど〜しなかった」を表す点で意味が異なる

例文

He managed to get a word edgewise during the heated debate.

彼は白熱した討論の間にかろうじて一言言うことができた。

コアイメージ

議論や混雑した場面でかろうじて発言や割り込みができる状態をさす

英英

only just; scarcely; commonly used to describe managing to say or do something during a difficult or crowded situation.

語源

edgewiseは、edge(端)に由来し、物理的な『端を通す』という意味が比喩化して『かろうじて』の意味になった。

コラム

  • 日本語訳はかろうじてだが、英語では物理的な向きと会話上の割り込み双方の意味で使われ、文脈によりどちらの意味か判断する必要がある

例文

The theory was tenuously connected to the available evidence.

その理論は利用可能な証拠にかろうじて結びついていた。

コアイメージ

証拠や支持が乏しく、関係や主張がかろうじて成り立っている状態を示す

英英

link, or condition holds only barely.

語源

tenuouslyは、ラテン語tenuis『薄い』から派生したtenuousに語尾-lyが付き副詞化した語で、薄さが弱さや不十分さを表すことからかろうじての意味となった。

コラム

  • 例文のようにtheory was tenuously connectedは理論と証拠の結びつきが弱くかろうじて成り立っていることを示す。

「かろうじて」のレベル別の例文

  • 中学

    He could barely see the road in the fog.

    彼は霧の中で道路がかろうじて見えました。

  • 高校・英検2級

    She narrowly escaped serious injury during the mountain hike.

    彼女は山歩き中、重傷をかろうじて免れました。

  • TOEIC・ビジネス

    We just managed to meet the revised deadline despite delays.

    私たちは遅れがあったものの、修正後の締め切りに何とか間に合わせました。

  • 日常会話

    I barely made it to the movie on time.

    映画にかろうじて時間どおり間に合ったよ。

「かろうじて」を英語にするときのよくある間違い

  • × I barely missed to catch the train.

    ○ I barely missed the train.

    miss はこの意味では目的語に名詞を取り、to不定詞は続けません。barely missed the train は「列車にかろうじて乗り損ねた」という意味です。

  • × I could barely to finish the report.

    ○ I could barely finish the report.

    助動詞 could の後ろは動詞の原形を使います。

「かろうじて」の英語についてよくある質問

Q. 「かろうじて」を英語で一言で言うと?
barely が最も基本的です。「かろうじて試験に合格した」は I barely passed the exam. と言えます。
Q. barely と narrowly の違いは?
barely は達成できた余裕のなさ全般に使い、narrowly は勝敗や事故の回避など、結果の差が僅かな場面で使うのが一般的です。
Q. 「かろうじて」のビジネスでの言い方は?
何とか達成したことなら just managed to が自然です。We just managed to meet the deadline. で「何とか締め切りに間に合わせました」となります。
Q. 「かろうじて間に合った」はどう言う?
結論として、日常会話では I barely made it. が最もよく使われます。make it は「間に合う」を意味し、barely と組み合わせることでギリギリ間に合った状況を表せます。終電などに滑り込んだ場面なら I barely caught the last train.(かろうじて終電に間に合いました)のように動詞 catch を使って表すことも一般的です。
Q. hardly と barely の違いは何ですか?
結論として、barely は「かろうじて〜ある」と事実を肯定的に捉えるのに対し、hardly は「ほとんど〜ない」と不足や否定を強調します。どちらも準否定語ですが、I barely passed the exam は「かろうじて試験に受かった」と合格を表す一方、I hardly passed とは言いません。hardly は I hardly slept(ほとんど眠れなかった)のように使います。
Q. 「かろうじて〜できた」を動詞で言うには?
結論として、manage to に動詞の原形を続ける表現が適しています。困難を伴いながらも何とかやり遂げたニュアンスが含まれます。例えば We managed to meet the deadline. で「私たちはかろうじて締め切りに間に合わせることができました」という意味になります。苦労や奮闘の末に達成した場面を自然に伝えられます。
Q. barely を使う際の文法上の注意点は?
結論として、barely はそれ自体が否定に近い準否定語のため、not と併用して二重否定にしないことが重要です。また、文頭に置いて強調する際は疑問文と同じ倒置が起きます。例えば Barely did I have time to eat.(かろうじて食事をする時間があった)のように、助動詞や動詞が主語の前に来る倒置の語順になります。
Q. 「かろうじて」を表す英語の慣用句は?
結論として、ネイティブがよく使う代表的なイディオムに by the skin of one's teeth があります。「間一髪で、かろうじて」という意味で、I passed by the skin of my teeth.(かろうじて受かりました)のように使います。また、試験などをギリギリ通過する場面では scrape through も定番の表現です。

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