帰する
「帰する」の英語
「帰する」は英語で attribute A to B と言います。ascribe A to B も使えますが、より硬い書き言葉です。日常会話では、よい結果なら credit、悪い結果なら blame が自然です。
「帰する」の英語の使い分け
attribute A to B
原因や結果を何かに結び付ける、標準的で幅広く使える表現です。
ascribe A to B
学術論文や報道など、やや硬い書き言葉で原因を示します。
Researchers ascribed the temperature rise to urban development.
credit A to B
よい結果や成功を、人や努力などの功績として認める表現です。
blame A on B
悪い結果や失敗の原因を、人や物のせいにする口語的な表現です。
例文
Scientists ascribe the decline of the species to habitat loss.
科学者たちはその種の衰退を生息地の喪失に帰している。
コアイメージ
見えない原因を出来事のそばにラベルで貼るように結び付けるイメージ。
関連語
使い方
-
ascribe to
〜に帰する
類義語との違い
ascribe:
出来事や性質の原因を~に帰す
attribute:
原因や性質を~に帰するが、やや形式的に使うことが多い
blame:
悪い出来事の責任や原因を~のせいにする
credit:
良い結果を~の功績や原因と見る
英英
To think that something is caused by a particular person or thing.
語源
ascribeは、ラテン語ascribere(ad=~へ+scribere=書く)から。もともとは「~に書きつける」という意味で、そこから「~の原因を帰す」の意味になった
コラム
- 会話より学術論や新聞で目にすることが多く、受動態の表現例として 'X is ascribed to Y' が原因帰属を説明する典型的な用法である。
例文
コアイメージ
人や物が持つ性質や特徴で、機能・見た目・性格など他と区別する要素を指す
関連語
使い方
-
attribute of
〜の属性
-
one of the attributes
属性の一つ
類義語との違い
attribute:
内的な性質や原因を含む区別できる性質を指す
quality:
性質の良し悪しや度合いを表す語を指す
feature:
外から見える特徴や目立つ機能を表す語を指す
英英
A quality or characteristic of a person, thing, or group.
語源
attributeは、ラテン語→古フランス語→英語と渡り、もとは『与えられる』という考えから物や人の持つ特質を指す語になった
コラム
- 動詞としては'attribute A to B'の形で用い、AをBに帰する(AをBのせいにする)という意味で原因と結果を結びつける表現になる。
例文
コアイメージ
出来事の原因や出どころを特定の人や物につなげる。
類義語との違い
attribute to:
書き言葉で原因を対象に帰する表現
ascribe to:
attributeより形式的で学術的
credit to:
好結果を人に帰する時によく使う
blame on:
悪い結果を責める意味で使う
英英
To say that something is caused by a specific person or thing, or to believe that a certain quality belongs to someone or something.
語源
attribute toは、attribute=ある性質や原因をそのものにすること、to=〜へ向けることを合わせた形。出来事の理由や性格を人や物に向けるイメージから「〜に帰する」という意味になる
コラム
- 報道や論説など書き言葉で原因の帰属を示す場面によく登場し、日常会話ではblameやcreditなどで言い換えられることがある点を押さえる。
例文
Many historians impute the poem to a single author.
多くの歴史家はその詩を単一の著者に帰している。
コアイメージ
ある事柄の原因や責任、作品の帰属を特定の人物やものに帰する
英英
To attribute something to a person or thing; to ascribe responsibility, blame, or authorship to a source.
語源
imputeは、ラテン語imputare(in-「~に」+putare「考える、評価する」)から入り、ある事柄を特定の対象に帰するという意味に発展した。
コラム
- imputeは書き言葉で用いられることが多く、原因・責任・作品の帰属などを誰かに帰する場面で使われ、一般にtoとともに用いる。