詭弁
「詭弁」の英語
「詭弁」は英語で sophistry と言います。もっと具体的に、論理的に誤った主張なら a fallacious argument、個々の詭弁的な主張なら a sophism とも言えます。casuistry は事例に基づく判断や、否定的にはこじつけの理屈を指す専門語です。
「詭弁」の英語の使い分け
例文
コアイメージ
詭弁として弱い理屈で相手を納得させようとすることだが、元来は事例に基づく判断手法を指す
英英
Arguments that seem logical but are actually unsound and used to justify or excuse actions; historically, the term also denotes case-based moral reasoning.
語源
casuistryは、ラテン語 casus(事例)に由来し、英語では当初事例に基づく倫理判断を意味したが、近代以降は論理の誤魔化しを指す語義が強まった。
コラム
- 日常では否定的に使われる「詭弁」という意味で馴染むが、倫理学の文脈では事例ごとの検討を指す専門用語として用いられる。
例文
The committee's debate descended into pettifoggery over formatting details.
委員会の議論は書式の詳細についての些細ないちゃもんに陥った。
コアイメージ
些細ないちゃもんをつけて本筋をそらす行為を指す語
英英
The act of making petty, trivial objections or quibbling, often diverting attention from the main issue.
語源
pettifoggeryは、pettifogger(小さな訴訟や言葉の綾で相手を出し抜くような小法廷弁護士)に由来し、些細な揚げ足取りやこせこせした詭弁を指すようになった
コラム
- 古風で批判的な語であり、正式な議論や批評で相手の小さな欠点を取り上げて論点をずらす行為を非難する際に用いられる
例文
The politician's speech was full of sophistry intended to mislead voters.
その政治家の演説は有権者を誤導するための詭弁に満ちていた。
コアイメージ
詭弁として、論理の誤りや巧妙な詐術で相手を誤導する議論を指す
英英
Arguments that rely on fallacies or deceptive reasoning to persuade, often prioritizing persuasion over truth.
語源
sophistryは、ギリシャ語のsophia(知恵)に基づき、古代のsophist(弁士)から転じて説得重視の誤った論法を意味するようになった。
コラム
- 英語でsophistryは単に巧みさを褒める語ではなく、論理的に誤っていたり意図的に真実を覆い隠す議論に対する批判語として使われる
例文
コアイメージ
詭弁は見かけは筋が通っているが論理的に破綻している主張で、真偽をごまかすために用いられる
英英
sophism an argument that appears logical but is actually fallacious, used to mislead or to avoid answering a question.
語源
sophismは、ギリシャ語sophisma(巧妙な議論)に由来し、sophos(賢い)から派生して表面はもっともらしいが誤った論法を指すようになった。
コラム
- 例文のように、詭弁は質問への直接の回答を避けるために批判や問題点を覆い隠す表現として使われることが多い
「詭弁」のレベル別の例文
- 中学
His answer was just sophistry, not a real answer.
彼の答えは本当の答えではなく、ただの詭弁でした。
- 高校・英検2級
The speaker supported his opinion with a fallacious argument.
- TOEIC・ビジネス
The manager rejected the proposal as sophistry because it ignored the safety data.
- 日常会話
Don't try to win the argument with sophistry.
詭弁で議論に勝とうとしないでください。